SW-PBM Scenario #23  魂の誓い
第八章 「魔法装置起動」  -The Ruins  古代遺跡W-

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無事再会を果たした二人を、当初の目的通りに一つの器に収める為に
再び冒険者達は動き出します。

■ドリス To:ディリュース

それで、ディリースさん達を一つの器に入れる件ですけど……。
 そのための魔法装置があるんですよね。 その場所まで案内していただけますか?

 あ、念のために確認しておきますけど、 その装置って……カストゥールの人間じゃない、あたしたちのような ……その蛮族?…でも扱えますかっ?(ニコニコ)


■フェイス To:デイリュース
うん、そうそう、どうやったらデイリュースさんたちを一緒にしてあげられるの かな?
その方法を教えてよ♪

■ディリュース To:ALL
それは、君らに僕を見付けてもらった部屋に階段があったろ?
あそこの下が僕の研究室で、そこに魔法装置があるんだ。
そこまで行って、僕の言うとおりにやってくれれば、魔法のたしなみが 無くても出来るよ。
少し手間は掛かるけどね。

■ドリス To:ディリュース
魔法装置は地下ですか。
 装置はあたしたちでも扱えるんですね。
 判りました。あたしたちにまかせてください。

■バーン To:ディリュース、フィアン、ALL
そうと決まったら善は急げだ!
さあ、行こう!!

■シュウ To:ALL
 ならなら、善は急げだにゅぅ♪
 ささ♪みんな地下にGoGo♪

■ディリュース To:ALL
この下が僕の研究室なんだ。
そして、僕らが精神を分離した魔法装置もこの下に在るんだ。

もし稼動していればだけど、装置の脇にスケルトンウォーリアが居るはずだ。
装置に近づく者を排除せよと命令してあるんだけど、キーワードの
「君の魂と共に。」で戦わずに済むよ。
それ以外に危険なものは無い筈だから。


■ドリス To:ディリュース、おおる

 『君の魂と共に』だね。了解っ。

(心の中で、下位古代語でいいのかな?  それとも上位古代語かな???  まあいいや両方試してみれば)


一行はディリュースの話を聞き終わり地下に歩を進める。
階段を5メートルほど下ると、石造りの床に降り立った。
松明を巡らし周囲を探ると、正面に奇妙な天秤の様な形をした
魔法装置と思しき物があり、その脇に武装した骸骨の兵士が佇んでいる。
骸骨の兵士は一行を認めると、だらりと垂らしていた剣と盾を
正面に構え、一行の方に素早く移動を開始してきた。
500年も眠っていたとは思えないほどの俊敏な動きだった。

■バーン To:骸骨の兵士たち
『共通語』で得意げに)
よ〜し!「君の魂と共に。」………で、いいんだよね?

GMの仕掛けた罠に、わざと嵌まってくれる有り難いバーン君(笑)。

■ドリス To:バーン
(バーンの後ろから)
 わーっバカバカッ!!
 カストゥール時代のキーワードが『共通語』なわけないってばっ!!!

その通り。

■フェイス To:ドリス
って、っていうかぁ〜、ど、ドリリンはやくキーワード言わないとぉ…!
あわわわわ…!!

■バーン To:ドリス
(あせりながら「ベク・ド・コルヴァン」を構え)
え、
ええ、
えええっ!?

一応回避を試みたバーンですが、スケルトンウォーリアの攻撃はヒット!

■バーン
ごぶうぅぅっっっ!!

体力、僅か1を残すのみとなります。(あっぶねー。)

■フェイス To:バーン
!…バーン!!

■フィアン 
きゃぁ!

■ディリュース To:バーン
あぁ、ひどい怪我だ!
大丈夫かい!

■ドリス To:バーン、シュウ
 きゃあっ! バーンくんっ!!
「万物の根源たるマナよ、不可視の鎧となりて彼の者を守…」

■シュウ To:骸骨の兵士たち
(けらけらと笑いながら)
 り‥‥リーダーってば楽しいにゅぅ!(笑)
 えっと‥‥やっぱ「標準語」で話さなきゃだめだにゅぅ♪
(と、下位古代語で)
「君の魂と共に。」
 ‥‥‥
 長き務めより開放されよ。
 ずーっと、ずーっと主が来るのをまっていたんだね。
 大丈夫。貴方達の主はいま、ここに「きた」から。
 解除パスワードをあたしらが言ってごめんね。
 永きにわたり、魔法のチカラで拘束されし者達よ。今、汝らに休息あれ。

■フェイス To:独り思う
(…すごいや兄弟! いってることがチンプンカンプンだよ…☆)

パスワードが唱えられると、スケルトンウォーリアは糸が切れた
操り人形のように動きを止め、500年の間そうであった様に、
ダラリと腕を垂らしバーンの血に塗れたファルシオンを収めます。

■ドリス To:バーン、シュウ

(慌ててバーンにプロテクションをかけようとしたが、 スケルトンウォリアー達が停止したので中断……)
 あ、あれ…あははっ。 そだそだキーワード唱え直せば良かったんだ。
 あたし慌てちゃって……(^-^;)
(誤魔化すように)
 そ、それにしてもシュウちゃんひどいよっ!
 バ、バーンくんが怪我したってのに笑うなんてっ!!

 ね、ねえ。バーンくん大丈夫っ?


■バーン To:シュウ、ドリス
(額の汗を拭いながら)
…た、助かったよ、シュウちゃん。ごめんね、ドリスさん…

■シュウ To:ドリス
 だって‥‥急いでいたにしても、りーだーキーワード間違えたんだ もん(^-^;;;
 まぁ、今回はたいしたコトがなかったから良かったけど、普通の古代 遺跡だとけっこーヤバヤバだにゅぅ(^-^;;;
 ‥‥さっきは、笑っちゃったけど、ホント命に別状がなさそうで よかったにゅ♪

 罠とかだったら、あたしの力で防げたかもしれないけど、 今の発言はあたしとめれなかったにゅぅ(^-^;;;

■バーン To:シュウ
今後は肝に銘じるよ…それよりボチボチ止血してくんないかなぁ。
目の前が暗くなってきちゃった…(ガクっ)

■シュウ To:バーン
 しょーがないにゅぅ♪止血してあげるにゅ☆
 って、おーい?りぃだぁ?大丈夫かにゅぅ?
 このままオネンネしちゃったら、ディリュースさん達の事ほっといちゃうの? おーい、おーい‥‥
(と、止血したのちに、バーンのほっぺをぺちぺち叩きます)

■フェイス To:シュウ、バーン
っていうかぁ、これはマーズにちゃんと回復魔法かけてもらわないとやばくない (^ー^;)?さっきまで血がぴゅーって出てたし、顔色すんごく青 いよ?
だ、だいじょ〜ぶぅ? バァ〜ン〜。
(と、シュウと一緒にバーンのほっぺをぺちぺち叩く♪)

■マーズ To:バーン
バーンさん大丈夫ですかぁ?
今回復しますからねぇ。

ディリュースの研究室という、地下室の中央に据えられている
奇妙な装置は、たとえ魔法を詳しく知らない人間が見たとしても
一目で魔法の品だと分かるものだった。
巨大な上皿天秤に似たそれは、何の材質で出来ているかも知れない
表面に、複雑なルーンの陣形が施されていた。

■ドリス
 これが古代の偉大な魔法の技の賜物。
 ふえぇ〜…はあぁ〜…ほおおぉ〜〜
(前から横から上から下からと眺め回す)

■バーン 
『凄いな…これが古代王国期の魔法装置か…』

■ディリュース To:ALL
これが精神分離封入の魔法装置だよ。

その装置に付いている二つの土台の右側に人を乗せ、左に精神を
封入する品物を乗せるんだ。
その後に魔法言語の呪文を唱え、装置を手順通りに操作すれば
儀式の終了だ。
僕ら二人の精神の入れ物になる器は、そこにあるチェストの中に
入っている。この家の模型なんだけどね。
それと、約束の魔晶石も一緒に入っているよ。


