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SW-PBM Scenario#150
Three? materials

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裏情報ならまかせてよ


 トールクーベ・貧民街

リュントとミァは地図を頼りに、仲良く(?)貧民街へとやってきた。
もちろん目的はギルド支部。
一歩踏み入れると、貧相な身なりの住民達がもの珍しそうにふたりをじろじろと観察してくる。
その視線は、立派な装備にくぎづけ。
■ミァ To:リュント
リューちゃんリューちゃん、ミーたち注目の的でスネー。
まるでア イ ド ルみたいなのでスー(=▽=)

■リュント To:ミァ
多分俺じゃなくて、ミァが注目の的なんだよ(笑)
俺はいたって普通なんだから・・・
ミァが物珍しいんだろ〜?

■ミァ To:リュント
ミーだって、ごっく普通のぐららんでスヨー。
ちょっぴり食欲旺盛なだけで、そりは外見からは判らないですシー(・▽・)

■リュント To:ミァ
ちょっぴり??
すまん・・・ミァの度量感覚がさっぱり分からなくなった・・・

 酒場「薄紅のまどろみ亭」・ギルド支部

いかがわしげな宿が立ち並ぶ安酒通りをしばらく歩くと、「薄紅のまどろみ亭」という古ぼけた看板が目に入った。
角に小さく刻まれた“仲間”にしかわからない符丁が、その酒場がギルド支部であることを告げていた。
■ミァ
んに。ここだここー。
でも残念でスネー。お菓子売ってそーな雰囲気じゃないでスネー。
どーしてこう、ギルドってゆーのはいかがわしい系酒場が多いんでショー?
たまには美味しいケーキの店でもいいと思うのニー。

■リュント To:ミァ
そりゃ〜そのいかがわしいお店ってのがギルドの情報源であり、収入源だからに決まってんだろう??

珍しく正論を吐いてみたりする。
■ミァ To:リュント
おおう!(手ぽむ)

判ってなかったらしい。
扉を押し開けて中に入ると、薄暗い店内には昼間から安酒をあおる客がちらほら。
カウンターの中では胸元の大きくはだけたワンピースを着た女性が、目を伏せてドリンクを作っていた。
入口の気配を感じて、ふっと目線を上げる。
■女性 To:お客さん
いらっしゃい♪ どうぞ、入って。
ご注文は?

流れるような美しい金髪が、薄暗い店内でも良く映える。
しかし、年齢は若いようなそうでもないような、良くわからなかった(笑)
■ミァ To:女性
(じー)・・・・・暑いんでスカー?(・x・)

お色気なんてさっぱり判らないお年頃。
■女性(ヘルドラ) To:ミァ&リュント
うふふ、そうよ。とっても暑いの(笑)
あたしはヘルドラ。よろしくね♪

言いながら、指先が「奥に用事?」という符丁を送ってくる。
「正解」の符丁を返し
■リュント To:ヘルドラ
今日の仕入れは上々かい?(愛想笑)

■ヘルドラ To:リュント
ええ、いつもそれなりよ。
あとは高く買ってくれる人が現れるのを願うばかり♪

ヘルドラは軽くウィンクを送ると、目線でついて来るよう促しながら、カウンター隣の扉を開けて、地下への階段を下っていった。
 酒場「薄紅のまどろみ亭」・地下個室

案内されたのはさらに薄暗い個室。
ヘルドラがろうそくに火を灯すと、ふりふりのレースが何重にも施されたピンク色のソファと、過剰な装飾が施された小さなテーブルが目に入った。そのテーブルの上にはちろちろと舌を出すねっとりぬるぬるした長細い生き物が、鎌首をもたげてふたりを見ていた。
■ヘルドラ To:ミァ&リュント
あ、この子は手を出さなければ噛まないから♪

■ミァ To:ヘルドラ
うわー! おっきいぬるぬるでスー!
あんたさんの首にまいたらマフラーになりそーなくらい(>x<)

■ヘルドラ To:ミァ
うふふ。かわいいでしょ?

ぬらぬらの頭をなでなで。
ヘビはふたりを品定めするようにじっと見ている…。
■ミァ To:独り言
・・・・・・・・・かわいい、ですカネー?(・x・;

■リュント To:ヘルドラ
往々にして、ギルドの人間はこう言うの飼っているイメージがあるんだよな〜
何でだろう?貴族は猫ってイメージだし・・・

■ヘルドラ To:ミァ&リュント
あんたたち、ここは初めてね?

■ミァ To:ヘルドラ
あ、んとそうでスヨー。
ここの温泉たまご……もとい、街は初めてきたのでスー。

■ヘルドラ To:ミァ
それで、挨拶に来たって訳ね。えらいえらい♪
ここじゃ小人族は珍しいから、ちょっかい出されないように気をつけるのよ?

ミァの頭をなでなで。
■ミァ
Σ うにょ。

ヘビを撫でた手だけあって、ステキなひんやりぬるっと感がプレゼントされた。
■リュント To:ミァ
頭ぬるぬるになってないか?

■ミァ To:リュント
・・・・・・リューちゃんも撫でてもらうことを是非オススメするのでスー(=△=;

■リュント To:ミァ
すまん。
実は爬虫類がちょっと苦手なのかも知れない・・・

■ミァ To:リュント
・・・・・ほほーう(=▽=)

ミァの目が怪しく光った!
■リュント To:ミァ
な・なんだ!その怪しい瞳は!?

■ミァ To:リュント
んー? べぇっつにー?
ヘルへる姉さんにお願いしてリューちゃんも撫でてもらおうとか、そんなことはこれっぽっちも考えてないでスヨー(にへん)

■リュント To:ミァ
・・・・・・・・・・

■ミァ To:ヘルドラ
ところでこの街って人間ばっかなんでスカー? ミーって珍しいの?

■ヘルドラ To:ミァ
皆無ってわけじゃないけど、ほとんど見かけないわねぇ。
あたしもこうやってお話しするのは久しぶり♪

にこにこしながらミァを見ている。
可愛くてしかたないといった表情(笑)
■ミァ To:ヘルドラ
へええ、そおなんでスカー。
ならミーと会えたあんたさんはラッキィレディーでスネー(^▽^)

好感度の高い反応に、自然とこっちもにこにこ。
■リュント To:ミァ
やっぱミァは珍獣の部類って意味なんじゃないのか?

■ミァ To:リュント
ふっ。リューちゃん、自分が注目されないからって、ひがんじゃメーなのでスヨー(肩ぽむ)

■リュント To:ミァ
この頃勘が鋭くなったの〜
だんだん俺の性格を把握し始めているんじゃないだろうな?
そんな小娘に俺の気持ちを読まれたくない〜〜!

なんかおかしくなりかけている?
■ミァ To:リュント
ミーをなめちゃいけまセーーン。
まだまだ成長期なお・と・し・ご・ろ♪ ぱわーあっぷは毎日でスー(Vサイン)

■リュント To:ミァ
まだ成長しているのか!?
これ以上成長するんじゃない!!
じゃないと勝てなくなるじゃないか・・・

■ミァ To:リュント
ほうほう。リューちゃんは永遠のヲトメの方が趣味なんでスネー。

幸いにも?後半は聞こえなかったらしい。
■ミァ To:リュント
てゆーか、リューちゃん。
把握されてるって自覚あるんでスカー?(=▼=)

■リュント To:ミァ
最近な。
特に、ミァとキルリック辺りにな・・・

■ミァ To:リュント
にはははっ、哀愁漂ってるのでスヨー。
キーちゃんもどんどん逞しくなっていってますしネー(うんうん)

■ヘルドラ To:ミァ&リュント
で、まさか観光だけで来たって訳じゃないわよねぇ。
情報を買うの? 売るの? どっち?

■ミァ To:ヘルドラ
おかいもの!(挙手)

■ヘルドラ To:ミァ
ふふふ。どんな情報かしら?
この町たいていの裏情報なら、このヘルドラさんに知らないことはなくってよ♪

■リュント To:ヘルドラ
なら当然知っているだろるけど、
質問その1
領主の評判、素行、人格等々。
質問その2
街に広がる遺跡の数々があるが、目ぼしい物が見つかったかどうかと
見つかったものの詳細。
質問その3
古代王国期の地図なんぞないかい?
今殆ど金を持ってないから、これで勘弁してくれない?

とリエラから借りた、なけなしの300ガメル目の前に提示する。
ヘルドラはにっこり笑って足を組み直し、話し始めた。
■ヘルドラ To:ミァ&リュント
まずひとつめ。
ま、だいたいの噂は聞いてると思うけど…とても町民思いの真面目で実直な領主よ。
強烈な個性はないけれど、確実に実務をこなすってタイプね。
“裏”につながる素行の悪さもなくて、ちょっと物足りないくらい。
奥方のエリリー様を心底愛してらっしゃるから、そっち方面の浮ついた噂も皆無。

……ただし。最近は執務に身が入っていないらしいわね。
どうも奥方に関係しているようだけど。
ちなみに、奥方は半年前からさっぱり公の場に姿を現さなくなったわ。
体調が思わしくないってことらしいけど、本当のところはまだ掴みきれてないのよねぇ。

ヘビがぬらぬらと積み上げられた銀貨に近づき、いきなり3分の1ほどを飲み込む。
■ミァ To:ヘビっち
Σ うっわあ! 食べた! 食べたですヨー!?(目ぱちくり)

■ヘルドラ To:ミァ
ふふっ、この子はあたしのお財布なの(笑)

ヘビは平然とした表情でちろちろと舌を出している。
■リュント To:ヘルドラ
嫁さんが公の場に出てこない?
逆にそれを調べたら買ってくれるかい?

■ヘルドラ To:リュント
もちろんよ♪
けど、あまり無茶しちゃダメよ?
あたしだって領主を敵に回したくはないし。

■リュント To:ヘルドラ
そりゃそうだよな。
俺らも依頼を成功させたいからな(笑)

ヘルドラはにっこり頷いて続ける。
■ヘルドラ To:ミァ&リュント
次に遺跡についてだけど、公的な調査とは別にうちのギルド員も“仕事”として調べてはいるわ。
ただ、出てくるのはみんながらくたばかりでね。
要するにお金にならないので、最近じゃさっぱり手をつけてないの。

ただ一カ所、まだ何かありそうな場所といえば、南の門近くにある砂時計付近。
あの砂時計は、自動的に回転するんだけど、その仕組みが未だに解明されていないのよ。
魔法的な力が残っているんじゃないかって噂ね。

■リュント To:ヘルドラ
やっぱり、ガラクタばっかりか・・・
でも砂時計?怪しい?下の地面を掘ってみたりしていないのかい?
ノームか何かが回転させてたりして(笑)

■ヘルドラ To:リュント
夜でも人通りがそれなりにあるから、見つからずに掘るのは難しいのよ。
気にはなるけど未だ手つかず、ってトコね。

ふたたびヘビが銀貨の残り2分の1を飲み込む。
■ミァ To:ヘビっち
Σ また!
・・・・・・・・器用なんでスネー(じじっ)

■リュント To:ヘルドラ
こっちにゃすぐに穴を掘れる名人が付いているんだぜ〜

胸元のパワーストーンをチラ見
■ヘルドラ To:リュント
? 穴掘り名人……大地の精霊を味方に付けてるの?
やるわねぇ。それだけの術者はこの町では珍しいわよ。

ちょっと見直したような表情。
■ヘルドラ To:ミァ&リュント
そして、最後の質問──古代王国期の地図。
これは、図書館にでも行った方が早いわね(笑)

最後の100ガメルは、手つかずに残された。
ヘビの腹は銀貨の山の形にぽっこりとふくらんでいる。
■ヘルドラ To:ミァ&リュント
他にまだあるかしら?

■リュント To:ヘルドラ
この街の歴史、伝説、逸話・・・
物知り年寄りみたいのを紹介してくんない?

最後の100ガメルを更に押し出し
■ヘルドラ To:リュント
そういうのもうちの管轄じゃないわねぇ。
うちは常に水のように流れる「今」の情報を扱っているのだし。
図書館で地道に調べるか、酒場で話し好きの年寄りを捕まえて、エールの一杯でも奢ってみるのが良いかもね(笑)

■リュント To:ヘルドラ
そりゃ名案だな。
早速今日の夜でも探してみっかな。

■ミァ To:リュント
ですネー。
今日の夕飯がてらってところでしょうカー。

■リュント To:ミァ
俺の質問は出尽くしたけど、何かあるか?

■ミァ To:リュント>ヘルドラ
んに、そおでスネー(’’

イェズニカ薬舗って、評判はいーらしいですけど、商売敵ってゆーか、恨みや妬み買ってるよーなことってあるでスカー?
過去に、調合した薬を狙ってくるよーな連中がいた、とかとかー。

50ガメル置いてみた。
そして、じーっとヘビっちの行動チェック。
■ヘルドラ To:ミァ
イェズニカ薬舗。セルフィド・イェズニカのところね。
妬みは……近所のトンマーゾっていう趣味の悪い薬師から思いっきり買っているわね。色々と嫌がらせをされているみたい。
セルフィドが領主から重用されていることがお気に召さないようだけど。
それ以外に悪い情報は入ってきてないわ。町の診療所や患者さんからも評判は良いしねぇ。ま、変な薬の実験はご愛敬ってところかしら?

肩をすくめて苦笑。
ヘビは50ガメルには手を出さない。
■ミァ To:ヘルドラ
うよ? そりは、金貰って喋るほどのことでもねぇぜべらんめえ!ってゆー意思表示でスカー?
じゃあその、とんまトンマーゾがタチの悪いごろつきと繋がってるとか、そゆいかがわしー噂とかはないですかネー?

■ヘルドラ To:ミァ
ま、ご近所さんなら誰でも知っているような情報だし、サービスよ(笑)

ごろつきねぇ…それはあたしたちみたいな人間も含むのよね?(笑)
ま、幸いにもそういう話は入ってきてないわ。

■ミァ To:ヘルドラ
わあい、サンキゥなのでスー♪

んに。そりなら大丈夫そーですカネー。
変な方面に繋がりあったらどーしようかと思ったですケドー。

必要なさそうなので50ガメルを回収。
■リュント To:ヘルドラ&ミァ
また新しい情報が入ったら、俺ら数日この街に居るつもりだから、声を掛けてくれよ。
俺らも新しい情報を仕入れたら、顔を出すからさ!
さっ!おっ買い物!!

すでに心は市場へ〜〜
■ミァ To:リュント
おっかいものー♪ おっかいものー(>▽、<)

同じく市場へ〜…というより食べ物へ?
■ヘルドラ To:リュント&ミァ
ちょっと待って。んもぅ、せっかちね(笑)
あんたたち、この町でしばらく仕事をするんでしょ?
ついでに頼みたいことがあるの。

にっこり笑って、ヘルドラはもう一度足を組み直した。

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GM:ともまり