追尾隊!! | Scenario #56 |
鏡の中の鏡 |
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オラン とある路地 |
すこぉし急いで。しかぁし焦らず。
ゆっくり、ばっちり追尾する者達。
しかし、小路地にさしかかった時。彼らの目の前に‥‥腕組みして待っているカナルの姿が。
■ ジャン=バッティスタ To:スレイ |
あっ、スレイ隊員! まさにカナルが、君の未来をふさいでいるぞ。 |
■ ジャン=バッティスタ |
(しかし、なぜこうも容易く待ち伏せされていたんだ?) |
答え:ピーピングトムがいたからです。
しかし、我らが『カナル追尾隊』。焦るそぶりも見せずに‥‥
■スレイ To:バティ&ティト |
こ、こうなったら知らない人のふりをして体当たりでも…… 3人でぶつかれば恐いものなんてないはずです!(あせあせ) |
焦りまくりじゃん(;´Д`)
しかし、こんな時に頼りになるのはティトル隊員。
スレイ隊員の発言と共に、攻撃態勢にうつる!
■ティトル To:スレイ |
おーっ! じゃあいっきますよぉ〜 |
気合充分やる気満タン♪
バティとスレイの腕を両脇にわしっと組んで、突撃体制準備ok!(笑)
3人であたっ〜〜〜〜っく☆
■ ジャン=バッティスタ To:ティト |
うおー、俺様を武器に使うなー(絶叫) |
大丈夫!三人居るからなんとかなるさ!
さぁ、カナルの運命やいかに!
■ティトル To:バティ&スレイ |
とっつげきぃ〜♪ カぁナルさぁ〜ん☆ |
■スレイ |
のわぁーーーっ?! |
って、呼んでどうするっっ(^^; いや、スレイのは違う叫びではあるが(苦笑)。
しかし、その勢いは衰えることをしらず、両側のスレイとバティを引きずり駆ける!
そんな愉快(?)な仲間に対し、
■ カナル To:おおる |
お前らなぁ……。 |
慌てず騒がずレビテーションを唱えるカナル。
その身体は音もなく空に浮かび、ティトル達のトリプルアタックは空振りと終わった。
■スレイ |
か、かわされただとっ?!(違) |
■ ジャン=バッティスタ |
おっ、俺様を踏み台にした〜!? |
■ティトル |
はれれ〜失敗ですぅ |
目標物が空中では。流石の追尾隊も手も足も出ず。
■ カナル To:おおる |
俺には、もう一つ目があってな。 |
つぃ……と片腕挙げたところに。先ほど銀の網亭にて見かけたミミズクが羽音を立ててとまる。
勢いで崩した体制を立て直してミミズクをマジマジと見るティトル。
■ティトル To:カナル |
あれれ?さっきのトリさんっ、カナルさんのだったんですかぁ〜 …で、どこにカナルさんの目があるんですか?? |
つぃ‥‥と視線をカナルに移し、今度はカナルの顔をマジマジ…(笑)
■ カナル To:ティトル |
これは、使い魔って言ってな。 俺の分身みたいな物なのさ。 こいつが見聞きしたものは、全て俺の目や耳に入ってくるっていう寸法さ。 |
と、ミミズク・ミネルヴァについてちょっと説明。
とうのミネルヴァといえば、朝早くからの仕事のせいか、ちょいと眠たげな顔をしている。
■ ジャン=バッティスタ |
ちっ、やっぱり喰っておくべきだったぜ。 |
と呟くバティの横で。ティトル、一人で考える。
あのトリさんが見たり聞いたりしたことが、そのままカナルさんに通じちゃうってことは‥‥あのトリさんを食べちゃったらどうなっちゃうんだろう‥‥??
‥‥なぁんて。一人恐い想像で頭を悩ませてたりする。
■スレイ To:バティ&ティト、カナル |
あ、聞いたことありますよそういう話。 確か使い魔に与えられた感覚も共有するんでしたよね? って、やぁカナル。ゴキゲンヨウ(^^;)/ |
と、あせあせっとしながらも体裁を繕おうとするスレイ。
しかし、正直な耳が今の精神状態表していたりする。
■ ジャン=バッティスタ To:ティト |
じゃ、スレイの未来はスレイに任せて、俺達はパン屋に行くか。 |
ずぅっと頭を悩ませていたがやっぱり恐い考えにたどり着いたらしい。
半泣き状態でバティさんの声に振りかえる。
■ティトル To:バティ |
バティさぁん(T_T) ロレッタさんち行くですぅ〜ぐすぐす…。 |
そのままバティに連れられて、"パン屋の姫様"おわすパン屋へと向かう。
■スレイ To:バティ&ティト |
あう、パン屋さんですか。いってらっしゃい。 わたしは輝かしい未来のために頑張るとしますよ(^^; |
と、バティ&ティトをひらひら〜っと送り出す。。
■スレイ To:カナル |
で、カナルはどこに行こうとしていたんですか? 聞くところによると「わたしの未来の恋人」に逢いに行くところとか?(じーっ) |
と、空中にふわふわと浮かぶカナルを見て言う。
そう、バティのその一言で、今朝の追尾隊は結成されたのだっ!
■ カナル To:スレイ |
スレイ、趣味が悪いな……。 そんなに気にあるなら、ついてくるか? |
との問いに、
■スレイ To:カナル |
はい、行きたいでーっす(^^)/ |
何を迷う必要があるか?
満面の笑み(+耳)で答えるスレイに、ちょっと肩をすくめるカナル。
そのまますっ‥‥と音もなく地面に降り立ったカナルに連れられ、二人は路地裏へと消えていったのでした…
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