| ちっちゃいの？ | Scenario #92 |
| 宝玉の乙女 |
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| 湖の中 水面よりやや深いところ |
湖の奥底からやってきた、小さな緑色の生き物。
なにやら、ぴーぴーと冒険者達に話し掛けようとしているらしい。
しかし、残念なことに誰もその言葉がわからない。
| ■ フレイム To：ＡＬＬ |
| ・・・これは・・・人・・いや、魚か？ |
人とも魚ともつかぬその生物。
ナニか、必死に訴えようとしているらしい。
今のところ敵意のようなものは感じられない。
| ■ソフィティア To:ALL |
| う〜ん、不思議な生き物がいるんだね。 |
| ■エルファ To:ALL |
|
あ〜これ！ あれ！あれ！あれ？ こ〜喉んとこまで出てきてるんだけど、ええと、あ〜〜 ・・・まーまれーど？ って、それはジャム！あ〜う〜 |
あと一歩で思い出せないエルファ。頭を抱えて身を捩ると体が回る〜(笑)。
| ■ランバート To:ALL |
|
おや？これはマーマンの子供のようですねぇ。 普通は、極端に人を嫌っているはずだから、自分から近づいてくるなどは殆どないはずだと聞いていますが……よほど何か慌てているのでしょうか？ それに……おかしいですね。マーマンといえば、海に住んでいるハズですが……ここは湖ですよねぇ？ ずいぶん深く潜ったから、どこかで海と繋がっているのでしょうかねぇ？ |
| ■レジー To:ランバート |
|
さすが、博識だね。 子供だから好奇心旺盛で近づいて来たのかねぇ？ |
| ■ 魚？人？ To：ALL |
| ぴぃ〜〜！！ぴぃ〜〜ぴぃぴぃぃぃ〜〜〜(TT) |
| ■ランバート To:ALL |
|
う〜ん、マーマン語は知らないですからねぇ。 何か恐ろしいものにでも襲われたのかな？ |
不思議そうに見るランバートをよそに、マーマンの子は何かを訴えようとしているようとも見れる。
しかし、言葉がわからないので、一切何を言いたいのかも判らない。
| ■ソフィティア To:ALL |
| だれか、何を言ってるか判る人いる？ |
仲間を見るも、みな首を振る。
| ■エルファ To:ALL |
|
まーまん・・・そっか〜マーマンか〜 ・・・すっごく言いたそうな感じはひしひしと伝わってくるんだけどねぇ・・・ ま、ここでお互い困りあっててもしょうがないし、とりあえず、少しでも下に降りよう？ もしかすると、マーマンの大人がいて、もしかすると、共通語かエルフ語かを喋ってくれるかもだし〜 いざとなったら、ジェスチャーで何とか！（笑） |
そう前向きに考え、さらにもぐろうとするエルファ。
その姿に、一緒についていこうとする子マーマン。
| ■エルファ To：子マーマン |
| ん〜？一緒に来る〜？ |
エルファの問いに答えるまでもなく、冒険者に付いていくようである。
もっとも、エルファの問いの内容も判ってないだろうし、仮に答えたとしても、その答えは冒険者に伝わらないであろうが……。
| ■ランバート To:ALL |
|
どうやら一緒についてこようとしているところを見ると、何か危機があって我々にそこに連れて行きたいのでしょうかねぇ？ 先ほど精霊が言っていた『コワイ〜ノ、オッキ〜ノ』って奴に関係あるかも知れませんから、ここからは隊列を組んで十分に警戒して潜りませんか？ |
そう言いながら、右手に杖をしっかりと握り直す。
| ■エルファ To:ALL |
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そだね、視界も悪いし 気をつけて、れっつご〜 |
| ■レジー To:小マーマン |
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ったく、なにかあったら動いてアピールしろよ？ 言葉はわかんねーんだからな。 |
そう言いつつ子マーマンを小脇に抱きかかえようとするも、するっと逃げられる。
人間を恐れているからであろうか？
| ■ フレイム To：子マーマン |
|
・・・ふ・・ん・・・警戒されてはいるか・・・ それ以上に危険なものでも・・・あると言うのか？ |
| ■レジー To:フレイム |
| いやいや、俺が嫌われてるだけだろ（笑） |
確かに、急に抱きかかえようとすれば相手はびっくりするだろう。
そんなのどかなをしていると、
| ■エレボス To: |
| う〜、う〜、う………… |
その横ですでに顔色を紫に変えみんなとは反対の水面に行こうとするエレボス一人。
しかし、意と反して上手に泳げる事なく逆にどんどんと沈んで行く。
| ■レジー To:エレボス |
|
おお、エレボス気合入ってんな。 すごいスピードでもぐって行くぞ？ |
何か違う。
| ■ フレイム To：エレボス |
|
エレボス・・・・エレボス！ ・・・・・・何をしている・・・護符が効いていないのか？ |
| ■ エルファ To：エレボス |
|
エレボスさん！？ ・・・もしかしなくても、息してないんじゃないですかぁ〜 |
心配するフレイムとエルファをよそに、どんどんとエレボスは潜って……いや、沈んで行く。
はたしてどうなる！エレボス！
| ■エレボス To: |
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(心の声) も・もうダメ……、エリミヤ・シンルーごめん……、 ぐはぁ…… ……… …… … あれ？ 息が出来る。 あ!! そう言えばマーテルさんが呼吸が出来るって言ってたっけ(苦笑) |
水に入る緊張か、肝心な事を忘れていたようだ。
何はともあれ無事呼吸も取り戻し、これにて一安心か？
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