冒険前の優雅なひととき。
前の仕事で得た報酬で豪遊する者、生活費を引いた残金に頭を痛める者、借金相手に頭を下げに行く者、それぞれが次の仕事に向けて準備を開始した。そう、お買い物の時間の始まりである。
アフルはまず武器屋へ向かった。ここの店主はロック=エーテン。若いが武器に関してはかなりの知識と愛を持っている。
■武具の店 |
☆From:アフル To:ロック=エーテン |
エーテンさん、上質(必要筋力17-5=12)のロングスピアを注文したいんだ。 今から、ちょっと仕事があるから、それが終わるまでには用意しておいて欲しいんだけど。 代金は380ガメルだろ。ここにあるからさ。 |
■武具の店 |
☆From:ロック=エーテン To:アフルさん |
ようこそおいでくださいました。 上質のロングスピアでございますね? はい、私が責任を持ってご用意させていただきます。 代金は全額前金でいただくことになっておりますが… あ、既にご用意いただいてましたか、失礼いたしました。 では、380 ガメル。確かにお預かり致します。 では、こちらが引換券になりますのでお引き取りの際には忘れずお持ち下さい。 これからも当店をごひいきに。(にっこり) |
アフルがだいぶ淋しくなった財布の中身を数えながら立ち去ったあと、入れ替わりにシュウがやってきた。
■ 武器の店 |
☆From:シュウ To:武器屋のおっちゃん(ロック=エーテン) |
(とてとててーと、元気良く駆け込んでくる) とうちゃく、とぉちゃぁ〜〜くっ☆(しゅたっ☆) みゃみゃみゃ☆おっちゃん、おっちゃん☆お久しぶりなのだ♪(^^)/ ねぇね、前に頼んでおいた上質のスピア&アーマー来てる? あたし、わっくわくしながら来たんだけど‥‥来てたら受け取りたいな♪ (シュウはにこにことしながら、両手を差し出している‥‥) |
■ 武器の店 |
☆From:ロック=エーテン To:シュウ |
やぁ。久しぶりですね、シュウ。相変わらず元気そうで何よりです。 ええ、注文の品は完璧に用意できていますよ。 シュウが受け取りに来るのを、今か今かと待ってたんですよ。はい、どうぞ。 どうです、この仕上がり。何度見ても素晴らしい業物ですねぇ… あ、すみません。つい見とれてしまいました。 |
■ 武器の店 |
☆From:シュウ To:武器屋のおっちゃん(ロック=エーテン) |
(おにぅの武器・防具を受け取り) わぁ〜い、わぁい☆ぴっかぴかぁ〜♪(ぴょいん、ぴょいん)
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シュウはぜんぜん気にしてないらしいぞ。
■ 武器の店 |
☆From:ビティ=エーテン To:シュウ |
もう、お兄ちゃんたら… 恥ずかしい。 ほらシュウ。見て、ここ。 ソフトレザーの縫い目隠しにグリーンの糸でステッチが入っているの。 きっとシュウに似合うと思ったんだけど、気に入ってもらえたかしら? |
■ 武器の店 |
☆From:シュウ To:武器屋のおねーちゃん(ビティ=エーテン) |
うにに?どこどこっ?(と、ステッチを見る) ‥‥わぁ‥‥綺麗☆わぁわぁ☆綺麗きれい〜♪(ぴょいん、ぴょいん) すごーい☆うわ〜い☆うれしいなぁ〜〜o(^-^)b あたし、だーんぜん気に入ったっ!気に入ったったら気に入ったっ!d(^-^)b (シュウは、とてもうれしそうにしている‥‥)
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ビティも嬉しそうにしている。
■ 武器の店 |
☆From:シュウ To:武器屋のおっちゃん(ロック=エーテン) |
おにぅのアーマーにおにぅのすぴあ☆ これで、あたしも少しは立派な冒険者に見えるかなぁ?? おっちゃん、おっちゃん☆どう思う?
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■ 武器の店 |
☆From:ロック=エーテン To:シュウ |
ええ、とても立派ですとも。
特に私の見立てたそのロングスピアなんか… (妹に小突かれる)痛いですよ、ビティ。 |
■ 武器の店 |
☆From:シュウ To:武器屋のおっちゃん(ロック=エーテン) |
あ‥‥そうそ。おにぅの防具を入手したんだから‥‥古いの下取りしてもらいたいんだけど‥‥いいかなぁ? でもなぁ‥‥このスピア‥‥もちっと持っていたいよなぁ‥‥うーん、うーん‥‥ (シュウはちっさい頭をフル動員して考え始めた‥‥) でもなぁ〜動きの邪魔になったら、それそ嫌だし(^-^)。 おっちゃん、おっちゃん☆このちょびっと上質なアーマー(ソフトレザー+2)とスピア(ロングスピア+2)下取りしてくれる? あとね、あとね、上質の弓(高品質+5のショートボウ)も欲しいし‥‥あ!そぉそ☆ボーラを2つ欲しいな☆ ねぇね、あわせていくらになるる?? |
■ 武器の店 |
☆From:ロック=エーテン To:シュウ |
下取りですか?ちょっと拝見します。 うーん、中古として売ると言ってもグラスランナー用ではなかなか買い手がいないでしょうね。まぁ、そう傷んでもいないようだし、物は良いんですが… (また妹に小突かれる)痛いですよ、ビティ。 判りました。他でもないシュウのためですからね。鎧も槍も状態は良好ですね。これなら半額で引き取りましょう。 ええと、あとは上質の弓ですね。シーフの技で使えるようにするんですか?弓ならレンジャーでも使えますが… あっと、それとボーラですね。シュウはレンジャーの技でこれを扱うことになります。シーフの技で使うにはちょっとだけシュウには重いんですよ。 合せてっと…(そろばんパチパチ) 弓をどうするかによりますけど、安くて 282 ガメル、 高くて 322 ガメルになります。 ちゃんと下取り分は引いてありますよ。どうしますか? |
シュウはちっこい頭で一生懸命考えた結果、弓はレンジャーで使うように大き目の物を、ボーラはシーフの技で使うために軽く作られているものを選んだ。下取り分を引いて全部で 374 ガメル支払う。おニューの鎧を着て嬉しそうに立ち去った。
次にやってきたのはマイリーの神官戦士ジョン・ムーア。年は 28、穏やかな黒髪の男だ。
■武具の店 |
☆From:ジョン To:ロック=エーテン |
初めまして。ちょっとおじゃましますよ。ああ、品揃えが多くて良いお店ですね。
旦那さんはエーテンさんとおっしゃるんですか。私はジョンと申します。宜しくお願いします。 |
■武具の店 |
☆From:ロック=エーテン To:ジョンさん |
ご丁寧に、恐れ入ります。ゆっくりとご覧くださいませ。 |
ジョンはしばらく店内を物色していた。どうやら、気に入ったものが見つかったらしい。
■武具の店 |
☆From:ジョン To:ロック=エーテン |
エーテンさん、このヘビーメイス(打撃16、必筋15)をいただきたいのですが。これは良いものですね。お値段は・・・385ガメルですか。 ああ、あとこのハードレザーの鎧(必筋13)も下さい。お値段は・・・420ガメルですね。すぐに冒険に出るんでいま調節していただけますか。 併せて代金は805ガメルですね。ここに置いておきます。 |
■武具の店 |
☆From:ロック=エーテン To:ジョンさん |
さすがお目が高いですね。そのメイスは上質なものですよ。 鎧の調節もいたします。こちらへどうぞ。 (奥まった試着室でハードレザーの合せをなおす) さ、これでいかがですか?動きにくいところはありませんか? |
その後、ジョンは道具屋「時忘れの店」に姿をあらわした。
■道具の店 |
☆From:ジョン To:道具屋の旦那さん |
ちょっとおじゃましますよ。ジョンといいます。宜しくお願いします。 (しばらく店内を物色して) ええと、じゃあこの背負い袋(革製)とベルトポーチ、あとこの水袋を下さい。 それと・・・毛布とたいまつ6本、それと火口箱とロープ(10m)をいただけますか 。 そうそう忘れるところだった、羊皮紙10枚とペンとインクも下さい。 合計で・・・・185ガメルですね。ここに置いておきます。 |
■道具の店 |
☆From:道具屋のオヤジ To:ジョン |
ほいほい、185 ガメルじゃぞい。 水袋の中身はいらんかの。 まぁ、どこでも入れられるからここで買わんでもいいぞ。 まいどごひいきに。 |
ジョンはてきばきと袋に道具を詰め、それを担いで立ち去った。装備と道具が揃って、もう一角の冒険者のように見える。
ユリは、あんまり暇だったのでおやつを買うことにした。
■ 銀の網亭 |
☆From:ユリ To:おじさん |
(にっこり笑って。) え〜と。これと、これと、あの木の実をそれぞれ100gほどください。(^^) |
■ 銀の網亭 |
☆From:おやじ To:ユリ |
おお、さっき泣いたカラスがもう笑ったか。よかったぜ。 これは酒のつまみだが… いいのかな?この赤いのはちょっと辛いからな。 全部で 10 ガメルだが 7 ガメルにまけとくよ。 |
■ 銀の網亭 |
☆From:ユリ To:おじさん |
先ほどは、本当にごめんなさい。(ペコリ) 全部で7Gですね。はい。 (ベルトポーチからお金を取り出し手渡す。) |
■ 銀の網亭 |
☆From:おやじ To:ユリ |
気をつけた方がいい。食い過ぎるとニキビが出るぞ。 (ウィンク!) |
■ 銀の網亭 |
☆From:ユリ To:おじさん |
くすっ。また来ますね。 |
最後に遅れてきた男、ジョンが銀の網亭に姿をあらわした。
■銀の網亭 |
☆From:ジョン To:おやじさん |
おやじさん。保存食10食分と、それとエールを小さい樽でいただけますか。 保存食は70ガメルで・・・エールは樽込みでいくらになりますか? |
■銀の網亭 |
☆From:おやじ To:ジョン |
樽かい?小さいのだとこのくらいしかないが… エール入りで 25 ガメルだ。しかし、持ち歩くのに不便じゃないかね? 何でまた樽なんだ?水袋でもいいだろうに。 まぁ、保存食とあわせて 95 ガメルになるがね。 |
おやじは首を捻りながらも小樽入りのエールと保存食を渡した。
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