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SW-PBM Scenario#150
Three? materials

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決死の?ダイビング!


 トールクーベ中央公園・橋の上

石の行方を追って、移動してみることにした冒険者たち。
ロープは短めにアリエラが持ち、犬の散歩状態でついていく。
そのすぐ後ろにはミリィ、オルフェ、そしてリュントとミァの盗賊コンビ。
ノールもしっかりついてきている。

キルリックは、ラルカとシトラと共に、池の岸で見守っている。
歩いて行くにしたがって、石の目指す方向がはっきりしてきた。
間違いなく女体像の噴水を目指しているようだが、向きがどんどん下向きになっていく。

一行が橋の中央、噴水の正面にたどり着いた時には、石はまっすぐ池の中を指していた。ちょうど女体像の正面真下あたりのようだ。
引っ張る力に変化はない。
■アリエラ To:ALL
石はこの下を指しているみたいですね。
もう少しロープを伸ばしてどこまで行くかみてみましょうか?

左手でロープの端をしっかり握りながら、右手で持っていたロープを緩める。
■オルフェ To:アリエラ
うん、確認できる所までは確かめてみたいね。

石はぽちゃんと池に入り、そのまま緩やかな速度で底に向かって進んでいるようだ。
アリエラの緩められたロープがするすると池に入り込んでいく。弱い力なので、ちょっと力を込めてロープをつかめば、動きを止めることもできそうだ。
橋の手すりから女体像までは、5メートルほど離れている。
女体像が持つ壺から流れ出る水が、きらきらと魔法の光を受けて輝きながら、像の足元の水面に落ちて波紋を作っていた。

波打つ水面のために、池の中はよく見えない。
ときおり小魚がすいすいと泳いで行くのが見えるのみである。
■ミァ To:ALL
んににー。ペンダントがどのへんにいるのか、よく見えないでスネー(じじじーい)
こりは潜ってみた方が良さそげ?

女神像へと向かうペンダントのすぐそばを移動しながら、
橋の中央付近より池へリュントがダイブ!
がっ!彼が予想したよりも遥かに深かった!
■ミァ To:リュント
Σ って、行動早っ!!? 抜け駆けでスカーΣ( ̄□ ̄;

■リュント To:水の中
ごんだぎぐがぎどが〜〜!
(こんなに深いのか〜〜!)

リュントは池の深さの目測を誤ったのか、ハードレザーを着込んだまま池に入ってしまった。
とたんに浮力を失って、リュントは頭まで池に沈む。
■ミァ To:リュント
・・・・あ。
とんまとんまのリューちゃん発見(・▽・;)

■ノール To:リュント
ししょー!?

■アリエラ To:リュント
……だ、大丈夫ですか〜!!

慌てて『ウォーター・ブリージング』の魔法を唱え始める。
水中のウンディーネが、リュントとミァに水中呼吸の恩恵をもたらした。
リュントは持ち前の器用さと運の強さか、水中で何とか鎧を脱ぐことに成功し、1分後には水面に顔を出した。
バスタードソードを帯剣しながらの立ち泳ぎも、なんとか上手くこなせたようだ。
しかし、愛用のハードレザーは無情にも池の底に沈んでいく。
■ミリスレスカ To:しずみゆくかわよろい
あ。沈む……って、ええええっ?!

ミリィはすかさず『ライト』の詠唱を行い、沈み行くハードレザーに対して魔法の光を施した。
■ミリスレスカ To:リュント
リュントさ〜ん! とりあえず鎧は目立つようにしておきましたから、あとで回収できると思います〜!
もったいないですし〜!!

ただいま絶賛(?)借金中の身としては、高価なモノの行方は他人の物であっても気になるようだ。
■ミァ To:リュント
まったくぅー。
ご利用と行動は計画的に☆なのでスヨー。

■リュント To:ミァ
まったくだ・・・
リエラに感謝多謝だな。

かなり憮然としているが(笑)
■ノール To:リュント
自ら困難な道を選ぶとは、さすがししょーだぜっ。

素直に感心していた。
■オルフェ To:リュント
まあ、無事でなによりだよ。
死んでしまったのを蘇生させる為の費用に比べたら、皮鎧くらいは安いものさ。

本気なのか冗談なのか。
■リュント To:独り言
リーダーが言っている事が全然冗談に聞こえない・・・

一方いつものソフトレザーを装備した身軽なミァは、やや重いダガーと小型ハンマーを持っているものの、なんとか上手く泳ぐことができた。
■ミァ To:リュント
ふっ。さっすがミーですよネー。
こう、華麗でカレーでカレイな沈み……もとい泳ぎっぷり(・▽<)b

さてさて。ほんじゃお仕事ゴゥ。

■リュント To:ミァ
自画自賛だな(苦笑)
でもギャグの出来はいまいちだ(ビシッ!)

人差指をビシッっと
■ミァ To:リュント
ふっ、解ってないでスネー。
ミーのこの、わざとつっこむ隙を作るとゆー高度な技をっ。

本当か?
■リュント To:ミァ
な・なに!
今のはそういう伏線があったのか??
気付かなかった〜(泣)

とても悔しそうなリュントであった(笑)
■ノール To:ミァ
がんばれよ! まいすうぃーとはにー!
何かあったらすぐ飛び込んでやるからなっ!

