パーティ結成秘話(前編)

 この話は、めぐりあいの酒場”幸せの木”(BBS)に書き込まれたものを、 GMが編集したものです。

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ラフィアンのナンパ(その1)

 銀の網亭にトラブルメーカーがやってきた・・・

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ラフィアン To:
なんだよ、ここに来ればかわいいオネエちゃんがいるって聞いたのヤローばっかじゃねえか。

おっと、そこのネエちゃん俺といっしょに組まねぇかい。
へへ、自慢じゃねえけど、ちっとばかりけんかにゃあ自信があるぜ(F2)。
えっ、なに?「あなたみたいに下品な人といっしょにいたくありません」だと!?
おい、ちょっと待てよ、待てってば・・・。

 そこへ小柄な少女(セリス)が入ってくる。カウンターにつき、食事を注文すると、長い長い祈りを捧げたあとようやく食べ始めた。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ラフィアン To:セリス
よぉ、かわいこちゃん
どうだい、俺と組まねえか?
やあ、あんたついてるよぉ、俺はつええぜ
なんかあっても守ってやるって、いやほんとに

って、食ってばかりじゃなくてちったあ人の話を聞かんかぁ!!

 それは、おまえの事だぞ、ラフィアン(苦笑)


ダーナの演説〜レンシオ仲間に

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ=シャルフ To:
 銀の網亭に冒険者が集まり始め、時刻も昼を過ぎよう
としている頃....。
 一人の男が、下を向きぶつぶつ言いながら店の扉を開け店の中央まで進んで辺りをきょろきょろ見回す。
 腰にブロードソード差し、賢者の様なローブを身に付けていた。
 男は一つ咳払いをし、何を思ったかそこで集まった冒険者みんなに聞こえるように話し始めた。
 「えぇ、お集まりの皆様ちょっとお聞きしたいのですが。私こうゆう場所に不慣れな故に間違いが有るかもしれませぬが、冒険の仲間を募るのはこちらで良ろしいのでしょうか?」
それを聞いた店のおやじが面度臭そうに男を見て
 「そうだよ。」
と答えた。
男はそれを聞きニッ、と笑ってこう続けた。
 「皆さん!私は、とある理由により、冒険に出たいと思いましたので、誰か仲間になってくださいませんか!」
一瞬、静かになったその場だが、すぐに元の喧騒を取り戻し、浮いた男を残し時は過ぎて行く・・・・。
男は呟いた。
 「何か間違ったか?」

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ダーナ
しばらくして、一人の男が歩み寄る。身なりはあまり裕福そうではない。

あの、すいませんが最近冒険を始めようと思い立った方ですか?実は私もなんですけど、よろしければ仲間にしてもらえませんか?元々ハンターをやっていたので、弓の扱いには自信がありますよ。(R:1,ハンター:3)古代語魔法も目下修行中です。(So&Sa:1)いかがでしょう?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:レシオン
 す、すまん。レシオン君とやら、何分こういう所は不慣れなもので、変な事をしたようだ。
 私は、ダーナと言うとりあえず座らせてもらうよ。
さて、君はソーサラーか冒険には欠かせぬ仲間と私、の家にある本に書いてあった。あぁ、私は家が学者の家系でね。
 仲間としては大歓迎だ、今度は君のことをきかせてくれないか?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ダーナ
ははは(^^;)私の名前はレンシオです、レシオンではありませんよ。
私の家柄ですか?私は片田舎のハンターの息子として生まれたんですけど・・・。貧乏な家なのであれこれ苦労していたんですよ。最近になって父親が、今までためてくれてたお金を渡してくれて、『お前は、いろいろなことをこなせる。オランにいって、冒険者でもやってひとやま当ててみないか?』と言ったんですよ。
食べて行くだけならハンターの方が良かったんでけどね。家族のものにも楽させてやりたいし・・・。そこで、学院で勉強をして、今冒険者を始めようとしたんですよ。
よろしければ、あなたが冒険者を始める理由も教えてもらえませんか?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:レンシオ
 うむぅ、感心するね家族のためか...それに引き換え
私なぞ、今まで親の世話になりながら道楽で剣と学術をやってきたが...早い話家を追い出されたのだよ!
ハハハ、行く当てもなし、帰る家もなしそこでだ、金と名誉、力と嫁を手に入れるためこの道を選んだ...いつか胸を張って家に帰れるようにね。
 君に比べたら...我ながら情けなくなるな。
 まあ良い、人それぞれ色々あるだろ、はははは!!

