Sword World PBM
Scenario Index
SW-PBM #93
姿無き悪魔

▲ [2] ▲ 第3章 The route of infenction [3] ▼ [4] ▼

このページでは新しい投稿が下に表示されます。

村の広場・早朝

早朝。村の広場の掲示板には人が集まっていました。
掲示板には、奇病の検査・感染防止のため、 村民にとりあえず3日間の間は仕事を含めて村から出ない旨の注意が書かれています。
■村人A
3日もかよ。これから収穫で忙しいってのに。

■村人B
仕方あんめぇ。変な病気さ広がっでるし。

■ジーク To:ALL
影響大きかったですねぇ(^-^;
許可制にした方がよかったですかね?

■リシィア To:ジーク
大変でしょうけれど、しかたがありませんね。
まだ感染を見分ける方法がありませんし、それで被害が拡大したら……。
今は、私達に出来る事を確実にやっていきましょう。
それが皆さんの為になるのですから。

■シロフィーヌ To:ジーク
それに、許可したものの帰ってこなかった、となったときがやっかいでしてよ?

■ジーク To:リシィア&シロフィーヌ
そうですね。
これはなるべく早く対処法を見つけないと行けませんね。

今後の予定を話し合っていると、そこに村人が叫びながら走ってきました。
■ジーク To:ALL
酒場の方はまだ開いてないでしょうし、先にブレナーさんのお宅の方に行ってみましょうか?
フォードさんの家も調べたいですし。

■村人C To:ALL
大変だぁッ!!うちの牛がッッ!!

■アルテナ
牛?盗まれたか?

■リシィア To:ALL
行ってみましょう。
なにがあったのかは、予想できますけれど(^^;
……それとも、不用意に近付くのは危険でしょうか?

■シロフィーヌ To:リシィア
わたくしも行くべきだと思いますわ。
危険のほうは、精霊のことをよくご存じの方々に注意していただくと言うことで対処できるのではないかと思いましてよ。

■ジーク To:ALL
しかし人間だけでなく牛もですか・・・。

■シロフィーヌ To:ALL
動物全部が危険ということなのかもしれませんわね。

■アルテナ To:シロフィーヌ
食べるものも危険と言うことになるな。

村人C(ロディ)の納屋前

村人Cの住居脇にある納屋の外。
筋肉や内臓を露出した牛が横たわり、今も白煙を上げながら溶解を続けていました。
納屋の中ではもう一匹の牛が悲しそうにその光景を見ています。
■村人C To:ALL
ど、どうしたら・・・・

村人Cはあまりの光景にただオロオロするばかりです。
■ジーク
うわ・・・・・(−−;

■シロフィーヌ To:村人C
どうすることもできませんわ。これ以上近づくのは危険です。
できるとしたら、むこうにいる牛を速やかに殺すとか、この納屋ごと焼却するとかでしょう。

■ジーク To:シロフィーヌ > 村人C
そこまでさすがに(^-^;

可哀相かと思いますが、それ以上納屋には近づかないでください。


村人Cはただ頭を抱えてうずくまります。
■リシィア To:ALL
こうなってしまっては、もう手遅れでしょうね……。

リシィアはセンスマジックを使って、視界内に魔法的な力が働いていないかを調べます。
特に反応がないことから、この現象が魔法的な力によるものではないことが判明しました。
■シロフィーヌ To:ALL
それにしても、意外と長い時間かけて溶けていくんですのね。
テスラ様にも一緒に来ていただいた方がよかったかもしれませんわね。

■ジーク To:シロフィーヌ
あ、そうですね(^-^;
間に合うかもしれませんので急いで呼んできましょう。

ジークはテスラを呼びに診療所に走ります。
■アルテナ To:ジーク
ガードナー殿も一緒に頼む!

ジークは振り返らずに、手で了解の合図を伝えます。
■アルテナ To:村人C
ちと来てくれないか。話を聞かせてくれ。
昨日までは牛はなんともなかったんだな?
念のためにお主や家族も検査を受けたほうがいい。

■シロフィーヌ
(え?)

シロフィーヌは急に悪寒がしてそれが村人Cから漂ってきていることに気がつきました。
咄嗟に村人Cから距離を取ります。
振り返る村人Cの顔は赤黒く泡立ち、崩れ始めていました。
■アルテナ To:村人C
なぁっ…!?

■村人C To:アルテナ
あ・・あ・・・あああ・・・・た・・・すけ・・・

差しのばした手からも溶解した皮膚や肉が滴り落ち、白煙を上げながら蒸発していきます。
■村人D(ギャラリー)
うわあああああああああああッッ

■村人E(ギャラリー)
ひ・・ひぃぃ・・・・

一瞬にして辺りはパニックになりました。
野次馬は我先にとその場を逃げ出します。
■イルミナ To:アルテナ
下がって!
煙も吸い込んじゃ駄目よ!

イルミナの言葉にとっさに腕で口をふさぎます。
■リシィア(ひとりごと)
ああ……マーファよ……。

リシィアは逃げ出した人々の特徴を出来るだけ記憶します。
■イルミナ To:ALL
この人(村人c)に何か感じた?
私には何もわからなかったわ...
それにしても、今の野次馬の中にも感染した人がいないとも限らないわね、困ったわ...

■アルテナ To:イルミナ
光だ……光の精霊力のバランスがとれていなかった………
まさかとは思うが……(やはり、あの遺跡と関係が?…)

■リシィア To:イルミナ
私にも、何もわかりませんでした……。
野次馬の方々もそうですが、すでに私達も感染している可能性は十分にありますね……(^^;

■シロフィーヌ To:イルミナ
気がついたのは溶け始める直前でしたわ。
これだけ前兆がない病気では、警戒していてもほとんど意味をなしませんわね。
あのときのおばさまのことも少し心配になってきますわ。

■イルミナ To:シロフィーヌ
あの方は、アランさんの治癒を受けていらしたから大丈夫でしょう
...あっ、ジークさんが戻ってらしたようです


▲ [2] ▲ 第3章 The route of infenction [3] ▼ [4] ▼

GM:ふびらい犯
hiro-est@tim.hi-ho.ne.jp