01a 銀の綱亭、個室
個室の戸をノックする音。
応答するまもなく、おやじが首だけをひょいののぞかせる。
■おやじ To:ALL |
おう、注文呼んだか? なんだ、全然飲んでないじゃないか。 さあ、頼んだ頼んだ |
■キルリック To:おやじ |
では、今日入ったお勧めの食材で、一品作ってください。 飲み物は、少し濃いめのお茶でお願いします。 |
■おやじ To:キルリック>ALL |
ん?酒は飲まんのか? えーっと、お茶濃い目っと。 食い物は適当でいいんだな。 お次は? |
■ミリスレスカ To:おやじ |
え〜っと、ボクはあんまりおなか、すいてないですし……。 とりあえず、飲み物のおかわりをいただきたいです。 あ、スカンピンさんは……、どうなさいますか? |
接した経験の少ないドワーフ相手に、かなり緊張しているようだ。
ミァの分まで奪ってそうな勢いでケーキを貪り中
■スカンピン To:ミリスレスカ |
ん、わしか?(ムシャムシャ)・・・・そうじゃなぁ、食後にソーセージの盛り合わせにエールと・・・(ムシャムシャ)・・・適当に腹に入るものをたのもうかの。 |
■ミァ To:スカンピン |
ΣΣ( ̄□ ̄; お、おにょれスカぴん・・・・。 |
スカンピンの食べっぷりを見て、なにやらメラメラと燃えるミァ。
■ミァ To:おやじ |
くッ、こーしちゃおれないのでスー! ミーはそう簡単には負けまセーーーーン!!!ヾ(>x<) ――おやじぃ! ミーもソゥセージの盛り合わせを! そこのドワーフに負けないくらいに!! それから、えーとえーと、アップルパイに甘いミルクティー!(>▽<) |
スカンピンの不意打ち
■スカンピン To:ミァ |
くわんならこれも貰うかのぉ。 |
ミァの前方、フリーになっていたイチゴショートをヒョイパク♪
■ミァ To:スカンピン |
ΣΣ(○△○||| 最後に食べよーと取っておいた、でりしゃすイチゴショートが・・・!!! |
■スカンピン To: |
おぉ、これはまた。ムホホホホ。 |
顔が美味いといっている。
■ミァ To:スカンピン |
んきゃーーー!!!(>▲<。。 ミーだって、ミーだって・・・!!! |
スカンピンの前にあった、ベイクドチーズケーキをがぶり。
■ミァ |
・・・・・・・・(=▽=)(ぱぁぁぁあぁ♪) |
■スカンピン To:ミァ |
ノォォォ、それは次ぎいただこうかと思っていた。 |
■キルリック To:ALL |
・・・悪夢を見ている様です。 |
■ミリスレスカ To:ミァ |
ミァさん、ミァさん…そんなにトバしたら、その…太っちゃわないかなぁ? ほら、ドワーフのヒトって、かなりたくさん食べるって言いますし……。 |
ぽそぽそと、ミァに耳打ちしてみたり。
でも、自分も次のケーキをどれにするか、フォークがうろうろしてたりする。
■ミァ To:ミリスレスカ |
(もぐもぐごっくん)・・・んに、だいじょーぶでスヨー♪ ミーは毎日運動してますシー。 美味しいものを食べない方が、食べ物サンに失礼なのでスー。 だからミリィっちも、迷うことなくたぁっくさん食べるといーでスヨー(>▽<) |
■ミリスレスカ To:ミァ&おやじ |
そっか……そうですよね♪ 食べたぶん、ちゃんと運動すればいいんですよね♪ おやじさ〜ん、チーズケーキとイチゴショートと、それからアップルパイを追加で〜♪ |
■おやじ To:ALL |
