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第十二章「袋小路」 |
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ワイン小屋の前 |
ドリスはワイン小屋の前で、屋敷の方に変な動きがないか警戒している。
■ドリス To:ALL |
う〜ん遅いなあ。ちょっと遅すぎるんじゃない…。 (扉を開けて中へ声をかける) みんなー。遅いけど何かトラブルでもあったのー? あんまり時間かけない方がいいから、急いでねー。 |
■声 To:ドリス |
急がずとも構わんよ、御客人。 |
突然、少し離れたところから、笑いを含んだ声がした。
ディオンだ。その後ろには、アルベルトと、さっき見張りをしていた兵士Dがいる―――
■ディオン To:ドリス |
クリスはいないのだったな。 ちょうどいい。 |
ディオンが剣を抜いた………
■ディオン To:ドリス |
御客人は、ここでおいとま願うとしよう。 |
■ドリス To:小屋の中 |
うぎゃぎゃっ! (中へ向かい) みんなっ!! やばい! こっち来てっ!! |
ワイン小屋の中 |
その頃、ワイン小屋の中では―――
■アーギー To:レイチェル |
どう・・・?見つかった・・? |
■レイチェル |
この床が外れ………(ぱこ←床が外れた音) ………あぁ、ありましたわ………。 |
レイチェルの手の中には、床下から取り出した小箱がある。
■ジョージ |
それが、例のジャムですか?開けてみてくだ……… (……なっ……やばい……こっち来……) !?ドリスさんが何か呼んでいるようですね、行ってみましょう。 |
■アーギー To:ドリス |
(ドリスの声にはっとなる) !!? どうしたっ!ドリスーッ!! (とっさに盾とダーツを構え、入り口のほうに早足で動く) |
■ジョージ To:レイチェル&タニア&ラクル |
外で何かあったようです。 お二人は、ここを動かない方がいいでしょう。 私も外を見てきます。ラクルさん、行きましょう。 (小屋の入り口までいく。) |
ワイン小屋の前 |
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名前 | 敏捷 | 生命 | 精神 | 命中 | 打撃 | 追加D | 回避 | 防御 | D減少 | 行動 |
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ジョージ | 20 | 14 | 15 | +1 | 5(12) | +0 | +1 | 7 | +2 | 探索中 |
ドリス | 17 | 13 | 11 | +4 | 12(11) | +3 | +3 | 7 | +1 | スリープクラウド |
ヴァーン | 16 | 11 | 6 | +4 | 5(9) | +3 | +4 | 7 | +2 | 移動中 |
ラクル | 12 | 15 | 17 | +3 | 14(10) | +2 | +0 | 5 | +2 | 探索中 |
パオル | 9 | 15 | 20 | +3 | 17(10) | +4 | +3 | 22 | +2 | 移動中 |
アーギー | 8 | 10 | 8 | +4 | 13(10) | +4 | +4 | 12 | +2 | 探索中 |
樽 | ア | ||||||||||||||||||
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ジ | レ | タ | ラ | ||||||||||||||||
ド | |||||||||||||||||||
D | |||||||||||||||||||
デ | A | ||||||||||||||||||
↓厨房 |
ワイン小屋の前 |
で、ドリスは―――
■ドリス To:ディオン達 |
万物の根源たるマナよ…眠りをもたらす雲となれ!!! (ディオンと兵士全員が入るようにスリープクラウド) |
ドリスの呪文により、ディオン達を包むような眠りの雲が発生する。
スリープクラウドの達成値は9
ディオンには効かなかった。
アルベルトには効かなかった。
兵士Dはその場でつんのめるようにして、倒れ伏した。
■ドリス To:ディオン |
いまのは警告よっ! それ以上剣を抜いたまま近寄るのなら、冒険者として本気で戦わせてもらうことになるけど覚悟はいいっ? |
ドリスは応戦の構えをして少し前に出た。
対するディオンは、鼻で笑って更に近づく。
■ディオン To:ドリス |
平民ごときが。 ―――アルベルト、そのバカを叩き起こせ。 |
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