復活の女神 Scenario #66
おかしなおかしな 看板さがし


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街道 野営地
 芋虫状態のまま、イルミナに対し一言二言神聖語を唱えるドナン。
 つい先程まで怪しげなポージングをしていたイルミナは‥‥やっと正気を取り戻した。
 それに伴い、クレフもいつもの状態に戻り、
■クレフ To:イルミナ
 …!……!!
 ミ、ミナぁ〜〜っ!
 よかった、よかった、よかったよかった〜〜(泣

 皆が居る前ではあるが。急いで愛しいイルミナの元に走り、しっかりと‥‥でも、優しく。その体を抱き締める。
■イルミナ To:クレフ
 ちょ,ちょっと危ないわ...今は戦闘...中?...あら?...敵は?

 クレフのその行動に慌てるも、辺りを見渡しすでに戦闘が決着ついている事を確認。
■イルミナ To:クレフ
 一体何があったの?
 もしかして,私...気絶してた?
 ドナンさんがなにか呪文のような言葉を発したところまでは覚えているんだけど...

 戦闘が終わった事はわかったが。イルミナの目に見えるのは首から少し血を流すパトラと、イモムシ状態のドナン。
 いまいち事情がつかめず混乱中。
■クレフ To:イルミナ
 だ、だいじょうぶですよ。無事、彼らを取り押さえましたから…(^_^;)

■ アルティア To:イルミナ
 ええと、変な魔法にかかって固まってましたよ〜。いやぁ、死んだんじゃないかと思ってびっくりしましたよ〜。

 その傍らでは事情の掴めない面々が尋問開始。
■ アシスト To:パトラ&ドナン
 で、にーちゃん達なんでこーゆーことしたの?
 返答次第だと出るとこ出てもらうからね。

■ パトラ To:アシスト
 ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 強いて言えばおとーとの‥‥神に捧げる。ですかね。
 それ以上でも。それ以下でもありませんよ。

 観念したのか、それとも裏があるのか。
 やけにさっぱりと言いきるパトラ。
■ アシスト To:パトラ
 つまり……ドナンにーちゃんのカミサマに捧げる為に武器が欲しかったけど、
 まともに交渉しても貰えそうにないところへ、手に入れる機会がやってきたってこと?

 ぽりぽりと頬をかいて考えこむ。
■ アシスト To:ALL
 やっぱりそれって泥棒だし、街についたら官憲に突き出すべきだよね。

 と。考えながらの意見。
■ イルミナ To:ALL
 ちょっと待って...

 混乱する頭の整理がついたのか、尋問に割り込んでいく
■ イルミナ To:ALL
 確かに盗みを働いたわけなんだけど...
 ...
 見逃すわけにはいかない?
 これまでの道中の様子を伺っている限り、どうしてもこの二人が真の悪人だとは思えなくて...
 う〜ん...やっぱり駄目?

 オランでの行動などを考慮し、皆にそう相談するイルミナだが‥‥
■クレフ To:パトラ&ドナン
 あなたがたの信仰と私たちは何の関係もありません。
 人間社会では、あれは「盗み」で「悪の行為」ですよ?
 普通の「神」ならば、とうてい許す行為ではありませんし、それを許す「神」なら、あなた方は「邪神の信徒」でしょうね。
 ましてやあんな方法で信者を増やそうなど……
 そんな人間をそのまま放っておくほど、私たちは甘くはありませんよ?

 後半真面目なクレフに対し、
■ パトラ To:クレフ
 まぁ。どう取られてもしかたがないでしょうね。

 完璧開き直っている様子のパトラ。
■ アルティア To:イルミナ&ALL
 別に突き出したいという訳ではないのですが他にどうするというのでしょうか〜?
 このまま野放しにするのは賛成できませんねぇ〜。

■ アルティア To:パトラ&ドナン
 あなた達はどうなんですか〜?これからどうしたいと言うのでしょうか〜?
 返答次第ではこちらもそれなりの処遇を取らないといけませんからねぇ〜。

■ パトラ To:アルティア
 どうもこうも。
 こう縛り上げられていては、何も言う事はないでしょう。
 煮るなり焼くなりお好きに。
 あ、私は痩せているから、あまり美味しくはないでしょうがね。

■ アルティア To:パトラ
 ふうむ、私は美食家ですから美味しくない物は食べないんですよ〜。

 びしょくか‥‥‥
 いや。食の探求者でしょう。うん。どちらかと言うと。
■ アルティア To:ALL
 まあそれはそれとして、このまま連れて帰ることにしますか〜。
 この場にこれ以上いても仕方ないでしょうし、彼らを野放しにするわけにもいかないですしねぇ〜。
 まぁ、牢屋に入って頭を冷やす方が良いのかも知れませんし〜。
 ということで、出発の準備をしましょうか〜。

■クレフ To:ALL
 そうですね…今の言葉では、再犯の危険があると、私も思います。
 それしかないでしょう……

 兄弟の事は。とりあえず役人に差し出す‥‥という事で決着したらしい。
■ ドナン To:パトラ
 あ、あにじゃぁ〜〜〜

■ パトラ To:ALL
 ふむ‥‥‥まぁ。あれですね。
 帰りはお手伝いできなくて、すいませんってところかな?

 情けない表情のドナンに対し。パトラの表情はあまり変化しないものであった。
 パトラ、ドナン兄弟に対してのロープを、しっかりと結びなおし。
 一行は朝を待って出発した。

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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp