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011 アウスの村、夕刻


日没して直ぐにアウスの村に到着した一行。
村の所々で焚き火の光が灯っている。
どうやら夕食時のようだ。
一行の到着に気づき、村人の一人が声をかけてきた。
■村人 To:ALL
おや、旅のお方ですかな。
ようこそアウスの村へ!
今夜はここで休まれますか?
何もない所ですが、ゆっくりしていってくだされ。

■ライル To:村人
はじめまして(^^
焚き木の光に誘われてしまいました。
ここまで歩き通しでしたので、お言葉に甘えて休ませていただきますね♪

■リッキ To:村人
こんばんわ〜♪(耳をぴこぴこ)
ゆっくりしていいの? ありがと〜♪

無警戒ににこにこと笑顔をふりまくリッキ。
で、なにげに辺りを見回してみる。

既に辺りは暗くなっており、
火の周囲しか窺い知る事はできない。
村といっても住居らしきものは中央の丸太小屋1件のみ。
その周りに5つの天幕が雑然とならんでいる。
焚き火の周りに居る村人は全部で12人。
特にこちらを気にする者はいない。
■村人 To:リッキ&ALL
ああ、今ちょうど芋粥を炊いていた所です。
よかったら一緒にどうですかな?

その男が指差した先には、
大きな鉄鍋がグツグツ吹きこぼれている。
火の周りにさした串肉の香ばしい匂いが食欲をそそる
■リッキ To:村人
わぁ〜♪

身を乗り出して鍋を覗き込んで、目をきらきら。
■シャッケル To:村人、
おおぅ。老人に親切なものには福が舞い込むというぞぃ。
お言葉に甘えて、ご相伴に預かるとするかのぅ。ひひひ♪

■レヴィック To:村人
アタシも頂こうかしら〜♪

■ライル To:ALL
みなさん失礼ですよ(^^;;

■ザン To:ALL
拙者が食うと皆の分が無くなってしまいそうだからな……。
それに、正直言って芋はちと苦手だ。せっかくの申し出だが、拙者は遠慮させていただく。

一応警戒して遠慮しておく。
ちなみにこれは方便であって、ザンは大食漢でも芋嫌いでもない。念のため。
そこにもう一人、一行に気づいた者が近づいてくる。
村人は「村長さん」と声をかける
■村長 To:ALL
こんばんは、旅の方。
この村の代表のホラドリックという者です。
見ての通り酒場も宿屋も無い所ですが、もしよければうちにお越しください。
小さな小屋ですが外で寝るよりは良いかと思いますよ。

■リッキ To:村長
わぁ〜、いいの?
村長さん、いいひとだね〜♪

にこにこ、目的を半分忘れかけてるかも。
■ザン To:ホラドリック
ありがたいお言葉だが、見ての通り我々は大所帯だ。
押し掛けてしまって、迷惑にはならんか?

■ホラドリック To:ザン&ALL
そうですね、ちょっと狭くなりますがまあ大丈夫でしょう。村の寄り合いで使っている場所ですから、それなりに綺麗な所ですよ。

■レヴィック To:ホラドリック>ALL
そちらがご迷惑じゃないって言うなら…お願いした方がいいかもしれないわね。村の変なところで野宿するよりは傍目にもいいと思うし。

■ライル To:レヴィック、ホラドリック
そうですね。
幾許かの金銭ならお支払いできますので、是非そこで一泊させていただけますでしょうか?


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