第4章 | 第5章その2へ進む |
雲の上の街道 |
☆From:フェイ To:ALL |
しかし今日は天気も良くてなによりだ。雨でも降ろうものなら目も当てられんか
らね(^^; こんなところでもリグさんのお祈りの効果が出てきているのかな?(^^) ところで朝はばらばらに集まってきていたが、普通冒険者というのは 一緒に宿に泊まっていたりしないのかね? |
何気なしにそう冒険者達にフェイは話しかけます。
☆From:スレイ To:ALL |
そうですねぇ、一緒のところに泊まっていませんでしたね。 これからはいろいろ便利でしょうし、同じ宿屋にいたほうがいいですね(^^) |
☆From:リグ To:ALL |
そうだね、わたしは母さんのつてでチャ=ザの神殿に泊めさせてもらってたし
ね。 今回はみんな銀の綱亭の”幸せの木”で知り合ったんだもんね。 |
☆From:シオン To:ALL |
僕は来たときにも言ったけど、自分の家に帰ってたよ。 おかげで、待ち合わせの時間に危うく遅れちゃうところだったけど(^^;) |
☆From:ノエル To:ALL |
私も自分の家に帰ってしまったから・・・・ 確かに、一緒に行動していたほうがよかったわね。 (一呼吸おいて) 何かあってもいやだし、私は後ろを警戒しながら行くわね。 (と、パーティーの最後尾からついていきます) |
☆From:フェイ To:ノエル |
ああ、お願いするよ。 しかし初めの方からあんまり頑張りすぎんでくれよ。 ブラードまでまだまだ10日以上あるからな。 |
☆From:アトール To:all & フェイ |
幾ら何でも、こんな街の近くで襲う莫迦もいないだろ(笑) ちなみに、その間道ってのは、どこらあたりから分岐するんだ? |
☆From:ノエル(ひとりごと) |
そう思ってみんなが油断しているときに襲ってくるのが、 山賊なんじゃないのかな・・・・? (もっとも、本当に襲われるとは思っていなかったりする(^_^;;) |
おやや?ということは後ろに来たのはアトールさんから離れるためでしょうか? (^^;
☆From:フェイ To:アトール&ALL |
間道までかね? そうだな・・・今時分からだと昼過ぎくらいには分岐点にたどり着けるだろう。 オランからだと街道から右手に入る方向だね。 |
☆From:アトール To:all & フェイ |
なんだ、ずいぶん早くに分岐するんだな? 2日ぐらい短くなるとか、山道とか聞いていたから、もっとオランから離れてか らあるも んだと思ったけど。 ま、せいぜい間違えないでくれよ。俺らは誰もその道は知らないんだから (^^;) 早く着こうとして、結局道に迷って遅くなったら笑い話ですまないぞ(笑) |
☆From:フェイ To:アトール |
おお、滅多に通る人などいないのによく道の事を知ってるね。(^^; まあ山道、というほどでもないが・・・・道が悪いのは確かだね。 何度も通ってるから、多分迷いはしないから安心してくれ(笑) |
☆From:アトール To:心の中で |
(この親父はボケてるのか?(笑) 昨日、自分でペラペラと間道の事喋ったんじゃないか。 昨日のことも忘れているようで、ホントに商売なんか出来てるのか? (^^;) それ以前に、道を覚えているってのも怪しいもんだなぁ。) (ちょっと考えた後、アトールもノエルのいる最後尾に何気なく下がります (^^;)) |
おや?昨日フェイが間道が山道っぽいって言う話までしてましたっけ?
(^^;
それはリアちゃんに聞いた話では(^^;
って何気なく・・・ですか(笑)
☆From:スレイ To:フェイ |
多分って・・・・(^^;; あぁ、そうそう間道って一本道なんですか?それとも結構入り組んでいるのか な? |
☆From:フェイ To:スレイ |
道自体は一本道だが、まっすぐというわけでは無い(^^; まあ近道しようとか思わなければ迷ったりとかはしないだろうよ。 |
☆From:リグ To:フェイ |
! (何か思い出したらしく、フェイの側に行く) (小声で) ねえ、フェイさん。 街道沿いに小川とか泉ってあるの? |
☆From:フェイ To:リグ |
(フェイも小声になりながら(^^;) 泉や小川かい? たしか林のところには泉があったと思うが・・・・ よし、今日の野営をしようと思っていたところより少し遠いが、 今日はそこまで頑張って行くことにしよう(^^) |
☆From:リグ To:フェイ |
本当! ありがとうフェイさん。 (よかった、水浴びができる。) ねえ、そこってどんなとこ? |
う〜ん、女の子ですねぇ(^^)
☆From:フェイ To:リグ |
ええと野営しようと思ってるところは間道沿いにある林の中なんだが、
そこの近くに綺麗な小川が流れていてね。 その小川をしばらく遡ると、小さな泉へとたどり着くんだ。 地の中からこんこんと水がわき出しているから結構深さもあるし、 そんなに冷たくもない。 小さな川魚も泳いでいるとても綺麗な泉だよ(^^) ノエルさんと一緒にいってみるといい |
をををををっ!?ラブコメに続いて読者さあびすも間近・・・ か?(笑)
☆From:スレイ To:読者のみんな(おぃ) |
皆さん、私の水浴び姿がみたいんですねっ!?σ(☆_☆)キラーン |
いや、それはきっと違うと思うよ、スレイ君(^^;
☆From:シオン To:ひとりごと☆ |
スレイはまだまだ人間の世界のことを勉強しなくちゃいけないね☆ 今回挿し絵はなさそうだから、水浴びのシーンぐらいじゃあ読者サービスにはならないんだからね( ̄▽ ̄) |
いえいえ、想像力というものを侮ってはいけませんよ☆シオン君
と、GMまで脱線し始めてどーする?(笑)
話をフォーセリアに戻しましょう(^^;;
☆From:リグ To:フェイ |
うん、そうする。 (満面の笑顔で答えてから何かに気がついて) そうだ、フェイさん! そこで、今までモンスターは出たことないよね? |
☆From:フェイ To:リグ |
(眉間にしわを寄せて嫌そうに) モンスター?あのゴブリンとかコボルトとかそーいうやつかい? う〜ん、間道の方で出たという話は聞いたこと無いなぁ。 儂も見たことはない。見たいとは思わんがね |
☆From:リグ To:フェイ |
それなら安心だね。 水浴びしてるときに出てこられたんじゃ、私でも対応できないしね。 うーん、楽しみ! |
出てくるのはモンスターだけとは限りませんけどね(^^;;
一方隊列の後ろの方に下がったノエルとアトールはというと・・・・
☆From:アトール To:ノエル |
(ノエルの近くまで近づいて、さりげなく小声で) ノエル?ちょっと良いかな? |
☆From:ノエル To:アトール |
(アトールの顔は見ないで、前を向いたまま) なにかしら? |
他の5人の耳がダンボ耳じゃなくてエルフ耳になっていたりして(^^;
☆From:アトール To:ノエル |
(こっちを向こうとしないノエルに気づいて) おい?ちょっと、さっきから素っ気ないんじゃないか?俺、なん か気に障ることしたか? |
☆From:ノエル To:アトール |
(顔を上げてちらっとアトールの顔を見て、また前を向く。) 別に ・・・・・・・・・・ (もう一度アトールの顔をちらっと見て小さく息をつく。 それからさりげなく歩くペースを遅らせて、 前を歩くメンバーとの距離を取る) それより、何か聞きたいことあったんじゃないの? |
ちょっとつれない・・・・って感じですね(^^;
でも小声で言ってるし、さりげなく離れたんで、他の人々は期待しているか
もしれませんが(^^;
☆From:アトール To:ノエル |
なんか心配事があるんだったら何でも言えよ。 俺で出来るんだったら、何でも相談にのるからな (と、ウインクしながら大ボケかます(^^;) その後、真顔になり) 何度も通ってると言ってるけど、フェイの多分迷わないってのも気になる。 いちおう俺も気をつけるけど、周りの注意だけじゃなく通った道をよく覚えておく ことにしようぜ。 俺以外じゃ、野外に関して得意なのはノエルだけみたいだし。 |
☆From:ノエル To:アトール |
はぁ〜っ・・・・(/_T)
(深々とため息をついてから) そうね。フェイさんに何かあった時のためにも、自分たちでも道を覚 えていた方がいいわね。 けど・・・・多分・・・・ (そういって、アトールの強調する多分の意味を考える) 何かあった後じゃ手遅れなのかもね・・・・ |
☆From:アトール To:ノエル |
ま、その時その時で、なんとかなるさ 後悔はしないように、お互い出来る限りの最善を尽くそうぜ! (親指を上げた拳で軽くポーズをつけた後、また何気なく馬車の先頭へと歩いて周囲の警 戒に入ります) |
まあ後悔は先に立たない物ですしねぇ、いろんな意味で(^^;
ともかくも多くの誤解と期待をはらみつつ、幸運の運び手の初仕事はこうして始まり
ました。
はてさてこの後どうなることやら(^^;;
☆From:フェイ To:ALL |
さて、ここからが間道だ。 道が悪いから足下取られないように十分注意してくれよ。 まあ怪我したら馬車にのっかってけばいいんだがね(笑) |
フェイはそう言って進路方向を間道へと変えます。
心なしか馬車が揺れるときに出る音が大きくなったように思えます。
☆From:スレイ | |
おぉ、がたがたしてますねぇ(^^;; 揺れてますけど、大丈夫ですかアルメシアン? (馬に話し掛けるスレイ・・・・。勝手に名前付けるなっちゅーの。^^;;) |
☆From:年老いたロバ | |
ひひん・・・・ (ちらりとスレイの方を見た後、疲れてため息をついたように息を吐くとまた黙々と歩き続けます) |
☆From:シオン To:ひとりごと☆ |
さ〜って、間道にはいれば山賊がでることもないから、逆に楽になるはずなんだけどなあ……。 |
シオンのつぶやき通り、何事も無ければ楽なんですがね(^^;
一方、フェイの脇を歩いているリグはかなり機嫌がいいようです(^^)
☆From:リグ To:フェイ |
ふ〜ん、ふふん♪ ねえ、フェイさん。 今日の野営地までは後どのくらいなの? |
☆From:フェイ To:リグ&ALL |
そうだね・・・ 初日だし出来る限り進みたいから、着くのは夕暮れぐらいになってしまうかもしれんな(^^; ま、その分食事は豪勢に行こうと思うがね(^^) |
☆From:スレイ To:フェイ & リグ | |
豪勢な食事・・・・・。うぅーん楽しみです(じゅるじゅる) (しばし豪華な夕飯にタイムスリーップ!) ・・・あぁ、そういえば(^^;; なんだかご機嫌ですね、リグ。なにか良いことでも?(笑) |
☆From:フェイ To:スレイ&リグ |
あんまり豪華なもんを期待されても困るぞ(^^; 保存食で無いものが食べれるぐらいだと思っていてくれ(笑)
(ちらりとリグの方を見ながら(^^;) |
☆From:リグ To:スレイ | |
うん! でも、ま〜だ、ないしょ。 (そうだ!ノエル姉ちゃんにも泉のこと教えてあげよう。) (歩みを止めてノエルを待ってから声をかける。) ねえ、ノエル姉ちゃん。 |
☆From:ノエル To:リグ | |
(最後尾からちょっと大きな声で返事) 私のこと呼んだ?まさかもう道に迷ったの? (そういって、リグのそばまで行く) |
☆From:フェイ To:ノエル |
もう道に迷ったの・・って、おいおい(^^; 大丈夫、ちゃんと覚えているよ。 |
なんかフェイってだ〜いぶ信用無いですね(^^;
☆From:リグ To:ノエル |
ううん!違うよ。 (ノエルに聞こえるぐらいの声で話をする) ねえ、ノエルお姉ちゃん。さっきねフェイさんに聞いたんだけど。今日の野営地の側にきれいな泉があるんだって。 野営の準備が終わったら一緒に水浴びに行こう。 |
☆From:ノエル To:リグ | |
あぁ、よかったぁ(^^) で、水浴びできるの?今日一日の汗が流せるなんて最高ね(^_-)☆ (結構のり気です) |
☆From:アトール To:心の中で |
(ふーん、水浴びねぇ。じゃあ、いっちょスレイでも誘って社会見学でもするか(笑)) |
しゃ、社会見学って(^^;;
なんかちょっと違う気もするんですけど(^^;
さて道の周りの風景はやがて草原から、ちらほらと木々が見えるようになり、やがて林へと変化していきます
☆From:フェイ To:ALL |
どうやら日が暮れる前には目的地に着きそうだな。 さて、もう少しだから頑張って行こう。 |
フェイは自らの額の汗を拭いつつ、そう冒険者へと声をかけます。
☆From:リムリィ To:ALL |
だいぶ木が多くなってきましたね。 あまり見通しがよくないし、日も傾いてきましたから、周りに気を配っておかないと………。 |
☆From:フェイ To:リムリィ&ALL |
しばらくはずっとこんな感じだ。 鬱蒼と、という感じではないが確かに木に遮られて暗くなるのは早いかもしれんし、 気をつけておくに越したことはないな。 |
ごとごとごとごと・・・・
荷馬車のたてる単調な音と会話のみが誰もいない間道にただただ響いていきます。
さて一日目の護衛もそろそろ終わろうかという頃合いですが、いろんな意味で無事終了するのでしょうか?
特に社会見学を計画中のアトールが一番無事に終われないかもしれないですね(^^;
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