01a 銀の網亭、個室
一行はおやじから鍵を受けとり個室へと入っていった。
■ウォルフ To:ALL |
流石ですね。綺麗に片付けられています。 |
■ライル To:ALL |
ふぅ。やっぱり個室は落ち着くね^^ おやじさんが料理と飲み物を持ってくる前に、もう一度自己紹介でもしましょうか。 |
ライルは軽く咳払いをすると一礼をして話し始めた。
■ライル To:ALL |
カーガッド、リールォンとは以前一緒に冒険をしましが他の方々は初めてですよね。 俺はファリスに仕える神官戦士のライルと申します。 奇跡の御業を行なうにはまだまだ修行が不足してますが、戦士として皆さんの盾になれるよう頑張ります。 どうぞ宜しくお願い致します。 |
■カーガッド To:ALL |
次は私が……と言ってもメイプルさん以外の方とは面識があるんですけどね。 私はカーガッドと申します。メインは戦うことですが、後少々リュートを弾くことが出来ます。 これからしばらくの間、宜しくお願いします。 |
次は私が、と言いつつ端正な顔立ちの青年がおっとりとした口調で話し始める。
■ウォルフ To:ALL |
カーガッドさん,アズラさんとは少し前に共にある事件を解決しましたが、他の方々とは今回が初めてですね。 私はウォルフガングと申します。 西の果て、パルマーの出身でシーフを生業としています。 まだまだ修行中の身ですが、皆さん宜しくお願いします。 |
そう言って皆に頭を下げるウォルフ。
■リールォン To:ALL |
じゃ、次は僕が自己紹介させてもらいますね。 改めましてリールォン・オートゥホルンと申します。 いちおう、チャ・ザさまの神官戦士として冒険者してます(^-^) さきほど、ライルさんが言ってましたケド、ライルさんとカーガッドさんとは前にパーティを組ませてもらいました。 あ、あと冒険者の前はお茶とかを取り扱ってた商売人なんかもしてました。 おいしいお茶が飲みたいときは、いいお茶っぱを紹介しますよ(笑) それじゃ、みなさん、改めてよろしくお願いしますね。 |
■アズラ・ラ・ライト To:ALL |
次は私が〜。 名前はアズラ・ラ・ライトって言いますです〜。 えっと、ウォルフおにーさんとカーガッドおにーさんとは先の御仕事で御一緒させて頂きましたです^^ 私の事はアズラでもアズララでもアズライトでも何でも好きに呼んで下さいです♪ 綺麗なモノやキラキラしたモノ、お歌唄うのとかが好きです〜。綺麗なモノを探す為に冒険者になったですです☆ 手先はあんまり器用じゃないけど、鍵開けたりとか罠作ったりとか一応出来るです。 これから宜しく御願い致しますです♪(ぺこり) |
■メイプル To:ALL |
お茶はほうじ茶よ〜。あの香ばしさがたまらないわ。。 ・・自己紹介だっけ? 私はメイプルシードっていうの。 長ったらしいから、みんなメイプルってよんでくれてる。 最近は呪い師の真似事してることが多いわ。まだまだ精霊連中には遊ばれてるけど。 あっ、この槍は景気づけでもってるだけだから・・そっち方面の心得はあまりないの。まぁ・・そういう意味では、頼りになるお兄さまたちがたくさんいるから、嬉しいな。 |
■ウォルフ To:メイプル |
私はシナモンティーが好きですね。 パンプキンパイに良く合うんですよ。 それにしても‥‥私は頼りになるんでしょうか? |
そう言って、頬に人差し指を当て、小首を傾げるウォルフ。
■メイプル To:ウォルフ&アズラ |
そりゃーもー とりあえず、隠れさせてもらうので・・ね、アズラ?(笑) |
■アズラ・ラ・ライト To:メイプル |
でしよね〜。 か弱い乙女は勇敢なおにーさん方に守って貰うのが仕事でしから〜(笑 |
メイプルのスピアを見やりつつ、「か弱い乙女‥‥?」と思ったりするウォルフであった。
無論、口にも表情にもそんな思いはおくびにも出さないが(笑)
■カーガッド To:メイプル&ALL |
頼りになる、ですか……ご期待に添えるよう努力させて貰います。 さて、自己紹介も一通り終わりましたね。 注文した料理が届いたら乾杯でも……あ、でもその前に今回のリーダーを決めましょうか。どなたが良いでしょうか? |
■ライル To:カーガッド、ALL |
俺は誰でも良いよ。 カーガッドのような信頼できる堅実な資質も好きだし、まだ経験の少ない方のフォローでも構わないよ。 敢えて言うなら正義感の強い人物ならなお良いかな^^ |
■アズラ・ラ・ライト To:ALL |
リーダーでしかぁ……。 やっぱり人間やエルフの方の方が、交渉とかはスムーズにいくんでしょうにゃあ。 ……って、今回のパーティは私以外全員人間の方でしね(^^;;; |
■ウォルフ To:ALL |
私はカーガッドさんかライルさんが宜しいかと思いますが。 リーダーというものは主に戦士がなるものである、 という冒険者の間の不文律に従うべきかなぁ、と。(笑) |
口元に微笑を浮かべつつ、そうのたまうウォルフ。
■リールォン To:ALL |
僕もカーガッドさんかライルさんにお願いして頂けたらなと(^-^) 以前、パーティを組んだときにもカーガッドさんがしっかり、パーティの手綱を取ってくれましたし(笑)。 |
■カーガッド To:ライル |
これはどうやら、私達のどちらかに決まりそうですね。 私は引き受けても構いませんが、ライルさんどうされます? もしライルさんがやってみたいと言うことであれば、お任せしますが……。 |
■ライル To:カーガッド |
そういう事ならカーガッドにまたお願いしますよ。 これは持論なんですが… |
と言いながら部屋の壁にもたれかかり、自嘲の笑みを浮かべながら話し始めるライル。
■ライル To:ALL |
自分で言うのもなんですが、特異な場合を除いてリーダー役というものには特定の宗派を信仰してるのはあまり良いとは言えないと思うんだ。 仮に強烈なリーダーシップがあったとしても、多かれ少なかれ宗派の規範が制約となってしまう場合があるからね… その点カーガッドなら適任でしょう。 まとめ役をお願いできれば俺も安心して前線へ飛び込めるからね。 |
■アズラ・ラ・ライト To:独り言 |
ううん〜、そういう物なんでしか……。 何だか信仰って大変でしね……。 |
■ライル To:ALL |
もちろん、信仰っていうのはそんなにおかしな考えじゃあ無いよ。 少なくてもそれによって心の拠所が出来るし。 心の弱い人間にとっては良い面もあると信じてる。 誤解を恐れずに言えば、俺は「自分の生き方の理想」って感じで捉えてるんだ。 上手く言えないけど、俺が聞いたファリスの『声』はそういう事だと思ってる… まあ、そんな事は置いといて、リーダーはカーガッドで決まりで。 皆も異存は無いよね。 |
■ウォルフ To:カーガッド |
それではカーガッドさん、今回もリーダー役、宜しくお願いしますね。 |
と、にこやかにまとめるウォルフであった。(笑)