05b 三角塔、午後

学院の図書館にやってきた一行。
記帳時に学院内のコネを問われてひと悶着あったが、なんとか交渉して館内に入ることができた。
昼下がりの陽光が差し込む中央広間。
冒険者達の会話と足音によってその静寂は破られた。
■ウォルフ To:独り言
この物静かな雰囲気‥‥ん〜☆いいですねぇ☆落ち着きます☆

何気に感動しているらしいウォルフ(笑)
■カーガッド To:ALL
上手いこと目当ての情報が得られれば良いんですけどね。
とりあえず、手分けして文献をあたってみましょう。

■アズラ・ラ・ライト To:ALL
私はご本は読めないでしが、出してきた本を片付けるのとかは出来るでしから、手伝える事があったら言って下さいでしね〜

■ライル To:アズラ・ラ・ライト、ALL
ありがとう、アズラ^^
それじゃあ俺はこっちの文献調べてみますね。

と小声で言いながら書架の奥へ消えていくライル。
■カーガッド To:アズラ
アズラさん、良かったら文字の読み方を教えますから、一緒に調べましょうか?
では私はこちらの方をあたってみますね。

■アズラ・ラ・ライト To:カーガッド
わぁい、ありがとうございますです〜♪
お邪魔にならないように頑張るです〜。

■ウォルフ To:独り言
さて、それでは、と‥‥

司書らしき女性を目ざとく見つけると、そちらに歩みを進めるウォルフ。
■ウォルフ To:司書らしき女性
すみません☆竜族の生態について調べたいのですが、どの辺りになるのでしょうか?

にっこりと、とろけるような微笑みを浮かべつつ尋ねるウォルフ。司書の女性は、チェインの付いたメガネを少し下ろして、上目遣いにウォルフを見上げる。
■司書 To:ウォルフ
怪物関係の研究書物は2階南東端にございますわ。
竜族についてお知りになりたいなら、爬虫類の研究書物もお役に立つかと思います。

■ウォルフ To:司書
ご親切にどうもありがとうございます☆

再びとろけるような微笑みを浮かべつつ丁重に礼を述べると、2階南東端へと軽やかな足取りで消えていくウォルフ。
■リールォン To:ALL
さぁて、気合入れて調べましょ〜!

腕まくりしつつ、立ちそびえる本棚からめぼしい書物をテーブルに並べて、ページをめくるリールォン
■リールォン To:独り言
ををっ! たんぽぽの根っこもお茶として飲めるのかー、へーへー……。

……どうも、あまりリザードマンとは関係ないページを開いているようだ。
■アズラ・ラ・ライト To:独り言
……たんぽぽ……? お茶……??
……リザードマンってたんぽぽとお茶が好物なのかにゃ?

近くを通り掛かったアズラ。
リールォンの独り言の「たんぽぽ」「お茶」の部分だけが聞こえたらしい。
首を傾げつつそのまま通り過ぎる。
■カーガッド To:アズラ
(本を書架から持ってきて席に着く)
さて、この本から調べてみましょうか。
リザードマンの集落について……っと。
ここにありますね。読んでみますよ。

そう言って、書物の内容を読んで聞かせるカーガッド。
それは「20年程前に、人間の猟村規模の完成度を持ったリザードマンの集落が発見されたことがある」という内容だった。
残念ながらオランに関わった歴史は見つけることは出来なかった。
■ライル To:ALL
お疲れ様。
こっちは良い資料が見つかったおかげで結構調べられたよ。
取り合えず、ここを出ようか?

■メイプル To:ライル、ALL
もう当分本なんて見たくないわ・・
活字漬けってのは趣味じゃないわね。

■リールォン To:メイプル
そうですか? 僕は結構楽しかったですよ。
いろいろなことが分かったし、けっこうワクワクしました(^-^)

■メイプル To:リールォン、ALL
得な性格ね・・。
私は・・・ダメだわ。(つっぷし)

■ウォルフ To:ALL
そうですか?
私は日頃の喧騒を忘れて至福の一時を過ごせましたが☆
賢者の方々が研究に没頭する気持ちも良くわかりますね☆

のほほんとした表情でおよそシーフらしくない発言をするウォルフ。
■アズラ・ラ・ライト To:ALL
お疲れ様です〜。
一旦、銀の網亭に戻って一休みしながら報告し合いますですか〜?
ここにいるだけで何だか疲れちゃうです〜(何もしてないけど

■カーガッド To:アズラ&ALL
ここで話すのは迷惑になるでしょうからね。
次は銀の網亭で情報収集するつもりだったから、丁度良いでしょう。
戻って成果を纏めますか。

■ウォルフ To:ALL
そうですね☆丁度、小腹も空いてきましたし☆
一旦、戻ることととしましょうか☆

と、“食欲魔人”の名に恥じぬ(笑)発言をするウォルフ(笑)
■リールォン To:ウォルフ
頭を使うと、おなかすきますもんね(^-^)
頭が疲れたときはなにか、甘いものを食べるといいそうですよ。

■ライル To:リールォン、カーガッド
リールォンは物知りだね^^
俺もたまには甘い果物でももらおうかな。
それじゃあ行きましょうか。リーダー。

■カーガッド To:ライル&ALL
はい。
それでは皆さん、一旦銀の網亭に戻りましょう。