■ドリス
 あ、あれね(すたたたたと近づきチェストを開けてみる)

■ドリス
 ガサゴソ…(とチェストをあさり)
 これが魔晶石ね
(ふにゅー……ほ、欲しいっ!) (……などと気をひかれてしまい、しばらく見つめていたが)
 あ、いけないいけない、いまはディリュースさん達が先だってば…。
 えっと模型ってこれかな?
 へー…この家、廃墟になる前はこんな感じだったんだー。

■ドリス To:ディリュース
 あったよー。これだよね。
(と確認したあと、模型を装置の左側に2人(羽ペンとブレスレット) を右側に置いてからディリュースに触れ)
 配置はこれでいい?
 それじゃ装置の操作手順を教えてねっ。

■ディリュース To:ドリス
あぁ、配置はこれで間違い無い。
操作の手順は裏面に在るプレートに刻んであるよ。
ハドアの為に用意していたんだ。

裏に回ると青銅製のプレートに操作手順が下位古代語で記されていた。

まず、対象者及び対象物を左に置き、対象物を右の土台に置く。
その後、古代後の詠唱(サリーア・ラウイル……。)で装置の魔力を起動させる。
魔力が満ち、装置に刻まれたルーンが発光するのを確認する。
発光したルーンを、命を顕すルーン、転移を顕すルーン、器物を顕すルーン、
……の順になぞっていく。
この後、転移がすぐに始まり儀式は終了となる。

■ドリス To:ディリュース、みんな

(装置に刻んであるルーンを確認し)
 えっと、これ、これ、これの順になぞればいいのね?
(とディリュースに再確認してから)

 それじゃ、みんなっ。 装置を起動させるから、念のためにちょっと下がっててね

 『サリーア・ラウイル……』

(と古代語を唱え、ルーンが発光するのを待つ)


■シュウ To:ドリス
 ‥‥‥(‥)
(ぢっ‥‥と、どきどきしながら見つめている)

■ドリス
命……、転移……、器物…っと (と心の中で確認しながらルーンをなぞる)

ドリスが魔法装置の操作を一通り終えると
装置の表面に描かれたルーンが、ひときわ明るく輝き、
軽いブーンという振動が伝わってくる。
部屋に居る一行全てに、装置に魔力が集中するのが肌で感じられる。
そんな装置の変化は唐突に終わりを告げ、輝いていたルーンも、
軽い振動も、全てが何事も無かったように元の姿に戻っていた。
装置が沈黙した部屋は、妙に暗く静かな錯覚を受ける様だった。

■ドリス
(装置を見つめながら)
 う、うまくいったのかな?

■フェイス To:独り思う
(ため息とともに)…ほえぇぇぇ〜〜〜すごいやぁ〜……(瞳をきらきらさせな がら儀式を見守っていたフェイス)
やっぱり、いつか僕も魔法使えるようになりたいな〜☆

■ドリス To:ディリュース&フィアン
(家の模型に手を触れ)
 ディリュースさん、フィアンさん。どう? うまくいった?

■ディリュース To:ドリス
……。
………。
…………。
ドリスさんか…?

あぁ!いま、ドリスさん模型の家に触わっているね。
と、いう事は精神の 転移に成功したんだね!

フィアン!フィアン!!


■フィアン To:ディリュース
ディ、ディリュース…?

… もぉう、そんな大声で呼ばなくったって聞こえるわよ。
だって、…こんなに近くに居るんですもの……。


フィアンの声は微かに涙声になっていた。

■ドリス To:みんな
 みんなっ。うまくいったよっ♪(ニコニコ)
(と模型を手に取り、皆の方へ差し出す)

■シュウ To:ドリス
 やったぁ♪
 ディリュースさん、フィアンさんっ!!ホントによかったにゅぅ!!
 これで、もぉふたりはずぅーっと、ずぅーーーっと一緒だにぃ♪ (るるんっ!)

