ひとさらいの森

パーティ結成!

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 いつになく今日は混んでいる。
 おやじはいつものようにカウンターの中でグラスを磨きながら思った。
 この間割り振った仕事をそれぞれ解決して休暇をとった奴等が三々五々集まってきたらしい。

■銀の網亭
☆From:おやじ
今日は見かけない顔が多いな、新入りか。 ここ、”めぐり合いの酒場”に仲間を求めに来たのか・・・。 どれ、ひよっこどもが死なないように、俺もめんどう見てやらにゃいかんな。

始まりのアイシャ

 まだ幼さの残る顔立ちの少女が、扉に手を掛け、開けるか開けまいか迷っている。

■銀の網亭
☆From:アイシャ
冒険者が集う店ってここかしら・・・なんだか恐いなぁ。
・・・でも、いつまでもこうしてるわけにはいかないわ。勇気を出さなくちゃ。

 何度かためらった後、ようやく決心がついたのか、重たい扉を両手で押し開けて入る。まだ明るい外に比べて 少し暗い室内に未知の雰囲気を感じて、一瞬足が止まる。一息大きく息を吸い込むと、かなり緊張した様子でカウンターに近づき、 せいいっぱいの笑顔で店の親父に話しかけた。

■銀の網亭
☆From:アイシャ
こ、こんにちは。冒険者の集う店というのはここですか?

そんなアイシャの様子を一部始終見守っていたおやじは、優しく答えた。

■銀の網亭
☆From:おやじ To:アイシャ
俺が一見したところ、お嬢さんも仲間を探しているね? ここで見つかるといいな。
何が得意か俺に教えといてくれれば、話があったら声かけてあげるよ。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:おやじ
ありがとう。(良かったぁ、優しそうな人だわ。)
えっと、アイシャといいます。プリーストです。よろしくお願いします(ぺこっ)
あの、何か食事をお願いできますか?安心したらお腹が空いてたの思い出しちゃった。
冒険に出るのは初めてなの。 (いくぶん緊張も解けた様子で照れ笑いしてる。)

 皿に、ベイクドポテトと、厚切りのハム、パンを乗せる。カウンターごしに渡しながら、仲間募集用のメモをチェックする。

■銀の網亭
☆From:おやじ To:アイシャ
プリーストか・・・。(メモを見ながら)
こいつらとはレベルから言ってもキツイかもしれんな。あっちのテーブルにお譲さんと同じような、 初心者ばかり3人(ラウルとヴァン、ザック)かたまっているから、話し掛けてみてはどうだい?
あと、一応このメモも見せてあげよう。だが、お嬢さんが、こいつらと組むのは、ちとキツイと俺は思うね

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:おやじ
おじさん、ありがとう。それじゃぁ、お勧めの人たちの方へ行ってみるわ(^^)

 食事を受け取って、主人が紹介してくれた人達のテーブルへ向かった。

アイシャとポムの出会い

 金色の髪のグラスランナーが広いテーブルを1人で悠々と使って食事をしている。髪の色を映してか大きな瞳も金色に輝いている。

■銀の網亭
☆From:ポム 
見知った顔がないな〜。さて、どうしよう

 もぐもぐとハムを頬張りながら、騒がしい店内を眺めている。足元には、到着したばかりらしく手持ちの荷物が置いてある。
 すぐ側をアイシャが店の親父に聞いた3人組を探すため、皿と荷物を持って危なげな足取りで歩いている。
 足元を気にして歩いているうちにどのテーブルだったかわからなくなったのか、立ち止まってキョロキョロとあたりを見廻している。

■銀の網亭
☆From:アイシャ 
う〜ん。混んでて良くわからないわ。どこかしら。きゃっ。

 アイシャが立ち止まったのに気が付かずに、後ろから歩いてきた人がぶつかってしまい、思わず荷物を手離してしまう。
 よろけた拍子にすぐ側の椅子にドサッと腰かけてしまった。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:ポム
す、すみませんでした(いた〜い(xx))
(慌ててぶつかった人に謝り、ふと見ると人がいる。食事の邪魔をしてしまったらしい。)
あ、すみませんでした。お食事こぼれませんでしたか?

