SW-PBM #116 ちるどれんず・ぱにっく! とつにゅう |
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■ 【レブス別宅・内部】 |
玄関と勝手口の二手に別れた一行。
合図と共に内部に突入する。
予想していた待ち伏せはなかった。人の気配もあまりしない。
そして、奥の部屋からは呻き声が聞こえ続けている。
■リシィア To:ユウル |
ここまで来ると、はっきり聞こえますね。 特に罠は無さそうですし、奥の部屋へ行ってみましょう。 |
■ユウル To:リシィア |
他に誰もいなさそうだね…うん。行ってみよう。 |
周囲に注意を払いつつ、奥へ向かう。
廊下に沿っていくつかの扉があった。
声はその一番奥の扉から漏れ聞こえてくる。
■リシィア |
あそこですか……。 |
一番奥の扉の前まで進んで、扉を開ける。
■ 【勝手口組】 |
■アルテナ To:ハティノス |
だれもいないな…? もしや、慎重すぎて賊に逃げられたか? ハティノス、なにか異常ないか? ……何か、孤児院の方が心配になってきた。 |
■ハティノス To:アルテナ |
えぇ、中からうめき声が聞こえるだけですね 僕も孤児院が心配です。 はやく中の様子を調べましょう |
■ 【待機組】 |
■ヴィタリ To:ルフナ |
さて、どうなるかだな。ルフナもしっかり見張ってくれよ。 |
言いながらも、怠りなく辺りに目を配る。
■ルフナ To:ヴィタリ |
みんなは優秀だから大丈夫だろうけど、わたしたちで失敗しちゃったら大変だもんね。 |
■ 【屋敷内】 |
玄関と勝手口、二手に別れていたパーティが再び合流する。
そして、慎重に声のする扉を開けると……。
そこには、身体を縄で縛られ、猿轡をされた男女がいた。
■アルテナ To:ALL |
あれは!? イメルダ殿か? |
辺りを確認し、すばやく駆け寄る。
■女性 To:ALL |
むー! ん〜む〜う〜っ! |
■リシィア To:女性 |
あなたが、イメルダ様ですか? |
問いかけつつ、女性の猿轡を外す。
■イメルダ To:リシィア |
ぷはっ! イメルダはあたしだけど……あんたたちは? あ、それどころじゃない! アイツはどこ行った? 突然押し入ってきたかと思ったら、いきなり人を殴りつけてくれちゃって。気がついたらこの有様よ。 あ〜悔しい! 今度どっかで会ったら必ず殴り返してやるんだから! |
■アルテナ To:(独り言) |
威勢がいいな。なるほど、あの孤児院をまとめるだけはある(苦笑) あっ、そうだ。おおい、ヴィタリ、ルフナ。もういい、イメルダ殿を保護したぞ。こっちは大丈夫だ! |
■ルフナ To:ALL |
イメルダさん無事だったんですね!良かった良かった。 |
■ユウル To:イメルダ、男性 |
私たちはイメルダさんの依頼を受けた、冒険者です。 あなた達を閉じ込めた犯人は誰です?どこに行ったかわかりますか? |
男性のほうの猿轡を外しながら問う。
■レブス To:ALL |
ぶはっ! あ、あいつだ。ソーマだ! 突然押し入ってきて、「契約は破棄する」とか何とか言ってこんな姿にされた。 くそ、やはりあんな奴を信用するんじゃなかった……。 あああ、屋敷の方を荒らされてたりしないだろうな……。 |
話ぶりから見て、男性がレブス主人であるらしい。
■アルテナ To:レブス |
その口調からすると、レブスとはおぬしのことだな。 契約とはなんのことだ?なぜ、こんなところにいる? |
■レブス To:アルテナ |
え? あ、いや、その……。 |
しどろもどろ。
■イメルダ To:ALL |
そーよ! この男ったらあたしをここに閉じ込めて、おもちゃにしようとしてたのよ! ったく、雇い主だからって調子に乗るな! |
■アルテナ To:イメルダ |