■ディリュース To:ALL
皆さん、有り難うございます。
長年の悲願も、やっと達する事が出来ました…。
今の姿では、十分なお礼も差し上げられませんが、
感謝の気持ちで一杯です…本当に有り難う……。

■フィアン To:ALL
私の方からも、お礼を言わせてください。
ディリュースに再び巡り合わせてくれて、本当に有り難う…。

■バーン To:ディリュース、フィアン
良かった、本当に良かった…おめでとう…。

■フェイス To:デイリュース、フィアン
ディリュースさん、フィアンさん、おめでとう!
ハドアさんも喜んでいると思うよ♪
…これがハドアさんのいっていた「祝福」になるのかな?
とりあえず、よかったよ〜♪

■ドリス To:フェイス&ALL

 うん、そうだね。きっと、たぶん「祝福」になるよ。
 みんなでハドアさんの分まで2人を祝福してあげなきゃねっ♪

 今日はもう調査はなしにして、 このまま2人のお祝いの宴やろうよっ♪
 2人にもつもる話が色々あるだろうしさっ。ねっ♪


■シュウ To:ALL
 異論ないにゅう♪ヽ(^^)ノ

■マーズ
宴会ですかぁ!
じゃあいっぱいご飯が食べれますねぇ(うっとり)

■ドリス To:マーズ
 お腹すいたのっ?  それじゃ、お料理はむぁかせてねっ♪(ニコニコ)

■マーズ To:ドリス
え・・・・
ド・・・ドリスさんもそんな働かずに、一緒に宴会楽しみましょうよぉ
料理はプロの人にまかせればいいじゃないですかぁ。ね?ね?

■バーン To:魂の叫び
あの味を思い出し、絶叫!!) い、いやじゃああああ ああああああああ あああああ ああ!!!

■シュウ To:マーズ
(けらけらと笑いながら)
 にゅにゅぅ♪ほんと、マーズったら食いしん坊さんだにゅぅ♪
 ま♪なんにせよ、めでたいんだもん♪一杯祝福して、一杯喜びあおうだ にゅぅ♪(しゅたたっ!)

■バーン To:ドリス&ALL
そうだな。うん、確かに「祝福」になるね。
よ〜っし、そうと決まったら宴会だぁっ!!

■フェイス To:シュウ、バーン
わ〜い! 宴会宴会〜♪
古代人さんと宴会やってえ〜んかい? なんちて〜、ぷぷぷっ… 大ヒット! …ってこれ、なんか前にもいった気がする なぁ…まぁいいや♪

でもバーン、あんまり興奮すると、また血ィ出ちゃうよぉ? だいじょ〜ぶぅ (^^)?


■ドリス To:フェイス
 …………
(なんか別の意味で大ヒットしたらしい)
 あ…あはははは(^-^;)
なんか頭にガツンて来たよ…今のギャグ

■バーン
(血がぴゅーっと噴き出すバーン。ふら〜っと地面に激突!)
きゅう。

■フェイス To:バーン、マーズ
ありゃりゃっ!?、ほんと〜に血が噴出しちゃった、大変だぁ(^^;;;!!
マーズぅ、バーンにまた回復魔法かけてあげてよぉ〜、…って、ああっ!!、なん かうっとりしてるしぃっ!?(^^;;;;;

■マーズ To:フェイス、バーン
はい?
おやおや、バーンさんったらまだ傷も塞がってないのにはしゃぎすぎですよぉ
しょうがないですねぇ。

依頼とは異なるが、目的を果たし達成感に浸る一行…。
しかし、その先には大きな障害が待ち受けていた。


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連絡先

GM:池田 慎也
E-mail:live@fsinet.or.jp