こっちの扉は甘〜いぞ? Scenario #47
ルイトゥーラ様のゆううつ


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屋敷 またしてもクッションの間

 なんとか斜面を登ってきた一行。
 クッションの海をまた移動し、今度は白い扉の前に皆集まる。
       
                          
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プ=キャプ | コ=コリューン | ザ=ザック
 シ=アシスト | ワ=アルスワ  | キ=キャンドル
ル=ルネ | 1マス1m
■ キャンドル To:ALL
 さっき、ザックに扉開けさせちゃったから、今度は私が開けるわ。
 だから、ちょっと扉から離れててもらえるかしら?

 罠はさっき見たとき無かったから、開けた後に注意さえすれば大丈夫そうだし。
 その場合、身軽な方が有利でしょ?

 と皆をぐるりと見て言うキャンドルに対し、
■ ザック To:キャンドル
 まあ気いつけても引っかかるようにできてるようだから
 あんま気にしないでいっとけ・・・

 と先輩からありがたぁ〜〜いお言葉。
■ キャンドル To:ザック
 はっはっは・・・(苦笑)

 思わず苦笑。
 まぁ、苦笑しかないわな。

 そんな師弟な会話の横で、素直なコリューンは、
■ コリューン To:キャンドル
 そうだね。また、みんなで落ちちゃうのもイヤだし★
 ちょっぴり後ろで見てるよ☆

■ ザック To:ALL
 おれもコリューソにならっておくかね

■ コリューン To:ザック
 コリューソじゃなくて、コリューンだよ☆
 オッサン、酒の飲み過ぎでボケちまったか? 可哀相にヽ(´ー`)ノ

 そう言いつつ、[E-10]の場所まで移動して、扉の方を見るコリューン。それに続くザック
 キャンドルは皆が近づいていないのを確認してから、
■ キャンドル To:ALL
 じゃあ、開けるわよ。

 と、慎重に慎重に白い扉をゆっくりと開く。
 そう、開けた直後の事態に対処できるように‥‥‥


 ‥‥‥
 しかし、今度の扉はその警戒をあざ笑うのか、開けた直後はなにも変化はないようだ。
■ キャンドル To:ALL
 ・・・今度は、大丈夫みたい。
 アルスワの意見を聞いておけば、良かったわね(苦笑)

 扉を開けたキャンドルの目の前に、20mほどの長さのまっすぐな廊下が見える。
 その通路の奥には、茶色いドアが見える。そのドアには、なにかプレートが付いているようだ‥‥。
■ キャンドル To:ALL
 この通路も何かあるのかしら?

 まあ、このままじゃどうしようもないから、通路の先のドア、ちょっと見てくるわね。

■ コリューン To:キャンドル
 気を付けてね☆

 コリューンのその言葉に、にこっと笑みをこぼし軽く手を挙げるキャンドル。
 その後すぐに真剣な眼差しとなり‥‥廊下へと挑む。

 廊下の床や壁に十分注意しながら茶色のドアに近づくキャンドル。
 どうやら無事にドアの所までたどりつけたようだ。

 無事たどりついた事を、手をふって皆に知らせる。
■ アルスワ To:キャンドル
 大丈夫なようですね

 キャンドルの動きから、安全を確認したアルスワはすたすたと茶色の扉のところへ歩いて行く。
 皆がくるまでに罠などを調べるキャンドル。
 特に‥‥無いように感じられる。

 キャンドルに続いて扉の前にきたアルスワ。
 ふとプレートを見れば、キャンドルの読めない文字で──下位古代語で──『足下注意☆』の文字が書かれていた。
■ キャンドル To:
 さっきも、こんな図形が扉についてたわねぇ。
 ・・・・・ぜんぜん、分かんないわ(苦笑)

■ アルスワ To:キャンドル
 どうしました?
 そんなところで・・・考え事ですか?

 アルスワが解読する横で、お手上げのポーズを取るキャンドル。
 ついつい癖のポーズ──人指し指で鎖骨周辺を撫でるポーズ──を取ってしまう。

 アルスワ以下(ルネも含む)が扉の近くに来たのを確認してから。
■ キャンドル To:ALL
 扉にも、罠は無いみたい。
 でも・・・
 何か、さっきと同じようなプレートが付いてるんだけど、私には読めなくて…(苦笑)
 これって、文字なのよね?

 どうやらアルスワが読めたのを気付いてなかったらしい(^-^;;;
■ アルスワ To: キャンドル
 おや 確かにプレートが見えますね。
 どれどれ・・・・下位古代語ですね・・・
 「足下注意」・・と読めますね

 下位古代語の意味を教えてもらったキャンドルは、
■ キャンドル To:ALL
 ふぅ〜ん、『足元注意』ねぇ〜。
 きっと、嘘じゃないんだろうけど、下ばっかり見てると、上から何か落とされたりしてね(笑)
  ・・・自分で言ってて、冗談になってないわねぇ(苦笑)

 確かに。
 洒落になってないカモ。
 っていうか、洒落にしないカモ(笑)。
■ アルスワ To:キャンドル
 確かに冗談ではありませんね
 しかし 先に進むしかないですから・・・

■ キャンドル To:ALL
 じゃあ、開けるから、ちょっと離れててね。

 そう言いながら、キャンドルはゆっくりと扉を開いた。

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 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp