アシスト君奮闘記 | Scenario #47 |
ルイトゥーラ様のゆううつ |
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ロック=エーテンの武器屋 |
オランの街がそろそろ動き出したころ、開店直後のロック=エーテンの武器屋に一人の杖を抱えた少年がやってきました。
なにやらすこ〜し不機嫌そうな様子‥‥。どうやら、朝から師匠にとんでもない事をしでかされた様子。
果たして、少年の運命やいかに!?
■ ロック To:アシスト |
いらっしゃいませ。 おや?初めての方ですね。 本日は何の御用でございますか? |
■ アシスト To:ロック |
あのさ、軽い鎧見せてくれないかな? それと弓と矢も欲しいんだけど…… |
■ ロック To:アシスト |
軽い鎧ですか?ソフト・レザーでよろしいでしょうか? それですと、こちらの方に取りそろえております。 それぞれいろいろな重さ、かついろいろな体格にあう物を取りそろえております。 |
と、ロックはソフト・レザー・アーマーがたくさんならんでいる列にアシストを案内する。
案内された場所で、すこし見てまわるアシスト。
手に持って重さを確認したり、肩周りが大丈夫か当ててみたりと、ゆっくりと吟味している。
やがて自分に合った鎧を見つけ、ロックに話かける。
■ アシスト To:ロック |
このカタチで 紺色のヤツあるかな? オレ紺色が好きなんだ(^^ゞ |
■ ロック To:アシスト |
ええと紺色の物ですか‥‥少々お待ちくださいね。 |
■ ロック To:ピティ |
(奥に向かって) ピティさ〜ん。ピティさ〜ん。色付きの鎧の在庫を調べてもらえますか? サイズはこれで、色は紺色を捜しているそうですが。 |
■ ピティ To:ロック |
は〜い、おにいちゃん。ちょっとまっててね〜 |
店の奥の方でなにやらごそごそと捜す音が。
はたしてアシストの望む色の物が見つかるのだろうか?
■ ピティ To:ロック |
紺色‥‥う〜ん。この色でよければ見つかったけど‥‥ |
と、ちょっと濃いめの紺色の鎧を手に、ピティが店の方へやってきました。
■ ピティ To:アシスト |
あ、いらっしゃいませ(^^)。お探しの鎧はこれでよろしいでしょうか? |
と、先ほどアシストが手にした物と同じ形・重さで、色がちょっと濃いめの紺色をした鎧を手渡された。
■ アシスト To:ピティ |
うん、これこれ。この色がいいんだよね(^^) それじゃ鎧はこれにするよ |
自分の好みの色の鎧がみつかり、ほくほくの笑顔な少年。
どうやら、朝からの不機嫌さも吹き飛んだようです。
■ ロック To:アシスト |
それと弓と矢でございますね? 弓は‥‥大きめの物(ロングボウ)と小さめの物(ショートボウ)がございますが、どちらのほうがよろしいでしょうか? |
■ アシスト To:ロック |
大きめなものが欲しいな こーみえて力持ちなんだg_(°▽+^) |
■ ロック To:アシスト |
はい、大きめのものですか‥‥‥。 |
今度はロックが奥に探しに行く。
■ ロック To:アシスト |
こちらのものになりますが、どれがよろしいでしょうか? |
と手渡されたロングボウ。アシストが弦を引っ張ってみると、丁度手にしっくりとする張り加減である。
■ アシスト To:ロック |
それじゃこの弓もお願い。 後は矢だけど…… |
■ ロック To:アシスト |
はい。矢でございますね。 矢羽の色はどのような物がお好みでしょうか? こちらの方も各種取りそろえております。 どのどうなものをお望みでしょうか? |
■ アシスト To:ロック |
えと、えと……あ、茶色のヤツお願い 矢は2ダースくらい買っておいた方が良いかなぁ |
■ ロック To:アシスト |
矢羽の色は茶色のものですね。かしこまりました。 それと‥‥矢の数ですか。 お仕事の場所にもよりますが、たいてい冒険中は矢を補充する事はできませんのでなるたけ多めに持っていた方がよろしいかと思いますよ。 ほら、命はガメルでは買えませんしね。 |
■ アシスト To:ロック |
う〜ん どうしようかなぁ…………やっぱり2ダースでいいや 鎧と弓と矢で……ええと 代金はこれくらいであってるハズ |
と、自分の財布とにらめっこでカウンターに375ガメル取り出す。
■ ロック To:アシスト |
ええと‥‥鎧が125ガメル、ボウが230ガメルで矢が2セットで20ガメルですから‥‥そうですね。全部で375ガメルです。 丁度いただきました。ありがとうございます。 そうそう。矢筒はサービスさせていただきますね。 色は矢羽と同じものでよろしいでしょうか?それとも、も少し薄目の色の物にいたしましょうか? |
■ アシスト To:ロック |
ありがと にーちゃん(^^) 色はそれでいいよ。それじゃまたね〜 |
と、購入したものを手に、にこにこ顔で少年は店を後にした。
‥‥‥。おや?
アシスト少年。頬をちょっと赤らめながらまた店へと入ってきた。
■ アシスト To:ロック |
ゴメン。ダガーも貰えるかな(^^=; 大型ナイフぐらいのサイズのヤツ ええと70ガメルだったよね |
どうやら購入忘れがあったらしい。
■ ロック To:アシスト |
大型のダガーでございますね? ではこちらになりますが‥‥重さとかバランスはよろしいでしょうか? 価格は70ガメルとなっております。 |
と、ひと振りのダガーを手渡された。
手渡されたダガーを、鞘が付いたまま軽く振ってみる。
自分の護身用に買ったもののためか、基本的な動きをなぞった程度。
ひとしきりなぞったあと、振るのをやめてカウンターにまた戻ってくる。
■ アシスト To:ロック |
コイツでばっちし(^^) これ貰うね |
■ ロック To:アシスト |
お買い上げありがとうございます(^^)。 |
ダガーの代金を支払い、そのまま腰のあたりに留める。
まだ留皮が堅く、なじんではいないのだが‥‥これからの旅で、なじんでいくに違いない。
■ アシスト To:ロック |
これで武器の準備はOKっと。 また何か買う時はお世話になるかな。 それじゃ、またね〜(^-^)/~~~ |
■ ロック To:アシスト |
ええ。仕事がんばってきてくださいね。 では、またの御来店をお待ちしております。 |
アシストは新品の武具に身を包み、次なる店へと移動した。
『時忘れの店』 |
足取り軽くロックの店を出た少年。
そのままてくてくと道具を買いに、『時忘れの店』というところへ行く。
確かそこが適当に道具買い揃えられるって‥‥師匠がいってたような違うような‥‥
そんな事など考えつつ歩いていると、いつの間にやら店の前についたようである。
カラコロン‥‥と鐘がなる。
そうっと店の中へと入ると、中からはちょっと怪しげな香の香りが‥‥‥
■ おやじ To:アシスト |
いらっしゃい。 お、坊主。何を買いに来たのかの? ここは『ないものはない』店だからの‥‥よぉぉっく探すとええ。 |
そう、カウンターの中から声がする。
見れば手にはたきを持つ老人の姿が。
どうやら、彼がこの店の店主らしい。
■ アシスト To:おやじ |
けほっけほっ……んんっ じーちゃんが店長かい? 買いたいものがあってきたんだけどさ。見て回って良いかな? |
■ おやじ To:アシスト |
おう、自由に手にとって見てええぞ。 だがな、落書きとかは止めておくれよ(^-^;。 こないだ来た娘っこが‥‥えらい元気なのは良いんじゃが‥‥ |
いろいろあったらしい(笑)。
■ アシスト To:おやじ |
大丈夫だって。そんなことしないよ。 それじゃまた後でね。 |
そう元気よく宣言し、少年は道具を求めて棚の方へ。
‥‥‥。
しかし、宣言は何処行く風か。さっそく何かが崩れる音と悲鳴が聞こえてきたりする(笑)。
■ おやじ |
‥‥‥(^-^;;; ま、自分ではいだしてくるじゃろ。 |
‥‥‥。
最近妙な連中が来るようになったからか。
おやじ‥‥ちょっとたくましいかも。
悲鳴の元。埋もれている何者か。
元気のよい少年は、どうやら床に置いてあったロープの束に蹴躓き、そのままマントの海に埋もれているらしい‥‥‥
■ アシスト(独り言?) |
(じたばたじたばた……) あうう〜。いきなりヒドイ目にあったなぁ(××) はっ これ元に戻さないと!Σ( ̄□ ̄; |
苦労惨憺としながらも、なんとか這い出てきた少年。
その後、自分のしてしまったことの後始末を始めたのだが‥‥やたら手際が良いことは‥‥。
‥‥
ほら、触れちゃイケナイことってあると思うの。うん。
しばらくして‥‥手に持つ黒マント以外のものは、なんとか片付け終わったらしい。
■ アシスト(独り言) |
マントはこれでいいとして、次は……入れ物かな? |
と、いつの間にか召喚された(嘘)羊皮紙―どうやらリストらしい―を手に、どんどんと必要なものを揃えていった。
■ アシスト(独り言) |
ええと全部入れる大きなヤツに、小さいのも幾つか…… あ、水袋も必要だよね……調理用具とかも買っていこうかな |
そんなこんなで少年の買い物は続く。
やがておやじの所へ戻ってくる頃には、両手にいっぱい抱えていたり。
気のせいか黒や青いものが多かったりする。
■ アシスト To:おやじ |
じーちゃん、これ全部お願いね。 全部でいくらになるかな? |
■ おやじ To:アシスト |
おうおう。いっぱいもって来たの。 どれどれ‥‥‥ふぅむ。これならば327ガメルじゃの。 坊主、足りるか? |
■ アシスト To:おやじ |
ひーふーみー……で、327ガメル。 一応確認しといてね。数え間違えてるかもしれないから(^-^;) |
■ おやじ To:アシスト |
ひの、ふの、、、、と。ちゃんとあるの。 また来てくれな。 |
と、にこにこ顔の店主に見送られ、少年は元気よく銀の網亭へと歩いていった。
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