SW-PBM #87 覗き魔にご用心!? お嬢さんをいただけませんか? |
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応接室 |
■バーモント |
いかーーーーーんっ!!!! |
バーモントの声が響く。なんか家が傾いだ気がしたりして。
■ランバート |
まあ、当然予想された返事とはいえ、いきなり<いかーん>とは、<如何>ともしかがたいですな。 |
■バーモント To:サナリア |
いいか、サナリア。お前はルークス君と結婚するのだ。 私が苦労して探し出した花婿なんだぞ。 家のため……いや、お前自身のためにも、お前は彼と結婚すべきなんだ。 |
■サナリア To:バーモント |
お父様……。 |
■カミール To:バーモント |
……クローディウスさん、 |
カミールが何か言おうとするのを、制して怒鳴りつける。
■バーモント To:カミール |
ええい、お前は黙っとれ! 大体なんだ、私は頭まで下げて頼んだんだぞ! 二度と娘に会わないでくれ、と。 それなのに、なんだ! おまけにサナリアと結婚したいだと!? 冗談にも程がある! |
■パオル To:バーモント |
じょーだんでは、なあぁぁぁいっ!!!!!!
バーモントさん! うわあぁぁぁっ!! |
またしても、いきなり殴りかかる。
本日何度目の行為だろ…。(^^;
■アルテナ To:パオル |
ま、まて!余計こじれる!! |
■レンシオ To:パオル |
だぁ〜〜〜〜、やめんかぁ! |
レンシオとアルテナが2人掛かりでパオルを押さえつける。
■アルテナ To:バーモント |
なあ、バーモント殿。 わたしが言うのもなんだが、こやつの歌声はなかなかのものだ。 ベルダインでいろいろと音楽に囲まれて育ったわたしがそう思うのだ。 ここはどうだ、ひとつ先行投資とは思わぬか? 芸術の都ベルダインで成功した音楽家を息子にもつことは鼻が高かろう。 ルークスなぞよりはるかに身分の高い貴族と親睦を深められるチャンスやもしれんぞ? それに……… |
ちら、とカミールら2人を見る。
■アルテナ To:カミール |
サナリアが傍にいたほうが、歌に弾みがつくだろうしな。 |
■バーモント To:アルテナ |
む……う。いや、しかし……。 |
成功した音楽家、というフレーズにかなり心動かされてたり(笑)
■バーモント To:ALL |
いや、しかしだ。 ルークス君はどうなる? 既に話は婚約も終えて、結婚式まで数日というところまで進んでいるんだ。 急にこの話はなかった事にしてくれ、と言っても先方は納得すまい。 |
■ルーシア To:バーモント |
じゃあ、婚約者のルークスさえ納得してくれたらOKなのね(にこ) |
■アルテナ To:バーモント&ルーシア |
それについては全く問題無い。さっそく今からでも呼び出してくれ。 |
そう言って、ルーシアの肩をぽむ。
■アルテナ To:ルーシア |
…ルーシア、その格好で、あやつにお茶を持っていけ。それで全て解決だ。 |
ルークス君は、アルテナの方が好みだと思う(ぼそ)
■ルーシア To:アルテナ |
え? |
■レンシオ To:アルテナ |
でも、こういうときはいいだしっぺがやるものと決まってるんだよな(ぼそ |
■アルテナ To:レンシオ |
Σ( ̄◇ ̄;) |
■パオル To:アルテナ、ルーシア |
なるほど!所謂、人身御供ってやつですね!!(^-^v
そっかぁ…。(遠い目 |
■アルテナ To:パオル |
…ちょ……ちょっと違う気がするな………まあいいか。 |
■ルーシア To:パオル |
…食事の時間になったら、すぐ忘れるくせに。 |
■ルーシア To:アルテナ |
お茶はアルテナが持って行った方がいいんじゃない? 説得が上手だし…それに私、彼に会ったことないもの。 アルテナは会ったことあるんだし、気心もしれてるでしょ。 |
アルテナの返事も聞かずパオルに振る。
■ルーシア To:パオル |
パオルもそう思うわよね(にこっ) |
笑顔に圧力(笑)
■パオル To:ルーシア |
はいっ!?(@_@ えぇ…、まぁ…、なんとなく…。あはははははは……。(乾いた笑い いえす、いえす、いえす…。 ( ̄∇ ̄;; |
■アルテナ To:ルーシア&サナリア |
う、パオルまで………いや、あの男はその鬼門というか、不吉と言うか…(--;; あ、あとでしっかり話し合おう、な! あとは…おお、そうだ。サナリア、演劇は好きか? |
■サナリア To:アルテナ |
え? 演劇ですか……はい、良く観ますけれど。 でも、どうして急に? |
■アルテナ To:サナリア |
んふふふ……ベルダインに行くんだ。 観るだけでなく、少しはたしなんでおいてもいいかもしれんぞ。涙を流す練習とかな。 |
■バーモント To:ALL |
……なんだか話が勝手に進んでいる気がするんだがね。 ルークス君との結婚はともかくとして、カミール、君に娘をやるのは私はまだ納得しておらん。 有名な音楽家になってみせるというその意気込みは買おう。 だが、順序が違ってはいないかね? サナリアをくれというのなら、まず君が音楽家として成功してから迎えに来るべきだと思うのだが。 それまで娘の結婚を待ってくれというのならともかく、いきなり結婚させてくれときても納得するはずがなかろう。 |
■アルテナ To:バーモント |
ふむ……確かに。一理あるな。いきなりは納得できぬな。 |
頬をぽりぽりかきながら、
■アルテナ To:バーモント |
だがな、よーく考えてみろ。わたしは先行投資だといった理由だ。 向こうで成功したとき、簡単に帰って来れると思うか? 向こうにも貴族はいるんだ。成功すればするほどほっとくはずがなかろう? 貴族の強引さはバーモント殿、お主がよ〜くわかって分かっているはずだ。 そのときになって一緒にしていれば、なんて思っても遅いと思うがなぁ。 |
話をきって、バーモントをちらりと見ます。
■アルテナ To:バーモント |
それまで娘の結婚を待ってくれ? いままでもサナリアはさんざん待ってきたのだぞ。これ以上、しかも帰ってこないかもしれない相手を待って日々を過ごせと言うのか? それはサナリアには残酷だぞ。 サナリアは一緒にいたいと言ってるんだ。黙って娘の幸せを思って送り出す。 それも父親の度量というものではないのかな? |
■バーモント |
……む、う……。 |
■アルテナ To:カミール |
……と言ったが、立派な音楽家になるのも、サナリアを幸せにするのもカミールの仕事だがな。 ……………どうだ?できるか?ここでサナリアとバーモント殿に誓えるかな? |
■ランバート To:ALL、カミール |
「いかーん」と怒鳴られて以来、押し黙ったままなんですけど(^^;、 ほんとに、大丈夫なのかな? |
■カミール To:ALL |
……あ。 は、はい。大丈夫です! 決してサナリアさんに苦労を掛ける事はしません! |
■アルシオン To:カミール |
運命が変えられるのと同様に、人も変わることができます。 バーモントさんも心からの祝福をくれるような、そんな人になってください。 |
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