部屋にGo! | Scenario #74 |
ごぶりんたいじ。 |
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銀の網亭 廊下 |
ランスはおやじに指示された部屋に向かった。
その手には当然のごとくエールのジョッキが。
■ランス(独り言) |
ここがその部屋やな・・・ありゃ?鍵がかかってる・・・。 ちょっと先走りしすぎたかな(^^;) |
■フレイム To:ランス |
・・・どうした?・・ああ、鍵が開いていないのか。 |
相変わらず口元を手で覆ったまま訊ねるフレイム。口の中がちびっと鉄の味だったりする。
■エコー To:ランス |
あああ〜〜〜っ!は、早く開けてください、ですわっっ(^◇^; |
少し情けない声と共にヨロヨロとやって来たエコーの手には、樽と見まごうばかりの超特大のジョッキ‥‥。
中身はエールではなくワインだったりする。
GM的にはワインは少しずつ飲んだ方が良いと思うのだが‥‥‥きっとあれだ。このワインは赤なんだよ。酸化させた方が味がマイルドになるしね(納得)。
エコーの目には、もちろん他の事など写っていない。‥‥そう、フレイムがずっと口元を隠している事だって同様に。
■レイン |
………ええと……… (1.エコーが飲むと仮定してみる「すごい量だね」) (2.みんなの分と仮定してみる「なんで樽じゃないの?」) (3.気付かない振りをする「いい天気だね」) (4.関わり合いにならない「………」) ………4。 |
レインは心の中で呟き、エコーの方から(露骨に)視線を逸らした。
■ランス To:エコー |
おわっ、そんなでかいもん、よう持ってきたなぁ・・・(^_^;) わいが持ったるさかい、待ったれな。(ま、まさかこの量を飲みほすんやないやろな・・) |
と、自分のエールとエコーのワインを持つ‥‥が。なんか忘れてないか?
■エコー To:ランス |
ありがとうございます。 重さで足がちぢむ前に持って頂いて助かりましたわ(^-^) |
すっかり痺れた両手をフルフルと振りまわし、血行回復に勤めるエコー。
‥‥それより足って重さがかかると短くなるんだったっけ?(それは秘密☆)
■レイン |
(じゃあランスが縮むの?) |
縮まないってば。
■ランス To:エコー |
あ、そういえば・・・鍵持ってないん?わいはおやじさんから貰ってくるの、すっかり忘れてたんや(ぉぃ |
■エコー To:ランス&レイン |
わたくしはジョッキで手一杯でしたから…鍵の事はわかりませんわ。 |
■レイン To:ランス |
鍵はナミキが持ってるんじゃない? |
ノブをひねり、扉が開かないことを確認すると、左手に持った杖をちらりと見た。
■レイン To:ALL |
………鍵って、案外役に立たないと思わない? |
■エコー |
(魔法で開けて下さるのでしょうか?) |
■フレイム To:レイン |
・・・・・・・・・・・危険な考えだな(−− |
■エコー |
(知りませんでしたわ…。魔法で開けるのってキケンな事だったのですねっ!? Σ(@▽@) ) |
時と場合によってはね。
■レイン To:フレイム |
………可能性を言ってみただけだよ。ナミキ、遅いね。 |
レインは廊下の方に視線を移し、そしてエコーの視線を感じてそちらを見る。
■レイン To:エコー |
なに? |
目が合ってしまった。エコー、どうする?
‥‥どうやら質問タイムの模様(笑)
■エコー To:レイン |
(ちょっと聞きずらそうにして) あの、あの、レインさまの鍵開けの魔法って…。もしや、爆発とかを伴うものなのでしょうか?(T_T) |
どきどきと揺れる「をとめ」の心。
■レイン To:エコー |
鍵開けの魔法で扉が爆発したことはないよ、まだ。 ところで、なんで"さま"なの? |
まだって所がなんともかんとも(笑)。
■エコー To:レイン |
あら…。ただの癖なのですわ。レインさま(にっこり) |
■レイン To:エコー |
ふぅん…ところで、これは無視してくれていい些細な提案。世の人全てに"さま"って付けないと神様の天罰が下ってぴろぴろになっちゃうとかそういう深遠な理由がないなら、普通にレインって呼んでくれた方が気が楽なんだけど。 |
■エコー To:レイン |
まあ! "さま"を付けてお呼びすると天罰でぴろぴろになってしまわれるなんて…。 安心なさって。もう大丈夫ですわ(^-^) たった今から"さま"抜きで呼ばせていただきますわ。 |
ステキな具合な勘違いではあれど。‥‥まぁ、結果オーライ?