あー、なんか豪華なもんばっかし頼んどるが・・・うちはツケはきかんぞ(^^; とりあえずあれだな、うちのデザートは全部出せってことだな(^^;; |
■キルリック To:ALL |
ミァの対抗心に火がついて、いつの間にか、私たちの食事まで食べられてしまいそうな勢いですね(苦笑) |
■ミァ To:キルリック |
んに、その時は追加オーダーすればいーだけでスヨー(けろり) |
■キルリック To:ミァ |
あなたの理論は、いつもいつも・・・ しかし、そのうち私もそんな理論が展開されていくのでしょうか。 |
■リエラ To:ミァ |
でも、その考え方っていいですよね、前向きで。 食料の限られる旅先では困っちゃいますけど…。 町にいるときぐらいはいいんじゃないですか? |
■ミァ To:リエラ |
えっへへ、ミーもちょこーっとは学びましたからネー。 旅先での食事は料理人リエラっちに従うですよー!(えへん) だから旅先でも、美味しい料理を期待してるのでスー(=▽=)ノ |
■スカンピン To:リエラ |
ほほう、リエラさんは料理が上手いのか。きたいしてしまのぉ。 |
■リエラ To:スカンピン |
あくまで素人料理ですけどね。 ……ミァちゃんやミリィちゃんに任せると、とんでもないことに…… だったら自分で作ったほうがいいですよね。 |
何かをあきらめたというか、達観した様子。
■キルリック To:リエラ&ミァ |
リエラには感謝しています、本当に。 ミァの考え方は、冒険者としては、必要であり、いい考え方なのかもしれませんね。 しかし、ミァのそれは、ただの能天気の様な気がしてならないのですが・・・ |
■ミァ To:キルリック |
んに? 天気なのはいーことでショー?(・x・) 晴れ晴れハレバレー♪ 脳は万年天晴れ青空なのでスー(・▽<)-☆ |
…なんとかにつける薬は無い。
■キルリック To:ミァ |
本当に、いい天気ですよ(笑) |
■オルフェ To:ミァ |
しかし、不思議だ……その身体の、どこにそれだけの量が入っていくんだろうね。 さっきもビーフを1ポンドも食べてたじゃないか。 |
ぽんぽんとミァのおなかを叩いてみている。
■ミァ To:オルフェ |
きゃーあ、リィダァってばせくはらー(>ω<) |
■キルリック To:ミァ |
言っておきますが、それは、おやつをおねだりする為の合言葉じゃあ、ありませんからね(びしっ!) |
■ミァ To:キルリック |
Σ違ったのでスカー!?(ががん) くぅ、素直にストレェトに行くべきだったですか……失敗でスー。。。 |
■キルリック To:ミァ |
慣れない事をするから、ですね。 |
■ミリスレスカ To:オルフェ |
え? 何を言ってるんですか、オルフェさん♪ ミァさんはグラスランナーなんですから、「ぐらすらんなー袋」に消えてるに決まってるじゃないですか〜♪ (゜▽゜) |
■ミァ To:ミリスレスカ&オルフェ |
んに、ミリィっちは詳しいですねー(頷き) そおです、ぐらすらんなー袋は無尽蔵! 素敵にぱわふる脅威の胃袋!! どんな料理もへっちゃららー♪ いっくらでーもおまかせあれい♪ |
■スカンピン To:ミァ |
グラスランナーにしておくにはもったいないくいっぷりじゃ。 |
■ミァ To:スカンピン |
にはははは! もっとミーを褒め称えると吉と出てまーースゥ♪(=▽=) |
■ミリスレスカ To:ミァ |
……え? ほ、ほんとに、あるんですか……? ぐらすらんなー袋……? 冗談だったのに……。 |
驚愕の新事実(?)
