銀の網亭には個室がある。
冒険者たちが出かけていく前の宴会にしか使われていないという噂もあるが、そこは気にしてはいけない。
そして今日もまた、出来上がったばかりのパーティに一室があてがわれた。
ちなみにおやじは忙しいらしく、鍵を放り投げてきただけで案内してはくれなかった。
■ザン |
ここ……で、良いのかな? |
手渡された鍵と部屋の番号を確認する。
間違ってはいないらしい。
■シャッケル To:ザン |
間違いなかろう。ほれ、早いところ開けて中へ突入するのぢゃ。 後がつかえとるぞぃ。ひひ。 |
■ザン To:シャッケル |
こら、押すな。 危ないではないか。 |
言いながらも鍵を開け、中に入る。
■ルキシュ To:ALL |
久しぶりの冒険だ〜♪ わくわく……。 |
色々腕いっぱいに料理を抱えつつ、後ろから部屋の中を覗き込む。
■ライル To:ALL |
お〜い。早く入って〜(^^;; |
こちらも酒類を小脇に抱えつつ、後ろから声をかける。
■リッキ To:ALL |
ひゃぁ〜、こぼれる、こぼれるよぉ〜(@_@) |
特大ジョッキのリンゴジュースを両手に抱えて、あたふた。
■レヴィック |
うーん。なんだか皆のおかげでアタシ身軽で済んじゃった〜♪ |
手持ちは、自分のエールだけ(笑)
■ザン To:後ろの人たち |
でぇい、押すなと言っとろーに。 今入るから、少しは落ち着けっ。 |
いきなり部屋の前で騒ぎ出した面々ではあったが、なんとか宴会の用意も整えて。
■ザン To:ALL |
さて、では乾杯といくか。 皆と共に仕事を出来る事に感謝し、そして無事成功する事を願って。 |
■リッキ To:ALL |
うん。頑張ろうね〜♪ かんぱ〜い♪ |
リンゴジュースのジョッキを高くかかげる。
腕がちょっとぷるぷる(笑)
■レヴィック To:ALL |
ヨロシクー♪ |
■シャッケル To:ALL |
おう。乾杯ぢゃ♪ |
■ルキシュ To:ALL |
かんぱ〜い♪ |
■ライル To:ALL |
よろしく♪ |
ザンの音頭を皮切りにエールやらワインやらリンゴジュースの雫が部屋の床を軽く濡らしささやかな宴会がはじまった。
■ザン To:ALL |
……ところで、皆お互いに組むのは初めてか? 少なくとも拙者はこの中に知り合いはいないが。 まあいい、丁度良いから改めて自己紹介といこう。 拙者はザン、見ての通りの戦士だ。力と体力にはそれなりの自信がある。 まぁ、イザという時の盾代わりくらいにはなれるだろう。 |
■シャッケル To:ALL |
頼もしいことぢゃ。この哀れな爺ぃが危なくなったらよろしく頼むぞぃ。ひひ。 …んむ、たしかに、わしも皆とは初めてぢゃな。 わしは野山で暮らした経験があるでな、野外の植物や動物などのこちには?ちと詳しいぞぃ。スリングの腕も捨てたもんではないと思うとる。 あとは、そうさな、これでも人の世で長くすごしておるから、そこそこは世間の事象にも通じておるつもりぢゃよ。 わからんことがあれば、なんでも聞いとくれ。ひひひ。 |
…笑い方が、信用をごりごり削り取っている。
■ザン To:シャッケル |
ふむ。ではシャッケル殿、一つ尋ねたい。 |
レヴィックを指差しながら、そっと耳打ち。
■ザン To:シャッケル |
……アレは一体、どういう種類の人間なのだ? |
酷い事を聞くものだ(笑)
■シャッケル To:ザン |
む、んむ…あれは、そうさな… そう、50年くらい昔に聞いたことがある。あれは『女マニア』というものに似ておるのぅ。 無類の女好きが高じて、形態模写が習慣になってしまった人間で、珍種中の珍種ぢゃ。 |
それはちょっと嘘くさい。微妙に目が泳いでるし。
そしてそれをちゃんと目の端にとらえているレヴィック(笑)
■シャッケル To:ザン |
ほ、ほれ、ザンよ。ルゥの自己紹介が始まるぞぃ。 |
■ルキシュ To:ALL |