しばらくしてきょろきょろしながらやってくる少女が1人。
■エコー To:レイン&ランス |
ナミキさまがいらしたようですわよ?(^-^) |
■ナミキ To:ALL |
え〜っと、こっちだっけ、あ、あったあっ…… ………? な〜にみんなして外でたむろしてんの? あ、鍵!! あたしが持ってたんだ。 いやーーーそーでしたそーでした、あいすみません。 |
肝心な事を忘れていたのを、照れ隠しな行動でカモフラージュするナミキ。そのまま手にもっていた鍵で「がちゃっ」と個室の扉を開ける。
■ナミキ To:ALL |
ささ、どーぞ遠慮なく入った入った(^▽^)!! |
■エコー To:ALL&まだ誰も居ない部屋 |
お邪魔致します、ですわ(^-^) |
銀の網亭 個室 |
■アンリ To:ALL |
わ〜!いらっしゃ〜い♪ |
誰もまだ入っていないはずの部屋に何故かグラランが1匹‥‥(笑)
■ランス To:アンリ |
おわっ!? い、いつの間に・・・と、と、と〜〜〜 |
思わずよろけるランス。エコーのワインが大ピンチ!!
■エコー To:ランス |
きゃ〜、ランスさまっ!(わたくしのワインがぁぁぁ(^^; ) |
やっぱり、というか。
心配する所が違う。
■レイン To:アンリ |
早いね。 |
不自然な状況もランスの危機も一言で済ませて、レインは自分の椅子を確保しにかかった。
■アンリ To:レイン |
うん♪だって、テーブルに行く時遅くなっちゃったからさ。 今回は遅くならないように先回りしたんだよ♪ 迷子になっても時間が余るようにサ♪ |
言いながら床の上をゴロゴロ〜、ゴロゴロ〜と転がりまわる。
転がったり走ったりはしゃいだり、みかん箱を机にしたりするのはどうやらグラランの特徴のようだ(嘘)。
■ランス To:アンリ |
だぁ〜 ふ、踏んでまう〜 |
転がってるアンリを踏まないように避ける!その動きはまるで流れる水のよう‥‥って、、、‥‥そんなにアンリ転がっているの?(笑)
■エコー To:心の声 |
ランスさま。。。ど…どこか異国の踊り子のようですわっ(^-^; |
■ランス |
うわっ・・・たった!(どすん) |
やっと止ったと思ったら。ランス、ナミキにぶつかっちゃったり。
惜しいね!
■ナミキ To:ランス |
あ……、もうランスったらドジなんだからぁ♪ |
と、ニコニコしながらランスの両こめかみに両握りこぶしをそっとそえる。
■ナミキ To:ランス |
これからは気ぃをつけてぬぇ〜〜〜(^^)(グリグリうめぼし攻撃) |
にこやかな笑みとは裏腹に。ぐりぐりと「うめぼし」をやろうとする。
■エコー To:心の声 |
必殺うめぼしの刑が炸裂ですわ(^^; |
■ランス To:ナミキ |
はうっ、す・すんまへん〜 ぐりぐり ぐりぐりぐり ぐりぐりぐりぐり )ToT( あ、あうぅぅぅ〜 |
■ナミキ To:ランス |
わかればよし!! |
流石に心配になったのか、止めに入ろうとするエコー。
そんなドタバタを背にしながら、レインは自分のペースを崩さない。
さらに何気にごろごろ転がっているアンリを足でふんづけるナミキ。
■ナミキ To:アンリ |
……あっ、ごめんなさい、足がすべっちゃった。 |
そうはいいつつもふみふみは続行。
■アンリ To:ナミキ |
ぎゃ〜!!つぶれる〜!!お姉ちゃん、重〜い!! うぅ・・・今、お告げが来た!!お姉ちゃんの体重、絶対オレの2倍くらいある!! 身長は・・・1.5倍かな?うぅ・・・その余分な0.5倍の体重はどこから発生するの・・・? |
0.5が何かって?そりゃ「をとめの秘密」に決まってる。
■ナミキ To:アンリ |
………………。 |
そっともう片方の足も乗せるナミキ。
■エコー To:ナミキ |
ナミキさま、あの、もうその辺で。ぺっちゃんこになっていますわ(^◇^; |
■フレイム To:ナミキ |
・・戯れるのは良いが・・怪我にならんようにな・・ |
戯れも。度が過ぎればパーティーアタック。
仲の良いじゃれあいならばよいが、怪我でもすれば一大事‥‥‥と。
■レイン |
(案外楽しそうにしてるように見えるけど…) |
涙目でランスが何か訴えている様にも見えるが。心配しているのは‥‥フレイムぐらい?
