追尾隊結成! | Scenario #56 |
鏡の中の鏡 |
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銀の網亭 酒場 |
さて。久しぶりの再開の宴の次の日。
依頼人代理が登場するのは昼頃との事であるが……冒険者達はどのようにして時間を潰すのであろうか?
■ ジャン=バッティスタ To:ティトル |
ティト〜、甘いもの食べに行こーぜ? |
依頼人代理が来る前のひと時。
目当ては、なじみのパン屋らしい。
え?どんなパン屋だかって?
それはそれ。シナリオ12参照の事♪
■ティトル To:バティ |
はーいっ! なんだか久しぶりで楽しみです〜(^-^) 何買いましょうかねぇ〜、あ、お土産も入りますよね〜 |
と心ウキウキ♪足取り軽やかで出かける準備♪
■ カナル To:おおる |
それじゃ、俺もちょっと野暮があるんでね。 |
と。こちらは独り身………いやカナル。
そう言うと、するりと店を出ていく。
■ ジャン=バッティスタ To:ティト |
むっっ、カナルのヤツめ、なんだか怪しいぞ。 きっと、昨夜のオンナのところに行く気だな。 ティトル隊員、スレイの純愛のためにも、我々は追跡隊を結成しなくてはならないのだ! |
と、どこぞよりか取り出した。コドモのおもちゃの水鉄砲。
ぱしゅぅ☆と打ちだし、こそっと耳打ち。
そんなステキな提案に♪目をきらきらっと輝かせつつ、
■ティトル To:バティ |
(きらーん☆) はいっ!バ…隊長っ!! 追跡デスネ〜。スレイさんのために頑張りましょう〜! |
と。耳打ちされたの何処吹く風よ。
元気な大声、好奇心100%〜☆
■ ジャン=バッティスタ To:ティト |
よし、それでは出発だ! パン屋は帰りに行こう。 |
ティトルの元気の良い声に反応して、2階からスレイがとことこと降りてくる。
だいぶ眠いのか、寝ぼけ眼ならぬ寝ぼけ耳をこすっている。
■スレイ To:バティ、ティト |
ん〜〜、おはようございますぅ…。今、わたしを呼びましたかぁ? |
ほえほえ‥‥と、聞くスレイに対し、
■ ジャン=バッティスタ To:スレイ |
遅いぞ、スレイ隊員。君の輝ける未来が危機に瀕しているのだ! すぐに降りてきたまへ!! |
■ティトル To:スレイ |
大変なんですよぉ〜スレイさんっ 追跡デス〜っ(>_<) |
何が大変かってぇ『輝ける未来』。
それまでぼぉ〜っとしていた寝ぼけ耳。急にぴん♪と立ち上がる。
■スレイ To:バティ、ティト |
おぉぉ〜〜〜っ!!いったいどうしたというのです、追跡とはっ?! |
くっきり、はっきり目覚めたようだ。
■ ジャン=バッティスタ To:スレイ |
スレイがぐぅぐぅ寝ている間に、カナルが「ちょっと野暮用」なんていいながら出かけちまったんだ。 ありゃぁ、こっそりスレイの未来の彼女に逢いに行ったんだぜ |
■スレイ To:バティ、ティトル |
「未来の彼女」……?(ほえほえ〜) むぅ、カナルも侮れませんね、さすが魔術師。いつのまにそんな事を探り当てたんですかね? こうしちゃおれません、さっそく追っかけましょう!! |
■ティトル To:バティ&スレイ |
追跡〜っ! |
急遽結成された『スレイの未来を護る隊』‥‥ならぬ『カナル追尾隊』。
隊員あつめ、いざ出発!と、いさんで銀の網を出る。
内緒の内緒の追尾隊。
バティが先頭となり、いざいざゆかん!カナル追尾に!
■スレイ To:おおる |
ん、何か視線を感じる……? |
何かしらの視線を感じ、耳レーダーをフル稼働♪
と。ととと‥‥。
入口出ようとした追尾隊。隊員スレイとティトルの目に、ミミズクの姿が目に入った。
こんな町中の店にミミズク?と不思議に思う面々であったが‥‥残念ながらそれがカナルの使い魔たるミネルヴァであると気付くモノはいなかった‥‥
■スレイ To:バティ、ティトル |
あっ、ティトルの餌(=トリ)があんなところから見てる…… |
■ティトル To:スレイ |
あれれ??アレですか? ……前にどこかでみたよーな…うーん(-_-) |
と、視線はミミズクちゃんにアリ☆
■ ジャン=バッティスタ To:スレイ |
むっ、気のせいか見張られているような。 まぁいいや。とりあえずティトのお腹に収めておこう。 |
■スレイ To:バティ&ティト |
では捕獲しますか。 わたしとティトルが囮になっておいて、後ろからバティが…(にま) |
と、捕獲を提案したものの。
■ ジャン=バッティスタ To:スレイ |
しかし、捕まえるための道具がない…… 苦しゅうない、放っておこう。 |
■スレイ To:バティ&ティト |
あ、そうですね。 トリなら銀の綱亭にありますし、今回は見逃してあげるとしますか(笑) で、目標はどっちに?(キョロキョロ) |
そう。今はカナルの追尾が先決。
見れば、ついと先の路地に入ろうとするカナルの姿が。
急いで後を追う面々。しかし、それらの会話はすべてが、カナルの知る事となっているのを『カナル追尾隊』は知らぬのであった‥‥
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