みんな初めましてだねー♪ 僕はルキシュ・パーシェ。ルゥって呼んでね☆ オラン出身で、チャ・ザの神官だよ。でも母親がシーフだったせいで、そっち方面も多少出来るよ。街の事ならちょっとは詳しいからね♪ これからよろしくね〜♪ |
■リッキ To:ルキシュ |
シーフのお仕事もできるんだぁ。すごいね〜♪ ね、ね、ルゥは何が得意? 変装? 鍵開け? お空を飛ぶこと?? |
最後のは謎(笑)
■ライル |
空飛べるのか・・・すごいなあ(天然) |
■ザン To:ルキシュ&ライル |
高位の魔術師ならば、空も飛べるらしいが……。 ルゥ殿は神官だろう? |
■ライル To:ザン |
な〜んだ…残念(しょぼーん) |
■ルキシュ To:リッキ |
ほえー、いくらなんでも空は飛べないよー。 そだねー、変装とか、忍び歩き、とかかなぁ。 失敗も多いけどね(汗) |
■リッキ To:ALL |
そうなんだぁ〜。 あ、えっと、あたし、リッキだよ〜。 精霊とお話しするのが得意だよ♪ あたし、ずっと森で暮らしてたから、オランに来てからも、わかんないこと多いけど、でも、一生懸命がんばるね〜♪ あたし、弱いけど、精霊が強いから、だいじょぶだよ〜。 よろしくね〜♪ |
笑顔を振りまきつつ、耳をぴこぴこ。
■ライル To:ALL |
俺はライル・クレイバードです。 前回の依頼をしている時に聞こえた『声』の意味を知る為に冒険をしています。非力ですが一応剣も使えますのでよろしく! |
■リッキ To:ライル |
? 声ってな〜に? 誰かに呼ばれたの? |
首を傾げてライルを見る。
■ライル To:リッキ |
呼ばれた…そうなのかな? あの時はもっと違った言葉を聞いた気がしたんだけど… |
(あれがファリス様の『声』だったんだろうな…)
癒しの奇跡をいつの間にか使えるようになった手をじっと見つめながらつぶやくライル。
■ライル To:レヴィック |
あ、えーとあとはレヴィックさん…でしたっけ? |
■レヴィック To:ALL |
じゃぁ、最後はアタシかしら?名前はレヴィック=アルドー。一応オランの出身よ(…貴族っていうのは言わなくてもイイわよね。) いつもはフィオンちゃんとかシャノンちゃんって言うカワイイ女の子達と仕事してるんだけど今回はアタシだけココに置いてけぼりなの。とりあえずアタシが出来ることは……そうねぇ。 東方語でしょ、上位古代語と、下位古代語、精霊語、エルフ語にマーマン語、インプ語とケンタウロス語がしゃべれるくらいかしらね♪ それ以外は…特にないわねぇ。 |
にっこりと微笑みつつ…役立たずをアピール。
■レヴィック To:シャッケル、ザン、ALL |
あ。それからこんなしゃべりかたしてるけど珍種なんかじゃないんでヨロシクねぇ? |
先ほどの微笑みから一転「にやり」と含み笑いをシャッケル達に向けるw
■シャッケル To:レヴィック |
んお!? いや、な、なんのことやらわしにはとんとさっぱり?(汗) |
顔がこわばる爺ぃ。
■ザン To:レヴィック |
う゛(汗) ……し、失礼した。 |
苦手なタイプである事にに変わりはないらしい(笑)
■レヴィック To:ザン |
イエイエ〜♪ |
にやり笑いはなお続く…(笑)
■リッキ To:レヴィック |
すご〜い、いっぱいしゃべれるんだぁ♪ でも、レヴィックは、どうしてそんなしゃべり方なの〜?(直球) |
何がどうというわけではなく、素朴な疑問らしい(笑)
■レヴィック To:リッキ |
へ?そぉねぇ…何でって言われると…癖みたいなものだしねぇ…(しばし考え)ま、なんとなく…ってところね。 そのうちゆっくり話してあげるわよ?(にっこし) |
■リッキ To:レヴィック |
ふ〜ん…… じゃ、約束ね〜♪ |
にこにこ。
■ザン |
(特に理由がないのなら、そんな妙な口調など使わなければ良かろうに……) |
どうもレヴィックに対しては腰が引けているようである(笑)