出会いと別れの酒場「銀の網」 | Scenario #74 |
ごぶりんたいじ。 |
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冒険者の店 銀の網 カウンター‥‥フレイムフォレストの場合 |
ここは銀の網亭。
3〜4ヶ月に一度、やたら混み合う時期である。
冒険者の店を兼ねている酒場では、仕事を求めて冒険者がたむろっている。
ここにその冒険者の一人‥‥長身のハーフエルフが階段を下りてくる。
寝起きの為か目付きが悪い。普段の彼は、さほど目つきは悪くはないのだが‥‥
■フレイムフォレスト To:おやじ |
・・・ああ、おはよう・・・(−− マスター・・食事を一人分頼む。・・・それと濡らしたタオルも・・・ |
■おやじ To:フレイムフォレスト |
蒸しタオルか?カミさんに用意してもらおう。 |
"濡らしたタオル"を"蒸らしたタオル"と聞き違えたおやじは、奥にいるおかみさんになにやら指示している模様。
■フレイムフォレスト To:おやじ |
・・いや、濡れているだけで良いのだが・・・ああ、ありがとう |
受け取った蒸しタオルで、ゆっくり顔を拭きながら食事を待つ。
■おやじ To:フレイムフォレスト |
食事は‥‥特に注文がなかったからな。 ベーコンエッグにサラダにスープにパンを用意しといたぞ。 |
■フレイムフォレスト To:おやじ |
ああ・・充分だ。 人が増えたな・・・ そうか・・・そう言う時期か・・・ ふ・・ん・・・とりあえずは張り紙・・・だな |
何事かつぶやき、掲示板に仲間募集の貼り紙をしてくる。
■フレイムフォレスト |
・・・音沙汰も無い・・・か。 まあ、この人数で人手不足もあるまい・・・。 とは言え、このままあぶれる訳にもいくまい。 こちらからも動いてみるか・・・・・。 ふむ・・・とりあえず食べ終わってからだな。 |
腹が減っては戦はできぬ。
慌てず、ゆっくりと食事をとるフレイムであった。
冒険者の店 銀の網 カウンター‥‥ナミキ登場 |
一人。銀の網亭の入口をくぐる。
どうやら駆け出しの少女の用だが‥‥なんでも誰かに紹介されて来たらしい。
■ナミキ To:おやじ |
えーっと……ここだと思うんだけど……。 ねぇ、ここが銀の鋼亭? 前ここにいたっていうおチビさんからこの店の噂を聞いてきたんだけど。 ……あたしも冒険者になりたいの。ねぇならせて…… |
■おやじ To:ナミキ |
お嬢さん、ここは銀の網だよ。銀の”はがね”じゃなんか矛盾してるだろ(笑)。 しかし、冒険者の店ってのはあってるよ(^^)。クチコミで来たなんて嬉しいねぇ。 依頼をこなすにはまず仲間を集めたほうがいいな。 嬢ちゃんが出来ない事をやってくれる仲間ならもっといい。 仲間募集の張り紙をしたらどうだい? |
■ナミキ To:おやじ |
あ……そ、そう、「網」ね……あはは。 (……あんのちんちくりん……「絶対『ぎんのはがねてい』っていわなきゃだめだよ♪」なんていってたくせに……騙しやがってっ。今度見つけたら必ず!!くぉろぉすぅぅぅーーーっっ!) なるほど、仲間ね、あたしのできないことをできる。 じゃ、探してみる。ありがとう。 |
その"ちんちくりん"。名をフェイスという。
■おやじ To:ナミキ |
………?(^^; ああ、そうだな。 仲間探しは競争が激しいから、恥ずかしがらずに積極的に声を掛けた方がいいぞ。 それが苦手なら、あっちの掲示板に自己紹介でも貼っておくといい。 |
■ナミキ To:おやじ |
うん、じゃとりあえず掲示板にかいてちょっと様子を見てみる。 ありがと。 |
そう言って、掲示板の方へと向かう。
冒険者の店 銀の網 カウンター‥‥レイン登場 |
黒っぽいロングコートに身を包んだ小柄な少年が入ってくる。
魔術師の杖らしきものを持っているところを見るとソーサラーのようだが、雰囲気はあまりソーサラーっぽくない。
少年はそのままカウンターに近づいてきた
■レイン To:おやじ |
賑やかだね。うーんと、アルコールの入ってないもの、何か貰える? |
■おやじ To:レイン |
おかげさまでね、儲けさせてもらってるよ(^^)。紅茶でいいかな? |
その少年の雰囲気よりオレンジジュースは似合わなさそうだと判断したおやじは、紅茶を少年の前に置く。
■レイン To:おやじ |
ん…うん、ありがと。 ………意外と魔法使いっぽい人多いみたいだね… |
紅茶を受け取りながら周囲を見回す。
さて、仲間は見つかるのか‥‥?
