SW-PBeM Scenario #30
呪いの解き方教えます
7章 幾つかの謎掛けの解法

コリューンに食われなくなるには?

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 迷路

 扉を開けると、そこは細い通路になっていた。
 通路は、しばらく進むと幾筋かに折れたり分かれたりしている。
■ コリューン To:ALL
 なんか迷路みたいにゃぅ★ 迷子の迷子の仔猫にゃん〜 =^^o^^=♪

 キョロキョロと周りを見回す。
■ ザック To:コリューン+ALL
迷路みたい・・・・つーか迷路だろこれは・・・
さては迷ったか・・・?

■ チーゼル To:ALL
ぴ…まだ迷った、ってほどでもないと思うぴ。
えっと、でも…どう進むぴ?

 一行がそんな話をしていると……。

 突然、目の前に天井から赤黒い幕のような物が降ってきた。

■ ザック
げぇ・・・

■ チーゼル
ぴ、ぴぃぃぃぃっ!?

■ コリューン
 ふにゃぁっ =^+o+^=!!

 ビックリした拍子に毛が逆立つ。
 そのまま数歩下がった後、そろそろとその幕の前に進み出た。
■ コリューン To:ALL
 ・・・・・これ、地図かにゃ〜 =^?_?^=??

■ ザック To:コリューン+ALL
ふー、ちっとびっくりしたな
地図以外のなにもんにみえるんだ?
なんだこの2つの丸は・・・親切に現在地とお宝のありかでも示してるのか?
それとも・・・・・やっぱ罠か?
つってもさっきから変な罠しかねえけどな・・・

■リムリィ To:ALL
 ………こっちの丸が今いるところなのかな?
 もう一方の丸のところに行けって意味かもしれないですけど………

 どうやら、水色の○が現在地であるらしい。
■カヴァレス To:リムリィ
 そういう事ったろぉぜぇ。
 まぁ,そこに行きゃぁあの嬢ちゃんが持ってる鍵が使えるかもしれねぇなぁ。
もっともよぉ,開くのは地獄の門かもしれねぇがなぁ?クックック・・・

 コリューンの持つロッドをよく見ると、幾つかの刻みが入れられていた。
 丁度七等分されるように、6本の線が入っている。
 上(?)から6っつ目が、薄く赤をコーティングしたような銀色。
 他は普通の銀色であった。最後の七つ目は、グリップのようだが。
■ ラウル To:ALL
うーん………まあ、ジッとしてても仕方ねぇし。
とりあえずその、緑色の丸ンとこまで、行ってみようぜ。

■ チーゼル
きぃ…(←ちょっと警戒音(笑))
ま、他に判断材料も今のところ無いですぴ…

■ コリューン To:ALL
 これ、生きてるにゃ〜★ 気持ち悪いにゃ〜 =^>_<^=

 一行が垂れ幕に近づくと、垂れ幕はうねうね動いてにじり寄ってきた。
 しかし、コリューンが棒を突き出すと、巻き上げられるように縮んでいった。
 同時に、棒が一目盛り分短くなる。
■ カヴァレス To:ラウル
 ほぉ・・・クク,どぉやらコイツが「護る」ってぇ事らしいぜぇ?
 ってぇ事ぁ,あの地図で上4,左1,下4,左1,上6,右4,上2,左5,上1,右5ってぇ所だな。
 さて,どうする?リーダー殿よぉ。まぁ,行くしか無ぇんだがなぁ。

 相変わらず隊列の中列に陣取り,話し掛ける。
■ コリューン To:カヴァレス&ALL
 うみゃ、しだり、ひた、しだり、うみゃ、みゃぎゃ、うにゃぁ〜??
 あの丸んトコに、きっと何かあるにゃん☆ 行くにゃん、行くにゃん=^^o^^=♪

■ラウル To:カヴァレス&ALL
なるほどな…(カヴァレスの説明に、頷く)
そういうことなら、その道順で間違いなさそうだな。
よし、行こうか。

 カヴァレスの案に従い、順々に進む一行。
 垂れ幕(シーリングイミテーターの亜種)に対して棒を突き出す度に、棒が縮み垂れ幕が上がる。
 それを繰り返すこと数度。丁度棒がグリップ部分のみになるのと同時に、最後の垂れ幕が上がっていった。
 その先には、緑色に輝く珠が、恭しく祭壇にのせられていた。
 大きさは、例の階段の上に扉の穴にはめるのに丁度良いぐらい。
■ ザック To:ALL
ふむ・・・
とくになんもなくここにきたようだな
さーてこいつがお宝か?
とりあえず周囲をしらべてみっか

■ コリューン To:ザック
 もしかして、これがピッカピカ〜の宝珠にゃ?
 とりあえず、これを代わりに置くと良いにゃ =^^-^^=

 そう言って、コリューンはビスケットを取り出した。
■ ザック To:コリューン
周りはとくになんもねえな
これがもしかしてミミなおす道具かもな
コリューンちっとさわっとけ

■ コリューン 
 ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたにゃ〜 =^^o^^=♪

 ビスケットの粕が付いた手で珠に触りまくる。
 すると、台座からころんと外れて、コリューンお手に収まった。
 別に、電撃も何も無い様子。
■ コリューン
 ピカピカにゃ〜☆ 頭に乗っけるにゃ〜 =^^-^^=

■リムリィ To:ALL
 ………何も起らない、みたいですね。
 これ、さっきの扉に使うのかな。とりあえず、戻ってみませんか?

■ チーゼル To:リムリィ
了解ぴ。
…また変なの出てきたら嫌ぴ…(ぼそ)

■カヴァレス To:リムリィ
 まぁ,やる事ぁ一つだろぉぜぇ。
 先刻みてぇな奴が出てこねぇ事を祈るぜぇ。
 ところでよぉ,奴を知ってるよぉだったが・・・ありゃぁ何者だぃ?
 もっともあんな言葉ぁ喋る奴にゃぁロクな奴が居ねぇがなぁ・・

■リムリィ To:カヴァレス
 えっと、ジャック・オー・ランタンっていう………カボチャなんですけど、結構高位のアンデッドで暗黒魔法を使うらしいですよ。
 そうは見えなかったですけど。

 戻りながら、今更ながらに説明をするリムリィ。
■ラウル To:リムリィ&コリューン
へぇ…あんなのがなぁ…
良かったな、コリューン。そんなの食べてたらどーなってたかわかんねーぞ(笑

■ コリューン To:ラウル
(※宝珠を頭に乗せたまま)
『プリンの味は食べてみないと分からない』って、じっちゃは言ってたゃ。
もしかしたら、とぉ〜っても美味しかったかもしれないにゃ〜★
 でも美味しくっても、コリューンはカボちゃんは食べないみゃ!
なんでかって言うとみゃ、コリューンとカボちゃんは同じ菓子袋のビスケットを
食べた仲だからにゃん =^^v^^=

 すっかり短くなった棒を振り回しながら、力説する。
■ ラウル To:コリューン
(コリューンの言葉に感心しつつ、そのことに苦笑しながら)
………ああ、そうだな、そのとおりだ(^-^)


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