敗走
4R開始時生命・精神点
生命点 | 精神点 | |
ジョージ | 14/14 | 12/15 |
パオル | 15/15 | 20/20 |
アルト | 14/14 | 10/16 |
ヴァーン | 06/11 | 07/07 |
シェル | 08/08 | 09/15 |
フェリオ | 09/17 | 19/20 |
スラム 倉庫の中 |
■ 仮面ラーダ |
(アニエス見る、ペンダント見る、子供達見る、ディラン(?)見る。ディランが取りに向かった箱見る) ……なるほど……つまり何者かに操られているという訳か……。 お前は何者だ! いったい何故こんな事をする!? 子供達を返せ! |
■ アニエス To:仮面ラーダ |
私は私であり、アニエスだ。 そして、この体はアニエスであり、私だ。 それ以上は、教える必要はあるまい? |
■ シェル To:ヴァーン |
ヴァーンさん! 援護するから早く戻って! ここで死んだらなんにもならないよ! 【キッ】 ……闇と恐怖を司りしもの……シェイドよ……我が命に従い、彼の者の精神を砕け……! |
■ リュース To:ヴァーン |
やばいぜ、兄弟! ディランの旦那がやられたぐらいだ! おれなんかじゃ太刀打ちできねー! ここは、逃げるが勝ちだぜ! ……まさか、あの箱のせいなのか? |
■ ヴァーン To:リュース & アニエス |
んな事わかってるけどよ、それじゃ殴られ損じゃねぇか。このままオメオメ逃げられるかってんだ!! さあ、お嬢ちゃん…………いい子だから、そいつを渡しな?!! |
ペンダントを奪おうとするが、アニエスにスルリとかわされてしまう。
■ アルト To:ヴァーン |
……っく……こりゃ、この場は一旦退いた方が利口だね……。 ヴァーン、あんまり無茶すんじゃないよ! 今回は立場が悪すぎる! …………秘められし力、目覚めて護りの糧となれ………… |
ヴァーンの体内に、不可思議な力が満ちる。活性化したマナが、魔力をうち破る力となった。
■ フェリオ To:アニエス(?) |
(……箱……? ……なんのこった? ……それにアニエスの声が変わった?) おいこら、てめえ! アニエスや子供達に何しやがった!? そんな小さな女の子に悪戯するなんて人間として恥ずかしいと思わねえのか!? 今すぐ元に戻せ、この変態野郎!!
……親愛なる我が神チャ・ザよ……人々に幸運をもたらす神よ……その大いなる御心をもって我が傷を癒したまえ…… |
勇ましい啖呵を切りながら、フェリオは呪文で自分の傷を癒す。
■ パオル To:ヴァーン、ALL |
ヴァーンさん! 何やってんですか!? 早く逃げないと死にますよ!!! はやく! はやく逃げて下さいよ!! |
パオルの悲痛な叫びが、倉庫中にこだまする。
■ アニエス To:おおる |
エルフの若造に、私に触れようと半妖精の小僧め。いい加減に目障りだ。 蛮族の分際で我らが真似事をする不遜な娘に、先程から私に暴言をはき続けるサル。 貴様らにも飽きた。 そこの道化や腰抜けもろとも、あの世へ送ってやろう。 |
■シェル To:ヴァーン |
半妖精の小僧って……ヴァーンさんのことだよね…… (……半妖精!?) ヴァーンさんて、ハーフエルフだったの!? |
シェルは森から出てきたばかりだったので、ハーフエルフを見たことがなかった。
……しかし、そんなことにかまけている余裕があるのだろうか?アニエスが呪文を唱えると、両手に一つずつ、二つの巨大な火球が現れた。
■ アニエス |
……消えろ。 |
■ アニエス |
ダメぇ! 早く逃げて! |
……二つの声が同時に聞こえたような気がした。
火球は、冒険者から大きく軌道をそれ、天井を直撃した。激しい爆発が倉庫中を震わせ、崩れた天井が降り注ぐ。
その幾つかが、アニエスとディラン、そしてウォルトに激突した。
■ シェル |
……ん? (今……一瞬だけ、ペンダントの精霊力が弱まった……?) |
ウォルトとディランに瓦礫がぶつかった瞬間、確かにペンダントの精霊力が弱まるのが見てとれた。
■ パオル |
(直撃!? ……しなかったの? でも……何故……。) |
天井が崩れ、倉庫には太陽の光が射し込んできた。
少々曇りながら、暗さに慣れた目には少々鋭い刺激だった。
■ 仮面ラーダ To:フェリオ |
神聖語: (偉大なるラーダ……その英知の光で彼の者を覆う闇をうち払い賜え!) 真実の光り輝く時、暗黒は消え失せる! ミラクルラーダリカバリィーッ!! これ以上は危険だ! 今は君も早くここから脱出するんだ! |
聖なる祈りが邪神の呪いをうち払う。
