「禍は、いつも幸福の仮面をかぶって
待っている」(吉川英治)
銀の網亭 個室 |
ふと気付くと、リュセラの視線の先に見慣れないフランベルジュが……。
あれ? イルミナって、射手じゃなかったっけ?
■ リュセラ To:イルミナ、クレフ |
いいな、イルミナ。クレフにそんな剣買ってもらえて。 |
言いながら、川魚のマリネを平らげる。
ジーク、君の居ない間に、なんか勝手に買い物の話を進められそうだぞ。頑張れ(TT
■クレフ |
ぐぷっ!……けほけほ(×◇×;) |
その台詞に思わずむせるクレフ。
■ リュセラ To:イルミナ |
柄に犬が描いてあるのが、ちょっとあれだけど。 |
■ イルミナ To:リュセラ |
ふふっ、かわいいでしょ(^^ あっ、でもこれ犬じゃないんですよ。狼なんです。 私の故郷に仲良しの狼がいてね、とっても強いの。森の番人ってところかしら。 だから、彼女(メスらしい)の強さの恩恵を受けようかと思って(^^ |
■ リュセラ To:イルミナ |
うんうん。私も犬とはちょっと違うなとは思ったんだ。 |
再度、狼というそれを見直すリュセラだが、やはり犬に見えるらしい。
折角の意匠代が(苦笑)
■ リュセラ To:イルミナ |
狼ね、うん。 |
■ リュセラ To:アシスト |
アシスト君にも、色々聞くね〜。 歳は幾つ? 彼女居る? |
アシストの膝に手を置いて問い詰める。
ぉぃぉぃ。
■ アシスト To:リュセラ |
17だよ。でも、彼女はいないけど…… |
■ リュセラ To:アシスト |
嘘、同い年? |
人生経験の差かなぁ……?(意味不明)
経験浅い若者は、まだまだ顔を赤くしたまま、口をつけてなかったエールをぐいっと飲み干す。
大丈夫か、少年よ?
■ アシスト |
けほっ、苦い〜(××) 冒険者って、こんなもの…飲んで…る……(ぱたり) |
顔を真っ赤にして倒れ込んだのは、酒に酔ってせいだけかい?
■ アシスト |
きゅ〜(@@)。 |
■ リュセラ |
ぁ……弱い。 |
経験深い若者よ、あまりいじめるでない。
■ イルミナ To:アシスト |
あらあら(^^; なんだか前回の自分を見ているようだわ。 大丈夫? はい、お水。お水飲める? |
■ アシスト To:イルミナ |
うにゅ、にゃんとか……(こくこく) ふにぃ。おしゃけにゃんてもうろまにゃいろ(飲まないぞ)〜 |
甲斐甲斐しく介抱を始めるイルミナをよそに、アシストに飽きたのか、リュセラの注意は既に別の所に……
■ リュセラ To:ALL |
そういえば、この余ってるオレンジジュース誰の? |
一方、アップルはアシストの顔に濡れタオルをあてながら、
■ アップル(心の声) |
どうして同じ年なのに、リュセラは大丈夫なの?? |
それはね、経験と体質と酒量の差。
■ リュセラ |
ジークのじゃないだろうし……。 いいや、貰っちゃえ。 |
オレンジジュースを胃に収めるリュセラ。
ジークのだったら飲まなかったのかな?
■イルミナ To:アシスト |
はぁ...私の大切なお友達を紹介しようと思っていたんですけど、また明日改めてのほうが良さそうね(^^; |
イルミナのポーチから顔を覗かせているのは、シマリスのフィア。
大切なお友達である。
■クレフ To:アシスト&アップル |
イルミナのピンチを救った、賢いコなんですよ(^∀^) |
■フィア |
チチッ |
■アップル To:フィア |
かっわいー♪♪♪ |
予想外の闖入者に喜色満面。
■アップル To:フィア |
はい。サンドイッチだよ♪ |
すかさずサンドイッチを少しちぎって、餌付け開始。
■アップル To:フィア&おーる |
へぇ・・ 頼もしいんだね♪ 今度、わたしもよろしくね♪♪ |
嬉しそうだねぇ。
銀の網亭 酒場「幸せの木」 |
さて、その頃。
早々と依頼を決めて、階下へ降りてきたジーク。
その姿を認めたおやじは、料理の手を中断し、ジークに声を掛けた。
■ おやじ To:ジーク |
なんだ? 食い物の追加か? それとも、仕事の話か? |
■ ジーク To:親父 |
料理の追加はさすがにまだ大丈夫です(^^; 依頼の方なんですけど・・・・・ えっとこの歌劇団の護衛の依頼の仕事なんですけどね、まだどこのパーティーも取ってませんよね? |
■ おやじ To:ジーク |
おう、大丈夫だぞ。 それにするのか? それなら、直接依頼人の所に行ってくれ。 |
手渡されたのは、一枚の地図。
■ ジーク To:おやじ |
まだ誰にも取られてませんでしたか(^^ リュセラさんの勘がこれにしろと言ってたらしいですからねぇ(^^; |
地図を受け取るジーク。
■ おやじ To:ジーク |
リュセラの勘か。 |
■ ジーク To:おやじ |
さて。部屋に戻ります(^^ 朗報を期待しててくださいね。 |
■ おやじ To:ジーク |
おう、上手く稼いでこいよ。 |
■ ジーク To:おやじ |
ありがとうございます(^^ |
足取りも軽く、個室に戻るジーク。
まだ、依頼が決まっただけだよ。