 先程のグラスランナーが自分の皿を素早く待避させて、にんまりと微笑み返す。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アイシャ 
食事は大丈夫!なんたってあたしは素早いからね。
きょろきょろしてたけど、なんか探し物か?今は混雑してるから、動くなら気を付けた方がいいぜ♪
うっかりしてると、スープの上に尻餅つく事になるかもよ、大きい人。
今回は椅子の上で丁度よかったな(^^)

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:ポム 
すごいのね。どうしたらそんなに早く動けるの?
大きい人って言われたのは初めてだわ。あなたは小さい人ね(^^)
あ、こんな言われ方は嫌かしら?
私はアイシャというの。良かったら名前を教えてくれる?
えっと、わたし、わたしのように初めて冒険に出る3人がいるぞって、 カウンターで親父さんから教えてもらったから、その人たちを探してたのよ。
・・・あなたも冒険者よね?ここで一緒にお食事してもいい?
こんなに混んでる時に動いたら、またぶつかっちゃうかもしれないし。 そしたら今度はスープの上に座っちゃうかもしれないもの。

 アイシャは彼女に親しみを覚えたようだ。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アイシャ 
あたし達(グラスランナー)は生まれた時からこうなんだ特別な事は何にもない。
大きい人が魔法を使えるのと同じさ♪あたしはポムだ(^^)
小さいのは解っているから、嫌いじゃないよ(くすくす)
アイシャの言うのはね(^^)
ふ〜ん、こんなに混雑していちゃ探すのは大変そうだな

 ポムがぐるりと店内を見回す。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:ポム 
・・・あなたも冒険者よね?ここで一緒にお食事してもいい?
こんなに混んでる時に動いたら、またぶつかっちゃうかもしれないし。 そしたら今度はスープの上に座っちゃうかもしれないもの(笑)

 ポムもアイシャに親しみを覚えたようだ。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アイシャ 
いいぜ、一緒に話をしよう。あたしは話すのは大好きだな(^^)
…でも、探している仲間あるんだろ?そうだな、もし、探している冒険者や アイシャを誘う奴が見付からなかったら、あたしと一緒に行かないか?

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:ポム 
えっと、約束があって探してたわけじゃないのよ。 それよりわたし、あなたと行きたいわ(^^)

 二人の側にシーフを探してテーブルを廻っている男が立ち、ポムに話し掛けた。

■銀の網亭
☆From:アフル To:ポム&アイシャ 
君はグラスランナーなんだろ。
俺は仲間を探しているんだけど、俺のパーティに、入らないか?
今は、俺と、あそこの女性(ユリ)だけなんだけどさ。
とりあえず、得意なのは、俺が精霊魔法で、彼女が・・・呪歌と知識なんだそうだ。
グラスランナーなんだから、鍵開けとかは得意だろう?

 さらにアイシャの方を向いてパーティへ誘った。

■銀の網亭
☆From:アフル To:ポム&アイシャ 
君も俺のパーティに入らないかい?冒険者の店にきてるって事は君も何かできるんだろう?
何ができるんだい?

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:アフル 
わ、わたし?(突然の事にちょっと驚いてる)
できることは・・・えっとね、神聖語が少しわかるだけなの(^^;;
冒険に出るのは初めてで、難しい事はまだよくわからないけど、 でも、ちょっとした傷なら治してあげられるわ。
わたしはアイシャっていうの。あなたは?(首をかしげてる。) パーティは・・・

 ちらっとポムの方を見る。ポムの答えが気になるようだ。
 ポムは少し考えると、にやりんこな笑顔をアフルに向けた。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アフル 
確かにあたしは、グラスランナーだけどな。
鍵開けが得意とはかぎんないぜ(にやりん)
あたしより兄弟…あたしの知っている冒険者のグラスランナーなんだけど、の方が得意だったぜ(^^)
何処にいるって?待ってたらそのうち現れるんじゃないかな(けたけた)
やって出来ないわけじゃないが、森に関する事の方が得意だな。 本当にあたしの力が必要か考えて、必要ならまた話し掛けて欲しいな。
あたしは暫くここで、こうして食事を食べてるからさ♪

 自分の技能と求められている力を考えて、ポムは慎重に答えた。

■銀の網亭
☆From:アフル To:ポム 
へえ、でも、「袖すり合うも他生の縁」って言葉もある事だし、ここで俺が話し掛けたのも何かの縁だと思うしさ。 まあ、それじゃあ、また後で話し掛けるかもしれないけど、その時にはいい返事を聞かせて欲しいな。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アフル 
約束は出来ないけどさ(^^)
そうそう、シーフを本気で探してるなら、シュウと言うグラスランナーに話し掛けてみるといいよ。
さっき言った兄弟の事さ♪一緒に冒険した事あるから保証するぞ♪ 歌が好きな陽気な奴だから、ここに現れたら直ぐ分かるよ(笑)

 アイシャもアフルに何か言おうとしたが、ポムと一緒の答えだと判断して彼は既に他へ行ってしまった。

■銀の網亭
☆From:アイシャ 
行っちゃった・・・。 冒険者ってみんなあんなにテキパキしてるのかしら、まるで風のようだわ。 (ふと我にかえって) いけない。わたしも冒険者になるんだっけ・・・しっかりしなくちゃ(^^;;

シェルナ登場

 首にラーダの聖印を下げた一人のハーフエルフがカウンターに近寄った。手には、体には不釣り合いな長い棒状の包み(武器?)を抱えている。

■銀の網亭
☆From:シェルナ To:おやじ 
おやじさん、おひさしぶり♪

■銀の網亭
☆From:おやじ To:シェルナ 
おぅ、元気かい?今日は連れはいないのか?

■銀の網亭
☆From:シェルナ To:おやじ 
ん?そう、今日は一人なの。
新しい仲間を探そうと思ってきたんだけど・・・。
あ、ポム達も来てる!でも誰かと話してるなぁ・・・どうしよう?

 首をかしげると光の加減で紺めいてみえる黒髪が軽く肩にかかる。
 そぉっとポムの後ろに近づき、唐突に肩に手を置いた。

 ポムは顔中笑顔にして、共に旅した仲間を迎えた。

■銀の網亭
☆From:シェルナ To:ポム 
その話、あたしも混ぜてもらえないかなぁ?
…あ、いきなりごめんね(^^;びっくりした? あんまり楽しそうにお話してるから、つい・・・。

■銀の網亭
☆From:ポム To:シェルナ 
やぁ、シェルナ(にっこり)
もちろん、いいぜ(^^)/ シェルナも冒険に出るのか?
あたしは、退屈で、退屈で何かないかと思ってさ
シェルナ、もしだな、誘う奴とか、組もうと思う奴等がいなかったら また一緒に行くか?

 それを聞いてシェルナの表情がぱっと明るくなる。

■銀の網亭
☆From:シェルナ To:ポム 
一緒にいってくれる?よかった!
なんだかんだいっても、やっぱり不安なのね、知らない人ばっかりだと(^^; またよろしくね!

■銀の網亭
☆From:ポム To:シェルナ 
シェルナが不安がるなんて意外だぞ。 あたし達といた時だって結構強気だったものな(けらけら)
そうだ、さっき兄弟(シュウ)を見たんだ。
店がごたごたしているけど、言葉ぐらい交わせないかな って思ってるんだ♪

 アイシャは親しげに話すシェルナとポムの顔を交互に見ながら、2人に声をかけた。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:シェルナ 
はじめまして、わたしはアイシャといいます。(にっこり)
ポムとはさっき会ったばかりなの。
せっかくの料理が冷めてしまう前に、座って一緒にお食事しませんか?

旧友との交流

 腰まであるブロンドの髪を緩く一つに束ねたエルフが2階から寝ぼけた顔をしておりてくる。まっすぐにカウンターを目指す。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:おやじ
ちょっと寝過ごしたみたいですね。
すみません、マスター。なにか軽い食べ物をいただけないでしょうか。それと、お水を一杯お願いします。

 主人は先程アイシャに出したのと同じメニューと水をカウンターに載せる。

■銀の網亭
☆From:おやじ To:ミュン
まだ寝てたのかい?そろそろあんたも次の依頼でも引き受けなくっちゃあなぁ。
今日は新しい顔も結構いるし、冒険に出てたいくつかのパーティも帰ってきてるぞ。
また冒険に出るつもりなら、こういう時こそ頑張らんと。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:おやじ
そうですね。街では意外にお金がかかることがわかりましたし。。。
そろそろ何かやらないとまずそうですね。といっても一人では無理そうですし。。。
あ、そうだ、マスター。誰か僕と一緒にやってくれそうな方がいたら紹介して もらえないでしょうか。精霊と会話すること以外は何もできないですけど、それでも 光の精霊とかは呼び出せますので。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:おやじ
ご主人、何か仕事ないかのう、仕事。このままでは、いつまで経っても借金生活から抜け出せん。 ばりばりはたらいて、しっかり稼がぬと。
ああ、そうじゃ、まずは仲間を探さんと始まらんのう。
ご主人、神官戦士が入り用じゃという冒険者がおったら、 わしを紹介しておいてはくれんかな? もちろん、ただでとは言わんよ。
香草茶1杯でどうじゃろ?

 背後から聞き覚えのある声が聞こえて、思わずミュンは振り返った。
 ミュンにとってルタードは前の依頼を共にこなした友である。目が合って軽く挨拶を交わす。

■銀の網亭
☆From:おやじ To:ルタード
よし、何かあったら声をかけておこう。今のところ、仲間募集の状況はこんな感じだよ。

 そう言って先程、チェックしていた冒険者募集のメモを見せる。

冒険者募集メモ
カナル     ソーサラー、
マーズ     プリースト、
ミュン     シャーマン、
バティ     バード、シーフ、
ラフィアン   ファイター、プリースト、
アフル     ファイター、シャーマン、
イルフォード  シャーマン、
ルタード    ファイター、プリースト

 案外知っている名前があるな、と思いながら細かくチェックする。礼を言って香草茶を受け取ると、よっ、と掛け声をかけてカウンターのミュンの隣に座る。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ミュン
ミュンどのー、ご機嫌いかがかな? 元気にやっとられたかの?
聞けばそなたも冒険に出る仲間を探しとるとの由、どうじゃ、 またわしとご一緒なさる気はないかの?
わしとしては、ミュンどのの腕は非常に高く買っとるんじゃけども。

 手元の香草茶を見てミュンが目を細める。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ルタード
あ、ルタードさん。禁酒の誓いは未だ続いておられるのですか?
そうですね。貴方と一緒だったら、また興味深い事がありそうですね。 こちらこそよろしくお願いします。
せっかくですからテーブルの方に行きませんか。ちょっとカウンターは 混んできたみたいなので。。。
マスター、テーブルの一つを使わせてもらってよろしいでしょうか?

■銀の網亭
☆From:おやじ To:ミュン
ああ、そうしてくれると、こっちも助かるよ。 カウンターは大にぎわいだからな。
メンバーが6人揃ったところで、また声かけてくれるか? 話がしやすいように、2階の個室を貸してやれるからな。

クロス合流

 ごった返す酒場内に二階の宿から降りてくる人のよさそうな二十歳そこそこの青年が一人。

■銀の網亭
☆From:クロス 
うわー……なんか混んでるよ。 みんな、次の仕事はどうするのかな…

 談笑しながら知らない一団と一緒に歩いてくシーアンが見えた。アフルが小さな女の子と話しをしているのが見えた。

■銀の網亭
☆From:クロス 
シーアンは別のパーティーかぁ……他のひとはどうだろ…(きょろきょろ)
あれは…グラスランナー?
じゃあ今回はシーフは間に合ってそうだね…僕はどうしようかな……

空いてる席を探して混雑する店内を泳ぐように渡るクロス。虫も殺せそうもない顔つきだけど、 身のこなしからは、分かる人には分かる。こいつはシーフだ。空席を見つけて座る。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ミュン
それではミュンどの、テーブルに移動しようかの? おや、盗賊風の方が一人で座っているテーブルがあるようじゃな。 あの席に行って、声でもかけてみよう。

 ルタードは、テーブルに座っている盗賊風の男の方を見た。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:クロス 
失礼します、ここ、相席よろしいですかな?
見たところ、お一人のようですが、仲間をお探しではないですか?
わしはルタードと申す者、こちらはミュンどの、ともに 一緒に冒険に出る仲間を探しとるんですが、よかったら わしらと組んでみませんかの?
わしはともかく、ミュンどのは精霊使いとして優れた技量の持ち主ですぞ。

■銀の網亭
☆From:クロス To:ルタード 
え? あ…僕ですか?
どうも、ご丁寧に…僕はクローリスって言います。
(わー、純血の妖精属を近くで見るのって、実は初めてだー! うわー…) そうですかー、あなた方も仲間を……良いですよ。僕で良かったら! 
(かなり嬉しそう。でもふと気付いた顔になって)
……あ、僕一応ギルドにも属してるシーフなんですけど、専門はここで請け負うような種類の 仕事の…たとえばワナの解除とかの安全管理のサポートなんです。
(小さな声で)
暗殺とか窃盗とかそういうのはちょっと出来ないですけど…良いんですか?
もしそう言う方面でお探しでしたら…
(そういう仕事で声をかけられたこともあるのだろう(^^;)

■銀の網亭
☆From:ルタード To:クロス 
わしらも人間界の法に触れるつもりは毛頭ありませんから、ご安心下され。
では、よろしくお願いいたしますぞ。
さて、するとあとは、戦士の心得を持つ者と魔術師とを、それぞれ 少なくとも1名ずつ見つければよいことになるかのう。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ルタード&クロス 
そうですね。後はレンジャーかセージの方もですね。
あ、よろしくお願いします。人間の方。僕はミュンといいます。

■銀の網亭
☆From:クロス To:ミュン&クロス 
そうですか…それじゃあ、お二人ともよろしくお願いしますね!
……えーとルタードさんとミュンさんですかー。
僕のことはクロスって呼んで下さいね!(^▽^)
そうですねー、魔術師とレンジャーですか……誰かいないか探してみましょう。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ルタード&クロス 
あそこのテーブルに座っている方々はどうでしょうか。
人間(アイシャ)とハーフエルフ(シェルナ)とグラスランナー(ボム)の方々ですけど。

■銀の網亭
☆From:クロス To:ルタード&ミュン 
どうでしょう? とりあえず声をかけてみましょうか……
じゃ、僕ちょっと行ってきますね!

 3人のテーブルにクロスが近づく。

■銀の網亭
☆From:クロス To:ポム&アイシャ&シェルナ 
あの、ひょっとしてみなさんパーティー組む仲間とか、探してませんか?
僕たちも…(ルタードとミュンのテーブルの方を指す)今、戦士と、古代語魔術師か 賢者かレンジャーの方をさがしてるんですけど…
こちらの、えーとハーフエルフの方はラーダの司祭様みたいですし、 あなたは草原の妖精属の方ですよね。
それから…僕と同じ人間のあなたは…やっぱり司祭様ですよね?
良ければ、僕らと組んでみませんか?
向こうにいる二人は、精霊魔術師と、神官戦士で、僕は一応シーフの 修行を積んでるんですよ。

■銀の網亭
☆From:ポム To:クロス 
レンジャーが必要なのか?
ならあたしは役に立てるな…

 先程声を掛けてきたアフルを見る。向こうで別の女性と話しをしている。

■銀の網亭
☆From:ポム  
う〜ん

 自分のテーブルに座るアイシャとシェルナを見る。

■銀の網亭
☆From:ポム  
そ〜だな〜

 クロスに指されたテーブルに座る二人を見る。

■銀の網亭
☆From:ポム  
あっ、森の人…だ!

 アフルを見る、シェルナを見る、向こうに座るエルフを見る。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アイシャ&シェルナ 
決めた!(^^)
必要とされている所にあたしは行くぞ アイシャ、シェルナ、あたしはこの大きい人と行くけど、 無理は言いたくない。 だからもう一度聞くけど、あたし達と一緒に行くか?

 声をかけてきた人(クロス)の指してるテーブルを見てみる。クロスと同様、彼らも悪い人には見えない。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アイシャ&シェルナ 
ポム、わたしね、こうしてあなたとお食事できて楽しかったわ。
あなたと行きたいと思う。でも、さっきこの人(クロス)が言ってたようなこと、わたしはどれもできないの。

 恥ずかしそうにちょっとうつむくが、気を取りなおして決意を込めた表情でクロスの方を向いた。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:クロス 
わたしね、冒険に出るのは初めてで、今のところできることは、傷ついた体を癒してあげることくらいなの。
それでも、わたしも一緒に行ってもいいのかしら?
(心の声:これからいろんな経験をして、もっといろんな事できるようになるもん
     ・・・・・・・・・ほんとになれるかなぁ?(^^;;)

 初めての冒険を前にして期待と不安を感じているアイシャだった。

■銀の網亭
☆From:クロス To:アイシャ 
何を言うんですか! もちろん、神聖魔法を使える程の司祭様なら、 何人だって大歓迎ですって。

 アイシャの言葉にクロスはビックリしたように言う。彼にとって神様に力を貸してもらえるなんて、 ものすごいことだとなのだ。
 それを聞いてアイシャはほっとした様子で肩の力を抜いた。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:クロス 
ありがとう(^^) でも司祭様だなんて恥ずかしいわ。わたしなんてそんな・・・ごにょごにょ

 言いながらクロスがこっちを既にこちらを向いていない事に気が付いて語尾がごにょごにょなってしまった。 ちょっとワンテンポ遅れ気味なアイシャである。がんばれ!

 ポムはにやりんとクロスに笑いかける。

■銀の網亭
☆From:ポム To:アイシャ&シェルナ 
あたしはポムだよろしくな。 森や弓が得意だからそう覚えて欲しいぞ(^^)
……ところで大きい人、名前は?

■銀の網亭
☆From:クロス To:ポム&アイシャ&シェルナ 
よかった! 仲間になってもらえるんですね。それじゃああっちのみんなを呼びますね。
よろしく、ポム!
あはは、そう言えば、名乗ってませんでしたねー。←苦笑いする奴(笑)
僕はクローリス。呼びにくければ、クロスって読んでください。
あ、ミューン! ルタードー! こっち、こっちぃ!G(>▽<)

 ミュンとルタードを呼び終わると、ポムやアイシャやシェルナの方へくるっと向き直る。

■銀の網亭
☆From:クロス To:ポム&アイシャ&シェルナ 
みんな今来ますから、早速今後のことを話し合いましょー!

 いきなり振り向かれて、少し照れるアイシャ。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:クロス 
あ、はい。そうね。そうしましょう(*^^*)

全員集合

ルタードが目を細めて香草茶をすすっていると、スカウトに出たクロスが向こうのテーブルから呼ぶ声が聞こえた。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ミュン 
ミュンどの、クロスどのが呼んどるようじゃ。適当な仲間が見つかったんじゃろうか? ともかく行ってみよう。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ルタード 
そうですね。それではあちらのテーブルに行ってみましょう。

 アイシャ達のいるテーブルへルタードとミュンが各自、皿とグラスを手にやって来た。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:クロス 
クロスどの、お呼びですかの?
こちらの方々がわしらと手を組んで下さるというわけですかな?
ほう、草原の妖精族の方も一緒ですか。
わしは、ブラキ神に仕えるルタードと申しまする。よろしゅう。

■銀の網亭
☆From:ポム To:ルタード 
ルタードって言うのか。あたしはポムだよろしくな(^^)
ところで、あたし達(グラスランナー)は珍しいのか?

