SW-PBM #87 覗き魔にご用心!? 玉の輿に乗りますか? |
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クローディウス家 |
お昼を回って。
バーモントに呼び出されたルークスが屋敷へとやって来た。
■ルークス |
いきなりなんだろうねぇ。 結婚式の段取りか何かかな……。 |
2階(?)の窓からルークスの姿を確認して、
■アルテナ To:ALL |
うう…本当にすぐに来おった…ヒマ人め………… |
後ろを振り向いて。
■アルテナ To:サナリア |
じゃあ、打ち合わせ通りドアの前で部屋の様子を聞いているんだ。 少ししたら合図を出す。そうしたら踏み込んで、ルークスに恨み言の一つでも言ってやれ いいか、あくまでも断られても仕方ない、と言う感じに持っていくんだ。 |
■パオル To:ALL |
なんだかアルテナさん、生き生きしてますよね?(^−^ |
■アルテナ |
…はぁ、本当にわたしが応対しなきゃならんのか……ルーシア、何事も経験だぞ。 今ならまだ代わってやれるぞ? |
未練がましい。
■ルーシア To:アルテナ |
頑張ってね(にこ) |
ひらひらと手を振っている。
■アルテナ |
ぐ……… |
玄関まで出て、
■アルテナ To:ルークス |
い、いらっしゃいませ、ルークスサマ。お待ちしておりました。 案内いたします。こちらへどうぞ。 |
■ルークス To:アルテナ |
おっ、アルテナちゃんじゃない。 今日もメイド服が可愛いね。 アルテナちゃんが案内してくれるのか。いいですよ、何処にでも付いて行きますよ。 ご希望なら、ベッドにもお付き合いしましょうか? |
そんな事をのたまいながら、さりげな〜く近づいて、肩に手を回そうとする。
されるがままうつむき加減。実は口が引きつっているかも。でもがまんがまん。
■アルテナ To:ルークス |
可愛いのは服だけですか……? (はぁー落ち着け、落ち着け、サナリアのためだ) |
少し潤んだ目をしつつも、わざと少し視線をはずす。
■ルークス To:アルテナ |
そんな事ない! アルテナちゃんも可愛いよ、もちろん。 言わなくても態度で分かってくれるかと思ったんだけどなー。 あ、でもやっぱり口で言ってもらえた方が嬉しいよね? うん、可愛いよ、アルテナちゃん♪ 今まで出会った女性の中でも5本の指に入るね。 可愛くておしとやかでとっても女性らしいもんね。 |
知らぬが仏。
そしてアルテナが拒絶しないのをいいことに、肩に手を置いて抱き寄せる。
アルテナ、びくっと体が反応。でもこらえる。
■アルテナ To:ルークス |
…失礼を申しました。こちらのお部屋です。 すぐお飲み物をお持ちします。 |
■ルークス To:アルテナ |
うんうん、よろしくねー。 ちゃんとアルテナちゃんが運んできてね。 |
一礼して部屋を出る。少しして”ドゴッ!”と壁にすごい音が響いたりして(笑
■ランバート To:アルテナ&ALL |
うーん、血の雨が降らないことを祈りましょう(^^;; |
■アルテナ To:サナリア&ALL |
いいな、いつでも踏み込める体制にしておけよ。 |
”早く助けに来てくれ”カモ(笑
■パオル To:アルテナ |
了解っ!! |
■ルーシア To:アルテナ |
ちゃんと勉強させてもらうわよ |
■ルークス |
アルテナちゃーん、まだぁ〜? |
待ちわびる声が聞こえる……。
少ししてドアをノックする音が。
■アルテナ To:ルークス |
お待たせしました。紅茶でございます。 熱いのでお気をつけくださいマ…きゃっ☆ |
■ルークス |
危ないっ! |
突然何も無いところでつまづいて前のめり。当然紅茶の射程範囲内にはルークス。
紅茶を浴びるのも構わず、倒れ込むアルテナを抱き止める。
■アルテナ To:ルークス |
ル、ルークスサマ!お怪我はございませんか!? |
■ルークス To:アルテナ |
ああ、大丈夫……ちょっと熱かったけどね。 それより、アルテナちゃんこそ大丈夫? 怪我はない? 紅茶、掛からなかった? |
紅茶の香る濡れ髪から雫が落ちるのも気にせず、まずはアルテナの身体の方を気に掛ける。
もちろん、アルテナに心配を(してないけど)掛けないため、にっこり微笑んで自分は何ともないことをアピール。
いや、何ともない事はない筈なんだが……プレイボーイの面目躍如といったところであろうか。
■アルテナ |
(こやつ……叫ぶと思ったのに…あなどれんな) |
確信犯だったらしい(笑
そしてルークスはプレイボーイらしく(?)受け止めた身体を離さず、そのまま抱き締める(笑)
■アルテナ |
なっ………? |
■ルークス To:アルテナ |
