日没して直ぐにアウスの村に到着した一行。
村の所々で焚き火の光が灯っている。
どうやら夕食時のようだ。
一行の到着に気づき、村人の一人が声をかけてきた。
■村人 To:ALL |
おや、旅のお方ですかな。 ようこそアウスの村へ! 今夜はここで休まれますか? 何もない所ですが、ゆっくりしていってくだされ。 |
■ライル To:村人 |
はじめまして(^^ 焚き木の光に誘われてしまいました。 ここまで歩き通しでしたので、お言葉に甘えて休ませていただきますね♪ |
■リッキ To:村人 |
こんばんわ〜♪(耳をぴこぴこ) ゆっくりしていいの? ありがと〜♪ |
無警戒ににこにこと笑顔をふりまくリッキ。
で、なにげに辺りを見回してみる。
既に辺りは暗くなっており、
火の周囲しか窺い知る事はできない。
村といっても住居らしきものは中央の丸太小屋1件のみ。
その周りに5つの天幕が雑然とならんでいる。
焚き火の周りに居る村人は全部で12人。
特にこちらを気にする者はいない。
■村人 To:リッキ&ALL |
ああ、今ちょうど芋粥を炊いていた所です。 よかったら一緒にどうですかな? |
その男が指差した先には、
大きな鉄鍋がグツグツ吹きこぼれている。
火の周りにさした串肉の香ばしい匂いが食欲をそそる
■リッキ To:村人 |
わぁ〜♪ |
身を乗り出して鍋を覗き込んで、目をきらきら。
■シャッケル To:村人、 |
おおぅ。老人に親切なものには福が舞い込むというぞぃ。 お言葉に甘えて、ご相伴に預かるとするかのぅ。ひひひ♪ |
■レヴィック To:村人 |
アタシも頂こうかしら〜♪ |
■ライル To:ALL |
みなさん失礼ですよ(^^;; |
■ザン To:ALL |
拙者が食うと皆の分が無くなってしまいそうだからな……。 それに、正直言って芋はちと苦手だ。せっかくの申し出だが、拙者は遠慮させていただく。 |
一応警戒して遠慮しておく。
ちなみにこれは方便であって、ザンは大食漢でも芋嫌いでもない。念のため。
そこにもう一人、一行に気づいた者が近づいてくる。
村人は「村長さん」と声をかける
■村長 To:ALL |
こんばんは、旅の方。 この村の代表のホラドリックという者です。 見ての通り酒場も宿屋も無い所ですが、もしよければうちにお越しください。 小さな小屋ですが外で寝るよりは良いかと思いますよ。 |
■リッキ To:村長 |
わぁ〜、いいの? 村長さん、いいひとだね〜♪ |
にこにこ、目的を半分忘れかけてるかも。
■ザン To:ホラドリック |
ありがたいお言葉だが、見ての通り我々は大所帯だ。 押し掛けてしまって、迷惑にはならんか? |
■ホラドリック To:ザン&ALL |
そうですね、ちょっと狭くなりますがまあ大丈夫でしょう。村の寄り合いで使っている場所ですから、それなりに綺麗な所ですよ。 |
■レヴィック To:ホラドリック>ALL |
そちらがご迷惑じゃないって言うなら…お願いした方がいいかもしれないわね。村の変なところで野宿するよりは傍目にもいいと思うし。 |
■ライル To:レヴィック、ホラドリック |
そうですね。 幾許かの金銭ならお支払いできますので、是非そこで一泊させていただけますでしょうか? |