神殿より帰還 Scenario #92
宝玉の乙女


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湖の中 神殿前
 像を手にし、神殿を後にする一行。
 神殿から像を離していっても、別段神殿が崩壊するような事はなさそうである。


 水中
 水面を目指して泳ぐ一行。
 レジーの手の中の像は。怪しくも禍々しく光を放っている。


 湖岸
 何とか水面へと辿り着いた一行。
 湖の畔には険しい表情のモーニーが立っていた。
■ モーニー To:冒険者
(エルフ語)
 お前等……何をやらかしてきた……(--#

 相変わらずエルフ語のみで話しかけてくるモーニー。
 例のごとく通訳が入る。
■ フレイム To:モーニー
(エルフ語)
 第一声でそう言われるほど、変化に富んでしまいましたか・・・

■ モーニー To:フレイム
(エルフ語)
 かなりな。

■ソフィティア To:モーニー
 あら、まだいたの?

■ モーニー To:冒険者
(エルフ語)
 「いたの」ではない。「来たの」だ。
 ……しかし、その像……

 レジーの手の中にある像を見て、よりいっそう眉をひそめる。
■レジー To:モーニー
 なにもしてないぜ?
 ただ像を持って帰っただけだ。
 そうそう、マーメイドから伝言だがな・・。
 像は汚れた、このまま湖に置いておけばより凶悪になるだけだ・・・だとさ。
 俺達が神殿に行った時から、像はこの状態だったな。

■ モーニー To:レジー
(エルフ語)
 ふん。お前等が湖に入ったから像が汚れたかもしれないだろう。
 判ったような口を利くな。
 ……村長に報告せねばならない。ついてこい。

 そう言い放つと、またしてもすたすたと進み始めた。
■ フレイム To:モーニー
 時間的に、それは無理だと思うのだが・・・・・・まあ、どうせ聞く耳も無いのだろうな。

■レジー To:モーニー
 ひどい言われようだな(苦笑)

 っておい、水から上がった直後だから身体が重いんだって。
 おーい・・・聞いちゃいねぇ。
(とは言え俺だってなんで像がこうなってんのか気になるし・・・ついていくか)
 やれやれ、強行軍だな、こりゃ(笑)

 移動しようとしたレジーは、湖の畔に人数分の布が置いてあるのを見つけた。
 どうやら、これで体を拭えとでもいうのだろうか?
■ソフィティア To:ALL
 とりあえず、用意してくれたこの布を使わせてもらって、取れるだけ水分取っちゃいましょう。靴の中気持ち悪いし。

■ フレイム
 ふ・・ん・・・俺はさして濡れた気もしないが・・・ありがたく使わせて貰うか。

 用意されていた布で身体のあらかたの水分をぬぐい取った一行。
 すたすたと先に進むモーニーを追って村へと戻った。

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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp