村に帰還 | Scenario #141 |
精霊の泉 |
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ベクレル村から山道 |
聖獣(?)と別れた一行は、村へと歩いていった。
村が近づいてくると…ちらほらと石化している村人の姿が視界へと入ってきた。
■キルリック To:ALL |
何人か治していきますか? 治ってすぐに元気なら、近場の人を治してもらうってのはどうでしょう? |
■リュント To:ALL |
どうせなら、みんなにうつしておいて、効率良く回復させるか? なんなら、みんなに向かって氷片を吹きかけるぞ? |
■キルリック To:リュント |
では、お願いします。 |
キルリックへ向けて咳(氷片)を直撃〜。
■リュント To:キルリック |
大サービスの咳だぞ(笑) |
心なしかアンリの時よりも、氷片が大きい。
■キルリック To:リュント |
痛ぃ、あ、ありがとうございます。 しかし、咳で氷片をぶつけられるのって、不思議な気分ですね(苦笑) |
■リエラ To:リュント |
あ、じゃあ、私もお願いします。 |
■リュント To:リエラ |
ちゃんと受け取ってくれよ! |
ゲホッゲホッ!
無事アンリの時並みの氷片が出たようだ。
■リエラ To:リュント |
ありがとうございます。 |
氷片を受け取り、口に含む。
■リエラ To:ALL |
氷片を食べて風邪が引けるなんて、珍しいですよね。 |
■オルフェ To:ALL |
ふむ。村全体に風邪を広めるのは大変な作業だし、ここはいっそ皆揃って風邪になるとしようか? |
どうやらパーティー内で全員風邪をひくことに決めたようで…
■リュント To:オルフェ |
んじゃ、リーダーにも大きめなのご注文だな(笑)? |
グゲボッ!グゲボッ!
■オルフェ To:リュント |
ああ、ありがとう。 風邪をうつしてもらって礼というのも、なにか変だけどね。 |
そういいつつやや不満そうだ。どうせなら女の子からうつしてもらいたかった、とか思っているのかも知れない。
■リュント To:ミリスレスカ |
ミリィは普通のサイズの方がいいな。 |
普通のゲホゲホ。
■ミリスレスカ To:リュント |
う、うひゃああっ?! え〜と、あのぅ……コレ、飲むんですよね? ううぅ……しくしく…… |
石化した村人たちの姿を横目に見つつ、涙ぐみながら飲み込んでいる。
いくら仲間が相手とはいえ、さすがに他人の口から出たモノを飲み込むには、激しい葛藤があったようだ。
■リュント To:ミァ |
最後のトリはあなたですか(笑)? |
抵抗値の王様・グラスランナー。
その彼女に風邪をうつすべく、今までで一番大きな氷片を搾り出すように、グゲボッ!グゲボッ!
ついでに胃の物まで出そうな勢いで…
■ミァ To:リュント |
の、のわあああああああ!!?Σ( ̄□ ̄; りゅ、リューちゃんそれ大きす……(ぼこばこっ)………きゅう(@x@|||) |
■キルリック To:リュント&ミァ |
何か、色々な物が混じっていそうな、気合の入った咳ですね(笑) |
どうやら無事、全員聖なる風邪をひくことができたようだ。
■リュント To:ミァ&キルリック |
健康優良児のミァにはこれくらいの気合を入れないと引けないかと面ってな。 なんか変なもんが混ざってても風邪を引く為だと思って我慢するんだぞ(笑) |
■ミァ To:リュント |
う、うぐ……なんだかいいように丸め込まれたよーな気がするのでスー(=x=; ええい、今度いつか何かを移し返すのを丑三つ時の目標ーに!(笑) |
■リュント To:ミァ |
そんな事ないぞ!でも説得力は有ったろ? それと風邪を移すにしてもこの風邪は勘弁してくれよ。 普通の風邪な。 |
■リュント To:ALL&アンリ |
んじゃ、みんなで村に散らばって、手当たり次第治して行くか? 治しちゃいけない人とかはいないよな? |
■アンリ To:リュント |
うん。石化がいいって言ってた人いなかったと思うし。 手当たり次第で大丈夫だと思います。 |
■リュント To:アンリ |
そうか。 たまに変人なら永遠の命が得られるとかで石化のままにして欲しいって奴がいるかもなんて思ってな。 んじゃ、手分けするか。 |
■アンリ To:リュント |
そういう…「きとく」なヒト?は…多分、感染したあとうーんと、うーんと山奥に行くと思うです。 誰にも見つからない、風景な綺麗なところとか。 |
過去に実例があったのだろうか。
■リエラ To:リュント&ALL |
そうですね。 じゃあ、私は畑の方から廻ってみます。 |
■リュント To:リエラ&ALL |
なら俺は村長宅付近から廻るとするかな。 |
■ミァ To:ALL |
ほいほーい! んじゃミーは適当回るとするのでスー♪ |
■キルリック To:ALL |
では、私は、この辺りから廻るとしますか。 |
■オルフェ To:ALL |
よし、じゃあ行こう。終わったら、またこの辺りに戻ってきてくれ。 |
2〜3時間程かけて、一向は村を1周し村人に風邪をうつしていった。
どうやら、村の危機は脱出したらしい。
■リュント To:ALL |
これで一安心だろう。 俺らも村長の所へ行って、報酬もらって、一晩休ませてもらったら街へ帰るとするか〜 この風邪の治し方もついでに聞いてな。 |
■ミァ To:リュント |
このままこの風邪引いてたら、ある意味珍しがられそーですけどネー(=▽=) まあでもミーも、元気溌剌ぐららんC!がイーですから、治す方法知りたいでスヨー。 |
■キルリック To:ミァ&ALL |
そうですね、珍しがられて、見世物小屋の人が捕まえに来るんじゃないですか? もしくは、危険な病気を流行らせた罪、とかで役人が来るかもしれませんよ(笑) |
にこやかに物騒な話をしつつ、一向は村長の家へと戻った。
村長も無事風邪をうつしてもらい、これでほぼ村人全員への感染が確認された。
■アレク To:冒険者 |
皆さん…どうもありがとうございます… |
未だ床につく村長は、ベットの上にて感謝の言葉を言う。
■オルフェ To:アレク |
これで依頼の件は達成、という事になりますね。 帰りに聖獣にも遭遇しましたが、なぜ聖獣と呼ばれているのか、その理由が我々にも分かりましたよ。 危険も無いようですから、次からも安心して泉に行っても大丈夫でしょう。 勿論、聖獣を傷つけたりもしていません。 |
■アレク To:オルフェ |
おぉ…聖獣様にも…… それはそれは… |
一安心、といったところか。
■オルフェ To:アレク |
ところで、先に聞いておくのを忘れて居たのですが、この風邪を治療するにはどうすれば? |
■アレク To:オルフェ |
ああ、それは大丈夫ですよ。 普通の風邪と同じく、栄養をとって暖かくし、睡眠を十分にとれば1週間ぐらいで完治するはずですから。 |
どうやら、「聖なる」とはついてはいるものの、所詮風邪は風邪、といったところか。
■リュント To:ALL&アレク |
どうせなら、俺らもここで治療させてもらって、村人全員の回復を確認してから、街へ帰るとするか? 村長、それでもいいかい? |
■アレク To:リュント |
ああ、かまいませんよ。 私の家に空いている部屋もありますし。どうぞご利用下さい。 |
■ミァ To:アレク |
んじゃんじゃ遠慮なくー♪ あ。風邪ひーてる時には玉子酒とかイイ!って聞いたですけど、そゆ治療サァビスは大歓迎なのでスヨー(・▽・)ノ 栄養ー。ごはんー。美味しいごはんー♪ なーに、風邪を治す為でスヨー。にはははは。 |
■アンリ To:ミァ |
玉子酒??ねぇねぇ、それって美味しいの? |
ちょっと気になるお年頃。
■リュント To:アンリ |
これこれ! 子供は止めて置きなさい。 じゃないと、こんな風になってしまうぞ(笑)? |
とミァを指差す。
■ミァ To:リュント |
に?(=▽=) |
■アンリ To:リュント |
…??? こんな風って……耳が尖がるの? |
残念。それは種族特性だ。
■リュント To:アンリ |
そうそう(笑) 身長が伸びないは、手先が器用になるわ(笑) |
■ミァ To:リュント、アンリ |
手先が器用なのはいーじゃないでスカー。 あ。あとついでに風邪も引きにくくなりまスヨー(>▽<)b |
■リュント To:ミァ&アンリ |
確かに手先が器用なのは羨ましいな。 ついでに魔法にも掛かり難くなったりして(笑)? 冗談はさておき、まだまだ子供が飲める物じゃないんだぞ? |
■キルリック To:アンリ |
要するに、飲み方を間違えると、こんな感じのやり取りを意図せずにずっと繰り返してしまう危険な飲み物、と言う事です。 大人になれば、一部の人を除いて、大丈夫ですけどね。 |
大人たちのやりとりを見て、アンリはなんとなーく理解したようだ。
■リュント To:キルリック |
うん? それは暗に俺が酔っ払っているとでも? 俺は酒に飲まれる事はないぞ! |
とは言っているものの怪しい気配
■キルリック To:リュント |
いえいえ、飲み過ぎてしまう人がいて、そういう人は・・・って事ですよ。 リュントが飲みすぎで、目を回したかどうかは、私にはわかりませんから(笑) しかし、風邪ひき始めには、子供にも有効みたいですが、今はまだひき始めなんですかね?(笑) |
■ミァ To:キルリック |
ふっふっふー。そう思い込めばきっとそう!(ぐっ) とゆーことでキーちゃん、玉子酒作ってくれませんカー?(^▽^) あ、お酒がダメなら玉子ミルクとかでも勘弁してやりまショー。 |
■リエラ To:ミァ |
あの……玉子ミルクって、ミルクセーキになっちゃうよ。 それだったら、ジンジャーとハチミツで生姜湯を作るけど、飲んでみる? |
■ミァ To:リエラ |
Σ(>▽<) きゃー、リエラっちさすが〜〜♪ ミルクセーキも好きでスヨー! のみたーい、のみたーーい♪ |
■リュント To:キルリック&ミァ |
若しかしたら引き始めかもな。 それなら、養生の為に体を目一杯暖めるか! 酒作りはキルリックに任せて俺らは宴会へと、違った、養生へと精を出すか! |
■ミァ To:リュント |
んにんに。お酒はキーちゃん、ミルクセーキはリエラっち。 オトナもオコサマも両方満足の飲み物準備はばっちりなのでスー! あとはー、ザ・養生!!(=▽=)b リューちゃん! どっちが早く治るか、最後の勝負でスヨー!!(拳ぐぐっ) |
■リュント To:ミァ&キルリック |
受けて立ってやろうじゃないか! 優良児に負けないくらいガンガンに飲んでやる!! 酒作りは任せたぞ! |
すでに戦闘モード!
■キルリック To:ALL |
私は、玉子酒の作り方知りませんよ。(きっぱり) まぁ、適当で良いなら作ってみますが・・・ 私は、リエラの作った、ミルクセーキを美味しく頂きたいので、自分で作っても玉子酒は飲みませんからね(苦笑) |
キルリックの玉子酒…。なんとなーく薬草とかが入っている可能性もあるかも?
■ミリスレスカ To:ALL |
ボクもミルクセーキにします……早くなおして帰りたいですぅ。 |
かくして無事、聖なる風邪にて村を救った一行。
次なる冒険は、いかなるものになるのだろうか……
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