幸せの木 |
銀の鋼亭・カウンター 「エルシア登場」 |
ここは世界最大の都市・オランにいくつもある冒険者の宿の一つ”銀の網亭”
その中にある酒場”幸せの木”は冒険者達がともに依頼をこなすものを見つける為の場所。
普段は閑散としているこの酒場も、今日は賑わいを見せていた。
ほら、また一人冒険者が姿を見せた。
■エルシア TO:おやじ |
マスター、久しぶり。仕事と一緒にやれる仲間を捜しに来たんだけど… すごい盛況ね。前より人が多いんじゃないかしら? あ、アルコールじゃない飲み物を御願い。 |
■おやじ TO:エルシア |
おお、エルシアか、久しぶりだな、余所の町に行っちまったのかと残念に思ってたんだぞ、よく来てくれた。 |
■エルシア TO:おやじ |
ふふ、そう?ありがとう |
■おやじ TO:エルシア |
今日は最近一番の賑わいでな、おかげで大繁盛さ。 仲間も選り取りみどりだぞ(^^
アルコールじゃない飲み物……そうだな、オレンジか何かで良いか? |
■エルシア TO:おやじ |
悪いわね、ありがたくいただくわ おかみさんに見つからないようにね
仲間がよりどりみどりね……(あたりを見回して) マスター、ちょっと張り紙をしてくるわ。 |
エルシアは飲み物をカウンターに置いたまま席を立ち、掲示板の方へと急いだ。
銀の鋼亭・カウンター 「アトール登場」 |
幸せの木にまた一人の男が姿を見せる。今日はほんとに大繁盛のようだ。
■アトール TO:おやじ |
親父、久しぶり。 また、この店も賑やかな時期になったな。 とりあえずエールを一杯頼む。
さて、今回は誰とパーティーを組もうかな。 |
■おやじ TO:アトール |
おお、アトールじゃないか。 おかえり。 エールを1杯だな。 いつもにぎやかでありがたいことだよ。 |
■アトール TO:おやじ |
ありがと。 見かけない顔もずいぶん増えたな。 しかし、さっきちらっと仲間募集の掲示板を見たら、やたらと盗賊の技を持った奴ばかり張り出していたな(^^;; こんなんじゃ、俺なんてなかなか仲間パーティー組むのも大変そうだ(^^;; 今回はギルドの支払いも出来そうだし、とりあえずここでしばらく様子を見ることにしよう。 |
アトールはカウンターに腰を据えると、ほろ苦いエールの味を確かめるかのように喉へと流しはじめた。
銀の鋼亭・カウンター 「ホルト登場」 |
さて、また一人の青年が体を引きずる様にして銀の網亭に入って来た。
彼はその年齢に似合わず全身から深い疲労感を漂わせ、こともあろうか背中に中年のごとき哀愁をにじませている。
職業は…一目では判別し難い。
ただ、全体的に程良くくたびれた装備の中で、まだ木の香りがしそうな真新しい立派な造りの短槍と、対照的に妙に古びた錫杖とが異彩を放っている。
ひとまずそれは置こう。
どうにかカウンターにたどり着いた彼だが、荷物を下ろして席に着くなり、だらしなくぐで〜と突っ伏してしまった。
そして蚊のなく様な声でおやじに注文した。
■ホルト TO:おやじ |
おやじさぁあぁぁん、特上のエールを一杯。ジョッキでぇぇぇ〜 |
■おやじ TO:ホルト |
おかえり、ホルト。 よし、エールだな。 しっかり冷えているからこれを飲んで疲れを癒すといいぞ! |
しかし親父がエールを持ってきてたとき、当の御本人は寝入っていた。苦笑しつつも親父は肩を揺らして彼を起こす。
■ホルト TO:おやじ |
…んあ?ん〜 ごっ、ごっ、ごっ、ごっ、ごっ…ごふぅ。(一気飲み) っか〜!生き返るゥ!!堪んねぇな、おい!(おやぢ…) サンキュー、おやじさん。またしっかり稼がせて貰うぜ。 っと、その前に仲間集めだな。 さって、今回はどーすっかねぇ…柄じゃないけどたまには自分から声をかけてみますか。 何か大分出遅れた様な気がするけど、まぁ何とかなるだろ。 よっしゃ、んじゃ行くとしますか。 |
銀の鋼亭・カウンター 「エルシアと二人の男達」 |
■エルシア |
さて、張り紙も張ったし、今度はこっちからも探さないとね |
掲示板から戻ってきてそう言いつつもカウンターの椅子に腰を落ち着かせてしまうエルシア。
その彼女へといつの間にやら近づいていたのか、一人の男が胸に手を当てて優雅に一礼し声をかける。
というかホルト、登場シーンとギャップありすぎ。
■ホルト TO:エルシア |
失礼します、貴女がエルシアさんですか? 申し遅れました、私ホルトと言います。張り紙を見て来ました。 もし今お一人でしたら是非ご一緒させて貰えませんか。 私の特技は魔術を申し訳程度にと、貴女と同じく盗賊の技を少々たしなみます。 私も今一人なもので。 それで何故貴女のところへ真っ直ぐ来たかと言いますと、こう言うと貴女はお気を悪くされるかもしれませんが、 遠目にも貴女が余りにお綺麗だったもので。 正直私も男ですので、綺麗な女性とご一緒出来る機会は逃したくありません。 どうでしょう、考えていただけませんでしょうか。 |
■エルシア TO:ホルト |
こちらこそ、魔術師と組めるなら大歓迎よ。 ただ、その… 宮廷とかじゃないんだから、そうかしこまった喋り方をしなくてもいいわよ。 |
エルシアはちょいと背中がむずかゆそうにしながら、そう応える。
■ホルト TO:エルシア |
ありがとうございます! あぁ、この口調のことは心配なさらないでも大丈夫です。 私は別に貴族でも何でもありませんので、お互い慣れてくれば普通になりますよ。 ただ、私にとってこれが貴女の様な美しい方をお誘いするのに相応しい言葉に思えたもので。 ではよろしくお願いします。 |
と、エルシアに声をかけているホルトに遠慮しながらも、一人の男が声をかけてくる。
二人の関係を何か勘違いしたのだろうか?
■バーン TO:エルシア&ホルト |
あの、済みません(^^; 今、パーティーを組んでくれる方を探しているんですが、もし戦士の手が必要でしたら、ご一緒しませんか? |
■ホルト TO:バーン → エルシア |
お気遣い感謝します。 たった今終わったところですので、問題ありません。 丁度良かった、今私達二人だけなんです。 見たところ貴方は随分と腕が立ちそうですし、私としては大歓迎ですよ。 申し遅れましたが、私は賢者のホルト、そちらの美人は精霊使いのエルシアさんです。 貴方は確か…バーンさんでしたっけ? エルシアさんはどう思われます? |
■エルシア TO:バーン&ホルト |
腕のたつ人が仲間になってくれるのは、心強いわね。よろしく。 結構、テーブルが一杯になってきたわね。 早いうちに確保していたほうがいいかしら? |
確かにテーブル席は埋まりはじめている。幸せの木にはかなりの数のテーブルがあるはずなのだが、今日は繁盛しすぎのようだ。
■ホルト TO:バーン&エルシア |
じゃあ決まりですね。よろしくお願いします、バーンさん。
そうですね。え〜っと…(店内を見回す) |
■バーン TO:エルシア&ホルト |
それじゃあ、よろしいんですね。 いやあ、良かった(^^)断わられたらどうしようかと思っていたんで。 はい。では早速行きましょう。 |
と、テーブルへと歩き出そうとした矢先、バーンは自己紹介を怠っていた事に気付き、改めて二人に対して威儀を正して話かける。
■バーン TO:エルシア&ホルト |
あ、大変失礼しました。
ホルトさんの仰った通り、俺の名前はバーンといいます。 |
■ホルト TO:バーン |
いえ、良くある些細なことですからどうぞお気になさらずに。
ご謙遜を。その身のこなし、立ち振る舞いから相当な腕前とお見受けします。
言葉を飾ってみたところで事実が変わるわけではありませんが、私としては貴方には‘楯’としてより、むしろ‘剣’として頑張っていただきたいです。
…つまらないことを長々と済みませんでした。(恥) |
そう言い終えるが早いかホルトは足早にテーブルへと向かった。
銀の鋼亭・テーブル席「奔走する人々」 |
さてさて、テーブル席へとやってきたエルシア・ホルト・バーンの三人であったが・・・・
■バーン TO:エルシア&ホルト |
ふう、やっぱりここは落ち着きますね。 さてと…次のスカウティングですが、賢者のホルトさんに、精霊使いのエルシアさんが居るんですから、神官や司祭はまず仲間にしたいところですね。 少ししたら、勧誘に動いてみます。お二人に、なにか特別な希望はありますか? |
などと言っているバーンの目にカウンターへと姿を見せた知己の姿が映る。
■バーン TO:エルシア&ホルト |
あ、あれマーズさんじゃないかな? 済みません、お二人の希望を聞く前ですが、ちょっと顔見知りに声をかけてきますね。 |
結局バーンは腰を落ち着かせる間もなく、テーブル席を後にした。
■ホルト TO:バーン →エルシア |
あぁバーンさん済みません。私もすぐに行きますから。
飲み物は何が良いですか?後何か軽く摘まめるものでも頼んで来ます。
残りのメンバーですが、少なくとも戦士ないし神官戦士が一人と司祭、それと出来れば私達より腕の良いシーフがいれば申し分ないんですがねぇ。 |
そう言いつつエルシアより少し先回りして椅子を引いて待つホルト。
エルシアの方はこういう扱いを受けたことがないので少々動揺しているようだ。
■エルシア TO:ホルト |
あ、ありがとう♪ 飲み物は、まだ飲みかけがあるからいいわ。 シーフで神官というのに心あたりはあるんだけど… もう仲間を見つけているみたいだから(苦笑) 他に戦える人も仲間に欲しいわね。 |
果てさてエルシアは誰のことをいっているのか・・・・・。
もしあの人のことでしたら、きっとおまけ付きですよ(笑)
■ホルト TO:エルシア |
どういたしまして。 それは残念ですね…分かりました。
まだカウンターの方に幾人か残っているみたいですから、注文がてら一声かけてきます。
男性冒険者の勧誘にはエルシアさんの美貌が大いに役立ちそうではあるんですが、ここは安んじてお待ち下さい。 |
そう言ってホルトも混雑するカウンターへと再び足を向けた。
エルシアはオレンジジュースを前にして頬杖を付き、つまらなそうに新しき仲間達の到来を待っていた。
銀の鋼亭・カウンター 「チーゼル登場」 |
なんだかちょいと頼り無さそうな男が一人、幸せの木へと来店する。
■チーゼル TO:おやじ |
えっと・・もう人いっぱいいるや・・・ ・・って、どうせもっと増えるんだっけ(^^; んと、とりあえずオレンジジュース下さい(^^)
あと・・・っていうか、すみません、今、どういう状態ですか? |
■おやじ TO:チーゼル |
おお、オレンジジュースだな。 これでOKかな?
チーゼルは慣れているしとりあえずゆっくり仲間を捜すのもひとつの手だからなあ。 |
そして親父の言葉通りカウンターでオレンジジュースを一人で飲んでいる人物を見かけて、アトールが近づいてくる。
■アトール TO:チーゼル |
よう、まだ一人かい?戦士みたいだけど良かったら一緒に冒険に行かないか? 俺は見ての通りの盗賊だが、そこそこ腕に自信はあるぞ |
■チーゼル TO:アトール |
え・・? あ、僕・・ですか? どうもすみません、わざわざ。 こっちこそ、是非よろしくおねがいします。
・・あ、んと、見ての通りですが、腕の自信の方は・・ |
■アトール TO:チーゼル |
店にいるのはほとんどパーティーを決めちまってるのが多いからな。 まだ、決めていなさそうだったから声をかけたんだ。 こちらこそよろしく。 あ、俺の名はアトール。呼び捨てでかまわない。
じゃあ、一緒に他のメンバーも探そうぜ。 |
チーゼルの名前も返事も聞かずにマーズの方へと行ってしまったアトール。
話の流れから取り残されて途方に暮れているチーゼルだったが、さらにその間にヘルムンスがキャブにナンパ(笑)されてしまいさらに途方に暮れてしまう。
しかしそんな彼にまたしても声をかける者が。
■ホルト TO:チーゼル |
やぁ貴方お一人ですか?戦士とお見受けしますが。 私はホルト、賢者です。今私達はあちらの(と6番テーブルを示す)精霊使いのエルシアさんと、向こうに見える戦士のバーンさんで組んで仲間を探しているんですが、ご一緒しませんか? |
■チーゼル TO:ホルト |
え…と? つまり…てことは、あ、いえ、こちらこそよろしくお願いします。 よかった… 誘って来いって言われた人が他のパーティーに入っちゃって、どうしようかと思っていたんです(^^) |
チーゼルは今の自分の置かれている状況を簡単にホルトへと説明する。
■ホルト TO:チーゼル |
え?あの方(アトール)がお連れさんですって? そりゃ丁度良い。腕の良いシーフと神官も探してたんですよ。 これで貴方がたと神官の方がOKして下さればパーティーが出来上がるじゃないですか。 貴方さえ良ければ私と一緒に行って彼を説得していただけませんか? あぁ、そう言えばまだ貴方のお名前を伺っていませんでしたね。 差し支えなかったらお教え願いませんか? |
■チーゼル TO:ホルト |
それじゃ…あとはあの神官の方次第ですね…
あ、忘れるところだった。名前はチーゼルっていいます。好きなように呼んでください。 |
■ホルト TO:チーゼル |
それはお互いにとって幸運でしたね。(微笑) ではよろしくお願いします。
神官の方から良い返事を貰えると良いのですが。 |
銀の鋼亭・カウンター 「マーズ登場」 |
さて、そろそろ店の喧燥も収まりはじめた頃・・・・神官らしき男が姿を見せる。
■マーズ TO:おやじ |
こんにちはぁ、マスターご無沙汰してます。 久しぶりに旅に出ようかと思ったんですけど、どこか空いてますかねぇ。 ずいぶんと知らない顔の方も増えてますし、出来れば新顔の方々と組みたいなぁって思いますけど。 |
■おやじ TO:マーズ |
まだ結成してないところはいくつかあるな。 しかし今回はなぜか神官の腕のいいやつが不足ぎみなんだよな。 状況によっては横ヤリをいれるかもしれないがそうなったら勘弁してくれ・・・ |
と、そこへチーゼルのいた方から大ジョッキ片手にアトールが近寄ってきた。
■アトール TO:マーズ |
よう、周りは大方パーティーが決まってしまってるみたいなんだけど、お宅はまだだろ? 俺は、アトール。見ての通りの盗賊だ。向こうの戦士のチーゼルとパーティーを組もうかと 話していたんだけど、良かったら俺達とパーティーを組まないか? |
さらにそこにマーズの姿を認めてテーブルの方から移動してきたバーンの姿が・・・・・
■バーン TO:マーズ |
マーズさん、ご無沙汰してます。バーンです。
(そこでアトールに気付き)
う〜ん、先約がいたならしょうがないですね。 |
といって、バーンはカウンターの少し離れたところに移動する。
■マーズ TO:アトール → バーン |
おやぁ、いきなり2方向から勧誘を受けるなんて、僕も有名になってきましたかねぇ(違)
えっと、アトールさんでしたね?
それからバーンさん、ご無沙汰ですねぇ。お元気そうで何よりです。 |
■バーン TO:マーズ |
そうですか、残念です。 また機会がありましたら、ご一緒させて下さい。 |
バーンはマーズに対して頭を下げると、再びテーブルの方へと戻って行く。
銀の鋼亭・テーブル 「一発逆転」 |
■バーン TO:エルシア |
済みません、知り合いの神官戦士のマーズさんに声をかけたんですが、先約がいて勧誘は不調に終わってしまいました。 ホルトさんの動きを待ちましょう。 |
やれやれといった感じでバーンは椅子に座ろうとする・・・・が、カウンターの中から親父に呼び返される。
■おやじ TO:バーン |
おいおい、バーン、何処へ行くんだ?(^^; |
■バーン TO:おやじ |
え、なんですか?いまそっちに行きますから、待ってください。 |
再び沈みかけた腰を上げ、バーンはカウンターへと向かう。
銀の鋼亭・カウンター 「幸せの木名物・親父の一声」 |
カウンターまで戻ってきたバーンに、親父はまるで諭すような口調で話し掛けてきた。
■おやじ TO:バーン →マーズ、アトール |
バーン、お前さん等はもう三人で組んでるんだろう? ここにいるマーズとアトール、それに向こうにいるアトールの連れのチーゼルを足せば一組に出来上がるんじゃないか? ここで引いてももう三人組で残ってる冒険者はいないぞ(^^;
マーズとアトールもどうだ? |
■バーン TO:おやじ → マーズ&アトール |
え、そうなんですか? じゃあ、話は早いですね。 改めて、マーズさん…と、アトールさんでしたね。 よろしくお願いします。(^^) とりあえず、テーブルか、個室に移動しませんか? |
■アトール TO:マーズ&バーン |
こちらこそ、仲間に加えてくれるなら嬉しい限りだ。 是非ともご一緒させてくれ。 じゃあ、テーブルに行こうか。 |
■マーズ TO:アトール&バーン |
あ、バーンさんとも組んで大丈夫だったんですねぇ。 バーンさんも入ってもらえるのなら、非常に心強いですねぇ。 いやぁ、よかったよかった。 では、早速テーブルで他の方々にもお会いしましょうかねぇ? |
銀の鋼亭・テーブル席 「かくて6人は集えり」 |
カウンターからテーブルへと移った面々は好きな椅子に座っていく。
■アトール TO:ALL |
じゃあ改めて、よろしく。 俺は、アトール。呼び捨てでかまわない。 その代わり、俺もみんなの事は呼び捨てにさせて貰うけどな(^^;
戦士が2人に、魔法使いと精霊使い、神官に盗賊って、結構、いやかなり、バランスの取れたパーティーじゃないか? |
■バーン TO:アトール →ALL |
ええ、よろしくお願いします。 ここにいる方々は、経験も豊富なようですし心強いです。 俺としてもこの面子でパーティーを組みたいので、是非お願いします。 |
■チーゼル TO:ALL |
えっ、と…? ここでいいのかな? …あ、アトールさん先に来てるや…
…っと…はじめまして。見ての通りの戦士で、チーゼルといいます。
確かに…何か相当ドタバタした割には、バランスいいみたいですね(^^) |
■マーズ TO:ALL |
皆さん、お待たせしましたぁ。 おや?エルシアさんもいらしたんですか?お久しぶりです。
(チーゼル達の方を見て) |
そのマーズに対し、エルシアは片手をひらひらと振ってみせる。
■エルシア TO:マーズ |
久しぶり。また、よろしくね |
■ホルト TO:ALL |
ふぅ、どうにか無事にパーティーが組めそうで、一安心です。
おや、エルシアさんとマーズさんはお知り合いだったんですか。こりゃ話が早い。 |
■アトール TO:ALL |
特に問題なさそうだし、後は個室で話を続けようぜ。 じゃあ、俺がおやじに頼んでくるよ。 |
そういうが早いかアトールは席を立ち、カウンターの方へと向かう。
銀の鋼亭・カウンター 「新しきパーティーの誕生」 |
■アトール TO:おやじ |
おやじ、パーティーが固まりそうなので個室を一つ頼むわ。 飲み物と料理も一緒にな。 |
■おやじ TO:アトール |
ふむ、悪かないパーティーだな。 そろそろ喧燥も収まりつつあるしな。 分かった、個室を用意しよう(^^ 食事は後で運んでやろう。 |
親父はそういうとカウンターの影から鍵束−というにはちょっと数がすくなかったが−を取り出し、そのうちの一つをアトールへと渡した。
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