Sword World PBM
Scenario Index
SW-PBM #76
墓碑銘

《Back 〜 脱出 〜 その六 End||


このページでは新しい投稿が下に表示されます。
光の柱の中
魔法陣が銀色の円盤をくぐった時、視界が強い光に覆われる。
最後に下位古代語のアナウンスが聞こえたような気がした。
■どこか(下位古代語)
1F、正面エントランスです。

強い光に目が慣れると、そこは屋外だった。
太陽は真上にあり、昼時だということがわかる。
背後には倒壊した遺跡らしき石造りの建造物が見える。
■ロッツ To:遺跡
ここは、マイルズ達と探検した遺跡じゃねぇか。。
って、ことは・・出れたんだな?外に!

■ユウル To:ALL
(きょろきょろ)ここが、エントランス…?
なるほど、ロッツさんたちが探索してたとこが前はあの施設の入り口だったんだね〜。
とにかく、何とか無事にあの結界みたいなのから抜け出せたね〜(ほっ)

■フィオン To:ALL
 ひぃ、ふぅ、みぃ・・・よし、ちゃんと全員いるわね。
脱出成功じゃん♪
 へぇ・・・ここが遺跡の入り口かぁ。(うずうず)
ね、ねぇ、ちょっとだけ・・・ほんの少しだけでいいから寄ってみない?

解説しよう。フィオンは古代遺跡に並々ならぬ関心を持っている。
古代遺跡を探索する為に冒険者になったと言っても過言では無い。
■ユウル To:フィオン
遺跡ねえ…かなり行ってみたいけど、あの変な装置みたいなのがまたどこで発動してるかわかんないし…
一緒に探索に出たメンバーも心配してるだろうからとりあえず集合場所に戻ろうよ。
今回の依頼は「ロッツさん捜索」なんだし、ね?

■フィオン To:ユウル
(そんな優しい声で説得されちゃうと、なんか私・・・駄々こねてる子供みたいじゃない(^^;)
はぁい・・・。戻りますヨ・・・。

リーダーの声には素直に従う。
遺跡の入り口をじっと見てたいが、思い切るようにくるっと背を向けると、歩き出した。
■フィオン To:ロッツ
ほら、ロッツさん。案内してよ。
足弱ってるなら、私の肩につかまっていいからさぁ。

■ロッツ To:フィオン
ああ、すまねぇな。。










フィオンの影の中から木陰へ移り、一行が離れていくのを確認すると、パトリシアは空を見上げた。
■パトリシア To:空
…………明るい…………

木陰から大量の黒い蛾が現れパトリシアを包み込む。
パトリシアはその場で暫く眠ることにした。

《Back 〜 脱出 〜 その六 End||

GM:ふびらい犯
hiro-est@tim.hi-ho.ne.jp
ページ作成:Ren
renx3@yahoo.co.jp