冒険者の店 銀の網 カウンター‥‥ランスの場合 |
こちらは久しぶりな様子の戦士。
親しげにカウンターに近づき、まずは一杯。
■ランス To:おやじ |
・・・久しぶりやね・・・おやっさん。 もう結構人がおるなぁ・・・ま、あわてんとこ(^_^;) とりあえずエール一杯もらえる? |
■おやじ To:ランス |
ほいよっ、エールおまち。 久しぶりだなぁ、また仕事する気になったのか?(笑) |
■ランス To:おやじ |
おおきに〜 (ぐびぐびぐび) ぷっはぁ〜 相変わらずきっついなぁ(笑) ま、色々あってんけど(^_^;) また世話になるし、よろしゅう頼んます。 |
■おやじ To:ランス |
大歓迎だ。 いい仲間とめぐり合えるよう祈ってるよ。 お前さんは中堅だしレベルの上の奴とも下の奴とも組めるだろう。 気の合う奴を探すといいぞ。 あんまりのんびりしてると乗り遅れるかもしれんがな(笑) |
冒険者の店 銀の網 カウンター‥‥アンリの場合 |
今度はやたらにぎやかなのが一人‥‥って、グラスランナーならば当たり前か(納得)。
■アンリ To:おやじ |
やっほぉ〜!!おやぢさん、おっひさっしぶり♪ なんか、一瞬自分が分裂したような錯覚に陥っちゃった(笑) うに?待てよ、分裂かぁ・・・面白そうだなぁ・・・ はう!!違った!! えっとね、注文注文♪ お酒がいい!!安いお酒!!安いのだよ? どうせ、オレお酒の味ってよくわかんないから♪ |
■おやじ To:アンリ |
分裂はやめてくれ。特にお前さんは(笑) なんだなんだ、飲ませ甲斐のない客だなぁ。 じゃ、適当に腹が膨れて安いエールだ。ホレ! |
■アンリ To:おやじ |
えぇ!?なんで?分裂してオレがいっぱいいたら全員で床をゴロゴロ〜ってして、お酒を飲んでぱ〜っと騒いで、すっご〜く楽しいじゃん♪ とにかく、お酒を飲むんだぁ〜♪ (ぐびぐび) えへへ〜、オレお酒の味ってよくわかんないけど お酒飲むと幸せな感じになるのが好きなんだ♪ だから、飲むの♪おかわり〜!! |
■おやじ To:アンリ |
そうかそうか、お前さんの酒は良い酒だな(^^ ほら、おかわり! (再びどっかとエール大ジョッキをカウンターに置いてみる) |
■アンリ To:おやじ |
ふぅ〜ん、こういうのが良い酒なんだ。 ひとつ賢くなっちゃった♪ そうそう、お酒ばっか飲んでないで仲間を集めないとね♪ さてさて、どうしよっかなぁ・・・。 だって、オレ未だに共通語の字って書けないんだもんなぁ・・・。 |
■おやじ To:アンリ |
代筆ならしてやるぞ。何て書くんだ? |
■アンリ To:おやじ |
えっとねぇ・・・ |
コショコショと小声で教える。
■アンリ To:おやじ |
きちんとオレが言った通りに書いてね!! 脚色しちゃダメだよ!! |
■おやじ To:おやじ |
わかってるよ(笑) ほら、これでいいだろ。どうだ? |
おやじは、できるだけキレイな字で丁寧に書いた。
でも、やっぱりちょっとミミズの這ったような字だった(笑)。
アンリは羊皮紙を受け取ると、掲示板に張って帰ってきた。
■アンリ To:おやじ |
あとは待つだけぇ〜♪ じゃ、ダメかな? とにかく、おかわり〜!! |
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