囚われの異邦人
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第4章〜その2〜
リーラ(後編)

しばらく歩いて、アルジャーノン邸に到着しました。

☆From:リーラ To:
(ノックをして・・・)
ごめんください。誰かいないかしら?

☆From:メイド To:リーラ
はい。あ、リーラ先生。
どうしたんですか?

☆From:リーラ To:リサ
あら、リサじゃない。元気してた?
アルジャーノンはいるかしら?

☆From:リサ To:リーラ
あ、はい。先生はご在宅です。
ちょっとお待ちくださいね。

☆From:リーラ To:リサ
あ、いいわよ。
どうせ、私が来たって言ったら、なんのかんの理由付けて会ってくれな いでしょうから。
勝手に入るわよ?

☆From:リサ To:リーラ
クスッ。そうですね。
それではご案内いたします。

☆From:ミルマ
…やっぱりかっこい〜

☆From:ジル To:独り言
ワ、ワシらのさっきの苦労は一体‥‥‥‥?

☆From:ヘルムンス To:ジル
だから能力不足なんですって。(--;

☆From:ダーナ To:独り言
ふむ、いい女だ、あの気の強さも気に入った。
よし、決めた!

友情出演。レイティシア(笑)

☆From:レイティシア To:キース
キース様、ひどいですわ(;_;)

☆From:シーアン To:リーダー
何っ?!

☆From:フィービー To:シーアン
あ・・・シーアンさん・・・・そんな(;_;)

☆From:アルジャーノン To:ALL
ん?何だね、君たちは?
んん?貴様は・・・・

☆From:リーラ To:アルジャーノン
ずいぶんなご挨拶ね。
それはさておき・・・この少女に見覚えはあるかしら?

と言って、ずいっとフィービーを前へ出します
☆From:フィービー To:
あ・・・・・・

☆From:アルジャーノン To:リーラ
む・・・その少女は・・・・。
君、その少女をどこで見つけたのかね?

☆From:リーラ To:アルジャーノン
ついさっき、私のところへ診察を受けに来たわ。
そ・ん・な・こ・と・よ・り・も、あなた、この少女を未知の病とか診 断したそうじゃない。

☆From:アルジャーノン To:リーラ
うむ、確かに。その少女は私が診断した。
目下、治療法を全力を挙げて研究中だ。

☆From:リーラ To:アルジャーノン
全力ぅ?監禁してほったらかしにしておいて、何が全力よ。
それに、この少女はただの風邪よ、風邪。

☆From:アルジャーノン To:リーラ
風邪?ふっ、馬鹿なことを言わないでもらおう。
この少女は紛れもなく未知の病なのだよ。

☆From:リーラ To:アルジャーノン
馬鹿?言うに事欠いて、馬鹿?
馬鹿はどっちよ。
それでは聞きますけどね、この少女のどこが風邪じゃないって言うのよ 。

☆From:アルジャーノン To:リーラ
む・・・そ、それはだな・・・・。
私の学者としてのインスピレーションがそうシャウトしたのだ(意味不明)

☆From:リーラ To:アルジャーノン
はぁ?(呆れ顔)
そんなもので、医学を語って欲しくはないわね。
同じ医者として、恥ずかしいわ。

☆From:ミルマ
… ち、ちょっとコワイ…。
でもカッコいー〜

☆From:アルジャーノン To:リーラ
貴様!私を愚弄する気か!

☆From:リーラ To:アルジャーノン
ふぅ、馬鹿にしたくもなるわ。
あなた、それで1年前にも人を死なせてるのよ?
あなたが殺したのと同義だわ

☆From:アルジャーノン To:リーラ
む・・・・あ、あれは・・・・。

☆From:リーラ To:アルジャーノン
なんなのよ?
違うと言うなら、もう一度この少女を診断してみたら?

☆From:アルジャーノン To:リーラ
し、しかし・・・・。

うだうだ言ってるアルジャーノンをキッとにらみつけるリーラ。
☆From:アルジャーノン To:フィービー
う・・・わかった。
では・・こちらへ・・・・

フィービーを診察し始めます。 しばらくして・・・・。
☆From:リーラ To:アルジャーノン
どう?
まさか、この期に及んで未知の病だと言い出すんじゃないでしょうね?

☆From:アルジャーノン To:リーラ
う・・うむ・・・・
ただの風邪だな・・・・。
わかった、私の負けだ。

☆From:リーラ To:アルジャーノン
あなた、まだそんなこと言ってるの?
勝ち負けの問題じゃないのよ?
私たちは患者の命を預かる医者なの。
優先すべきは患者の命。それを勝ち負けなんて言って欲しくないわ。
それがわかったら、謝りなさい。

☆From:アルジャーノン To:フィービー
あ・・・あぁ。
君には本当にすまないことをしてしまった・・・。
心から謝る。

☆From:フィービー To:アルジャーノン
あ・・・・いえ・・・・。いいんです。

☆From:リーラ To:アルジャーノン
それだけで、済ませる気?

☆From:アルジャーノン To:リーラ&フィービー
ん?あ、あぁ、そうだな・・・。
しばらく待っていてくれ。

そう言って部屋を出ていきます。
そして、しばらくして・・・

☆From:アルジャーノン To:フィービー
こんなものでしか誠意を示せないのが心苦しいが・・・・
受け取ってくれたまえ。

といって、フィービーに袋を手渡します。
中には、何と銀貨が・・・・。

これにて一件落着
そして数多くの謎を残しながら、大団円へ・・・・

第4章その2〜fin〜


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