■キルリック To:ミリスレスカ |
ミリィ、確かに、ミァは、たまに良い事や、感心させられる事を言いますが、ミァの話を全て信じると、世界の事実と常識がずれますよ。 |
■ミァ To:キルリック |
・・・・たまにぃー?(不満そう) |
■キルリック To:ミァ |
ええ、たまにでも多いくらいですから。 で、ミァ、楽しいのは分かりますが(?)、グラスランナー袋(ぶらっくほーる胃袋)を持っているのはあなただけですから、あんまりミリィをからかうものでは、ありませんよ。 |
■ミァ To:キルリック |
でも、ミーのとっつぁんもかっつぁんも、にーちもねーちも、みぃ〜んなミーより食べてましたヨー? てっきり普通かと思ってまシター(・▽・) |
■キルリック To:ミァ |
・・・すいません、あなたに常識が通用しないのを忘れていました。 |
■リエラ To:おやじ |
私はサラダをお願いします。 あ、あと、先ほどおかみさんにたのんだ「木いちごのタルト」1ホールが焼きあがってたら、それもお願いします。 |
■おやじ To:リエラ |
タルトはもうちょっとかかる。まあデザート時には間に合うさ。 サラダは何をかける?マヨネーズでいいのか? |
■リエラ To:おやじ |
わ〜、おかみさん手作りのマヨネーズですか〜? ぜひ、それでお願いします。 |
■おやじ To:リエラ |
ああ。卵たっぷり特製マヨネーズさ。 んじゃ、それだな。 |
■オルフェ To:おやじ |
おやじさん、私はエールのおかわりを頂くよ。それからつまみになるものを、適当に盛り合わせでもってきてもらえるかな。 |
■おやじ To:オルフェ |
おう。じゃあ、串肉を適当に見繕ってくるよ。 あとはエールも追加っと |
■ミァ To:おやじ |
おやじぃひとりじゃー運ぶの大変な量の注文になってきた、っぽいですケドー。 料理、楽しみなので1つでも欠けちゃー駄目でスヨー♪(びっ) |
■ミリスレスカ To:おやじ |
えっと、お勧め食材の一品、ソーセージの盛り合わせ、サラダ、ケーキ……。 あと、飲み物のおかわりに、木いちごのタルトが1ホール……。 ……えっと、おやじさん。運ぶの、手伝いましょうか? |
指折り数えて確認して、料理の量と、ついでに金額が、ちょっと不安。
■おやじ To:ミリスレスカ、ミァ、ALL |
そうしてくれると助かるんだがな(^^; 隣と、その隣の個室も、おまえら並みにドカ食いする奴らなんだ。 俺とかみさんだけじゃとても追いつかんよ(--; |
■ミァ To:おやじ |
なあに、そのぶん店の売り上げがアッププーで、おやじぃウッハウハでショー(=▽=)ノ |
■おやじ To:ミァ |
そりゃそうなんだがな、この忙しさじゃ割には合わんよ(^^; こうなったらまた給仕を募集するかなぁ・・・ |
■リエラ To:ミリィ |
あ、ミリィちゃん、あとでさっき私が食べてた木いちごタルトもくるよ。 ほどほどにしておかないと食べられなくなっちゃわない? |
ミリィのハイペースな食べっぷりに、心配そうに言う。
■ミリスレスカ To:リエラ |
えっ?! ボク、そんなに食べてませんよっ?! (もぐもぐ) スカンピンさんとミァさんに挟まれて座ってるから、たくさん食べてるみたいに見えるだけですよぉ〜 (;>_<;) あ、でも木いちごタルトは食べます〜♪ (ごくごく) |
大食い2名につられたのか、いつもよりはペースが早かったりする。
■リエラ To:ALL |
……すごい勢いでテーブルの上の料理が……なくなっていく……。 おそるべし、グラスランナー袋……。 周りの人の食べるペースまであげてしまうなんて……。 |
ミァの隣に座らなくてよかったと胸をなで下ろしつつ、つぶやく。
■ミァ To:リエラ |
んに? 今度はリエラっちの隣に行くでスカー?(^▽^)? |
無邪気な善意。
■リエラ To:おやじ |
あ、じゃあ、そろそろ追加のお料理取りにいきますね。 盛り付けぐらいならできますから、お手伝いもしましょうか? |
■おやじ To:リエラ |
うれしいねぇ、じゃあ手伝ってもらおうかな。 そうだな・・・そしたら、厨房の中に入っちゃっていいから、 奥のタライから適当に野菜を出して、適当ちぎって皿に盛りつけちゃってくれよ。 マヨネーズはタライのすぐ上の棚に乗ってるボールの中だ。てんこ盛りにしちまってもいいぜ(^^ |