〜夜11時から2時の奇妙な二人〜 Scenario #74
ごぶりんたいじ。


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カフラ村 見張り第2班
 ランス&ナミキ組に引き続いて村の見回りをするのはアンリとフレイム。
 慎重なフレイムに対し、アンリはいつでも楽しそうである。
 そろそろ日付がかわりそうな頃‥‥。アンリは不思議な空間に足を踏み入れてしまったようだ。
 それまでご機嫌だったアンリの声も足音も。急にかき消されてしまったのだ。
 フレイムが確認すると‥‥それはどうやらサイレンスの効果範囲のよう。
 慌てて周囲を見回せば。あやしい熱源が数体確認できた。
■アンリ To:フレイム
 泥棒さんかな?泥棒さん。
 でもでも、泥棒さんってわんこなんでしょ?
 わんこって魔法使えたっけ?

 音が伝わる場所にて、こしょこしょ小声。
■フレイム Toアンリ
 ・・・いや・・・使えんはずだが・・・・・・音消しの魔法だと?
 (辺りを見回し)熱源数対・・・・・・・アンリ・・・気を張れよ・・・。

 と。愛用の戦斧を構え臨戦体勢。
■アンリ To:フレイム
 は〜い♪でさでさ、人を呼びには行くの?
 みんな、呼びに行かないで大丈夫かな?
 それとも、とりあえず覗いてから呼びに行くの?

 こちらはクロスボウをしょりしょり巻きあげながらの質問。
 二人とも、いつでも戦闘可能だ♪
■フレイム Toアンリ
 ああ・・・だが・・・せめて相手は確認しておきたい。
 しかし魔法とは・・・引き際を計り辛いな・・・。

■アンリ To:フレイム
 じゃ、呼びに行くとしたらどっちが行くの?

 夜間の追跡は、森により詳しいものの方が有利。それならばアンリだろう。
 しかしフレイムには精霊使い特有の特殊な「眼」がある。
 さぁ、どちらが追跡でどちらが仲間を呼びに行くのだろうか?
■フレイム Toアンリ
 ・・・足の速いお前が行くべきだ・・・それに・・・夜目は俺の方が利く。
 まあ・・・だからと言って深追いするのは控えるつもりだがな。

■アンリ To:フレイム
 OK〜♪じゃ、とりあえず敵さんをちょっと見てから呼びに行けばいいんだね?
 ・・・って、オレじゃ見えないじゃん!!
 じゃさ、何だったか教えてよ。それを聞いたら走って呼びに行くからさ♪

 どーしても知りたいらしい。
■フレイム Toアンリ
 ・・・居るのは解るが・・・姿は解らん。
 ・・・・・魔法使いが居る事は確かだが・・・・・。
 下手をすれば一気に無力化されるやも知れん・・・。

 仲間の眠りの雲で寝てしまったためか。魔法に対してちょっぴり苦手なフレイムくん。
 アンリはこのままGoなのか?
■アンリ To:フレイム
 え〜!!わかんないの?残念・・・ま、いっか♪
 じゃ、オレ呼びに行って来る〜♪
 にしても、一気に無力化・・・って、また寝ちゃうって事?
 頼むから、オレが戻ってきた時に遠い世界に旅立ってたりしないでよね!!
 あ・・・あと、追いかけてここから離れるならわかりやすい目印を振りまきながら行ってね〜♪そしたら、追いかけるからサ♪

 さりげなく気遣いながら(?)爽やかに村長宅に向けてダッシュを開始するアンリ。
 わかりやすい目印って‥‥。深夜追尾するフレイムに。何をしろというのだろうか?
■フレイム To:アンリ
 ・・・・・急いでくれ・・・・それで充分だ・・・。

 フレイムは。今までのアンリとの関係を思いだし‥‥多くは望むまいと心に決めたようだ‥‥。

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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp