仲間捜しの酒場2 | Scenario #114 |
とってもおいしぃはなし |
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銀の網亭 カウンター |
レジーとは対照的に。晴れやかな顔をしてエルフがカウンターに座る。
■ランバート To:おやじ |
こんにちは、おやじさん。お久しぶりです。 久々に依頼を成功裏に納めてここに戻って来れました。 これも、日頃の修行の成果がようやく出てきたのかもしれません。(本当か?!笑) |
■おやじ To:ランバート |
ランバートよ…お前さんの言う、日頃の修行ってのは… |
”くだらないダジャレを考える事じゃなかったか?”と小さく首をかしげる。
■ランバート To:おやじ |
また一緒に修行の旅に出てくれる仲間を探そうと考えていますが、とりあえず一息つこうと思いますので、私にも<クルミ>ティーと<ミルク>パンを・・・いや、<ミルク>ティーと<クルミ>パンを頂けますか? |
■おやじ To:ランバート |
…ミルクパンってのはあるんでな、うっかり出ちちまう所だぞ? しかし…クルミティーってのは想像もつかんな…。 |
はぁ…と、溜息をつきつつ、しかしちゃんとクルミパンとミルクティーが出てくる。
店にいる者を眺めていたザンセールの目の動きが、一カ所で泊まった。仲間探しの掲示板である。
探偵とは面白そうだ。
駆け出しなら駆け出しなりに、徐々に人が増えてきた店の中からそれらしきものを探すとまっすぐに走り寄った。
■ザンセール To:レジー |
ちわ〜す。兄ちゃん探偵だってかぁ?俺ぁせぇきん冒険始めたザンセールってんだけど、なんか色々きかせたってくんねぇかい? |
■レジー To:ザンセール |
ん?確かに俺は探偵だが・・。 あんたここは初めてかい? ここではまず6人揃わないと仕事を受けれないのさ。 そういうわけで俺も今一緒に仕事をする仲間を捜しているところだ。 もし良かったら一緒にやるかい? (しかし俺はドワーフに好かれるオーラでもでてんのかね?(笑)) |
■ザンセール To:レジー |
ほぉ、なるほど。参考になるねぇ。っしゃぁ、早速探そうじゃねかぁ。 んで、どういったヤツを捜せばいいんでぇ? |
■レジー To:ザンセール |
そうだな・・。 とりあえず魔法が使える奴はいるな。 いわゆる魔術師様だ。 もう1人前に出れる奴がいてもいいだろうな。 |
■ザンセール To:レジー |
なぁるほどねぇ………。そんじゃぁ、早速そういうヤツを探してくらぁ。 ちっと待っててくんな。 |
ザンセールはそのままレジーの元から離れていった。
ザンセールはレジーから少し離れて辺りを見回していた。
しばらくすると、先ほどレジーを見つけたときと同じ表情が浮かんだ。
■ザンセール |
おぉ〜、なげぇ耳にほせぇ体。あれがエルフってヤツかぁ。どれどれどんなヤツだろ。 |
先ほどと同じ勢いでランバートの隣に座ると、大声で挨拶した。
■ザンセール To:ランバート |
こんちわ〜、エルフの兄ちゃん。エルフはすべからく魔法がつけぇるって話を昔聞いたんだがぁ、本当かぃ?ホントだったら俺たちと一緒に仕事受けねぇかぃ?今の俺の相方ぁそこにいらぁ。 |
と、少し離れた位置に座っているレジーを指さした。
■ランバート To:ザンセール |
初めまして。エルフがすべからく<魔法>が使えるというのは、<まぁ、ほぅ>んとうの事ですよ。私ももちろん使えます。 私も、一緒に修行の旅に出てくれる人を探していました。 喜んで、ご一緒させていただきます。 あ、遅れましたが、私はランバート=アゲインという者です。 |
真面目な顔で受け答えして、右手を差し出す。
差し出された方はといえば、出された手をしばしまじまじと眺めていたが、すぐに満面の笑みを浮かべて固く固く握り返した。
■ザンセール To:ランバート |
エルフってぇのは握手の習慣があんのかぁ。また一つ勉強になったなぁ。 俺も遅れて悪ぃが、見聞を広めるためにピムラを勢いで飛び出てきたザンセールってんだぁ。んじゃ、よろしく頼まぁ。早速相方んとこいこぉぜぇ。 |
