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009 出発の朝


夜の喧騒とは比べるべくもないが
銀の網亭の1階は朝食を取る客達で賑わっている。
■トロア To:ALL
みなさんおはようございます。
今日からよろしくお願いします。
では朝食と準備を済ませてから出発しましょう。

■ザン To:ALL
うむ。
みな、準備は良いか? ひょっとしたら、この仕事が終わるまでオランには戻ってこれんかも知れんからな。
拙者も朝食を済ませたら、改めて荷物を確認しておこう。
……といっても、確認するほど大した量もないのだがな(^^;)

■リッキ To:ザン&ALL
おなかへった〜♪ ごはんごはん♪
あたし、準備はばっちりだよ〜。

足元に置いた大きな背負い袋を指差して得意げ。
ちなみに、中身の1/4はリンゴだったりする。
■レヴィック To:ザン、ALL
アタシも昨日のうちに済んでるわ♪

■トロア To:ザン&ALL
水と食料であれば途中の村でも補給できますが、
その他の装備は揃えていった方がいいですね。
途中、野宿になる箇所がありますので、
マントか毛布はあった方がいいですね。

■リッキ To:トロア
毛布もマントもあるよ〜。だいじょぶ♪
雪がいっぱい降るところに行ったときに、買ったんだよ♪
ね、アウスって寒い?

■トロア To:リッキ
この季節ならば日中は暖かく、夜は冷え込むかと思います。森に入れば多少ましになるとは思いますが・・・

■おやじ To: ALL
お、みんな揃ってるようだな。
昨夜も遅くまで情報収集してた奴もいたようだが・・・
どうだ、何かめぼしい情報は手に入ったか?

■ザン To:おやじ
あー……その辺は、他の連中に任せてある。
仲間が優秀なのでな、拙者の出る幕はなかった。

ぽりぽりと額を掻きながら、ちょっと恥ずかしそう。
■リッキ To:おやじさん
あたし、ノームとお話したあと、寝ちゃった(^^;)

同じく頬をポリポリ。
■おやじ To: ザン&リッキ
うむ、身体を休めるのも立派な仕事だからな。
特にリッキは疲労してると魔法が使えなくなるんだから
気をつけなきゃいかんぞ

■レヴィック To:おやじ
ま、アタシ達以外のメンバーが頑張ってくれてるから大丈夫デショ。

ザン、リッキに続いて情報収集はしてないレヴィック(笑)
■ルキシュ To:ALL
おっはよー☆
ギルドの方はさっぱりだったよー。
えーっとね、かくかくしかじか……

自宅に戻っていたらしいルキシュは、たどり着くなり話し始める。
そこにライルが二階から登場。
■ライル To:ALL
くそ、昨日はシャッケルさんが一緒だったから夜食をせびり損ねた…(>_<)

おや、みなさんもう揃っていたんですね(汗)
深夜に帰宅したので報告が遅れてすいませんでした。
こちらの掴んだ情報は……

ライルはテーブルにつくと昨日の話を要点をかいつまんで説明した。
■おやじ To:ALL
ふむ、トロアさんの奥さんについては判らず終いか。
まあだからこそトロアさんもうちに依頼を持ってきたんだろうがな。
死んでる情報が無いんなら、まだ希望はあるんじゃないか?

■レヴィック To:おやじ>ルキシュ、ライル、ALL
そぉね、ある意味イイ情報ってコトになるわよね。
ルゥちゃんも、ライルもご苦労様〜

■ライル To:ALL
いえ、大した事聞き出せなくて…
そう…ですね。イイ情報だと思いましょう(^^

そこへ爺ぃは外から入ってくる。…便所にでも行っていたのかズボンの紐を結びながらだ。
■シャッケル To:おやじ、ALL
おお、なんじゃ、皆起きとったのか。
わしらの情報はな……ん?

ライルが話し終わったらしいことに気づいた。
■シャッケル To:おやじ、ALL
…というわけぢゃ。報告ご苦労ぢゃった、ライルよ♪

■ライル To:ALL
はは…(乾いた笑い)
さてと早速ですがアウス村へ出発しましょうか!


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