アルスワ、危機一髪!! | Scenario #47 |
ルイトゥーラ様のゆううつ |
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屋敷 3つの扉の間 |
■ アルスワ To:アヌケト |
アヌケトさんですか・・・ どうしてアヌケトさん青いのでしょうか? そして、抱きしめる者とはどういう方の総称なのでしょうか? 私にはそれが疑問でなりませんが・・・ |
連続しての攻撃のせいで、順応能力がアップしたのか。
幾分落ち着いてきたアルスワ君です。
■ アヌケト To:アルスワ |
たまたまアルスワ様がいっとう最初に開けたドア。 それが私、抱きしめる者のドアだったら私になっただけですの☆ 他の渇望する者、拒む者のドアじゃなくって、ほぉ〜んと良かったわぁ♪ そうそう。総称っていうよりも、我が創造主が付けてくださった名前だからね。如何なる理由があるかは、わたくしは知らなくってよ〜。ほほ。 そ・れ・で。アルスワ様☆ 抱きしめる者たるわたくしと、一緒に抱擁いたします?それともどうしますの? |
何やらトンでもない展開になりそうです。
抱擁っていうか、このまま扉に吸収されそうな勢いですが‥‥はてさて、大丈夫なのでしょうか?
■ コリューン To:アヌケト |
〜♪ |
さてさてコリューン。何を思ったか、いきなりアヌケトの鼻部分とおぼしき穴に鞘ごとレイピアを突っ込み、くすぐろうとしたのだが‥‥。
突っ込もうとしたその矢先、鼻とおぼしき部分がぐぃ〜〜んと奥に伸び、残念ながらコリューンはその思惑を果たす事はできなかった。
でも。
やっぱりアヌケト、手をしっかりと握っていたり。
こやつ普通の扉ではないようだ。
■ アヌケト To:コリューン |
あ〜ら♪ちょっと勇ましい殿方だこと♪ 残念ですけど、そんな事で愛しのアルスワ様の手を離すとでも思ったのかしら? おほほほほ‥‥‥ |
と、鼻が奥に引っ込んだまま、笑う。
‥‥‥。
ルネの性格形成に悪影響しまくりな状況である。
■ ルネ |
‥‥‥(TT) |
‥‥。ち〜ん(-人-)
■ キャンドル To:心の声 |
(これじゃあ、ウィップでも避けられそうね…) |
と、ココにも攻撃を仕掛けようとしていた者が一人。
ただし、状況から攻撃はとりあえずやめたようだ。
■ アヌケト To:ALL |
ほほほほほほ♪ |
他に方法はないのだろうか??
■ アルスワ To:アヌケト |
ふう・・・ 扉と抱擁ですか・・・ しかし、扉と抱擁した経験がないものですから 一体、どうすればいいのでしょうか? |
と、真顔で悩むアルスワ。
さてさて、どうなるのだろうか?
■ コリューン To:アルスワ |
オッサンにでも、聞いてみれば? 経験、多いらしいから。 |
と、パーティーで一番の経験者へと意見を扇ぐコリューン。
レイピアの鞘の先。
見ないように。見ないように。
深く考えないようにしているらしい。
■ ザック To:コリューン&アルスワ |
ひゃっひゃっひゃ。 とりあえず、その扉はアルスワのこと気に入ったようだからな。 キスでもしてご機嫌でもとっておけばいいんじゃねえのか? たぶんな、上でみている依頼人もウブなにーちゃんが慌てふためきながら そのアヌケトとかいうのとキスすることを望んでいるんだろ?。 べーつに代わってやってもいいが、おれみたいなジジイよりそっちの若いにーちゃんと キスしたいだろ、アヌケトもな。 ひゃっひゃっひゃ |
■ アヌケト To:ザック |
あ〜ら♪こちらのお兄様はお話わかるわぁ〜ん♪ でもわたくし。貴方のような渋めの方でもOKですのよ? もちろん、アルスワ様が一番ですけどもね♪ |
と、大きな瞳でウィンク一発。
一方のザックはというと。アルスワからの返答がないのをどう解釈したのか、
■ ザック To:アルスワ |
あーそーかそーか キスの仕方がわからんか そーだな・・・・・ |
と、一人納得する。
さて、一体誰を生け贄に‥‥アシスト&アルスワ、論外。キャンドル、後が怖えぇ。ルネ、子供はねぇ‥‥。
と、残るは2人、キャプとコリューン。
勇猛果敢なザック先生。流石にキャプの方は見ずに、
■ ザック To:アルスワ |
こーすんだ よーくみてろー |
と、男になったコリューンに、あつぅぅぅ〜〜〜〜い抱擁をカマスザック。
コリューン、危険感知失敗っっ!!
