| 注文と依頼と | Scenario #122b |
| 職人魂 |
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| 銀の網亭 酒場 |
アップルとナミキ、ザンの三名は階下の酒場へとやってきた。
先程仕事仲間を組んだ時に貼られていた依頼書は、まだ辛うじて残っているようだ。
| ■おやじ To：ALL |
| おう、お前等。仕事見にきたのか？ |
と、手を休まずに聞くおやじ。
| ■アップル To:おやじ、ナミキ、ザン |
|
はい、お仕事探しと、料理の注文です。 そうね・・・パスタとサラダを大皿で・・・あとスープもつけてください♪ 飲み物は・・・ナミキとザンのお好みでどうぞ♪ |
| ■ナミキ To:アップル、ザン |
| あたし適当でいい。ザン決めて。 |
| ■ザン To:おやじ |
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エールを頼む。ノンアルコールもいるかな？ 適当に見繕ってくれ。 |
| ■おやじ To：ザン |
|
パスタとサラダ…とスープな。よしよし。 飲み物のほうは、エールと…ノンアルコールぅ〜……オレンジでいいか？それとも他の奴がいいか？ |
牛乳という選択肢も、一応あることはある。
| ■アップル To：おやじ |
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でしたら、ホットミルクと・・そうですね、紅茶をポットでお願いします。 （リセットもこれだったら、大丈夫よね＾＾） |
| ■アップル |
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依頼は・・・そうね・・・。 |
しばらく眺めたあと、適当な依頼を羊皮紙に書き写す。
| ■アップル |
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久々に護衛ものなんていいわね・・ これは・・癒し手がすくないから、ちょっと難しいかな・・・ |
| ■ザン To:アップル＞おやじ |
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護衛か……経費もちゃんと持ってくれるというのがありがたいな。 おやじ、このウィルト・レーザというのはどんな人物だ？ |
| ■おやじ To：ザン |
|
あー。ウィルトさんな。有名な職人さんだぞ。 ザンは…知らないかもしれないけど、アップルやナミキなら知ってるだろう？ |
アップルやナミキ。
…女性ならば知っていてもおかしくないという事だろうか？
| ■アップル To：おやじ |
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ウィルト？……レーザ？ ええと、れざーアーマーとかをつくってるひと……?……あぅ。。 |
おやじの視線に憐憫の雰囲気を感じて、たまらず切り返す。
| ■アップル To：ザン |
|
ねっねぇ…？ ザンさんとナミキ、知ってる？ |
| ■ザン To:アップル＞ナミキ |
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いや、残念ながら拙者には分からぬ。 ナミキ殿はどうだ？ |
| ■ナミキ To:アップル、ザン |
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そりゃもうさっぱりぱり。 あたし、ほかの人が作った服ってあんまり興味ないのよね。 |
その姿におやじ、ちょっとため息つき、
| ■おやじ To：アップル＆ALL |
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…冒険者やってるお前さんらには…難しかったか。 オランでも有数なレース編み職人だよ。 かなりの腕の持ち主でな。オラン内外から注文を受けてるそうだ。 |
| ■アップル To：おやじ |
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（そういうおやじさんだって冒険者あがりなんじゃないの〜（泣）） そ、そうなんですか・・・。ユ、有名なんですネ〜〜 |
ちょっとショックを受けているようで、語尾があやしい（笑）
| ■ナミキ To:アップル |
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まあ、レース編みじゃ命守れないし。 普通の女の子に戻る時に、勉強会でもするとしましょ。 |
| ■ザン To:ナミキ |
| つまり今は普通ではない、と。 |
いらん事を言うザン。
しーらないっ。
| ■ナミキ To:ザン |
|
おうよ。 ……悪い？ |
ジト目でにらむ。
| ■アップル |
| でも、この辺が手頃そうね・・・ |
開き直ったようだ。
| ■アップル To：おやじ |
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できれば、詳しく話を聞かせていただけませんか？ ここには３人しかいないので、料理ができたら一緒に個室で聞かせていただけると、みんなの意見も聞けると思います。お願いできますか？ |
| ■おやじ To：アップル |
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おう。わかった。 んー…この量を一人で運ぶのはちとキツイからな…少し待っててくれるか？ |
そう言い、答えも聞かずに作り始めるおやじ。
手早く作っているためか、そう時間もかからないようだ。
| ■おやじ To：ALL |
|
ほい、おまっとさん。 じゃ、いくか。 |
| ■アップル To：ザン、ナミキ |
| ねぇ・・・いま、おやじさんの手、いくつもあるように、ぼやけて見えたんだけど・・・疲れてるのかなぁ・・・？ |
残像?
| ■ザン To:アップル |
| さすがは元冒険者、といったところかな……。 |
妙な感心をするザン。
| ■ナミキ To:アップル |
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あの手つきができないと、一流のマスターとはいえないのかも。 おやじ道もなかなか奥が深そうね……。 |
| ■アップル |
|
そうよね・・・あの手の捻りがが・・・ぶつぶつ。 |
なにやら、依頼とは別の方向に入り込んでしまったらしい。
それはいいが、ちゃんと帰ってくるように！
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