橋に四つん這いになってエールを送る。
なぜ池に潜るのかは良くわかってないが、面白いのでどうでもいいらしい(笑)
■ミァ To:ノール
そりで飛び込んで、師匠のリューちゃんと同じ道を辿るのでスネー(うんうん)

■ノール To:ミァ
心配するなよまいはにー! おいらだったら全部脱ぐさ〜

にこにこ。
■ミァ To:ノール
なるほど。さりげなーく、師匠より上をアピィルと。
なかなかやりますネー(=▽=)

■ノール To:ミァ
とーぜん! おいら、脱いだらすごいからな!

ふぃあんせに肉体美(?)を披露したいだけらしい。
■リュント To:ノール
自分だけで手一杯だから、お前が入ってきてもフォロー出来ないんだ!
頼むから大人しく陸で待っていてくれ・・・

心よりのお願いm(__)m
■ノール To:リュント
おぅ、ここで見守ってるぞ♪ ししょー!

無邪気に手を振るノールだった。
さっそく探索を開始するシーフコンビ。
まずは女体像のチェック。腰のくびれがせくしーなこと以外は、とくに気になるポイントはないようだ。
リュントには、かなり古い時代に建てられたものであることがわかった。
■ミァ
せくしーだいなまいつ…。
作成者の趣味だったんでしょうかネー。
もしくはここの昔の領主の趣味?

■リュント To:ミァ
このくびれ具合がなんとも言えずいいな(笑)
それにしても相当な年代物だな〜

■ミァ To:リュント
ほっほう。リューちゃんはせくしーだいなまいつが好み、と。(メモり)

■リュント To:ミァ
健康な青年は往々にしてそういうもんさ

さりげなく自分を青年扱い
続いて1メートルほど潜りつつ、女体像の土台をチェックする。
特におかしな点は見つからなかったが、土台自体は深さ3メートルのところで終わっていた。そこから先は、岩になっている。
女体像は、池の底からのびる巨大な岩の柱に建っているのだ。
その岩は直径3メートルほどで、かなり太い。
まだ池の底は見えない。
アリエラのロープにつながれた石がと、リュントのハードレザーが、光を放ちながら進んでいくのが見える。
深さ10メートル程度の位置に到達したようだ。そしてなお進んでいる。
■ミァ To:地上組
んに〜〜。思ってたより深いのでスー。
もっと気合を入れて、ごりっとざくっと潜らないと駄目っぽいでスヨー。

一端水面に浮かび上がり、報告。
■オルフェ To:ミァ
そんなに深いのかい?
像が立ってるくらいだから、浅いものだとばかり思ってたけどね。

■リュント To:アリエラ&ミリスレスカ
よ〜ろ〜い〜が〜〜(号泣)
二人ともフォロー有難う〜〜
それとロープが全然足んないだろう?
俺も10m持っているからこれも繋いでどこかへ縛ってくれないか?
そのロープをつたって池の底まで潜ってみるぞ?
持続時間が足りなくても自分で掛けられるしな。

とは表向き。
本当は鎧を回収しに行きたい(泣笑)
■ミリスレスカ To:リュント>アリエラ
まあまあ……鎧はしばらく光ってますから、がんばればちゃんと回収できると思いますよ?
それより、とりあえず今は……その、ロープですね。どこに結びましょうか……?

アリエラの持つロープと、自分の周囲の景色を見比べ、小首をかしげる。
周囲の立ち木までは、今のままでは長さが足りず……かといって橋脚では、自分達のいる場所からは、おそろしく結びにくそうだ……。
■リュント To:ミリスレスカ
橋脚より立ち木の方が何かと便利なんじゃないか?

ふとキルリックたちの方を見ると、ちょうど彼らがいる池の岸、橋のたもとに丈夫そうな立ち木があった。
アリエラの持つロープはすでに10メートル以上池の中だ。
残りはあと10メートル。そしてなおするすると池の中に入っていく。
■アリエラ To:リュント
なんか…ずいぶん深いみたいですね…。
じゃあ、リュントさんのロープもつかわせてもらいますね。

手元に残っているロープに、リュントのロープを結びつける。
これでロープの長さは30メートル。
そのまま自然にするすると池に沈めていく。
継ぎ足されたロープは、合計20メートルほど進んだところで、ふいに動きが止まった。
アリエラの手の中に残っているのは、10メートル。
相談の結果、「S」の石に結びつけられたロープとは別に、池への潜水と、浮上、そしてリュントのハードレザー引き上げに使うもう一本のロープを準備することにした。
そのロープには、背負い袋に小石を詰めて作った即席のおもりを結びつけ、池に沈める。
これら2本のロープは、橋のたもとの立ち木に縛り付けておく。
さらに、潜水しやすいようにリュントとミァはそれぞれ水袋に小石を詰めて作ったおもりを持つことになった。
もちろん教訓を生かし(?)ふたりとも装備はすべてはずしての挑戦である。

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