■ ルネ |
きゃぁ☆ |
ルネ。目の前でのあつぅ〜い抱擁に、頬を真っ赤に染めている。
■ キャプ To:ザック |
ザックってば・・・そっち系の趣味があったのね。 男同士でなんて・・・(笑) |
■ キャンドル To:ザック |
・・・・・えぇ!? (まぁ、元は女のコだし、問題ないといえば問題無いけど…(苦笑)) |
男同士ったって‥‥ねぇ(^-^;
ルネとはまた違った理由で、コリューンの顔も真っ赤になっていたりする。
■ コリューン To:ザック |
・・・・ウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・・・・ コリュ〜ン・パぁ〜ンチっ!!! |
コリューンとて、花も恥じらうオトメなんである。
※"男女”と書いても“オトメ”と読めるんである。
そんな怒りのコリューンパンチ。
怒りのあまりか「振り」が大きすぎたため、ザックにかるぅ〜くかわされてしまう。
■ ザック Toコリューン |
(コリューンの攻撃をさらっとながして) へへっ まー男なんだからいいじゃねえか 安心しな。おれにゃあそのケはねえからよ |
と言うけど、今回のザックキャプのピ〜〜〜〜触るわ、いくら野郎になっているとはいえコリューンに抱きつくはわ‥‥。
‥‥‥えろおやぢ♪
ちなみに、某魔術師とは言うと、彼らの姿を見ている場所にて、声をたてて笑い転げていたりする。
■ コリューン To:ザック |
うわぁああああぁぁぁぁぁぁんっ!! バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ |
目茶苦茶に腕を振り回すが、やっぱり今度も当たらない。
半分ヒステリックになっているようだ。
■ キャンドル To:コリューン&ザック |
…ははっ…はっ(苦笑) コリューンと、ザック良いコンビだし、コリューンがちゃんと女のコに戻ったら、正式にプロポーズしてもらったら?(笑) |
に〜〜っこり笑みを浮かべるキャンドル姐さん。
そんな言葉に、
■ コリューン To:キャンドル |
却下っ! |
と即答なコリューン。
ま、当たり前といえば当たり前である(笑)。
■ キャンドル To:コリューン |
そう?、結構、御似合いだと思ったんだけど…(にこにこ) |
にこにこのかげに、笑みがあったり(笑)。
■ アルスワ To:ザック |
ふう 別にキスの仕方は知っていますよ。 ただ、扉とやるのは未経験なものですから |
と、少し呆れ気味に言うが、話が本質からズレていることには流石に気が付いていないようだ(笑)。
■ アルスワ To:アヌケト |
しかし、このままジッとしている訳にもいかないですね アヌケトさん 申し訳ないですが、そちらから抱きついてもらえませんか やり方が分かりませんし・・ |
と、ある種覚悟を決めたアルスワ。
死の抱擁で無ければいいなと‥‥思う、23の春であった‥‥
■ アヌケト To:アルスワ |
あら♪わたくしの抱擁を受けてくださるのですか♪ きゃぁ〜〜〜♪カンゲキですわぁ〜〜〜♪♪♪ ‥‥‥☆ では、失礼いたしますわ☆ |
そっとアルスワの手を握っていた手を離し、すっ‥‥と扉から二本の腕が出てくる。
流石に「顔」のまま抱擁することは考えたのか、普通の人間サイズの身体と腕、顔を持ったアヌケトがぬっ‥‥と扉から生えている状態になった。
■ アヌケト To:アルスワ |
さぁ、愛しのアルスワ様‥‥‥☆ これでよろしいのでしょうか? |
蒼白い身体のアヌケト。
精霊のウンディーネに似ている事もないのだが、そんなこと今のコリューンの前で言ったりしたら、それこそ半死状態にさせられてしまうかもしれない。
■ アルスワ To:アヌケト |
それなら、問題ないですね |
