07b ギュネイとの再会 その2
■マーキュリー To:ギュネイ |
あと、研究所で聞いてきたんですけど、遺跡内には魔力を持った鏡が置いてあるみたいですね? |
■ギュネイ To:マーキュリー、ALL |
ああ。それがナナイ達に渡したアイテムなんだ。 ナナイのボーンコレクターで持ち運びしながら、周囲の情報を映し出しているというわけさ。 |
■アビィ To:ギュネイ |
ということは、遺跡が制御不能であっても、ナナイ殿はボーンコレクターをこれまでどおり操れておられるということかな。 ボーンコレクターまでもが暴走し、危険に陥るといった状況を懸念していたのだ。 |
■ヘキサ To:ギュネイ |
うん。それにナナイさんと、マナイさんのことも。 |
■ギュネイ To:アビィ |
いや。ボーンコレクターはもちろん、ナナイ達にも暴走の兆候はみられなかった。 まあ、ありえないとは思うが、ナナイ達が我々を騙していなければの話だがね。 |
■ヘキサ To:ギュネイ |
それは…… |
個人的な感情では否定したくとも、ヘキサの冒険者としての冷静な部分が、その可能性を考えずにはいられなかった。
■マーキュリー To:ギュネイ、ALL |
そっか、ボーンコレクターで運んでるんですね。 てっきり大きすぎて持ち運べないほどの鏡を想像してました♪ で、さっきカラレナやアビィが言ってたことにも絡んでくるけど、もしナナイさん達の居場所を知る手段がないとしても、今なら大人数だし突入しちゃっても良いんじゃないかなぁ。 僕としては救出が第一で、調査は二の次って感じが良いと思ってます。 手段が有るに越したことないけど。 |
■カラレナ To:マーキュリー&ALL>ギュネイ |
そうですよね、私も救出が第一だと思います。 ギュネイさん、結局ナナイさんが進んだルートはわからないんでしょうか? もし見当がつけられるのなら、それを追ってみるのが良いと思うんです。 |
■ギュネイ To:カラレナ、ALL |
我々が把握しているのは、最初に調査する予定の広間へ向うルートだけだ。 そこで情報を得てから、遺跡内を探索する手はずになっていた。 その広間は機関室から船尾方向に真っ直ぐすすんだ所にある。 ほとんど未調査状態だから、新しい情報が見つかる公算は高いはずなのだが・・・ |
■ヘキサ To:ギュネイ |
その情報をナナイさんたちも共有してるなら、やっぱり広間に向かうかな? |
■マーキュリー To:ギュネイ |
では手始めにその広場を目指しましょう♪ ギュネイさん達も一緒に動くって考えて良いんですよね? 船が戻ってくるのは往復の時間や準備とか休養もあってかなりかかると思います。 それに僕等が中で捜索してる間、いつ襲われるかわからないから留まるのも得策ではないように思いますから。 あと、中でもたくさん骸骨が襲ってくると考えた方が良いでしょうから、戦力を考えてギュネイさんは当然として、精神力や体力を回復しておきたい人はいますか? |
■短刀の男 To:マーキュリー、ALL |
おいおい!冗談じゃねえ。 この開けた地形だから骸骨どもを撒けたんだぞ。 何が楽しくて逃げ場のない遺跡の中に入ろうってんだ? |
■ヘキサ To:短刀の男 |
あ…… |
■マイス To:短刀の男 |
じゃあおまえは残れよ。 遺跡が爆発するまで逃げ回ってればいいさ。 |
■ギュネイ To:マイス、短刀の男>ALL |
まあ待て。この状況だ、無理に遺跡内に連れて行こうとは思わんよ。 この中で、遺跡内に同行できる者は立ち上がってくれ |
しばしの沈黙。皆、憔悴しきった顔で互いの様子を伺うも、誰も立ち上がろうとはしない。
■ヘキサ To:ALL |
……うん、たしかにそうだよね。 |
■シグナス To:ALL |
……余力無し、か。引き際と見てるなら、文句は言えねえな。 少なくとも、ギュネイさんの案内は必須だけど。 俺は、退くって言うのを止めはしないし、非難もしない。 その代り、迎えの船の方を頼めないか?休みながらの待機でもして欲しい。 にしても……ここでこんなだと中に残ってる方が不安だな、急ごうぜ。 |
■リールォン To:短刀の男、ALL |
正直なところ、今後、僕たちにもあまり余裕は出来ないと思うんです。 あなた方も戦いの心得はあると思いますが、僕たちの方が経験を積んでいます。 こういった状況では少人数で行動した方がうまくいくことの方が多いので、シグナスさんが言ったように迎えの船とかの後方支援をお願いできますか。 |
