Sword World PBM
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SW-PBM #76
墓碑銘

《Back 〜 依頼 〜 その二 Next》


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銀の網亭1F・カウンター
■おやじ To:ALL
おう、お次はお前さん達か。
依頼が決まったか?それとも追加の注文か?

銀の網亭のおやじは今まで洗い物をしていたのか、カウンターの奥からタオルで手を拭きながら出てきます。
■ユウル To:おやじさん
両方だよ〜。
追加の注文、私はオレンジジュースと「きのこ」シチューとサンドイッチね。
で、依頼のほうは「冒険中に仲間が行方不明になりました。捜索に人手が必要です。手伝って下さい。」ってやつ。
詳しい話、聞かせてもらえないかな〜。

■おやじ To:ユウル
ああ、そいつらはまだ駆け出しのやつらだったんだが、なんでも遺跡調査に行った帰りに仲間の一人がはぐれて行方不明になったらしい。
他の冒険者の店とかにも張り出して協力者を集めてたぞ。
詳しい話は本人達に聞いてみるといい。この冒険者の店に泊まってるはずだ。

■フィオン
(ぴくっ)
遺跡調査の”帰りに”?

■おやじ To:フィオン
そう、“帰り”だ。
メンバーの大部分は最初の冒険だったそうだが、成果だけみれば大成功と言えるだろう。
特に目立った発見はなかったが、いくつかの魔法の品を持ち帰っているぞ。
それを処分した金を仲間の捜索費用にあてるそうだから、差し引きはほとんどなくなるだろうが。

■アルテナ To:おやじ
浮かれてて溝にでも足を踏み外したんじゃないのか。。。
最後の詰めまで気合を入れていないからだ。

アルテナは何故かちょっと憮然とした顔つきで呟きます。おやじは依頼書を剥がすと、ユウルに渡しました。
依頼書の裏に小さな羊皮紙が一枚張ってあり、依頼人が宿泊していると思われる冒険者の店の場所が書かれています。
■ユウル To:おやじさん&ALL
ありがと〜
遺跡調査の帰りに、かあ…。
まずはこの人たちに話を聞いてみないとね。

ユウルは他のメンバーにも見えるように依頼書と羊皮紙をカウンターに広げます。
■フィオン To:ユウル
(ど、どうしよう。憧れの遺跡調査だわ!)
その人達に話だけでも聞きに行きましょう。
他の店にも張り出してたんじゃ、急がなきゃ。

■ユウル To:フィオン
そうだね。今お昼か…宿でご飯食べてるかな。
依頼人のいる宿に、いってみよっか。

■フィオン To:アルテナ
買い物はその後でもいいわよね?
依頼内容を聞いてから欲しくなるものもあるだろうし。

フィオンは一応質問の形式を取ってはいるが、有無を言わさぬ迫力でまくし立てます。
■アルテナ To:フィオン
あ、ああ……
別に武具店は逃げないからな…というより後にさせてください、はい……

■おやじ To:ALL
くれぐれも二次遭難には気を付けろよ。
お前さんらが戻って来れなきゃ話にならないぞ。

■アルテナ To:おやじ
ああ、心遣い感謝する。

■ユウル To:おやじさん
うん、気をつけるよ〜。
あ、それとさっきの注文は依頼人のとこから帰ってきてから、ね。

■ユウル To:フィオン&アルテナ
二階のメンバーにも声かけて、依頼人のとこいこっか。
今日中に話聞いて、明日には出かけたいし。
依頼人のとこって全員で行った方がいい…よね?

■フィオン To:ユウル
・・・依頼、受ける気あるんならね(--;
(あ、いけない。地が出ちゃった(^^;?
全員で依頼聞きに行くのは当然でしょ。私ら3人で行ってもまかせちゃもらえないわよ・・・)

■アルテナ To:ユウル&フィオン
もちろん、そのほうがいいだろうな。
もしかしたら、あのオカマが一緒だったら逆に追い返されたりしてな(くすくす

アルテナは自分のことは棚にあげて、笑いながら横にいるフィオンの肩を叩いてみる(笑
■フィオン
(あんたのその言葉使いも十分おかしいんだけど(--;)
レヴィックは私達より冒険者として経験長そうだし、そんなヘマはしないんじゃない?
さ、とにかく呼んできましょう。

フィオンはやれやれと言った様子で二階に戻ります。
その後、ユウルはおやじから聞いた話を皆に伝え、依頼人の宿泊している冒険者の店に行くことになりました。

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GM:ふびらい犯
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