 以前パーティで組んだドワーフとの出会いを思い出しているらしい。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ポム 
さあ、どうじゃろな? わしはこの街に出てきてまだあまり間もないから、 ここで目にするものは、程度の差こそあれ、珍しいものが多いがのう。

■銀の網亭
☆From:シェルナ To:クロス&ルタード&ミュン 
…あたしでお役に立てるのなら、喜んで。
あたしはシェルナ。見ての通りラーダの神官戦士よ。
といっても、まだまだ護身程度の腕だけど。 古代語魔法使いが欠けるけど、まぁ、何とかなるでしょう(^^;
よろしくね、クロス、ルタード、ミュン。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:アイシャ&ポム&シェルナ 
はじめまして。僕はミュンといいます。
よろしくお願いしますね。

■銀の網亭
☆From:ポム To:ミュン 
あたしはポムだよろしくたのむ〜(^^)
なぁ、なぁ、ミュンは森とか好きか?

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ポム 
僕たちエルフにとって森は、人間達でいうところの故郷にあたりますから。
それに、草や木は僕たちの友達ですし、だから好きですよ。

それを聞いてポムは大きな目を細めて嬉しそうに笑った。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ポム 
あたしも大好きなんだ。
鍵開けよりも大好きなんだぜ♪
シェルナも森が好きって言ってたんだ♪
なぁ、なぁ、依頼で行く場所が森だったらいいよな(^^)

 少し浮かれた様子で、いつに増して陽気に磨きがかかっている。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ポム 
さて、どうやら人数はそろったようじゃが、……ひょっとして、 古代語魔法を使える者がおらんのではないか?
(一人一人にそれぞれのできることを確認してみたあと)
ふーむ、やはりの。
みなさん、ちょっと待っていて下され。連絡ついでに、 ご主人に話を聞いてみまするので。

 ルタードはカウンターにおやじのアドバイスを受けに向かった。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:おやじ 
ご主人、どうやらわしらもパーティが組めそうなんじゃが、 実は一つ少々気にかかることがございましてな。

ルタード:ファイター、プリースト
ミュン:シャーマン
クロス:シーフ
アイシャ:プリースト
ポム:レンジャー、シーフ
シェルナ:ファイター、プリースト

こういう構成になりそうなんじゃけど、ソーサラーがおらんですじゃろ?
これ、やはり問題ですかな? あるいは、みんなで協力しあえば なんとかなるものでしょうか?
ご主人の経験から、ご意見をうかがえればと思うんですがのう。

 おやじは渋い顔になり顎に手を添えて考える。

■銀の網亭
☆From:おやじ To:ルタード 
・・・はっきりと言ってしまえば、バランスが良いとは言えないな(苦笑)。
が、ソーサラーがいない点を除けば、まぁいいだろう。
依頼を受けるときに気をつける事だな。
間違ってもソーサラー抜きで遺跡に潜ったりはしないようにな。
・・・もっとも依頼主が知ったら、そっちの方から断ってくるかもしれないが。
(小声で)
・・・よけいな世話かもしれないが、ソーサラーなら、カヴァレスというのがいるぞ。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:おやじ 
つまり、「問題はあるけれども、何とかならないこともない」ということじゃと。
分かり申した。ご主人の意見を持ち帰って、みなで相談してみますわ。
カヴァレスどの、ですな。覚えておきましょう。

 ルタードはおやじのアドバイスを受けて、テーブルへ戻ってきた。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:アイシャ&ミュン&クロス&シェルナ&ポム 
みなさん、ご主人のご意見は、
「バランスがよいとはいえないが、ソーサラーがいないことを除けばまずまず。
魔術師不在を考えて、依頼を受けるときには気をつけなさい」
ということじゃった。

それと一応、カヴァレスという名のソーサラーがいることも教えていただいた。
ただし、仮にその人がわしらと組むと言ってくれたとしても、 そのときにはわしらのうちから1人が反対に抜けねばならんことになるのう。
さて、どうしましょうかな?

