#03:スラムの賢者
序章.大冒険にはおべんと持って

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 冒険者たちが集う”銀の網亭”。ここは宿屋であり、酒場であり、 冒険者に仕事を依頼する仲介屋でもある。その為か、まだ日も高いと言うのに、 店の酒場―――”幸せの木”は既に冒険者で賑わっていた。

 酒場の壁は掲示板になっており、店の主人が仲介した依頼が貼られている。
そこへまた店のおやじがこんなメモを貼り付けた。

■銀の網亭
☆From:依頼掲示板 To:冒険者諸氏
 

冒険者求む!
内容はネズミ駆除

 報酬は1人300ガメルから(応相談)。簡単な仕事。
 詳細は”スラムの賢者”ファレンまで。

「銀の網亭」主人より
 


 その頃、パーティはテーブルで・・・。

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:「LIVELIER」
 うむ!依頼が張り出されたようだぞ。
皆とりあえず見に行くぞ。

■銀の網亭
☆From:レンシオ To:ダーナ
 話が早いですねダーナさん。では、早速お供しましょう。
 何か高額のいい依頼があるといいですね。

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:レンシオ君
 よし、レンシオ君おやじの所にいってみよう。
さて、どんな依頼があるのか。

■銀の網亭
☆From:ラフィアン To:ダーナ
おっ、ダーナ立つんならついでにオレの分のお代わりも頼んできてくれねえか ぁ?
水まぜねえように注意してくれよ。ここの酒は薄くていけねぇや・・・。

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:ラフィアン
安酒を頼んでいるんだから、味が落ちるのは仕方ないでしょう?
やはりいい酒を飲むためにも、いい仕事を選ばないといけませんね。
ただ、あいにく私は人間との交渉ごとになれていませんので、私もここで待 っていることにしますよ。

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:ラフィアン
 ラフィアン!仕事だほら、おまえも付いてこんか!
先立つものも底を尽けば酒も飲めん様になるぞ!!

■銀の網亭
☆From:ジル To:ダーナ
ん?ダーナ、カウンターに行くというのなら、ワシの分のエールも頼むぞ。
ラフィアンと同じ強い酒をの。

  
■銀の網亭
☆From:ラフィアンTo:ジル
爺さん!話が分かるじゃあねえか!!
話はかわるがドワーフっていうのは、酒に関しては底無しって聞くがほんとか い?
(ニヤリ)
おーい、レンシオ! エールなんて薄いんじゃなくてこの店で一番強い火酒を何 本かたのまあ!
どうだい爺さん、飲み比べしちゃあみねえか?

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:ジル殿
 ジ、ジル殿まで..私は給仕ではありませんぞ!
さあ、入りを受けに参りましよう。 

■銀の網亭
☆From:レンシオ To:ラフィアン
 い、一番強い火酒で飲み比べって・・・。
 冒険者やるのでしたらもうちょっとコンディションに気を使いましょうよ。
 いくらなんでも、そんな注文は取るわけにはいきませんよ。
 それにじじいって・・・ジルさんはまだそんな年ではありませんって。

■銀の網亭
☆From:ジル To:ダーナ
まぁ、落ち着くんじゃダーナ。
メンバーも揃って早く仕事を見つけたいという気持ちも分かるが、焦ってもしょ うが無いぞ。
それに全員でぞろぞろと張り紙を見に行っても仕方あるまい?

■銀の網亭
☆From:レンシオ To:ダーナ&ジル&ラフィアン
 ダーナさん、まあいいではないですか。くつろぐことも大事なんですから。
私がお供しますよ。で、ジルさんがエールでラフィアンさんはワインでしたっけ?
 まあ、注文を取りに行くのはいいんですけどね、仕事するときはちゃんとして下 さいよ。

■銀の網亭
☆From:レンシオ To:パーティーメンバー
 (メンバーを見回しつつ)
 さて、それでは私とダーナさんは張り紙を見てきますが皆さんはどうします?
 なんでしたらカウンターで酒の注文もしておきますよ。

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:ラフィアン&ジル&レンシオ
まったく...2人とも今から酔いつぶれてしまっては、受けられる依頼も うけられなくなりますよ。 ほどほどにしておいた方がいいとおもいますけどね。
あ、レンシオさん、ついでといってはなんですが、私にもワインを1杯お願 いできますか?

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:レンシオ
私はとりあえずここに残りますよ、レンシオさん。
依頼の選択はおまかせしますが、 もし私の意見が必要なら戻ってきてください。
もっとも私も冒険者としては駆け出しなんで、 的確なアドバイスなんて望まれては困ってしまいますけどね。

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ヘルムンス
 はいはい、分かりました・・・。って、ヘルムンスさんも飲み続けるのですか?
 確かにリラックスすることは大事なんですけどね・・・。
 ダーナさんふと思ったんですけど、このパーティーいざって時は大丈夫ですかね ?
 (ダーナさんがいなかったらつぶれてしまいそうで怖いな・・・)

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:レンシオ
ご心配なく。私はまだその注文で3杯目ですから。
しかも彼らみたいに強い酒でもありませんしね。
彼らのお守りは私がしていますから、隊長たちははやく依頼を選びに行って くださいな。

■ 銀の網亭
☆From:リュセラ To:ジルとラフィ
「高そうなお酒頼んでるけど、懐具合は大丈夫?  足りなくても私知らないから」
 はぁ。なんでこんな世話焼きな事言ってるんだろ、私。

■ 銀の網亭
☆From:ジル To:リュセラ
うむ。ドワーフ族にはな、こういうことわざがある。
”飲む前に考えるな。飲んでから考えよ!”
こっちの方がいい考えが浮かぶんじゃよ。

■ 銀の網亭
☆From:リュセラ To:ジル
 くすくす(笑) 「へぇ…そうなんだ。それじゃ、飲み終わる前に仕事見てくるから考えててね」

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:レンシオ君
 レンシオ君、注文は取れたかな?
リュセラ嬢は、食べ物を与えておけば静かだな。
 おっ、レンシオ君、他のパーティも張り紙の周りに集まりだしたぞ。
さあ、行こうか。

■ 銀の網亭
☆From:リュセラ To:ダーナ
「いい仕事、お願いね」
 って、卓に残っててもお酒の酌してるだけかも…。

 適当に切り上げて、仕事の話へ加わりにいこうかな。

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ダーナ&ラフィアン
 そうですね、それではリュセラさん来てくれるようですし、見に行きましょうか 。
 え?ラフィアンさん何か用ですか?
 ・・・ふむふむ、じじいとは言ってませんか。どうもすいません、聞き間違えた ようです。
 ジルさんもすいません、気を悪くなさらないで下さい。

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:レンシオ君&リュセラ嬢
 それじゃ、酔っ払いは置いといて仕事を取りに行こう。
ん、リュセラ嬢も、一緒に来るのか。
さぁ、二人ともいくぞ。

■ 銀の網亭
☆From:リュセラ To:ダーナ
 席を立ってダーナの隣に。
「リーダー。みんなのこれからの酒代の為にも、いい仕事受けないとね。
 間違ってもただ働きなんかしてたら…」
 ちょっと神妙な顔。

「次から皿洗いの職探しだよ」
 それだけは嫌だからね、と念押し。

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:リュセラ嬢
 確かに皿洗いは、勘弁だな。
このままでは、皿洗いをしながら「生き残るもの」になってしまう。
これは、すごく情けないぞ。
では、仕事の確認をと。


 ダーナ、レンシオ、リュセラの3人は掲示板の前までやってきた。
そして、冒頭の依頼の貼り紙が目に入るわけだが・・・。

■銀の網亭・掲示板の前
☆From:ダーナ To:レンシオ君&リュセラ嬢
 おぉ、3件の依頼のうち2件が交渉成立してるぞ!
まったく、これで選択の余地が無くなった訳だ。
ん、なになに、依頼内容は「ねずみの駆除」!どうやって駆除などするのだ。
私の剣で潰せとでもいうのか、まあ、報酬は出るらしが。
二人ともこの仕事はどうだ。

■銀の網亭・掲示板の前
☆From:レンシオ To:ダーナ&リュセラ
 うーん、ネズミの駆除ですか。
 (張り紙を見て)えーと、ふむふむ・・・。依頼料は一人300ガメルから・・ ・。
 ネズミ退治に300ガメルですか、何か裏がありそうですけど・・・。
 まあ、贅沢は言っていられませんね。内容は良さそうですし。
 それはそうと、ネズミ退治というからには多分下水道に潜るのでしょうね。
 となると、私の弓が使いづらいかもしれません。大丈夫ですかね。

■銀の網亭・掲示板の前
☆From:ダーナ To:レンシオ君
 レンシオ君、なぜレンジャー達はあんな小さなねずみを、
弓で狙えるのだ?
私は石を投げても当てきれんとおもうが。
日ごろの修練だろうか?

