- Diva the Soul Saver - 魂のディーヴァ |
祠の中 |
祠の中にはいると、黒い、どうも金属製らしい平べったい器のようなものが置いてあった。
ディーヴァに比べると、飾り気もなく、ただの台のようにも見える。男爵の言っていた祭壇みたいなものというのは、これのことだろう。
ポムはディーヴァを取り出すと、掲げて見せた。
■ポム To:ルタード |
置いていいか? |
■ルタード To:ポム |
わしはかまわんと思うんじゃが。 |
■バジル |
どうなるかな? |
■アイシャ |
どうなるだろ〜? |
ポムがディーヴァを祭壇?に近づけると、祠の中に
ビィィィィィィィン という耳障りな音が響き………
ディーヴァを置くと、止んだ。
■アイシャ |
ひゃ〜。 |
■バジル |
び、びっくりした〜 …共鳴して…たのかな? |
■ポム To:みんな |
なんだ?なんだ?今の音 …これでいいのかな |
■ルタード To:ポム |
分からんな。分からんことだらけじゃな、どうも。 ディーヴァが再び祠に安置されたことで何か変わったかどうかは、村に戻るなりせねば確かめられんじゃろう。 |
■ポム To:ルタード |
普通の死体に戻ってるといいな |
■バジル To:ルタード |
あの台座みたいな黒い器とディーヴァが対の物なんじゃないかな。 両方が揃っている時は安らぎをもたらすけど、片方が欠けると力が暴走しちゃうのかもしれないね。 まぁ、詳しい調査は直接、三角塔の賢者達に任せて、僕達に出来ることはここまでかな。 |
■ミュン To:バジル&ALL |
そうですね。祭壇っていうわけじゃなさそうですし・・・ |
■ルタード To:みんな |
……戻ろうかの。 |
■ラウル To:ルタード |
ああ。これでやっと全部終わり……なんだな。 早いトコ戻ってアディたちに報告しよーぜ。 ………領主のコトも含めてよ。 |
■アイシャ To:ラウル |
うん。そうしよ〜。 |
■ミュン To:みんな |
それほど重くなさそうなかんじですし・・・持ってかえりましょうか? |
■ポム To:ミュン |
大丈夫か? |
■バジル To: |
なんだかおっかないけど、持ち上げてさっきみたいな音が出ないなら良いんじゃないかな。 |
■ポム To:ラウル |
頑張れ力持ち♪(にんまり) |
ぽむぽむとラウルの腕を叩く。
■ラウル To:ポム&ALL |
む? まぁ確かに、そんなに重くはなさそうだから大丈夫とは思うが…… |
持ち上げてみても、確かに軽い。特に何事もないようだ。
■ポム To:ラウル&みんな |
なんにもないみたいだし こんまま行ちゃおうぜ♪ラウル♪ |
■ラウル To:ポム&ALL |
おう。今度こそやり残しはないみたいだしな。帰るとしよーや。 |
■アイシャ To:ラウル |
お、落とさないでね(どきどき) |
■ラウル To:アイシャ |
ああ。いきなりさっきみたいな音が鳴り出したりしなけりゃ、大丈夫さ。 |
■アイシャ To:ラウル |
ダメ〜、鳴っても落としちゃダメなの〜(;;) |