- Diva the Soul Saver -
魂のディーヴァ
Column
なんかシナリオが最短ルートで終わってしまったので、設定資料集………
登場人物
■アディ
16歳の女の子。少し癖のある茶色の髪を三つ編みのおさげにしている。目はブラウン。
両親は彼女が幼い頃に他界しており、兄のハンクに育てられた。そのせいか、ちょっとがさつでブラコンぎみ。何でもてきぱきしてるけどそそっかしい、というかかなりアバウトな性格。
レイザとは仲がいい。ハンクは正反対だとか言っていたが、それはおおむねハンクの希望的観測であり、実際はかなり通じるものがある。
ハンクからもらった、真鍮製でヒイラギの模様の入った懐中時計を宝物にしている。
プリースト(マイリー)4・ファイター3・セージ1。
アディの死亡条件は「男爵が逃走する前にディーヴァを手に入れ、祠に行く際にディーヴァをアディに預ける」こと。その場合、砦は(PCがいない間に)再度の総攻撃を受けることになっていた。
■レイザ
22歳の女。蛮族出身で、所属的にはオランの軍人。短く刈った銀髪に灰色の目、褐色の肌に入れ墨。
昔、アディの父親に命を助けられ、オランまでついてきた。
何でもおおざっぱでワイルド。怪力自慢で、繊細という言葉にはあまり縁がない。腕試しと称して挑んでくるので、結構恐れられている。
彼女の剣は、(滅んだ)彼女の部族に伝わる宝だが、業物というわけでもなく大した装飾もないので、彼女以外にとっては価値はない。
レンジャーとファイターがそれぞれ5レベル。強い。
レイザの死亡条件は「男爵が逃走した時に追わず、自分が連れ戻してくると言うレイザを止めない」こと。その場合、最後にアンデッド化したレイザと戦うことになっていた。
■ハンク
29歳の男。アディの兄。大柄のスポーツマンタイプ。
一応騎士叙勲を受けているが閑職。マイリー神殿で修行していたこともあるが、魔法の才能がなかったので武術ばっかりやっていた。
質実剛健で融通が利かない。いつも仏頂面をしているが、中身はシスコン。
実はレイザのことが好きで、彼女より強くなったら…とか思って日夜修行に勤しんでいるが、まるでかなわないので密かに苦悩している。
この人は死ぬ予定なかったです。
■男爵
32歳の男。デブ。
我儘で小心者。ていうか無能。彼に関して唯一評価できることといえば、明確に悪事を働くほど度量がなかったという程度である。
魔法やモンスターの類に対して極端に用心するタイプで、有り体に言えば迷信深い。適当に言っても結構信じたりするので、根っからの悪人ではないだろう。
男爵の死亡条件は「ディーヴァを持ったまま逃走すること」ちょっと脅せば逃走することになっていたので、事前にディーヴァを奪わなかった時点で彼の死は確定。彼を生かしておくなら、村人を扇動するなりしてふん縛ってしまうのが一番手っ取り早かった。
■男爵の先祖
ゴースト。
その昔、大量に発生したアンデッドを、ディーヴァで一箇所に集めて戦うために、砦を築いた。
昔はちょっとした英雄だったが、今はただのモンスター。
まぁPC側にはディーヴァがあるから滅多なことでは、とは思っていたが、いくらなんでもここまで瞬殺されるとは思わなかった。台詞の一つも言う間なし。
アイテム
■ディーヴァ
簡単に言えば、ホーリーライトっぽい音波アタックが消費安く使えるアイテム。
半径10m以内のアンデッドの苦しみを和らげ、魂を浄化する働きがある。また、アンデッドにしか聞こえない特殊な音波が半径5キロまで届き、それを聞いたアンデッドは一時的に生前の半分程度の知力を取り戻す。
人間らしく死なせてやるという配慮らしいが、およそ配慮の空回りとしか思えない。
迷惑なことに、浄化の範囲は半径10mしかないが、半径5キロ以内で音を聞きつけたアンデッド達が苦しみから解き放ってもらおうとわらわらと寄ってくる嫌な副作用がある。
何の気なしに持ち歩くとメチャクチャ危険なアイテムと言える。
■黒い聖杯
平べったくて背の高い杯みたいなのは、実は祭壇じゃなくて聖杯。と言っても悪い神様の聖杯。
周囲の死体をばんばんアンデッド化するという、カーディスな人には嬉しいアイテム。もちろん、一般人にははた迷惑なだけ。
ディーヴァと共鳴させて力を抑えられていたが、男爵がディーヴァを持ち出してしまったので再起動。
ゆな
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juna@juna.net
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