■ナミキ To:ALL |
……あ、いけない。つい……。 (アンリを解放して) みなさんごめんなさいね。 ……で、これからどうしましょう(^^)? |
■レイン To:ALL |
ま、いいや。 ところで、みんな自分の分のアルコールしか持ってきてないみたいだけど、何か他に欲しいものとかない? ぼくが運べる範囲で。 |
この発言で一番重要なところは。もちろん最後の一言であろう。
■アンリ To:レイン |
じゃね、じゃね!!いっちばん安いエールをジョッキいっぱいとなんか、美味しそうなの!!んっとね・・・お肉挟んだサンドイッチにする♪ |
■フレイム To:レイン |
ああ、ならばジュースの類を頼めるか?食料は任せる。 |
■エコー To:レイン |
わたくしはフライドポテトをお願いいたしますわ。 |
■レイン To:ALL |
それから、仕事ってどうやって決めるのか分からないんだけど。 カウンターの横に色々貼ってたのは知ってるけど、誰か勝手の分かる人一緒に来てくれない? |
■アンリ To:レイン |
オレ、一緒に行けない〜。だって、字が読めないも〜ん♪ |
正当理由。
■ナミキ To:ALL |
あたしも今回がはじめてだから……ベテランさんはいないのかな? |
■エコー To:ALL |
ベテランの方……(ちろり♪) |
と。ちらっとランスに視線をおくる。
■ナミキ To:ALL |
(エコーの視線に気づいて、ナミキもランスを見つめる) |
■ランス To:ALL |
(う、なんか視線が・・) ほ、ほなわいもいくわ(*^^;*) |
慌ててジョッキをテーブルに置き、レインに付いていく素振りを見せるランス。
確かにこのメンバーの中で、一番のベテランといえばランスぐらいなのだが‥‥しかし何故故照れる?
■レイン To:ランス |
どうしたの?エコーにもさっきのぐりぐりやってもらいたいの? |
■エコー To:ランス |
私で宜しければ喜んでやらせて頂きますわ(にっこり♪) |
その言葉にすかさず反応し、既に両の手は握り拳に。
■レイン |
(喜んで?) |
■ナミキ |
(喜んで……) |
話題。ズレてる。ズレてる(^^;
■ランス To:レイン |
んなわけあるかぁぁぁぁぁぁ! (すぱ〜〜〜ん☆) |
■レイン |
(……?) |
と、どこからともなく取り出した。緑色の物体にてレインに突っ込みを入れようとするも‥‥一枚上手のレインは、自分が避けてもエコーに被害がないのを確認し、あっさりとかわす。
■ランス To:レイン |
(わいのツッコミを避けた!?) や、やるやんけ(^_^;) |
■レイン To:ALL |
んじゃそゆことで、行ってくるね。 |
■アンリ To:レイン&ランス |
行ってらっしゃ〜い♪頭使わなそうなの探してきてね〜♪ ご飯とお酒もよろしくね〜♪ |
その声に振り返り、
■ランス To:レイン&アンリ |
わいも頭使うんは苦手やさかい、そういうのを選ぶようにするわ・・・・あ、待ってんか〜 |
慌ててレインを追いかける。
■ナミキ To:ALL |
……そう。これが冒険者の呼吸なのね。 |
■エコー To:ナミキ |
そのようですわねぇ…。(^-^) |
■ナミキ To:エコー |
……頑張るわ、あたし。 |
頑張る方向を間違えていなければいいが。
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