そんなこんないってる片隅で。
　石化していた少年一人。

　石化解除ついでに、質問をば1つ。

　おそるおそるの質問に、夢見る少女は、

　逆質問をしてきたり。
　さぁ、どうする？アシスト！

　と、もんのすごぉ〜〜〜く困った顔のアシスト少年。

　と、素でかえされます。

　撃墜されて沈黙する少年。君に非は無いと信じたい‥‥。が。
　信じる事すらかなわぬかやや？？

　と、素直にその場に座り込みます。
　梯子を使えば、何とか届く‥‥かな？？

　袖を捲り、梯子に足かけ、フォルトゥナの顔の整形‥‥もとい造形を始めようとするコリューン。
　さて、うまくいくのか！？

　ぶつぶつ言いながら部屋を物色し始めるが、鉄ヤスリは見つかれども、他にはあまり良いものは‥‥‥鏡、ぐらいかな？

　その時。ちょいとキャンドルがコリューンを止める。

　どうやら掘るのは最終手段としたいらしい。

　そこ！乗り気でいない！！(笑)

　ぶつくさモード突入か？

　と、ザックの手より、フリフリのドレスを借りて来る。

　ショックを受け、しばし悲しみに浸るコリューン。
　‥‥え？浸ってやいないって？
　‥‥気にしないでくれ( ゜Д゜）y─┛~~~

　をい、少し残念そうにするなぃ(笑)。
　そんなアルスワに、冒険者の先輩らは、

　と、俺は関係ないぜぃ〜♪風にまとめるザック。いいんかいっ！(笑)
　負けじと、真似っ子コリューン(笑)。返すところは、忘れずに♪

　そんな事をよそに、いそいそとフォルトゥナに着付けを施すキャンドル。
　心なしか、楽しそうである。

　と先ほどアルスワが見つけてきた鏡をフォルトゥナの前へと置く。

　ちらっちらっと。
　ザック、アシスト、アルスワ、コリューンを、見る。
　・・・・・・・・・・・・((((((((;; '-')　無言で視線を逸らすコリューン。

　と、至極まじめな顔で答える。

　と、頬を染めるフォルトゥナ。
　さて、どうする？？

　そんなフォルトゥナの姿に。とうとう、何かがキれたコリューン。

　と、フリフリ、ごつごつのフォルトゥナ。
　ぷちっとなる一歩手前ぐらいの圧力で、コリューンに抱きついた！！！

　と、コリューンを腕の中で抱きしめながらの発言。
　目、だいぶキラキラしております(^-^;;;

　と、またしても怪しげな呪文を唱えながらコリューンに対して静かに祈る。
　怪しい坊主、そのもの‥‥？(笑)

　そして当のコリューンはというと‥‥とある花畑にて、じっちゃと久方ぶりに会っていたりする‥‥‥
　‥‥‥はて？
　ちょっと青ざめたコリューン。はたして生死やいかに！？

　納得するアルスワ。
　先ほどの己を見ているのだろうか？(笑)

　と、手遅れになる前に忠告するキャンドル。
　そのおかげか。ようやっと、(死の)抱擁から開放されたコリューン‥‥。
　いやぁ〜危なかったねぇ〜〜(^-^;;;

　しばらく、ぼ〜っとしたり深呼吸をしたりして気持ちを落ち着かせる。

　ふらふらになりながら、でも、質問を忘れないコリューン。

　と、とても哀しげな顔をする。

　流石姐さん。
　表と裏を使い分けてらっしゃる(笑)

　ふりふりドレスで、乙女チック☆に答えるフォルトゥナ。

　そう言い、何もない壁に向かって歩いて行くフォルトゥナ。
　おもむろに壁に手をかけ、力を込めはじめる。

　その瞬間。ものすごい音と共に壁の一部が倒れ、その先に階段らしきものが現われた。

　壁の厚さから考えてみても。
　冒険者一行の総力を挙げてもだいぶ難しそうな壁であった。

　間髪入れずの心の中での突っ込み。
　さりげな〜くザックもフォルトゥナの方を見ていなかったりする。

　真摯な顔して、ひでぇこと言っておりますな(笑)。
　でも、そおぐらいが恨み晴らすのに丁度よかったりして(笑)。

　‥‥‥
　いや、それはちぃとムリだとおもうの。うん。
　冒険者達は、ようやっと階段への道を発見することが出来た‥‥。