観念したのか、感心したのか。
問題ない、と両手を広げるアルスワ。
その腕の間に、アヌケトの身体が静かに入りこんでくる。
■ アヌケト To:アルスワ |
‥‥‥あぁ、し・あ・わ・せ☆ ‥‥♪ ルイトゥーラ様には申し訳ないけれど、ここまでして戴いたのなら‥‥☆ |
またまたウィンクするアヌケト。
すると、アヌケトの扉の隣にあった黄色い扉、さらに赤い扉が音も無く消滅する。
その変わり、部屋の両端に今度は二つの白い扉が出現した。
その扉、またまたプレートが付いているようだ。
2e 2e 3e ル 3e 4e A シ ザ B 4e 5e キ プ コ 5e 6e ワ 6e 7e 青 7e a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t
プ=キャプ | コ=コリューン | ザ=ザック
シ=アシスト | ワ=アルスワ | キ=キャンドル
ル=ルネ | 1マス1m
A=冒険者から向かって右の白い扉
B=冒険者から向かって左の白い扉
■ アヌケト To:ALL |
愛しい方のパーティーだもの。ついでに良い事教えてあげるわ♪ 向こうの(A)扉は女の子のお部屋。夢見る少女が中に待つ。 さまざまな夢に囲まれるも、彼女の夢はまだ遠い‥‥。 こちらの(B)扉は勇猛果敢。勇ましい男の子が中で待っているわ。 勇ましき小さな勇者が望むものはなんでしょう? まぁ、「中で待つ」っていっても、それぞれの白い扉の向こうはすぐ廊下で、廊下の先に部屋があるんだけど‥‥ さぁ、どうする? どっちの部屋に行っても、ちゃんと上への階段があるの。 でも、どっちかの部屋に行かないと上への階段はないの。 さぁ、どっち? |
と、アルスワの首に細い腕を回し、にっ‥‥と笑みを浮かべるアヌケトであった。
ようやくヒスが収まったのか、
■ コリューン To:ALL |
夢・・ね。悪夢なら充分、見たけどね・・・・・ 行ってみなけりゃ分からないけど、どっちにする? 夢見るお部屋で、みんな揃ってバッドトリップも良いかもね〜ヽ(゜▽、゜)ノ |
■ ザック To:ALL |
夢見る乙女ってのがいっちばん怪しそうでいいんじゃねのか? はやくコリューンも夢見る乙女にもどれりゃいいねえ ひゃひゃひゃ |
■ コリューン To:ザック |
夢も希望も無い怪しいオッサンには、言われたくないわいっ! |
と、今はコリューンから離れているザック。
怪しげな所に、笑いがあれば良いのだが‥‥。
ちなみにアヌケトは、未だにアルスワにひししっと抱きついていたりする。
■ アルスワ To:アヌケト&ALL |
あちらの扉(A)に行くんですね すみません アヌケトさん、私はもう行かなくてはなりません 残念ですがここでお別れです。 |
そう言って離れようとするアルスワ。
その発言を聞き、アヌケトの表情は曇る。
■ アヌケト To:アルスワ |
そんな‥‥せっかく愛しい人の腕の中に‥‥と思ったのに。 でも、あんまりしつこいと嫌われちゃうかもしれないわね‥‥ じゃぁ、アルスワ様♪ 最後の最後。我が儘一回だけきいてくださいましね♪ |
そう言うが早いがアヌケト嬢(?)。抱きついたまま、アルスワの唇を奪う。
ぶちぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
‥‥‥
その後、そっと回していた腕を放すアヌケト。
やけにさわやかな顔をしていたとか、していないとか‥‥。
■ アヌケト To:アルスワ&ALL |
では、御武運をお祈りしていますわ(^^) |
にっこり笑みを浮かべたあと、すっ‥‥と元の扉へと戻るアヌケト。
しかし、扉にはもうノブはなく、開ける事のかなわぬ扉へと変化した。
その傍らに、石化しているアルスワ一人。
■ キャンドル To:アルスワ |
最後にしっかり、唇奪っていったわね。(笑) (独り言)でも…、あの足音、何の音だったのかしら? |
そら愛しいとか云々言っていましたし‥‥
何しろ創造主が創造主であるから、そう言う点ではしっかりした者だったのであろう<唇。
■ アシスト To:ALL |
消え……ちゃったね。でも、このヒト(?)なんだったのかなぁ。 精霊じゃなかったみたいだし……。ルイトゥーラさんが作った魔法生物なのかな? あ、そーだ。 |
一人でぶつぶつつぶやいた後、ふいにアルスワに向かって、
■ アシスト To:アルスワ |
キスの味ってどーだった?(笑) |
冒険者としての経験はほぼ同レベルのアルスワではあるが、アシストよりも人生の経験は多いであろう。
その数ある経験の「結果」を知りたいアシスト君。
その瞳、純粋な眼差しの奥に、「興味本位♪」の文字も見えたり♪
■ アルスワ To:アシスト |
それは、体験してみないとわかりませんよ ザックに頼めば、教えてくれるかもしれませんよ |
と苦笑しながら答えるアルスワ。
しかし、質問の本筋からは微妙にズレていたりする。
さて。次に行く間を決める一行。とりあえず『夢見る少女の間』行きの意見は出ている。
■ キャンドル To:ALL |
私も、『夢見る少女』の方で良いわ。 乱暴そうな勇者様より、話せば分かりそうな、少女の方が私好みだし。(微笑) |
■ アシスト To:ALL |
オレは勇者サマの方が気になるなぁ……どんなヤツだろ? |
夢見る少女に勇者様。
果たして先に、待つものは?
■ キャプ To:ナレーション |
待つもの?そんなの決まってるわよ。 これ以上ないって位の、ロクでなしが待ってるのよ・・・(ため息) |
と、憂鬱なため息ひとつ。
■ アシスト To:キャプ |
ねぇ、キャプ。何独りゴト言ってるの? |
と、クエスチョンマーク飛び交うアシスト一人。
■ キャプ To:アシスト、ALL |
気にしなくていいの。ただのグチなんだから・・・ それじゃ、あっち(A)の方で決まりね。行きましょうか 話の分かる少女だと、いいわね・・・ |
くるりと方向を変え、奥の扉を目指すキャプ。
はてさて、次に待つ少女とは?
■ キャンドル To:ALL |
扉に、普通の罠は、無いみたい… 流石に、さっきのアヌケトみたいのが来るとお手上げけだど(苦笑) それから、鍵も無さそうね。 じゃあ、開けるわよ。 |
慎重に扉を開けた先は廊下となっており、直進10m先に、また同じ扉が在った。
ただ、その扉。やたら装飾‥‥ピンクやらリボンやら‥‥がされてあり、愛らしいプレートに『女の子のお部屋』と共通語で書かれてあった。
■ ザック ToALL |
おそらくえっらく不細工な女がでてくるんだろーな・・・・・ どーれ・・・さくっとあけてみっか 女の子の部屋の扉にワナなんぞかかってねえだろ・・・ (なんも考えずに扉をあけます) |
■ コリューン To:ザック |
オッサン、ルネちゃんにもそんなような事言って、恥じかいたな。 けっけっけっ |
と、くらぁ〜い笑みを浮かべるコリューン。
そう、その「自信」の為に、一体どれだけ自分が苦労した事やらら‥‥(笑)。
■ キャプ To:ザック |
ザックってば・・・女の子の部屋に入る時は、ノックするのがマナーでしょ。 まぁ〜ったく、ガサツなんだから・・・ |
と、先ほど念入りに調べたキャンドルを横に、さくっと扉を開けるザック。
それに対し”少女”キャプは愚痴こぼす。
果たして女の子のお部屋に潜む者は??
■ キャンドル |
・・・・・やっぱり、ザックくらいの度胸は必要なのかしら。 はぁ〜(溜息ひとつ) |
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