仮面ラーダの呪文で、フェリオの視覚が回復した。
■ フェリオ To:仮面ラーダ |
おぉ! 目が見えるようになったぜ、ありがとよリーダー…………ってうおわぁ!? あ、あんたは!! ……と、とにかく、こりゃマジでヤバそうだな……。 |
■シェル |
うわぁ!? 今のなに!? あんなの飛んできたら死んじゃうよー! |
■ ヴァーン |
なんだってんだぁ? 洒落んなんないぜ、今の火の玉はよ?! ――――猛ダッ〜シュ!! \(\o@) ξ〜ε〜ε〜(;@o@)) |
■ アルト |
っ痛〜……随分と好き放題やってくれるじゃないかい……。 しかし、悔しいけどこりゃ実力が違いすぎだね……。 ……たく、なんてお子様だよ……。 |
フェリオは、逃げながらもしっかりと箱の位置と子供達の状態を確認していた。
箱は、元の位置に転がっており、落下物で壊れたりはしていないようだ。
ウォルトとディランは、傷を負っても、しかし血は一滴も流れ出てはいなかった。
■ アニエス |
小娘が、私に逆らうか! くっ! |
アニエスの呪文によって、倉庫は闇に包まれた。
■ パオル :フェリオ、仮面ラーダ |
!? な、何なの? 突然暗くなって……。 (とりあえずフェリオさんと仮面ラーダさん以外は、なんとか逃げれたみたいだね……) フェリオさん! 仮面ラーダさん! ここは一度退きましょう!! |
■ パオル |
………………………………………………………………。(ーー (一体、何がどーなってんのかさっぱりだよ…………) |
■ ヴァーン To:おおる |
おいっ!! みんな、ちゃんといるか?! 誰かまだ中に残ってる奴はいんのか?! |
戸口で出口を確保しながら、パオルとヴァーンは振り返って中を見た。
■シェル To:ヴァーン |
ハァ、ハァ……。 ……僕は出てきたよ……。 |
シェルは精霊魔法を連唱した後に走ったのでかなり疲れたようだ。
手のひらを膝について呼吸を整えながら戸口の横の壁によりかかり、苦しげに顔だけ上げて、ヴァーンに返事を返した。
■ アルト To:シェル&ヴァーン |
大丈夫かい? シェル。 あと出てきてないのは、パオルとフェリオと……。 っと、そういやさっきからリーダーの姿も見えないねぇ? |
■シェル To:アルト |
……あ、うん、だいじょぶ……。 ジョージさん? そういえば、中にいなかったような……。 フェリオ達はなにやってるんだろ? 倉庫の中は真っ暗だけど、暗視使えば見えるから、見てきた方がいいかなあ? |
■ アルト To:シェル |
いや……今は行っても何が出来るわけでもなし、かえって危険だよ。 今度またあんな攻撃されちゃ、防ぎようがないからね。 なぁに大丈夫、フェリオ達だってすぐに…………。 |
■ フェリオ To:外の人達&アニエス |
俺達もすぐ出るからリュースを連れてもう少し倉庫から離れたとこに逃げろ! 何が飛んでくるかわからねえぞ!! アニエス! 必ずその変態野郎から助けてやるから待ってろよ!! |
■ アルト To:シェル |
…………ね? ああ言ってることだし、ここは大人しく場を離れるとしようか。 |
そう言ってシェルの肩を軽く叩くと、もっと離れた場所へと移動した。
■ パオル To:フェリオ、仮面ラーダ |
フェリオさん! 仮面ラーダさん早く!! ジョージさんは……一体何処に行ったの!? フェリオさんが…………フェリオさんが……。 |
■ 仮面ラーダ To:悪い奴 |
(何とかみんな脱出できたようだな…………) 子供達を人質に取るとは卑怯者め! 必ずお前はこの仮面ラーダが成敗してやる! 覚悟しておけ! |
■ アニエス To:おおる |
慌てなくても、また夜に遊んであげるよ。 今度は、途中で帰っちゃダメだからね。 そうだ、途中で帰ったんだから、ちょっとペナルティーね。 |
暗闇を透かして二人の姿が見えているのか……。闇の中から2条の光が二人を襲った。
■ 仮面ラーダ To:悪い奴 |
くっ……。 おぼえてろ! |
■ フェリオ To:アニエスのコバンザメの悪い奴 |
うぐぅ……。 ちきしょう! 次は負けねえぞ!! |
おおよそ正義の味方とは思えぬセリフを残し、冒険者達は光の中へと逃げだした……。
6R終了時生命・精神点
生命点 | 精神点 | |
ジョージ | 07/14 | 09/15 |
パオル | 15/15 | 20/20 |
アルト | 09/14 | 07/16 |
ヴァーン | 06/11 | 07/07 |
シェル | 08/08 | 06/15 |
フェリオ | 05/17 | 14/20 |