■ 銀の網亭・掲示板の前
☆From:レンシオ To:ダーナさん
 いくら私でもそんな小さなネズミを弓で狙った事はありませんよ。
 そもそも私はどちらかというとハンターですからね。糧にならない物は狙いませ ん。
 それに多分でてくるのは、ジャイアントラットのような気がするのですが・・・ 。
 ダーナさんならジャイアントラットのことぐらい聞いたことあるでしょう?

■銀の網亭・掲示板の前
☆From:ダーナ To:レンシオ君
 ふむ、ジャイアントラットか。
本物は見たことは無いが、知ってはいるよ。
あまり、出会いたい類の敵ではないな。
1メートル近いねずみなんて...たまらんな..。

 二人は怪物判定の結果、ジャイアントラットを知っていた。
(知名度6だもんねぇ・・・)

■ 銀の網亭・掲示板の前
☆From:リュセラ To:ダーナとレンシオ
 張り紙を見、特に(応相談)ってところを覚えておく。
「残り物でも仕事は仕事。簡単ならそれに越した事はないでしょ?」
 残り物には福があるってね。
「私も少し内容が心配だから、詳しい話を主人に聞いてみない?」

■銀の網亭・掲示板の前
☆From:ダーナ To:リュセラ嬢
 ふむ、「残り物には福がある」か、物事はポジティブ
に考えねばな。
おやじに依頼を聞く前に、みんなを集めようか。
みんなにも聞きたい事もあるだろうしな。

■ 銀の網亭・掲示板の前
☆From:レンシオ To:ダーナ&リュセラ
 そうですね、それでは私が呼んできましょう。
 (残りの仲間のいる卓を振り返る)
 ・・・・あのう・・・ダーナさん、リュセラさん私たちが卓に戻りませんか?
 私が注文しておいた酒、今来たばかりのようですよ。
 しばらく飲み終わらないかも・・・。

■銀の網亭・掲示板の前
☆From:ダーナ To:レンシオ君&リュセラ嬢
 そうだな、椅子に根が生えているようだ。
我々が戻った方が早そうだな。
それじゃ行こうか。
ラフィアン、ジル殿、ヘス参謀!仕事があったぞ!


 そして3人は仲間のいるテーブルにぞろぞろと戻って行く。

■銀の網亭
☆From:ジル To:飲んでる人たち
ふむ。ダーナが叫んでおる。
どうやらめぼしい依頼があったようじゃの。
また、素っ頓狂なものでなければよいがの。

■銀の網亭・仲間のいる卓
☆From:レンシオ To:パーティーメンバー
 仕事はあるにはあったんですけどね・・・。
 何か裏がありそうなんですよね、この依頼。え、なぜって?
 だって・・・ネズミ退治に300ガメル以上ですよ?
 何かおかしいと思いません? 

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:レンシオ
ふむ。どうやら単なるネズミ退治と思わないほうがいいですね。

考えられる要素としては、
1:数がやたら多い
2:大きいもしくは強くて一般人の手に負えない
3:何らかの病気を媒介している
4:ある程度の知性を持っていて捕まえづらい
5:駆除をしに行く先が一般人には危険な場所である
くらいでしょうかね。

みなさんはどう思います?

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ヘルムンス
 そういえば、依頼主は確かファレンさんでしたよね。
 ヘルムンスさんも学院にいたのですから、ご存じでしょう?
 ほら、あの一年ほど前に破門された人ですよ。
 もしかして、あの人が変なものを作ってそれが逃げ出したのでは・・・。

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:レンシオ
ファレンさん...ですか?
たしかに名前くらいは聞いたことはありますが、ちょうど私と入れ違いのよう な感じになってしまったんで、直接会ったことはありませんよ。
まあ、いろいろな噂は聞いたことがありますが、所詮噂は噂ですからね。

■銀の網亭
☆From:ジル To:ダーナ
1000匹以上の大群ならワシはこの仕事降りる((((^^;

■銀の網亭
☆From:ダーナ To:ジル殿
 ジル殿、それは私も降ります...。
(酔いが回っておられるか...。)
他に意見はないかな。

■銀の網亭
☆From:レンシオ To:店のマスター
 (周りのみんなを見回して)
 受ける依頼に異論がある人はいないようですね、
 ではダーナさん、私が店のマスターを呼んできましょう。

 マスターあのネズミの駆除の依頼引き受けようと思うんですけど
 詳しい話を聞かせてもらえますか?私の仲間はあの卓にいます。 

■銀の網亭・仲間のいる卓
☆From:ダーナ To:パーティメンバー
 うむ、レンシオ君の言うとうりだ。
だが、他にどうしょうも無いので、とりあえずおやじに掛け合ってみよう。
とりあえず、依頼人の話を聞いてもよいしな。
みんなは何か意見はないか?


 レンシオが今度は一人で、店のマスターを連れて戻って来る。
店のおやじは、いかにも元冒険者と言う感じの渋いおっさんだ。
(と言っても40歳前後かな?)

■銀の網亭
☆From:店のおやじ To:レンシオ
 ああ、スラムのねずみ駆除か。あんた達駆け出しには丁度いいかもしれないな。
(卓の面々を見る)
 仲間は・・・6人か。随分みな頑丈そうな奴等だな(笑)。

 さて、この依頼だが、ある賢者がねずみと感染症の関係を調べているらしい。
まぁ、賢者と言っても俺から言わせれば、あんた達同様、まだまだ駆け出しだがな(笑)。 黒髪でな、まだ若かったな。スラムに住んでると言っても、1年ほど前かららしいし、 そんなに嫌な顔をするなよ(苦笑)。

■ 銀の網亭
☆From:ダーナ To:パーティのみんな
 うむ、そうだな、とりあえず胡散臭い所があるが、
会ってみんことには推測でしかないし。
マスターこの依頼人の住所を教えてもらえぬか。
みんな、これで良いな。

■銀の網亭
☆From:レンシオ To:ダーナさん
 ダーナさんのいうとおりですね。
 こんな所で色々推測を述べてても発展はありませんからね。
 そうと決まれば聞き次第出発しましょう。 

■銀の網亭
☆From:店のおやじ To:駆け出し冒険者
 受けるのか?そうか、会って話を聞いて見るか。
(奥へ行って地図を持って出てくる)
オランの常闇通りは知ってるな?そこのスラムにファレンは住んでいる。
(地図を指差しながら)
この辺りだ。スラムの真ん中だな。割と大きい家らしいので、わかるだろう。

■ 銀の網亭
☆From:ダーナ Toパーティのみんな:
 ふむ、常闇通りのスラムかちょっと遠いな。 それに...ラフィアン、スラムでの喧嘩は勘弁してくれ。 さて、今からすぐに行のか?

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:ダーナ
ふむ。これ以上情報が手に入らないようでしたら早く向かったほうがいいで すね。
ここでいろいろ推測だけしていてももはや意味はないでしょうし。

■銀の網亭
☆From:ラフィアン To:店のおやじ
えっ、もう行くのかよ!?まだ、飲みたんねえよ・・。
おい、おやじこれもって出てもいいか?

 おやじが何か言うより早く・・・仲間からツッコミが入る(笑)。

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ラフィアンさん&店のマスター
 店の備品を持ち出すなんていいわけないでしょう。
そんなに惜しいなら、腰に下げた水袋に入れればいいじゃないですか。
いずれにしても、これ以上の飲酒は禁じますよ。・・・ん?
(しばし考え込んで振り返る)
すいませんマスター、一番安くてアルコール度の高い酒くれませんか?
(再び振り返る)
ラフィアンさんこれは私が飲むのではありませんからね。 

■銀の網亭
☆From:店のおやじ To:レンシオ
 安くてアルコール度の高い酒ったら、これだな。
ウオッカだ。1本6ガメルになるよ。

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ダーナさん&ラフィアンさん
 (先ほど注文した酒を受け取って、全部水袋の中に入れる)
まあ、この酒は依頼が終わってまだ残っていたらあげますよ、ラフィアンさん。
さて、それでは出発しましょうかダーナさん。

■銀の鋼亭
☆From:ラフィアン To:レンシオ
なに、なに、おごり?(目キラキラ)
いい気風だね!そう決まりゃぁ話は早え!!
ちゃちゃっと、ねずみだかミミズだか知らねえけど退治してまた飲もうぜ!

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:レンシオ
依頼が終わってまだ残っていたら?...なるほど、そういうことですか。 (にやっ)
確かにそれは有効そうな手段ですね。それでは私も同じものを準備しておき ましょう。
(店員に向かってレンシオが頼んだものと同じ酒を注文し、同じように中身 を水袋の中に入れる)

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ヘルムンス
 あ、ヘルムンスさん分かりました?私がやらんとしてることを。
 ソーサラー同士考えることが同じですね。
 動物にはこれが効果覿面ですよね(^^)。

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:レンシオ
おっと、それではどうやら私の予想はちょっと間違ってたようですね。(^^;
私はあくまでも情報収集の道具として使うつもりだったんですが...(^^;
なるほど、確かにそういう使い方も効果的ですね。

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ヘルムンスさん&ダーナさん
え?違ったんですか。あはははは(^^;)これは失礼しました。
まあ、その話はおいておきましょう。
あ、ダーナさん、話はまとまりましたか。では「善は急げ」早速行きましょう。 

■ 銀の網亭
☆From:リュセラ To:LIVELIERメンバー
「こんなスラムの奥…。今からだと、着く頃には日が暮れてそうな所に住んでるんだ」
 横から地図を見て呆れる。

「日暮れ頃って言っても、この地図が合ってたらの話だけど」
 情報ってなま物だからと、路頭に迷わないか心配顔。

■銀の鋼亭
☆From:ラフィアン To:リュセラ
「大丈夫だって、あの辺はがきの頃からよくあそんだもんだからオレの庭みてえ なもんだ」

 なれなれしく肩に手をまわしながら
「なにかあったら、オレが守ってやるよ。」

■ 銀の網亭
☆From:リュセラ To:ラフィアン
 肩にまわった手をつまみながら、
「あっ、そ。でも、この手は守ってくれる時だけでいい」
 仲直りはしたけど、なれ慣れしくしないで欲しいな。

「それに、何も無いといいと思うんだけど」

■銀の鋼亭
☆From:ラフィアン To:店のおやじ
(つねられた手をおさえながら、ごまかすように)
「じゃあ、出発と決まったところでおやじ!食料を2日分用意してくれ。
あそこの飯はまずくてくえたもんじゃねえからな。」

■ 銀の網亭
☆From:ダーナTo:酒場のおやじ
 おっと、食事を忘れる所だった。
おやじ、保存食を2食分もらえるか、「腹が減っては戦が云々..」だ。
これで忘れ物はないな。
みんなも買ったら出発だ!

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:ラフィアンさん&店のマスター
へえ、スラムとはそういうところなのですか。知りませんでしたよ。
行ったことありませんからねえ、私は。
私も何食か用意しておきましょう。
すいません、マスター。保存食を三食分お願いします。

■ 銀の網亭
☆From:ヘルムンス To:店のマスター
なるほど。それだけ時間のかかる所でしたらたしかに食料もいりますね。
ならば私は保存食を5食分ほどお願いします。
これも使い方によっては、いろいろな動物に使えますしね。

■ 銀の網亭
☆From:リュセラ To:店のマスター
私は自分で食べる分だけ。今日の夕食分と、明日1日分でお願い。

■ 銀の網亭
☆From:ジル To:店のオヤジ
うむ。もしかしたらたどり着くのに時間がかかるかもしれんからな。
ではワシは弁当を一食分だけ貰おう。
これで全員だいじょうぶじゃな?
では、そろそろ出かけるとするかな。

■ 銀の網亭
☆From:レンシオ To:パーティーメンバー
 皆さんこれでもう準備は万全ですね。それでは、早速出発しましょう。
スラムで迷っていたらすぐに日が暮れてしまうらしいですからね。

■銀の網亭
☆From:店のおやじ To:駆け出し冒険者
 ああ、今からじゃ着くのは夕方だろう。早く行ったほうがいいぞ。
じゃ、会計だ。 そこの兄さん(ラフィアン)が、エール4本弁当1つ保存食3つで、48ガメル。 ドワーフ(ジル)さんが、エール3本と弁当1つで、12ガメル。 エルフ(ヘルムンス)さんは、ワイン3杯とウオッカ1本と保存食5つで、47ガメル。 お姉さん(リュセラ)はレモネード1杯と弁当1つと保存食3つで、25ガメル。 ええとそれから、こっちのお兄さん(レンシオ)が、ウオッカ1本と保存食3つで27ガメル。 そっちのお兄さん(ダーナ)が、コーヒーにサンドイッチに保存食2つで18ガメルだ。

■銀の鋼亭
☆From:ラフィアン To:店のおやじ
「つりはいらねえよ。景気付けだぁ!」
50ガメル銀貨を投げて勢いよく飛び出していく

■銀の網亭
☆From:店のおやじ To:ラフィアン
 こりゃどうも(^^)!
(2ガメルのチップ♪)

 そしてほどなく全員の会計がすむ。

■ 銀の網亭
☆From:ダーナ To:パーティのみんな
 よし!では行こう、目指すは常闇通り、ファレンの家!
で、いいよな...。

 冒険者達は慌ただしく銀の網亭を後にした。

 店のおやじは、表通りにまで顔を出して、しばらく手を振っていたが、 (どうやら常連になるのを期待しているらしい(笑))
すぐに冒険者達の姿は小さくなり、おやじも店に戻る。
 そして、先ほどの依頼の紙を外し、また酒を作る時間に戻った。

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連絡先

GM:澤口 佳子(かなめ)
E-mail:kaname@yk.netlaputa.ne.jp