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ルタード 
僕はこのままでもかまわないですよ。

■銀の網亭
☆From:ポム To:ルタード 
あたしが、前に組んでいたパーティにシャーマンがいなかったけど なんとか遺跡の探索が出来た。
今回だって何とかなるかと思うけどな
怪我したら、シェルナやアイシャやルタードがいるだろう?
鍵開けはクロスがいるし、あたしだって手伝う!
魔法攻撃なんかはミュンがいるし!
それじゃ駄目なのか(首を傾げる)

■銀の網亭
☆From:クロス To:ルタード 
首を傾げてみんなを見廻した。

僕は大丈夫だと思いますよ。
確かに古代語魔術の力は大きいですけれど、精霊魔法や神聖魔法の力だって それに負けるものではないと、昔聞いたことあります。
あればそれに越したことないですけど、無いからって絶望することも無いと、 僕は思いますね。要は僕らの立ち回り方ですよ。魔法に頼らなきゃならない ようなことになるべくならないように、気を配ればいいんですから!

 アイシャは今まで冒険に出た事が無い為、ソーサラーがいない事がどういう影響を与えるのかうまく想像できないでいるようだ。
 みんなが話してるのを黙ってじっと聞いていた。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:ルタード 
・・・・・・。
えっと、みんなこのメンバーでもなんとかなるって思ってるのね?
だったらアイシャは、みんなと一緒に冒険したいな(にっこり)
シェルナさんはどう?

■銀の網亭
☆From:シェルナ To:ルタード 
(にっこり)呼び捨てでいいよ、1つしか年も違わないんだし。
…致命的な問題ではないと思うけど?
仕事を受ける時に注意さえすれば大丈夫。
古代語魔法使いがいないと、たしかに行動の選択肢は狭まるけど、 それだけでしょ?
野外の仕事を選べばいいんじゃないかな。
…せっかく集まったんだもん、このメンバーで冒険してみたいな、 あたしは。

ということは、全員OKね?

■銀の網亭
☆From:クロス To:一同 
そうみたいですね。よかった!
そうだ。それじゃあ、もう一度みんなできちんと自己紹介しませんか? d(^▽^)

■銀の網亭
☆From:ルタード To:一同 
どうやら、決まりのようじゃな。
では、ご主人に「個室」の手配をお願いしてくるので、そのままお待ち下され。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:おやじ 
ご主人、「個室」の手配をお頼み申しまする。
結局、先ほどお話しした6人でまとまることになりましたでな。

■銀の網亭
☆From:おやじ To:ルタード 
そうか、じゃあ頑張れよ。
個室を手配するから、ここにサインを頼む。

 サインをしているルタードの背中からアイシャがちょこっと顔を出し、おやじに向かってはずんだ声で話し掛けた。

■銀の網亭
☆From:アイシャ To:おやじ 
おやじさんっ。わたしにも仲間が出来たのよ(^^)
このルタードさんと一緒なの。
おやじさんが紹介してくれた人たちとは違うの。
せっかく紹介してくれたのに、ごめんなさいっ。
でも、足手まといにならないように頑張るからね。
親切にしてくれてありがとう(にっこり)
それじゃ、みんなのとこに戻るわね。

 弾んだ声で一息に話してしまうと、仲間のところへ戻って行った。
 主人は仲間と楽しそうに話すアイシャの様子を微笑んで見つめる。

■銀の網亭
☆From:ポム To:クロス 
ルタードが個室を取るって言ってるぜ♪
改めて自己紹介すんなら、個室の方が落着かないか?
あたしは耳がいいから構わないけどさ〜(笑)

■銀の網亭
☆From:クロス To:ポム 
たしかにそのほうがよさそうですねー。じゃあ、そうしましょうか!
みんながポムみたいに耳が良いわけじゃないですしねー。
僕なんか必死で訓練してもまだまだ足りなくて(^^;
あ、でもミュンなんか、耳よさそうですよね。(見た目で判断したらしい)

■銀の網亭
☆From:ルタード To:一同 
みなさん、「個室」の手配、してきましたぞ。
部屋を掃除しているので、もう少しだけ待って欲しいとのことじゃ。
千客万来で、少々手が不足気味になっとるようじゃの。

 かくしてあたらしいパーティは結成された。

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