と、握手の手を握ったままレジーの所へ向かった(笑)。
レジーが一人カウンターにて座っていると、ランバートの手を握りしめ、ずるずる引きずるようにしてザンセールが戻ってきた。
■ザンセール To:レジー |
うぉっす、ただいま。魔法使いのエルフをさっそく探してきたぞぉ。次はどういうのがいいんだぃ? |
■レジー To:ザンセール |
はやいな(笑) |
■レジー To:ランバート |
おお、ランバートじゃないか、久しぶりだな。 またよろしく・・・た・・のむよ・・・? |
二人が手を繋いだままこっちに来たことに気付く。
■レジー To:ランバート&ザンセール |
まぁ・・その・・なんだ。 道は険しいだろうががんばれよ。 |
ま。人それぞれ趣味趣向はあるしネヽ(´ ▽ `)ノ。
■レジー To:ランバート&ザンセール |
さて、とりあえずテーブルを確保するかな。 ん・・6番が空いてるな、あそこにしよう。 |
二人の関係を誤解した探偵は、そのまま二人を残すようにさっさと6番テーブルへ移動する。
妖しい思惑がカウンターにて発生している横で、今度は元気の良い声が店内に響く。
■シャイアン |
たのもー! |
店の入り口で、何やら声を張り上げている少年がいる。ひどい東方なまりだが、どうやら挨拶をしているようだ。
■シャイアン |
やあ、やはりにぎやかなのは良いでござるな〜 |
カウンターにトコトコと歩いていき、ちょこんとイスに座る。
■シャイアンおやじ |
おやじ殿、ご無沙汰していたでござるな。 ちゃーんと生きて還ってきたでござるよ〜? ん、ではエールと焼き魚をお願いするでござるかな。 あう、久しぶりにお酒が飲めるでござる〜♪ |
■おやじ To:シャイアン |
エールとサーモンの塩焼きでいいか? |
直ぐに注文の品を出してくれます。
■シャイアン To:おやじ |
あう、かたじけないでござる〜 |
■おやじ To:シャイアン |
あぁ、お前さんが戻ってきたから、もっと賑やかになりそうだな。(笑 |
■シャイアン To:おやじ |
さようでござるなあ、ご所望とあらば一曲歌ってもよいでござるよ〜? あ、いや。今日は次の仕事と相棒を探しに来たのでござった・・・ 前回の旅では魔法の力に色々助けられたでござるからなあ。 精霊使いのリッキ殿はなかなかの魔力の持ち主でござった。 今回も魔法使いの方がいると良いでござるなあ 後で、探してみるでござるかな |
出てきたメニューを突つきながら、しばらく周囲を見ているようだ。
銀の網亭 6番テーブル |
一人、さっさとテーブルを確保したレジー。
■レジー |
いやはや、まいったね。 (まさか二人がああいう関係だとは・・) さて、気を取りなおして仲間を探すか。 |
勘違いしたままだった。
そこへ、相変わらずザンセールと握手したままのランバートが、
■ランバート To:レジー |
レジーさん、お久しぶりです。 またよろしくお願いしますね。 先ほど、道は<険しい>とか言っていましたが、 その通りです。修行の道は、辛く厳しく<険しい>ものです。 でも私は、ま<けわしぃ>ません! 共に頑張りましょう! |
と言って、相変わらずの真面目顔で今度はレジーの手を握る(笑)。
仲良くテーブルにて手を繋ぐ、3人3種の野郎陣形完成。
■レジー To:ランバート |
は・・はは。 いや〜、俺とランバートが進む道はちょっと違うんじゃないかなぁ(汗 カ、カウンターに面白そうな奴がいるようだから ちょっと声かけてくるぜ。 |
ランバートから逃げるように、レジーはカウンターへと移動していった。
■ザンセール |
なにが参ったのかしらねぇけど、あと3人だな。っと、もう行っちまいやがった。何で逃げるようにしてるんだか………。まぁ、いいか。次は誰にしたもんかねぇ………。 |
と、改めて辺りを見回し始めた。
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