事の顛末 | Scenario #66 |
おかしなおかしな 看板さがし |
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武器と防具の店 ロック=エーテンの武器屋 |
とある長閑な昼下がり。
ここはロック=エーテンの武器屋‥‥‥
■ ロック |
・・・そういえばですね。 |
■ ピティ |
うぁっ! お兄ちゃん、急に喋らないでよ! |
この二人。店主のロックとその妹ピティである。
■ ロック |
火急なのです。“武器と防具の店”の危機なのですよ。 |
■ ピティ |
あ? どうかしたの? |
■ ロック |
この度、冒険者だったバティさん、ティトルさんが引退されて「ジャンク屋」を開くのですよ。 |
■ ピティ |
ええ、そうだけど? |
■ ロック |
それはやはり、商売敵の発生と言う事でしょう。 |
■ ピティ |
んー微妙に飛躍があるなぁ。 あちらはジャンク屋、こっちは武器と防具、住み分けは出来ているし 第一ウチは冒険者相手だけじゃなくて余所にも卸しているから そうそうシェアは削られないと思うけど。 |
■ ロック |
そんな悠長な事は言ってられませんよ。 相手はジャンク屋ですよ? どこからとも無く掘り出されてきた怪しげなダガーとかロッドとか・・・ あああああ、考えただけで私は身悶えしてきますよ。 |
■ ピティ |
・・・それ、お兄ちゃんだけだよぉ・・・ |
■ ロック |
そういう訳で、コチラは更に怪しい武器を仕入れて、 やはり“武器と防具の店”には良い品物が揃っていると 皆さんに知って頂きましょう。 |
■ ピティ |
怪しいのは駄目だよ。ちゃんとしたの置こう? |
■ ロック |
・・そうですね・・・ おお、そうです! やはり、“武器と防具の店”と言う事を皆さんに知って頂くためには 広告が必要です! 看板を作るのですよ! |
■ ピティ |
あ、お兄ちゃんまともな事言った。 |
■ ロック |
そうです、巨大な剣と巨大な盾! それが店の前にあれば“武器と防具の店”以外の何物でもないです! |
■ ピティ |
はーい、じゃあ早速大工さんに発注お願いするね。 |
■ ロック |
・・何を言ってるのです? |
■ ピティ |
ん? “善は急げ” |
■ ロック |
違いますよ、何故大工なのです? 剣と盾ですよ? 鍛冶屋に決まっているじゃないですか? |
■ ピティ |
・・・やっぱりお兄ちゃんだった・・・ |
■ ロック |
いや・・・待てよ・・・オランの鍛冶屋の規模ではそんな巨大な物は作れませんね・・・ イーストアイランドかケイオスランド辺りまで行けば・・・ |
■ ピティ |
もう!そんな事したらお金が幾らあっても足りないよぉ! |
■ ロック |
お! そういえば・・・マイリーの神殿にはかつてジャイアントが使った武器ぐらい有りそうですね。 それを手入れして使えるようにして、それを飾りましょう。 |
■ ピティ |
あくまで“使える事”前提なのね。 |
■ ロック |
当然です。では、善は急げです! 早速マイリーの神殿に問い合わせてみましょう! |
で、嘘のようなホントの話。
どうやら巨大な武器・防具を収めている神殿がある‥‥という噂だけは手に入れたのだが‥‥
■ ロック |
仕方有りません! こういう時の冒険者です! 鍛冶屋のつては付けておきます。 神殿を捜して‥‥その剣と盾をそこまで運んでもらいましょう! |
■ ピティ |
お兄ちゃん・・・キャラ替わってない? |
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