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ダーナ
(ひとしきり考え込んで)
うーん、冒険者になる理由は人それぞれですね。
どんな理由があれ、自分の選んだ道は悔いのないように進みましょう(^^)。
これで私とあなたは、お互い知らないもの同士ではなくなったわけですね。それでは改めまして、今日からよろしくお願いします。


気になるドワーフ

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ジル To:
 ダーナとレシオンの隣の卓で一人黙々とエールを煽り続けるドワーフ。
 年期の入った、悪く言うと古びた装備に身を包んだその男は2人の会話が気になっているようだ。
 「若い命を散らさぬとよいが‥‥‥」

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:ジル
 ドワーフの翁よ、忠告かたじけない。
 珍しく、良く耳が聞こえたダーナだった。
 心配してくれるのは有り難い、今仲間を募ってる最中でしてな、いかんせんまだまだ若輩ものが小人数しか集まっておらず、宜しければお話をお伺せ願えませんかな?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ジル To:ダーナ
聞こえてしまったかな。すまぬ。悪気は無いのじゃ。
ただ、この店でお主たちのように血気早ってこの店を出て、帰ってこなかった若者を
何人も見てきたたのでな‥‥‥
冒険と一口に言っても、お主たちの考えているほどやさしいものでは無いのだぞ。
時には死と隣り合わせになることや、苦労に見合った報酬が入らないこともある。
良いことをしたのに恨みを買ってしまうこともあるのじゃ。
それでも、まだ冒険者になりたいのかな?


リュセラ登場〜ラフィアンのナンパ(その2)

■銀の網亭・幸せの木
☆From:リュセラ To:ダーナ
ダーナへと最初に視線が集まった時、別の客がまた一人店を訪れた。
黒無地のマントに黒髪の娘である。
髪から覗いたその耳が、彼女が半妖精である事を示す。
神経質そうな。言い方を変えれば少し気丈そうなその視線が、
目の前で上等とは言えない演説を終える男を興味深げに見つめる。
(あきれた奴(はぁ…) でも、もしかしたらこいつかも知れない)

つい先程、路地裏で聞いた占いの言葉の一部を思い出す。
「仕事をするね、5人の仲間と」

演説が終わり、レシオンと席に座ったダーナの方へ向かう。
そして演説に対する簡単な賛美の拍手を送ってから、話し掛ける。
「仲間探し、良かったら話を聞かせてくれませんか?
興味ありますから。
何より、貴方の様なわかり易い人は好きですし」

 さっきまでセリスの所にいたラフィアンがリュセラを見とめて、 すばやく声をかけてきた。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ラフィアン To:リュセラ
へっへっへっへ・・・オレもまぜてくれよ。
見りゃぁよう、そこの変なあんちゃん(ダーナさん、ごめんなさい)がファイターだろう
で、そっちのあんちゃんがソーサラ。
こっちのべっぴんさんがシーフで、そこのじーさんがプリースト(勝手なことを・・・)
これでオレ(ファイター)が加わりゃ完璧ってもんよ。
どうだい、悪い話じゃあねえとおもうんだけどよ?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ダーナ
私を仲間にしていただけますか、ありがとうございますダーナさん。
おや、珍しい容姿の女性がやってきましたね。どうやら、ハーフエルフの方のようですね。どうします、仲間になってもらいましょうか?おっと、随分性格の大雑把そうな戦士風の人もやってきましたね。なにやら、隣の卓のドワーフの方もこちらに興味がおありのようですし。
とりあえず皆さんとお話をしませんか?全てはお互いを知ることから始まりますしね(^^)。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:レンシオ
 よし、とりあえず私が話を聞いてこよう。
レンシオ君は、様子を見て後からでも来てくれたまえ。
 後、さっき話した私の冒険に出る理由はちやんと聞いてたかな?聞かれてからかなり間を置いてはなしたから..まあ良い忘れてくれても..むしろそのほうが....。
 では、行ってくる。

 いっきに人が増え、メンバー探しは順調♪と思いきや・・・。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:リュセラ To:ラフィアン
「初めまして、腕に自信がおありの戦士さん」
少し見上げる様に声を掛けて来た男を見る。
(見た目と言葉で判断するなら、力はあるけど頭が足りないって感じの奴ね)

「完璧、と言うなら精霊使いの人が足りないですし、そこに座って楽しんで
 おられるドワーフの方はまだ私達と面識がありません」
こちらの話を聞いているのかも判らないジルの方を、ちらと見る。

「それと、私の嫌いな事を2つだけ教えてあげましょうか?
 一つは、例え場所が盗賊ギルドでも、初対面の人から[盗賊]と
 呼ばれる事。
 もう一つは、お世辞のつもりで軽々しく容姿を誉められる事」
そう言うリュセラの右頬には、傷痕がはしっている。

一息つき、少し声量を上げて言葉を続けるリュセラ。
「最後に、私が女だからと寄って来たのでしたら別の店へどうぞ。
 この酒場、酒と話ならあるけれど、女を求めるには向かないでしょうから」

 すんごいことになってきた(汗)。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ダーナ
いってらっしゃーい(^^)/。
(心の声)
って、あれ?なんかあの女性(名前をまだ知らない)本格的に怒ってそうな雰囲気になってきてる。
あの男の人(やはり名前を知らない)の言った事がそんなに気に障ったのかな?
私もとりあえず話を聴きに行った方が良さそうだな・・・。
(心の声終わり)
(後ろから)
あ、ダーナさん私も一緒に行きますよ。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:リュセラ
 すまん、すまん。
ちょっと、辺りが騒がしくてな私に話し掛けられてると気が付かなかった。
 私、ダーナと言うものだ、あちらのテーブルに居るのが連れのレンシオ君だ、それぞれファイタアー、セージ・ソーサラー、レンジャーだ。
さて、仲間は今喉から手が出ほど欲しいルーンマスターならなお更だ歓迎しよう。
 ようこそ、パーティーに。
そちらの話をお聞かせ願えるかな?

 ダーナが話し掛けるが、二人はダーナの言葉など聞いちゃいない(^^;

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ラフィアン To:リュセラ
リュセラの台詞にたじたじになりながら
「すまねえ、気に障ったんならあやまるよ。
オレも気の利かないほうなんで、ついつい調子にのっちまった・・・。
だがな、あんたに声をかけたのは女だからじゃねよ・・・」

ここで始めてニッと笑って
「あんたがべっぴんだからだよ。」

 おばかなラフィアン(^^;嫌いだって言ってる所を強調してどうする(^^;;?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:リュセラ To:ラフィアン
今、頭の何処かで何かが切れた

|だがな、あんたに声をかけたのは女だからじゃねよ・・・」
|「あんたがべっぴんだからだよ。」

この男への評価を、リュセラは心の中で付け加えた。
単純で学習能力がない朴念仁、と。(ひどいな(^^;)

「あんた、人の話聞いてなかったでしょ。特に嫌いな事の2つ目!」
リュセラは頭に血が上ると、言葉づかいが悪くなるらしい。

|ここで始めてニッと笑って
脳裏につい先程の男の顔が浮かび上がる。あの笑いは…。
「口じゃ敵わないからって、私を馬鹿にしたのね」
すでに言ってる事が、支離滅裂である。

