村の混乱はある程度の落ち着きを取り戻していた。
オウルたちに案内され、一行は重傷者が運び込まれているマクドナルド邸にやってきていた。
屋敷中のベットと毛布は残らず使われていたが、
それでも足りない者もおり、屋敷の一階で思い思いに座り込んできる。
■オウル To:青年団達 |
デイン!グラント!みんな無事か!? |
床に座り込んでいる、比較的軽傷の若者達に次々に声をかけていく。
青年団といっても、そのほとんどは10代の若者達だ。
1、2体の骸骨は相手にできても、あの大群にはひとたまりもなかっただろう。
■オウル To:リシィア、ハティノス |
今夜見張りに立っていたドーソン達の傷が、一番ひどいそうだ。ちょっと見てくれないか・・・こっちだ。 |
オウルの案内で、特に重傷な者達が収容されている部屋へとやってきた。
リシィア、ハティノスは彼ら一人一人に、神聖魔法で癒しの光をあてがってゆく。
癒しの光を施された者は、むくりと起き上がり、不思議そうに自分の身体を眺め回している。
部屋にいた6人は、ほとんど無傷の状態へと回復した。深夜。呪歌の演奏を一段落させ、村人達の握手攻めからやっと解放されたギャスパー達が、広場から屋敷へとやってくる。
■ギャスパー To:ALL |
お、いたいた。 久しぶりに呪歌を歌ったから気疲れしたよ。なんとなく効いているみたいで一安心、と。(^^;; こっちの方はどんな具合だ? |
■ハティノス To:ギャスパー |
あ、ギャスパーさん、お疲れ様です(^^ えっと、こっちはさすがに全員の治療はできませんので、限られた方になってしまいましたが今治療を終えたところです(^^; |
■ギャスパー To:ハティノス&リシィア |
お疲れさん。 戦闘でも大活躍だったし疲れたろう。明日からが本番だし、今夜はとにかく休んでくれ。 |
辺りを見回してオウルを探す。
■ギャスパー To:オウル |
あ、オウルさん。悪いけど、司祭の二人にはちゃんとした寝床を用意してやってくんないかな? それと、できれば寝ずの番はあんたら村の人たちに任せて、俺たちも休ませてもらえると嬉しいんだけど…。 |
■オウル To:ギャスパー>ALL |
ああ、もちろんだとも!今夜はゆっくり休んで・・・といっても場所が無いか・・・。 一応、村唯一の酒場が宿泊施設にもなってるから、そちらを手配しておこう。 見張りは立ててはおくが、男手はほとんど役に立たない。 まあ、わめくぐらいができれば上出来さ。 |
■アルテナ To:オウル&ギャスパー |
わたしも見張りに立とう。夜目なら利くほうだ。邪魔にはならんと思う。 …それにさっきのスケルトンどもの動き…気になってな…眠れんのだ(苦笑 |
■ライラック To:ALL |
じゃぁ・・・・交代で見張った方が良いんでしょうね。 アルテナさんだって、徹夜しちゃったら大変ですし。 ボクは夜は見えないですけど、見張りのお手伝いくらいはできると思います。 ・・・・村の人たちにも色々お話を伺いたいですけど、夜が明けてからの方が良いですよね。 |
■リシィア To:ALL |
私達の仕事は、スケルトン達を操っている人物を突き止めて、発生の原因を根元から断つことです。 見張りは明日の行動に差し支えない程度にして、後は村の皆さんに任せて出来る限り休みましょう。 あれだけの数となると私達だけでは対処し切れませんので、守りに入ってもじわじわ追い詰められてしまうだけですからね。 |
■ギャスパー To:ALL |
明日は、撤退したガイコツどものあとを追うのかな? 結構体力使いそうだし、休めるだけ休んでおいた方がよさそうだよな。 |
■オウル To:ギャスパー>ALL |
うん、明日からの事もあるし、見張りは我々に任せて 今夜はゆっくり休んでください |
■アズラ・ラ・ライト To:ALL |
ふにゃ、だったら申し訳無いですが見張りは村の皆さんに任せて、私らは休ませていただきましょか〜。 今日はいろいろあったから、何だか疲れちゃったです〜 |
■ハティノス To:ALL |
そうですね(^^; では、酒場の方へいきましょう |