SW-PBM Scenario #23 魂の誓い 第二章 「導きの三角塔」 - Wizards College 賢者の学院にて - |
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一行はどういう道を通ってきたかは知らないが、「三角塔」の名で知られる
賢者の学院の前に来ていた。
この総黒大理石造りの巨大な建物の中に今回の仕事の依頼者バイナル導師が居る筈であった。
■マーズ To:バーン |
やぁ、ここが学院ですねぇ。 おや?あそこに若い女性が。受付の方でしょうかねぇ? バーンさん、彼女に紹介状を見せればいいんじゃないですかねぇ? |
■バーン To:マーズ |
(ここまでの道中で復活を果たしたバーン)
ふわぁ、でっかいなあ!これが有名な三角塔かあ ん?なにマーズ。ああ、あそこが受付ね。じゃあこの紙を渡せばいいんだ。 (おやじの殴り書きの紹介状を懐から取り出すバーン) 俺は文字読めないけど、この紙に書かれているおやじさんの文字は個性的だっていうのは分かるよ。 |
■受付嬢 To:一行 |
ようこそ賢者の学院へ。 |
■シュウ To:マーズ&バーン |
(ひみつメモを見ながら) 容姿端麗、性格らぶりぃ。 かなりお買い得な物件かと思われるが、その分狙っている者多数。 見ているのが、一番だにゅぅ♪(にやりん) |
■マーズ |
へぇ〜、性格らぶりぃですかぁ。 それは非常に良いことですねぇ。 お友達になりたいものです。 |
■シュウ To:マーズ |
(にやりん♪としながら) にゅにゅぅ?やっぱマーズも性格らぶりぃなおねぇちゃんとお茶したいにゅぅ? なら、どどーんと声かけるにゅぅ♪ |
■マーズ To:シュウ |
そうですねぇ。性格らぶりぃじゃ無い人よりはらぶりぃな人の方がいいですねぇ。
でも、僕はむしろお茶よりもお茶菓子の方がありがたいですねぇ。 まぁ、いずれにしても、ここでお茶が出るとは思えませんし、又の機会にするとしま しょう。 |
■ドリス To:マーズ |
え? らぶりぃ? 大丈夫だよ。 マーズくんなら、どこから見ても らぶりぃ な性格にみえるから(ニコニコ) へ? お茶菓子???_ ま、まあ、お茶よりはお茶菓子の方がらぶりぃ なのかな??? (上の空で話を聞いてたのでどこか勘違いしてる) |
■フェイス To:ひとりごと |
なるほどなるほど… お茶菓子はお茶よりも「らぶりぃ度」が上…、と…φ(.. ) 「今週のらぶりぃ度なんばーわんは、お茶菓子さんです!」「く うぅっ! 超らぶりぃな私でも、やっぱりお茶菓子には勝てないのねっ!!」(ひとり ごと&妄想中) …「らぶりぃ」の世界も奥が深いなぁ |
■シュウ To:フェイス |
(フェイスの独り言を聞きつけて) ふふふん♪兄弟、兄弟☆確かにお茶よりもお茶菓子のほーが 「らぶりぃ度」は上だけどね、そのお茶菓子達の中でも激しい 攻防戦が繰り広げられているらしぃにゅ! たまぁーに砂糖がじゃりっってしているお菓子とかぁ、黄身が 固まったまんまのヤツとかあるじゃん♪あぁいうお菓子は、敵の お菓子からの「刺客」さんらしぃにゅぅ♪ 自分達の「らぶりぃ度」を守り、敵の「らぶりぃ度」を下げるっ!! 茶菓子戦争も大変らしぃにゅぅ‥‥(うんうん、とうなずいています) |
■フェイス To:シュウ |
そ、そうだったのか! あの「じゃりっ!」は刺客だったんだね
!?
気づかなかった…今度から気をつけないと…。「らぶりぃ」争いも大変だなあ… |
■シュウ To:マーズ |
にゃはは☆ここは受け付けだからにぃ。ここではお茶でないにゅぅ♪ なんならバイナルのおっちゃんの部屋でお願いできるかもしれないけど‥‥ (思い出している) あんま、期待しないほうがいいかもしれないにゅぅ(^-^;; |
そんな会話が交わされているとも知らない受付嬢が再び一行に声を掛けます。
■受付嬢 To:一行 |
こんにちわ、一般人教養講座の方ですか? 教養講座でしたら先程から、突き当たり右の扉の教室の中で行われてますよ。 お急ぎ下さいね。 |
■バーン To:受付嬢 |
(はうっ。か、かわいい) あ、あの。その、なんたら講座でなくて… (動揺しながら、手に持っている紹介状をヒラヒラさせるバーン) え〜と、そ、そうバイナルさんって導師の方にお会いしたいのですが… |
■ドリス To:受付嬢 |
(バーンの様子が変なのに気付く様子もなく) あははー。この人達が教養講座受けに来る一般人に見える? 受け付けやってんならもっと観察眼持たなきゃだめだよー(ニコニコ) この人達あたしの冒険者仲間なんだ。 それでバイナル師が依頼してた遺跡調査の仕事を受けたいと思って、 詳しい話を聞きに来たんだけど……。 (バーンへ向かって) そうそう銀の網亭のマスターから紹介状もらって来てたんだ。 ほら、バーンくん紹介状紹介状っ!! (とバーンの手から紹介状を奪い取って受付嬢に渡す) |
■受付嬢 To:ドリス |
あっ…で、ですよね。 そ、そう言われてみれば冒険者の格好されてますものね。 |
■フェイス To:バーン、受付嬢 |
あはは♪ バーンってば「ちょっとドキドキときめき状態☆」だね♪
あ、受け付けのおね〜さん、こんにちは〜、僕フェイス♪ ばいなるさんってヒト呼
んでくださいな♪ |
■受付嬢 To:フェイス |
えっ? うは、うは?…!! |
■シュウ To:フェイス |
(???というよーな顔で) にゅにゅぅ?ねぇねぇ兄弟♪「うはうは」ってなぁに? ‥‥お友達とは違うにゅぅ? |
■バーン To:フェイス、受付嬢 |
(ドリスに紹介状をぶんどられて我に返るバーン) …あ。 (そこにフェイスのひやかしが入り) こ、こらフェイス何言ってんだよ(アセアセ) あ、な、なんでもないです。 |
■ラディウス To:バーン |
大丈夫ですか?バーンさん。顔が真っ赤ですよ。 そんなに緊張してないで、落ち着いてくださいよぉ。
(受付嬢を見て) |
■受付嬢 To:一行 |
バ…、バイナル導師を呼んできます! |
■バーン |
(う〜ん。あんな綺麗な人がいたとは…。あなどれないなあ、賢者の学院!) …あ、あれ? 受付嬢さんが行っちゃった… |
しばらく待たされた後に、一人の青年が廊下の奥からこちらの方に歩いて来ます。
一行の前まで来るとペコリと挨拶をします。
■青年 To:一行 |
「銀の網亭」からの冒険者の方々ですね。 ようこそ、バイナル師は私室の方でお待ちしておられます。 どうぞこちらの方へ。 |
■バーン To:青年 |
(受付嬢がいなくなって呆然としているバーン) (青年が現れ、居住まいを正す) はじめまして、バーンと言います。よろしくお取り次ぎ下さい。 |
■青年 To:バーン |
いえいえ、そこまで気を使われなくても宜しいですよ。 こちらの方こそお仕事をお願いするのですし。 |
■青年 To:一行 |
( 軽くにこやかな感じで。)
余り、受付嬢をからかわないで下さいね。 |
■バーン To:青年 |
(顔を一瞬赤らめて) ヴッ…。か、からかっているわけではありません。 (声を潜めて) それより、バイナル師のひととなりをお教え願えないでしょうか? 私の仲間にも、かつてバイナル師に懇意(?)にしていただいた者がいるようですが、 私自身はよく知りませんので… |
■青年 To:バーン |
えぇと、どう言ったら良いんでしょうか…。 導師ですから魔術師の腕は確かでいらっしゃいます。 性格は学院の中では穏健派に入られますし…。 う〜ん、一言で言えば立派な方ですね。 |
■シュウ To:青年 |
(にゅっと顔を出して) にゅ(^^)/ バイナルのおっちゃんが立派な方‥‥‥ ‥‥ で、お相手は見つかったのかにゅぅ??(にやにやりん) |
■青年 To:シュウ |
ぁ、…いや、その、バイナル師の私生活は良く存じておりませぬので…。 |
■ドリス To:シュウ |
ねぇねぇ。お相手ってな・あ・に♪ |
■シュウ To:ドリス |
うに?確か「はんりょさん」のコトだと思うにゅぅ♪ バイナルのおっちゃんは、まーだ独り身さんらしいにゅぅ♪ |
■ドリス To:シュウ |
へー、そーなんだ。 でもそんなこと気に掛けるなんて… 実はシュウちゃん前にせまられたりしたとか…… はっ、も、も、もしかしてバイナル師ってロ…??? あ、あたしまでせまられたらどうしよう… で、でも素敵なおぢさまだったらちょっとは考えてもいいかも…… きゃっやだっもうっ! やんやんやんっ! (手近にいたバーンをいきなりポカポカ) |
■バーン To:ドリス |
(ポカポカとドリスにたたかれ呼ばれていると思って振り向くバーン) ぶうっ!! (ドリスとバーンの身長差から、ミゾオチにパンチをくらうバーン) ド、ドリスさ〜ん… (青筋たてて眉間にしわを寄せながらもニッコリ笑うバーン…ちょっと痛いらしい) |
■シュウ |
って、おっちゃん待たせちゃ悪いよねっ♪ んじゃ、あたし先に行ってるにゅぅ〜〜♪ |
■ドリス To:シュウ |
ほえっ? あっ!
学院内で走ると危ないよーっ!! どこでどんな危険な魔法実験してるか判らないんだからーっ!! (と人聞きが悪いことを言って呼び止める) |
■シュウ To:ドリス |
(ききぃーーっと止まって) そぉいや前学院内走って怒られたことあったんだっけ‥‥‥てへへっ☆ しょうがないなぁ‥‥ゆっくりあるこ‥‥☆ |
■フェイス To:ドリリン |
えっ!? まほうじっけん!!? どこっ? どこっ??(ものすごく興奮した顔で)
ど〜こでやっているのかなぁ、まほうじ〜っけん!!! わ〜いわ〜い☆ ちょっと見に行ってくるねぇ♪(と、走り出そうとする) |
■バーン To:フェイス |
こらっ! (襟首をぎゅむっと掴まれて一瞬宙ぶらりんになるフェイス) シュウちゃんだって我慢(?)してんだから、フェイスも走らないの! |
■フェイス To:バーン |
(じたばたしつつ)ちぇーちぇーまほうまほう〜、まほう見たいのに〜。 「びー!」とか「どかんどかん!」「ひゅーばりばり!」とかきっとすごいんだよ ね。見たかったなあ〜。 ん〜でも、兄弟もがまんしてたのかぁ…うんわかったよ♪ |
■ドリス To:フェイス |
そうそうおとなしくしててよねっ(ニコニコ) (以下こっそりと耳打ち) うっかり見てはならない研究してるとこを覗いたりしたら 捕まって実験材料にされちゃっても 文句言えないんだからね〜〜…… (などと、わざとらしく脅かしをいう) |
■フェイス To:ドリリン |
えっ! 魔法実験の材料にされちゃうの!?(動きがピタっ
と止まる) …それは怖いねぇ(遠い目。妄想スタート☆) ………うわっ僕を実験材料に!? そりゃひどいよぅ〜、ううっ …悪の魔法使い(バイナルのこと。勝手にスゴイ姿に想像中(笑))さん許して〜もう あちこち行かないよ〜シクシク えっ!? 首や手や足がうんと伸びるようにしちゃうって!? しかも目からびーって魔 法も出ちゃうようにするの!!? ひぇ〜〜〜
………う〜ん |
■シュウ To:フェイス |
(にやりん☆と笑って) やぁーい、兄弟♪怒られてるぅ〜〜☆v(^ー^)v |
■フェイス To:シュウ |
むぅ〜、兄弟そりゃないよ〜。 でもでもこれ実は面白かったりして〜♪(バーンが降ろそうとしても、しっかとしが みつきぶら下がっている(^^;) へっへ〜ん♪(^ー^) 怒られるとこういう楽しみが味わえるんだよぉ〜♪(ぶらぶ ら) |
■バーン To:フェイス |
(ぶらぶら、としがみついて遊んでるフェイスに対し) こら!降りなさい! (と言って腕をぶんぶん振り回すバーン) い、いでででで…また筋肉痛があ |
■シュウ To:フェイス&バーン |
(にやりん☆と笑いながら) ちっちっち♪ あたしなんか、走ってる暴走野郎の背中にひっついたり(#15参照) 腰にロープぐるぐる巻きつけて鵜飼状態したことあるもんねっ♪ うらやましくなんか、なーいもん♪(るるん) ‥‥‥ って、兄弟、兄弟。りぃだーがなんかキツそうだにゅぅ? そのぐらいでヤめとかないと‥‥ 後で遊べないにゅぅ? |
■フェイス To:シュウ |
…うん、やめとくにゅう(ひょいっとバーンから降りる)。 そだね♪ あんまり疲れちゃったら、あとで遊べないもんね ♪ …にやり♪( ̄ー ̄)v |
■マーズ To:フェイス |
まぁまぁ、フェイスさん。 昔から言うじゃないですか。「慌てる乞食はもうけが少ない」って。 そんなに急ぐと、お茶に呼ばれそこねちゃいますよぉ。 |
■フェイス To:マーズ |
えっ!? 急ぐとお茶くれないの? が〜ん…。 …お茶を取るべきか…浪漫を取るべきか…う〜んう〜ん…。 ………とりあえず、「あわてるこじきはもうけがすくない」…っと。φ(.. ) べんきょうになるなぁ(でもこじきってなんだろう…まあ、いっか)。 |
■青年 To:一行 |
ぷぷっ、く、く く …、そんなに急ぐ事ないじゃないですか。 すぐそこがバイナル師のお部屋ですよ。 |
■フェイス To:青年&ひとりごと |
うん♪ 急ぐとお茶菓子でないもんね♪ (わあ、このヒトの笑い方、ダーナに似てるなあ…♪)
それにしても…ばいなるさんかぁ… |
■マーズ |
へ〜。そこがバイナルさんのお部屋ですかぁ。 ということは、ここでバイナルさんと |
■青年 To:ALL |
まぁ、お茶くらいはお出しさせて頂きますよ。
さぁ、着きましたよ。 |
■フェイス To: |
わ〜いお茶お茶♪ はっ!? そうだ、刺客には気をつけないと…危ない危ない 冷や汗をぬぐう(^_^;A |
一行の長い旅は……まだ始ってもいねぇ。
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連絡先
GM:池田 慎也