 流石にまずいと思ったのか、他のテーブルからも止めに入る者がいる。
シーアンもその一人だ。リュセラに一言「おい、こんな所で騒ぐなよ。みっともないぜ。」と忠告すると、去っていった。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:リュセラ、ラフィアン
今、気付き走ってくるダーナ。
 こらー!やめんか、大の大人が!
柄の悪い男!ここに座れ正座だ!正座!
おい君、返事が遅れた隙にけんかなぞするな!
ちょつと、冷静になろう...まあ、袖で擦れ合うも多少の縁というではないか。 
私が仲裁をするので話をしようじゃないか、他の人にも迷惑がかかるし...。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:リュセラ
(ちょっと険悪な雰囲気委なったのを見て腰を上げつつ心の声)
私の仲裁が功を成さず、喧嘩になったらどうしよう。力には自信はあるけど、肉弾戦には自信がないからなー。まあ、その場合はダーナさんにお願いしよう・・・。

(リュセラさんの肩を叩きつつ)
あの、何かお気に障ったことがあったのでしょうか?私でよろしければ話していただけないでしょうか?このような酒場で騒ぎを起こしてしまうとそれに触発されて、大乱闘になってしまいかねません。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:リュセラ To:
|「おい、こんな所で騒ぐなよ。
|みっともないぜ。

「…そ、そうね。誰だか知らないけどありが…」
礼を言う相手はすぐに立ち去っていった。

「確かに、凄くみっともなかったかも(独り言)」

|あの、何かお気に障ったことがあったのでしょうか?

「え? あ、その、ね」
どう説明いいのか判らなくて困り出す。

 ようやく冷静になるリュセラ。あんな一言でキレるとは恐ろしい(^^;

■銀の網亭・幸せの木
☆From:リュセラ To:レンシオ
「あ、あはは(乾いた笑い)
 考えたら、べっぴんって言われて怒る女の子って普通は居ないよね。
 普通は。はは。ほら、ちょっと私って変わってるから」
墓穴を掘る。

「さっきは1人で勝手に怒ったりして、本当、馬鹿みたい」
更に深く掘る。

「お礼と言ったらなんだけど、私の名前はリュセラ。あなたは?」
気が動転してて、言葉がおかしいリュセラであった。

 ようやく騒ぎが静まった・・・と思ったら?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:ジル
 ドワーフの翁!お話の途中済みませぬがこの喧嘩を一緒に止めてもらえませぬか!

 おまえが落ち着けっちゅーに(笑)。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ダーナ
 (後ろから肩を叩きながら)
ダーナさん、ダーナさん。もう喧嘩・・・、終わったようですよ。

 お疲れさまです、皆さん(笑)


つかの間の平和(笑)〜ジル仲間に

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:リュセラ、ラフィアン
 (ほっとしながら)
あ、言い争いはもう終わったのですね?よかった(^^)。ところでお二方、私たちと一緒に旅をする話をしてらっしませんでした?よろしければ、こちらはダーナさんとおっしゃるんですけど、先ほどの卓で話をしませんか?

(違和感に気づく)
はて、何で私が話をしているのだろう?そういえば、話をするのはダーナさんだったような気がする・・・。どこでどう間違ったんだっけ・・・?

 影のリーダーだからでしょ(笑)

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:レンシオ
  一時は、どうなる事かと思ったぞ。
 なあ、レンシオ君。 
済まなかった、話掛けられてるのを気が付かなかった。
 ところで、まだ冒険には出るのだろ。
落ち着いてからで良いから話を聞かせてはくれないか?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ジル To:ダーナ、レンシオ
 ホッホッホッ。二人ともこの程度のことで驚いていてはこの先身が持たんぞ
出会いがあれば、考えの違いがぶつかることもある。それはしかたないことではないかな?
この店じゃ乱闘騒ぎも珍しいことでは無いのじゃ。
ま、一種のコミュニケーションじゃな。

 流石、ドワーフ、言う事が豪快だ(^^;。乱闘もコミュニケーションとは。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ジル
 そんなものなのですか?でも乱闘が起きたら、他人を巻き込んでこの酒場全体に行き渡るなんて事ありませんか?私が住んでいた地方の酒場では一度乱闘が起きたら、もう役人が来るまで止まらなかったんですよ。ここではそんなことはないのですか?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ジル To:レンシオ
 普通の酒場ではそうかもしれんがの。
冒険者が一番大切にしなければならないものは何か知っておるかの?
それは自分の身の安全じゃ。とにかく生き残らんことにはどうしようもないからの。
そして、そういう者は引き際を心得ておる。じゃからそんなたいした騒ぎにはならんのじゃて。
それにな‥‥‥‥この店で騒ぎを起こしてみろ。親父に目を付けられたら仕事なんて回ってくるもんじゃなかろう?

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ジル、ダーナ
 (感慨深そうにしている)
・・・・・。なるほど・・・。確かにそうですね。大変勉強になりました。
あの、不躾で申し訳ありませんが私たちの、と言ってもまだ私とダーナさんだけですけど、仲間になっていただけませんか?
(くるりと振り返って)
ダーナさん、いいですよね。この人なら、駆け出しの私たちの良い相談相手にもなってくれそうですし。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ジル To:レンシオ、ダーナ
 うむ。そうじゃの。ここで知り合ったのも何かの縁。それもよかろう。
ワシの名はジル。空鈴のジルじゃ。
父親が冒険者だったのでな、冒険の知識と戦いの技術はみっちり仕込まれたが、
実はまだ冒険に出たことはない。

それとな、一つ言っておくことがある‥‥‥
そこの若いの、ワシはまだ「翁」と呼ばれるほどの年じゃないわい!!

 若いのってのはダーナの事らしい。さっきから散々”翁”呼ばわりしてたからねぇ。ジルはドワーフの寿命から言ったら、まだまだ若いのに(笑)。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:ジル、ダーナ
 >実はまだ冒険に出たことはない。

・・・・・。{少しだけ不安を感じた(^^;)}
(心の声)
た、多分大丈夫だろう・・・。うん、大丈夫だ。絶対!そうでなくば、こんな落ち着いた話し方は出来ない。・・・と、思う。

(額に少し汗を浮かべながら)
そうですか、一緒に来ていただけますか。それはありがとうございます。m(_ _)m
(席を立ちながら)
それでは、あちらの喧嘩も一段落しましたので、あちらで話をしませんか?申し遅れましたが、レンシオと申します。であちらは、ダーナさん。それにリュセラさんにラフィアンさんです。

(再び襲う違和感と心の声)
はて?いつの間にか一緒に来てもらうことになったが、ダーナさんはこれでいいのだろうか?なんか私だけで話を進めてしまってるような・・・。ダーナさんに嫌われたりしないだろうか?

 これからの暗躍活躍ぶりを暗示してるような(笑)。


ヘルムンス登場

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ヘルムンス To:
 (1人のエルフが酒場に入って来る)
ほう、これが冒険者の酒場というものか。
噂には聞いていたが、なんとにぎやかなことだ...

思えば人間達の街に来て1年程になるが、その間魔導士の塔に こもりっきりで、限られた人間たち以外との付き合いはほとん どなかったな。

しかしこれだけ人が騒いでいるのではさすがに入って行きづらいな。
しばらく片隅で行方を見守るとするか...
(マスターにワインを頼んで、カウンターの片隅に腰を下ろす)

 登場しただけで、しばらく人間観察にいそしむのであった(^^;


コミュニケーション成功?〜ラフィアン、リュセラ仲間に

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ラフィアン To:ダーナ他
 「あんちゃん達、ありがとよ。
悪気はなかったんだけど、そっちのべっぴ・・・・
ごく、ねえちゃん(をを、学んだ!!)を怒らせちまったようだしな。
あんたらには借りができちまった。
借りが返せるまでかまわねえ、よかったらいっしょに連れってちゃぁくれねえか?

