#162 探索は潮風の香り

1-1a 銀の網亭・酒場

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銀の網亭:酒場
酒場に張り出された依頼に興味を持った冒険者たちは、銀の網亭の片隅の一席に集められた。
おやじは、これから依頼主に使いを出すので、「それまでの間親睦を深めてくれ」と言い残して去っていった。
■ニコラス・ミューラー To:ALL
あー・・・諸先輩方。何の因果かこうして同じテーブルに座ることになったんで、まずは自己紹介といきましょうか。
俺はニコラス・ミューラー♪
もと船乗りで軽業がまぁ得意っちゃぁ得意かな。
学はねぇが陸の事ももっと知りてぇって思ってね♪

でも俺のいた田舎町じゃぁ、船乗りとしても軽業師としても結構いい線いってるんじゃねぇかなんて思って飛び出してきたんだけど、ここに座ってる面々を見るだけでも俺もてんでなっちゃいねぇって事をひしひしと感じるねぇ。
オランは広いし世界はもっと広いってことだね♪

なるべく足を引っ張らねぇようにするけど、冒険者としちゃぁ生まれたばっかりのひよっこってなもんで、どうかひとつよろしく頼んます。

■クリス To:ALL
続いてわたしで良いですか?
わたしは西方の片田舎で育ちましたクリス・サリバンと申します。
正義を愛し、邪悪を叩き潰すために啓示を求めている真っ最中であります。

■ウーサー To:ALL
次はじゃあ、オレ様って事でいいか?
オレ様はウーサー・ザンバード、見てのとおりの重剣士だ。
ズノーロードーってヤツはからっきしだからよ、そのへんは皆に任せるがよ? その代わり肉弾戦って事になったら、ちょいと凄ぇぜ?
まあ適材適所ってヤツでよ、宜しく頼むぜ!!

■ケット To:ALL
じゃあ、次は僕だね。
ウーサー兄ちゃんとはこの前も一緒だったけど、冒険者をやってるケット・シビスだよ。よろしくね!
ウーサー兄ちゃんはホントに凄い強いんだけど、僕は戦闘は全然ダメなんだ。その代わり、歌はとっても得意だから、僕のギターをいつでも聞かせてあげるよ。
あ、あと歌の勉強にもなるかなと思って、色んな言葉を覚えたから、もしかしたら依頼の中でも役に立てるかもしれないね。
足手まといにはならないように頑張るから、みんな宜しくね!

■ゼファルディート To:ALL
それじゃ、次は僕の番ね。
僕の名前はゼファルディート、見ての通りエルフで精霊使いだよ。
ケットとウーサーさんとは前回の冒険でいっしょだったんだ。
もともと、エルフなのに海を相手にする生活が長かったから、今回の依頼に興味を持ったんだ。
みんな、あらためてよろしく!

■ニコラス・ミューラー To:ALL
へぇ♪
エルフのだんなも海辺で暮らしてたんだね♪
俺は田舎で暮らしてたからさ、エルフさんや小さい人(ケット)やこんなでっかい人(ウーサー笑)にはめったにお目にかかれないもんだからびっくりしてるとこなんだけど、なんだか親近感が湧くねぇ♪

依頼書には海っぽいことは書いてなかったような気がしたけど、今回の依頼は海辺に行くんかい?
だったら嬉しいねぇ♪

■ジン To:ALL
俺が最後かな?
ジンだ。ジン・ウィンダリアという。
人間の世界に興味があって、色々勉強するために今は三角等で世話になってる。。まあ、留学生みたいなもんだな。それと、こいつは相棒のタークスだ。よろしくな。

ジンの肩の上にぴょんと黒猫が飛び乗り、にゃあと鳴いて欠伸をする。
さて、彼らの今回の冒険はどう言う結果になるか。
それは神のみぞ知る。

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GM:teshima