そろそろ夕暮れという頃、ベルンシュタイン家を後にした一行は『時の止まり木亭』へと戻ってきた。
中では気の早いウィルが旅支度を終えて待っていた。
■ウィル To:ALL |
あ、お帰りなさい。 どうしますか?準備は万端、もうすぐにでも出発できますけど。 |
■カーガッド To:ウィル, ALL |
遅くなりまして済みません。 せっかく準備して頂いたのに申し訳ないと思うんですが、 もう夜になりますので、出発は明日の朝一番で如何でしょう? |
■アリューム To:ウィル, ALL |
情報の整理をしたいし、疲れをとりたいしな。 |
■ライル To:カーガット、ウィル |
ウィルさん次第ですが、村を案じる気持ちも理解できます。 どうしても今すぐ動きたいというなら吝かではありませんよ。 |
■ウィル To:ALL |
そ、そうですね。どうにも気が急いてしまって...。 では今夜の皆さんの宿は、こちらでお取りしますね。 |
ウィルは止まり木亭のおやじの所に行って二言三言...おや?なにやら困った顔で戻ってきた...。
■ウィル To:ALL |
すみません。6人部屋が一つしか空いていないらしいんですけど、それでもいいですか? |
■カーガッド To:ウィル, ALL |
ちょっと相談してみます。 どうしましょうか、皆さん? 銀の網亭に戻って、明日の朝こちらに来るという手もあると思いますが……。 |
■ライル To:カーガッド |
女性だけ銀の網亭で休んでもらったらどうですか? 折角のご好意だし俺たちはウィルさんと休ませてもらいましょうよ。 |
目が貧乏を訴えかけている(笑)
■アリューム To:カーガット,ALL |
私もライルと同じ意見だ。 人の好意は素直に受け取る方べきだしな。 |
アリュームはライルの意思を受け取り間違っているようだ。(笑)
■リールォン To:カーガッド,ALL |
僕もかまいませんよ〜。 子供の頃は、孤児院で育っているので、たくさんの人と一緒の部屋で寝るのはヒサシブリです〜。 なんか、大勢の人と寝るのって、楽しく感じるんですよね(^-^) |
けっこう、不幸な生い立ちを、そうとは感じさせずにあっけらかんと発言するリールォンであった。とゆうか、あまり自分の生い立ちを不幸とは考えていないのだろう(爆)
■カーガッド To:男性陣 |
そうですね。ではそうしましょうか。 |
そして、キャンドルとティアに向き直って、確認するように言った。
■カーガッド To:キャンドル&ティア |
済みませんが、お二人ともそれで宜しいですか? |
■ティア to:カーガッド&キャンドル |
私は構わないわよ キャンドルは? |
■キャンドル To:ティア&ALL |
ええ、良いわよ。 護衛の依頼じゃないけど、それで良いんじゃない? 何点か気になることがあったと思うけど、情報を買いに行った方が良いかしら? 些細な事のような気もするから、わざわざ行かなくても良いような気はするんだけど・・・どう思う? |
■ライル To:キャンドル |
キャンドルが必要と思うなら行ったほうが良いと思うよ。 瑩末な事でも後々有用になってくるかもしれないし。 ベルンシュタインさんのほうは必要経費は認めるって言ってたから、受け取った手付けを情報収集料に使えるんじゃないかな。 |
■キャンドル To:ライル&ALL |
気にはなるんだけど、情報の買い方がね・・・ 本当に気になる方(他の冒険者達の事)は、ちょっと漠然としすぎてて、的確に欲しい情報を引き出せるかどうかが、微妙なのよね(苦笑) |
■ライル To:キャンドル |
(苦笑しつつ) 正直そっち(ギルド)方面の手配りは良く分からないな^^;; 今回の依頼とは直接関係ないなら無理に情報を買わなくてもいいよ。 まあ例の冒険者たちが向かった先が分かれば、遣り残しを見つける事も期待できるけどね。 |
■キャンドル To:ライル |
ん〜、厳しいかしらね。 他に、特に調べたい事が無いなら、今回は止めとくわ。 |