おもちゃあ? |
■ルフナ To:レブス&ALL |
おもちゃだなんてサイテーね。 この人ここにこのまま縛っておいても良いんじゃない? |
■リシィア To:ルフナ |
それでは駄目ですよ。ちゃんと、自分のしようとした事の責任は取って頂かないといけません。 |
■ユウル To:レブス |
その計画を手伝ってたソーマに裏切られて、閉じ込められてたと。 奴がどこへ行ったかは、見当もつかない? |
■レブス To:ユウル |
知るわけがないだろう。 まったく、これだからごろつきは嫌なんだ。 これが商売人だったら、契約を違えたりなどしないのに。 |
■イメルダ To:レブス |
アンタがそれを言うか。 あたしが商会で働く契約には、おもちゃにされますなんてなかったはずだけど? |
■イメルダ To:ALL |
ところで、依頼ってゆーとウチの子達を見てくれって頼んだ? それが何でこんなところにいるの? |
■ハティノス To:イメルダ |
孤児院に石が投げ込まれたり、放火されたりいろいろ事件がおきたんです それとイメルダさんの失踪が何か関係あるんじゃないかってことであなたの行方を探していたんですよ |
■ユウル To:イメルダ |
派遣協会をやめる、なんて他人の筆跡で書かれた手紙が届いたんで、危ないことになっているんじゃないかと心配してたんですよ。 |
■ハティノス To:ユウル&イメルダ |
あぁ、そうそう、手紙でしたね(汗 |
■イメルダ To:ALL>レブス |
手紙? 知らないわね。 さてはそれもアンタの仕業か? |
■レブス To:イメルダ |
う、あ、いや。 ひえぇ、許してくれ。お前を手に入れようとしたら孤児院や協会との関わりが邪魔だったんだ。 だから…… |
■ハティノス To:レブス |
ふざけるな! お前のせいであの子達がどんな思いをしたと思ってるんだ・・・・くそ! |
■ハティノス To:ALL |
とにかく、ここでもたもたしている意味はありません ソーマがどこに行ったのか考えるよりもまず孤児院の安否を確認しに行きましょう! |
■アルテナ To:ハティノス&ALL |
あの、筋肉男がヤケを起こしていないといいが…… おい、レブス。貴様も孤児院までついて来い。その後、余裕があれば、手を貸してやる。 貴様も共犯のようだからな。嫌とはいわさんぞ。 |
■レブス To:アルテナ |
は、はいぃ。 |
■イメルダ To:ALL |
あの子達にまだ何かあるっていうの? ……急ぐわよ! |
■ユウル To:ALL、レブス |
ごめん、孤児院も心配だけどこれだけ人数がいれば大丈夫だろうし、私は一応レブス氏の私邸を見て回ってくるよ。 できることならあいつを捕まえたいしね。 (レブスに)ソーマがアジトにしてた場所とか、家とか知らないの? |
■レブス To:ユウル |
知るはずがないだろう。 そもそもがアイツから話を持ちかけてきたんだ。 私はそれに便乗しただけだよ。 |
■アルテナ To:レブス |
偉そうに言うんじゃない! |
レブスの頭をどつく。
■ハティノス To:ユウル |
あっ、うん! そっちは頼みます 僕たちも孤児院の安全を確保できたら向かいますから無茶はしないで下さいね |
■ヴィタリ To:ALL |
ユウル独りだと少々心配だな。わたしも御一緒しよう。 |
■リシィア To:ユウル&ヴィタリ |
私もそちらに行きます。 孤児院の方も心配ですけれど、もうソーマには孤児院を狙ってもメリットが有りませんし、アイレン様達がお留守番をして下さっていますしね。 |
■ルフナ To:ALL |
わたしは孤児院に行きます。 お互い気を付けて行ってきましょう。 |
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