アルテナちゃん、ヒドイよ……。 俺にはサナリアという婚約者がいるのに……。 俺、君に本気になっちゃいそうだよ……? |
■アルテナ |
(な、なんだこいつ…!?……い、いかん!たしかこんなときに!) だ、だめ…!オ、オトノサマ、オタワムレヲー |
……どこかで妙な本を読んだらしい。変なアクセントをつけつつ、部屋の外に漏れるくらいの声で。
■ルークス To:アルテナ |
戯れなんかじゃないさ……。 |
■ランバート To:ALL |
(芝居がかった声で) おや?なにやら<奇声>が中から聞こえませんでしたか? <気のせい>? <木の精>? |
そう言いながら、ばーんと扉を開く。
■ルーシア |
(…おとのさまって誰よ?) |
とか思いつつランバードに続いて中へ…。
ひしっと、抱き合っているルークスとアルテナがみんなの前に顕わに(笑)
■ランバート To:ALL、ルークス |
(さらに芝居がかった声で(笑)) こ、これは! 確か、ルークスさんはサナリアさんと婚約中とお聞きしましたが?(笑) |
■アルテナ To:ランバート |
(助かったー!(T-T)) |
……とアルテナが安堵するのも束の間。
ルークスの口から爆弾発言。
■ルークス To:ALL>バーモント、サナリア |
ああ……みんな。 丁度いい、みんな聞いてくれ。証人になって欲しい。 バーモントさん、申し訳ありませんが今回の結婚……なかったことにしていただきたい。 理由は……サナリアさんより、好きな女性が出来てしまったから、です。 |
言いつつ、ぎゅっとアルテナを抱擁(笑)
■アルテナ To:ルークス |
え………? |
■ルークス To:ALL |
ルークス・ウォイルはこの女性、アルテナと結婚します。 |
■アルテナ To:ルークス |
え……ええええーーーーーーーーーーー! |
既に呼び捨てになっている(笑)
そして皆の視線などお構いなしに、アルテナの唇を奪いにかかる(ぉ)
■ルーシア |
(ルークスって人は節操がないのかしら…それともホントに一目ぼれ?) |
ルークスをよく知らないルーシアは、ルークスの変わり身の早さに驚いている。
■ルーシア |
(まぁ、予定通りなんだから、どっちでもいいわね。 これからアルテナがどうするか見ておかなくちゃ…。) |
後学のために動向を見守るルーシアだった。
■ルークス To:アルテナ |
さあ、アルテナ……Yesと言っておくれ……。 |
囁きながら(笑)だんだんと互いの顔が近づいてゆく……。
■アルテナ To:ルークス |
だ、だめぇ!(@_@) |
ルークスを突き飛ばし、壁まで逃げる。肩で息をしている。
■アルテナ To:ルークス |
(い、いかん、このままでは……ないか、なにかないか?………そうだ!) …ベル! |
ベルの腕をつかんで引っ張ってだきしめる。
■アルテナ To:ルークス |
ルークスサマ……わたし……だめです…………ルークスサマとは……… だってわたし………………! |
いきなりベルの顔をこちらにむけて、ベルの顔にギリギリまで自分の顔を近づける。
■ベル To:アルテナ |
ん……♪ |
近づけられた顔にべる・あたっく(笑)
見事なキスシーンの完成。
■アルテナ To:ベル |
む、む〜!? (ああっ、こいつ!?) |
あくまでもふりだけだったのに(←ベルはそう思っていません)
しばらく時間をおいてから、
■アルテナ To:ルークス |
………わかっていただけましたでしょうか? ……申しわけありません、それでは失礼します……。ベル、行きましょう。 |
さっさと、でも何処かぎこちない動きでルークスの視界から消える。
■ルークス |
……アルテナ……。 |
廊下に出て少しして、ぺたんと座り込む。震える手で放心状態で唇に触れている。
……ひょっとして、ファーストKissだったの?
いやぁ、もしそうだったら悪いコトしちゃったねぇ(邪)
■ルークス |
ああ、アルテナ……。 キミがそんな趣味の持ち主だったなんて……。 でも、大丈夫だよ。俺は決してキミを諦めない。 いつか、その倒錯した趣味もきっと治してみせる。 そして、必ず俺に振り向かせて見せる。 ……そんなわけですので、バーモントさん。先ほども言いましたが、この結婚はなかったことに。 あ、ご心配なく。ちゃんとお詫びは致しますので。 後ほど家の方から連絡をさせます。この度は本当に申し訳ありませんでした。 |
ぺこりと一礼すると、さっさと屋敷から出ていく。
バーモントはというと、どうやって婚約の破棄を切り出そうかと考えていたところに先手を取られてしまったため、終始固まっていましたとさ(笑)
■ルーシア |
………。 |
同じくルーシアも言葉を失っていましたとさ(笑)
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