従者たちはうなずきながらも、気恥ずかしそうに下を向いている
■ヘキサ To:ALL |
うん、この場の確保をお願い。 ぼくたちは先へ進む、あなたたちはここを守る。 役割を分担している限り、どちらも戦場に立っているんだから。 |
だから、恥じることなどない。
■カラレナ To:従者たち |
きっと、助かりますから。 大丈夫ですよ。 |
「気にしないで」とでも言うように声をかけた。
■マーキュリー To:ALL |
遺跡内に切り込んでいくのは僕等だけの仕事のようですね。 動ける人だけで行きましょう。 それぞれが出来ることを最大限やって、中にいる人達も含めてみんなで無事に帰れるようにがんばりましょう♪(^^) |
■カラレナ To:マーキュリー&ALL |
はい(^^ |
前向きな笑顔を向けた。
■アビィ To:短刀の男&他の面々 |
留まることを明言するのも、ひとつの勇気ともいえよう。 だが、気をつけられよ。あえて申し上げるまでもないかもしれぬが、開けた場所は、言葉を返せば囲まれやすいとも言える。 ぎりぎりになるかもしれないが、1日持ちこたえていただければ船は来るだろうからな。 |
そう言いながら短刀の男に近づいたアビィは、さりげなく、彼だけに見える形で盗賊の符丁を描いて見せた。
“他に”“情報”“ないか?”
だが、短刀の男は肩をすくめて首を横に振る。
■シャイアン To:ALL |
もしよければ、拙者が残る者の護衛を引き受けるでござるよ? 襲ってくる敵が骸骨だけでござれば、拙者の「鎮魂歌」で追い払うことができるでござる。 さっきまで寝ていたでござるから、朝まで歌ってもへっちゃらでござるよ〜♪ |
■カラレナ To:シャイアン |
シャイアンさん……。そうですね、そうしてもらえると安心です。 みなさん、どうですか? |
■アビィ To:カラレナ&ALL |
確かに、お願いできるなら心強い。 罠などの探索の方は……シグナス殿もおられるしな。 |
■ヘキサ To:アビィ |
もちろん、アビィさんもね。 |
■シグナス To:ALL |
……ま、精々がんばるさ。 正直惜しいけど、ある程度退路に戦力割くのは悪くねえ。 |
■マーキュリー To:シャイアン |
シャイアンさんありがとうございます♪ そうしていただけるなら安心して先に進めます♪(^^) |
■ヘキサ To:シャイアン |
ありがとう、気をつけて。 |
■シャイアン To:ALL |
うむ。しかと承知したでござる! |
■アビィ To:シャイアン |
申し訳ないな、シャイアン殿。 この遺跡内部を御覧になりたがっておられたのに……。 貴殿の興味が満たされるためにも、最大限の解決方法を目指していくつもりだ。 |
■ヘキサ To:シャイアン |
中の様子は帰ってから絵に描くから、楽しみにしてて? |
■シャイアン To:アビィ、ヘキサ |
こうやって遺跡に降り立てただけでも十分でござるよ(^^ お土産よろしくでござる〜♪ |
■カラレナ To:シャイアン |
でも、無理しないでくださいね。 また、シャイアンさんの歌が聴きたいですし(^^ |
■シャイアン To:カラレナ、ALL |
もちろんでござるよ! 拙者の得意な歌、「ハイ〜ク」を披露するでござる♪ 絶対に全員ぞろって無事に戻ってくるでござるよ〜! |
■アビィ To:ギュネイ |
ところで、ナナイ殿達8名の人員構成はどうなっているのだろうか。 ボーンコレクターがあるとはいえ、全員が研究者としての能力しかお持ちでないということはないであろう? |
■ギュネイ To:アビィ、ALL |
ナナイとマナイに研究員が2人、戦士の心得がある従者が3人に神官が1人の計8人だな。 研究員の1人は低位の古代語魔法を心得ている。 |
■アビィ To:ギュネイ |
なるほど、では全員が無事保ちこたえてくれていることを願おう。 まずは機関室……先の石版があった部屋かな。 |
■マーキュリー To:アビィ |
うん、そこから船尾方向へ真っ直ぐ、でしたね♪(^^) |
■シグナス To:ALL |
だ、な。なるべく、合流までは戦いは避けつつ……気には入らんけどしかたねえ。 |
■ヘキサ To:シグナス |
補給の臨めない戦場じゃね、しかたないよ。 |