おっと、自己紹介がまだだったな。
オレの名はラフィアン。
見てのとおり、打たれ強さだけがとりえの野良犬だ。
家を追んだされてからいろんなことやってきたけど、
こんなんだからどれも長続きしやしねえ。
ま、後はこれ(冒険者)ぐらいしかねえと思ってここに来たけど、早速このざまだ。」

ここで急にダーナの耳元に顔を近付けて小声で

「へへ、でもようあのねえちゃんは本当にいいおんなだぜ・・
たしかに顔の傷はいただけねえが、そんなんでかすむたまじゃねえ。
オレは女を見る目だけにゃあ自信があるんだ。
あんたもそう思うだろ?」

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:ラフィアン
 まぁ、立ち話もなんだ、君も話に加わりたまえ。
 根は悪いやつでもなさそうだし、だが!旅の途中ではさっきのような騒ぎは困るぞ。
 では、よろしく。
それと、ダーナと呼んでくれ。
 握手....

■銀の網亭・幸せの木
☆From:リュセラ To:
 勧められるままに卓に着き、ラフィアンに続いて自己紹介をする。
あんな事もあったし、猫をかぶる必要もないなと普段の言葉で。
「改めて。私はリュセラ。ラフィアンに言われた通り、生まれつきの盗賊娘。

冒険者をしてるのは、仕方なく。
家も親族も失って、身に付いてるのは盗賊の技術だけ。そんな私に 出来る仕事なんて、これぐらいだし。
別に英雄に成りたい訳でも、財宝に囲まれる夢もなくて、
自分の居場所さえあればいいかな、って思ってる。

こんな私で良かったら、一緒に仕事させて貰えないかな。
さっきみたいなことは たぶん(小声) もうないから、ね」

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ダーナ To:リュセラ
 いやいや、怒らんでくれ悪気は無い、リュセラさんとか言ったな私ダーナ=シャルフという。
 紹介が有ったと思うが、レンシオ君の連れだ。パーティに加わってくれるそうだが、よろしく頼むよ。
 まあ、喧嘩なぞせずに楽しくやろう。

■銀の網亭・幸せの木
☆From:レンシオ To:
 (ひとしきり考え込んで)
なるほど、冒険者になる理由は人それぞれですね。
私もダーナさんもラフィアンさんもリュセラさんもみんな理由は違うようですからね。
でも目的は違えどお互い仲間を必要としてるのは同じですよね。
改めて自己紹介させて下さい。私はレンシオ、ここの学院で学んだものです。まだ、駆け出しですけどこれから頑張っていきたいと思います。


その頃のヘルムンス

■銀の網亭・幸せの木
☆From:ヘルムンス To:
 (彼はかなりの時間無言のまま、酒場の喧騒を見守っていたらしい(^^;)

ふむ。どうやら少しずつグループ − いや、パーティーと言うのだったな− が出来上がってきたようだな。

あそこ(といってクロス達の方を見る)では早くもリーダーの選出を行っているようだし、あの(といってバティ達の方を見る)グループももうすぐメンバーが決まりそうだ。

残るグループは、先ほど喧嘩を行っていた(リュセラ達ね(^^;)ところと張り紙をしていたドワーフ(オウガ)達、女性2人(ノエル&リ
ムリィ)を口説いている男2人(シオン&スレイ)、それに大剣を背負った女神官と盗賊の組み合わせか。

さて、どのグループが一番私の知識を必要としているのだろうか...

(周りの状況をクールに判断しているわりには、自分が取り残されつつあることに気付いていないヘス君であった。(^^;;;)

 この時、銀の網亭には30人近い冒険者がたむろしてたのだ・・・。
その喧燥ぶりときたら・・・(遠い目)
 エルフじゃなかなか話に入っていけないのもわかる(^^;(体力要りそう)

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連絡先

GM:澤口 佳子(かなめ)
E-mail:kaname@yk.netlaputa.ne.jp