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030 銀の綱亭、昼


名士達が帰った後。
ようやく昼食にありつくことができるようだ。
■おやじ To:ALL
今日は朝から大変だったな、お疲れさん。
それにしても・・・まさかあの依頼人がジェレイドだったとはな。
俺としたことが、焼きが回ったかな。
お詫びというわけでもないが、昼食は俺のおごりだ。
好きな物を頼んでくれや。

■ライル To:おやじ
いえ。
俺達もあやしいとは思いつつ、結局は騙された訳ですから…。
でも、ご好意はありがたく受け取りますよ(^^
この間良い地鶏が入ったって言ってたでしょう。
それでソテーでも作ってください♪

■おやじ To:ライル
おう、まかしとけ

■レヴィック To:ライル>おやじ
朝からモテモテね、ライル。まー、今回のコトはアタシ達もイロイロ勉強になったってことよね。
あ、オヤジさん。アタシもライルと同じでよろしく〜♪

■おやじ To:レヴィック
チキンソテーだな、了解だ。
おまえさんはお偉いさんが来たときにゃ、姿が見えなかったがー?
ん?女の所か?

■レヴィック To:おやじ
女のところ?……だったらどれだけイイか…。
(やっと帰ってきたのにシャノンちゃんもフィオンちゃんもいないんだもの(泣))
残念ながらそう言うのじゃないんだけど。まぁ、アタシああいうの苦手なのよねー、メンドウで。

おやじは何とも言えない苦笑を漏らす
■ライル To:レヴィック
(苦笑しながら)
本当に面倒でしたよ(^^;;
まあ依頼人の代わりに報酬を頂いたのでそれに関してはありがたかったですが…。

そうだ。レヴィックさん、ザンさんから言伝を聞きましたよ。
レヴィックさんの取り分はザンさんを介してシェリアさんに渡しましたが、本当によろしかったんですか?

■ザン
(ま、拙者の取り分からはレヴィック殿へ返す借金分は抜いてからシェリア殿に渡したんだがな……)

と、心の中で呟くザンであった。
■レヴィック To:ライル
んー、全然問題なしヨ。
受けた仕事以外の報酬は期待してなかったし、なによりもカヨワイ女性には優しくしないとね〜♪

実際にはジェレイドに騙された挙句、死をもって勝ち逃げされた様な気がして「報酬」は受け取る気がなかったのだが、
そこは個人的な事情、ということで誤魔化してみたり(笑)
■ライル To:レヴィック
ふ〜ん…。

そういう考え方もあるんだなぁ、と思いながら厨房のおやじを見つめている。
■おやじ To:ライル、レヴィック
ほい、お待たせ。

■ライル To:おやじ
お。きたきた!
おやじさんの奢り、ありがたく頂きますね〜♪

■ザン To:おやじ
ほほう? おやじの奢りか?
拙者は今懐が非常に寂しいからな、この機会にたっぷりと食い溜めをさせてもらおう。
……おやじ、二言はないな。

言いながら、子供が悪戯するような笑みを浮かべる。
■シャッケル To:おやじ
ふむ。タダ飯なら、このわしも、なんぼでも腹に入るぞぃ?ひひひ。
今日はついておるのぅ。

食い気なら負けんぞ? と目が語っている。
■レヴィック To:オヤジ
良かったのかしらねぇ、奢りだなんて言ってw

■おやじ To:ザン、シャッケル
あ、あのな、厨房が空になったらお終わりだからな!

おやじはあわてて条件を付け加える
■ザン To:おやじ
そうか?
なら、今出せるだけの料理をまとめて持ってきてくれ。

けろりとそんな事を言う。
■おやじ To:ザン
う。覚えてろよ〜、残したら承知せんからな〜(TT

■ザン To:おやじ
ついでに、酒があると食が進むんだがな。
おやじ、残して欲しくなかったら良い酒の一本もサービスしてくれんか?(笑)

■おやじ To:ザン
ははは、笑えない冗談じゃあないか、ははは

目が笑ってない様に見える(笑)
■ルキシュ To:おやじ
あ、ボクもボクも♪
チキンのソテーにねぇ、紅茶。それからサンドイッチも食べたい☆

■おやじ To:ルキシュ
あいよ〜。あんまし食べ過ぎるとふとるぞ〜(笑)

リッキはしばらく沈んだ顔をしていたが、
おやじの“好きな物を”という言葉にぱっと表情を輝かせる。
■リッキ To:おやじ
あたし、リンゴジュースとアップルパイ〜♪
あとね、リンゴのタルトも〜♪

…どうもそれが昼食らしい(笑)
■おやじ To:リッキ
おまえさんはいつものやつだな。
俺としたことが、菓子作りまでうまくなっちまったよぉ

元気になったリッキを見て、おやじも少し安心したようだ。
■リッキ To:おやじ
えへへ(*^-^*)
あとでシェリアさんにも、リンゴあげようっと♪

言ってからふと真顔になる。
■リッキ To:ALL
シェリアさん…これから、どうしたらいいのかな…?

■ライル To:リッキ
そうだね…
シェリアさん自身が何かをしたいって思っているなら簡単なんだけど…。

■ザン To:ALL
その辺は、拙者たちが立ち入るべき部分ではない。
迷ったならば、助言はしてやろう。だがその上で決断するのは、あくまでも彼女だ。
良い友人もいるようだし、彼女ならばきっと大丈夫だろうよ。

■ライル To:ザン
…はい(^^

そこにシェリアがきょろきょろと周囲を見回しながら、食堂に降りてくる。
■ザン To:シェリア
おお、シェリア殿。
丁度良かった、一緒に食事にせんか?
……おやじの奢りらしいぞ。

■ルキシュ To:シェリア
沢山食べて、沢山動いて、沢山眠る! これが元気の秘訣だよ☆
まずは食べる事から始めよう♪

■シャッケル To:シェリア
うむ。健康は美容の基本ぢゃ。ひひ。

■シェリア To:おやじ>ザン、ルキシュ、シャッケル
え、え、あ、じゃあみなさんと同じ物をお願いします。
でも〜、私元気ですよ〜?
わあ、おいしそうですね〜!

ゆっくり休んだせいだろうか、顔色も良い。
シェリアの笑顔をはじめて見たような気がする。
こうしてみると結構な美人だ。
■リッキ To:シェリア
おやじさんのお料理はとってもおいしいんだよ〜♪
はい、あ〜ん♪

リンゴのタルトをフォークでとって、口元に差し出す(笑)
シェリア、恥ずかしそうに躊躇しながらも、タルトの端をパクっとかじる
■シャッケル
おおぅ、ほほえましいのぅ♪

爺ぃはその様子を見て嬉しそうだ。
■リッキ To:シェリア
えと、シェリアさん、これからどうするの?
レッドさんとこれからのこととか、お話ししたの?

■シェリア To:リッキ
ええっと・・・あの人の事はよく分からないです。
この街で一緒に暮らそうって言ってくれたんですけど、
なんかしっくりこなくって・・・。
それより、あの村、アウスでしたっけ?
ああゆう静かな村で暮らす方が私には合ってるかなあ

■ザン To:シェリア
自分に何が出来るのか、そして自分は何をしたいのか。
それをじっくりと考えることだ。
分からないことがあれば、答えよう。困った事があるなら、手伝おう。
……拙者には、それしか出来ぬ。

■シェリア To:ザン
そうですね・・・ゆっくり考えてみます。
案外、私も狩人が向いてるかもしれませんね

シェリア、ザンににっこりと微笑む
■シャッケル To:シェリア
んむ。たしかに自然の中で暮らすのは良い。
街でのせわしない生活とは違った豊かさがある。

■ライル To:シェリア
アウス村ですか…

刹那、苦い顔にを見せるライル
■ライル To:シェリア
あなたは覚えてないかもしれませんが、あの邪教の村で暗黒神の生贄になりそうだったんですよ?
あそこは悲しい思いに満たされています。
正直アウス村だけはお勧めしませんね。
もっとも…

一転してやわらかく微笑み
■ライル To:シェリア
これからアウス村に行って事後のことを済ませにいくつもりです。
その結果如何によっては、その選択も良いかもしれませんね。

■シェリア To:ライル
そうですか?そんなに嫌な感じはしませんでしたが・・・
むしろ安心するというか、懐かしい感じがしましたけど、
・・・なぜなんでしょうね

■シャッケル To:シェリア、ライル
ぬしの失われた記憶の残滓が、そうさせるのかも知れんのぅ。
ぬしが望むのであれば、それを尊重したいところぢゃが…
…ところでライルよ、アウスには一人で行くつもりなのかね?

■ライル To:シャッケル
え?
ええ、一応そのつもりです。
もはや今回の件は完結しましたから。
ここからは個人的信念による事情なので、皆さんにご迷惑を掛ける訳にはいきません。

■ザン To:ライル
ライル殿、それは違うだろう。
関わった者が収まるべき所に収まるまでを見届けて、それで初めて完結というのだ。
それに、仲間がまだするべき事があると言うなら、それに付き合うのは当然だ。
少なくとも拙者はそう考えるが?

■レヴィック To:ザン、ライル
そうね、ザンの意見にサンセイ。
村まではアタシも付き合うわ♪

■リッキ To:ライル&ALL>シェリア
あたしも〜、行く行く〜♪
シェリアさんも、いっしょに行こう〜♪

■シェリア To:リッキ>ALL
はい、みなさん一緒なら安心ですね

■シャッケル To:ALL
ふむ。考えることは皆一緒というわけか。ひひひ。

■ライル To:ザン、レヴィック>ALL
みなさん…。
分かりました。ご都合の付く方は是非一緒に来てください。
明日にでもアウス村へ行きましょう!


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